最新更新日:2024/06/13 |
3月6日(水) 第77回卒業証書授与式 夢の実現にむかって(校長室)卒業式では、みなさんの門出に際し、「今を懸命に生きてほしい」という、私の思いを伝えました。 〈校長式辞より〉 日々の生活では、予期していないことや、気持ちを切りかえなければならないことが何度も出てくるものです。しかし、どんな場面に遭遇しようとも、「不運だ」「もうできない」とあきらめるのではなく、「まず、できることから始めよう」と、とらえ直すことができれば、人はまた前進することができます。そして、懸命に生きて、のりこえた時、結果はどうであろうと、そのことはもう不運ではなくなっているのです。 多くの経験を重ねる中でたくましく成長してきたみなさんは、これから社会という厳しい大海原に出航しようとも、荒波を乗り切っていけるはずです。自信を持ってください。 みなさんが、自分自身の人生を、一生懸命生きて、未来を拓いていくことを心から願っています。 令和六年 三月 六日 一宮市立中部中学校長 伊 藤 基 生 3月5日(火) 令和5年度 3年生修了式(校長室)〈校長式辞より〉 みなさんと初めて出会った4月の頃に比べれば、この1年間だけをとっても、みなさんは確実に人間的に大きく成長したと思います。その成長を本当に頼もしく、そしてうれしく思います。 これから自分の進むべき道は、最終的には自分自身で決定していかなければならなくなります。 とはいうものの、時には今歩んでいる道ではなく、もう一方の道を進めばよかったと後悔することがあるかもしれません。しかし、どっちの道を選んだかということにこだわるよりも、選んだ道でどう生きていくのか、という視点で考えた方が、よりよく生きていけるような気がします。 自分のおかれた場所で、世界で一つしかない「自分という花」をどう咲かせるのか。そこが大切なポイントだと思います。 今回卒業を迎える中部中学校の3年生・239名についても、それぞれの人によって、花を咲かせる場所や時期はまったく違うと思います。なかには早くに花を咲かせる人もいるでしょう。でも、がんばってもなかなか芽が出なかったり、花を咲かせることができなかったりする人もいると思います。 人間というのは、人が花開いて成功していると、どうしても焦ってしまうものです。しかし、人と比較するのではなく、焦らず腐らず諦めず、自分が精いっぱい取り組んでいれば、必ず花は開きます。そう信じて、自分のペースでよいので一歩ずつ前に進んでいってほしいと思います。 |
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