最新更新日:2024/06/02
「中中っていいな」「中中っていいよね」と自分たちが思える、周りからもそう思ってもらえる「誇れる学校」を、先生と生徒のみんなでつくっていきます。

3月24日(金) 卒業証書を授与してもらいました。感謝感激です。(校長先生より)

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 本日、生徒のみなさんから卒業式をしてもらいました。そして、生徒を代表して生徒会長から卒業証書を授与してもらいました。この年齢になって生徒のみなさんから卒業式をしてもらい、卒業証書を授与してもらえるなんて、なんと幸せなことでしょう。そして、素晴らしい「生徒による呼びかけ」までしていただきました。あたたかい呼びかけに、とても感激をしました。下校時にも、たくさんの中中生に「校長先生、卒業おめでとうございます。」「お疲れさまでした。」と声をかけてもらいました。生徒のみなさんの頑張りに支えられて、これまでやってこられました。本当にありがとうございました。中中生のみなさん、これからも「やりきる中中スピリッツ」で頑張ってくださいね。これからもみなさんのことを応援しています。

3月24日(金)令和4年度中部中学校校1・2年生修了式 校長先生のお話

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 本日、令和4年度中部中学校校1・2年生修了式が行われ、校長先生のお話がありましたので、その概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要> 

先ほど代表の生徒を通して、みなさんに修了証を渡しました。修了証というのは、それぞれの学年の課程を無事終了した証明です。家に帰ったら、成績だけ見るのではなく、記入されている内容をしっかりと読んで反省し、一年間を振り返るとともに、次なるステップの参考にして欲しいと思います。そして、修了証は、大切に保管をしてくださいね。

今年度も、まだまだ新型コロナウイルス感染症の影響があって、授業や行事、部活動などの学校生活に制限があり、思い通りにできなかった一年でした。そのような中でも、なんとか行事等も実施し、こうして修了式を迎えられたのは、みなさんの頑張りもあるし、みなさんを支えてくれた保護者の方々、地域の方々、学校の先生や職員の方たちなどの多くの人たちのバックアップがあってのことですから、支えてくださった全ての方々に感謝の心を忘れないでほしいと思います。

今週22日の水曜日に、WBC(ワールド ベースボール クラシック)の決勝がありました。見事に侍ジャパンが優勝しましたね。テレビや新聞はこの話題ばかりだったので、みなさんもよく知っていることだと思います。侍ジャパンは準決勝、決勝と幾度もピンチを迎え、「これはもう負けだな」と思う場面が幾度とありましたが、選手は決してあきらめず全員の力でそのピンチを乗り越えて優勝を勝ち取りました。校長先生は、そこが素晴らしいと思いました。最後まであきらめずに最善を尽くすこととチームワークの大切さを学んだWBCの大会でした。

最後まであきらめずに最善を尽くした人で、校長先生がものすごく尊敬している人がいます。それは、車いすテニスの「国枝慎吾さん」という人です。
国枝慎吾さんのことを簡単に紹介します。国枝さんは、9歳のある朝、体に異変が起こり、足がまったく動かなくなりました。脊髄に病気が見つかり、手術を受けることになりました。手術は成功したのですが、二度と歩くことはできないと医者から告げられたのです。11歳のとき、お母さんの勧めで車いすテニスを始め、自分が輝ける場所を見つけ、夢中になっていったのです。そして車いすテニスの腕前はどんどんと上達していきました。

国枝慎吾さんは、グランドスラム(全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン、全米オープン)車いす部門で、男子世界歴代最多となる計50回(シングルス28回、ダブルス22回)優勝の記録保持者です。
パラリンピックでは、2004年アテネから2020年東京まで、金メダルをシングルスで3個、ダブルスで1個獲得しています。
そして、2023年1月22日に、世界ランキング1位のまま現役引退を表明し、同年3月3日、政府は国枝選手に対して国民栄誉賞を授与することを決定しました。
先日、国民栄誉賞を受賞したことが、テレビや新聞で報道されましたね。

国枝さんのラケットには「俺は最強だ」という言葉を書いたテープが貼ってあるそうです。なんか自信満々で自慢げに書いているように思うのですが、そうではないのです。
国枝さんは、自分が逆境になった時に、そこに目を向けるのだそうです。国民栄誉賞の受賞後の取材のときに「長い試合の中で弱気になったときの自分を打ち破る、強気の自分に戻してくれる、すごく支えられている言葉」ということを明かしていました。

自分のメンタルトレーナーの人に、「自分は世界一になりたいんだ」と打ち明けると、そのメンタルトレーナーは、「世界一に『なりたい』じゃなくて、世界一に『なるんだ』と言おう。」と助言をしたのだそうです。そして、2人で相談をして、心が沸き立つこのフレーズを考えたのです。国枝さんは、ピンチになるたびに「自らに暗示をかけるように、何度も呪文のように唱えたそうです。

もう一つ、NHKのプロフェッショナルという番組の中で、【国枝選手を最強にした流儀がある。】ということを紹介していました。それは、「変化を重ね、進化する。」ということです。
 国枝さんが次のように言っていました。「何事も、ちっちゃな違いが大きな違いを生むのである。少しの変化が、大きく自分の能力を飛躍させたり、現状では無いものを生み出したりするので、現状維持にあぐらをかかずに、何かを常に模索し続けることがその人の成長につながると思う。」
国枝さんのお話は、自分がこうなりたいと思ったら、「なれたらいいなあ」くらいの気持ちではなかなか実現は難しく、「絶対になる」という強い思いを持つことが大事だということを教えてくれていますね。
また、少しの変化でも、それを積み重ねることで、その人の成長につながるということを教えてくれていますね。

あと2週間もたてば、2年生はいよいよ最終学年の3年生となり、中部中学校の顔となります。1年生は2年生となり、先輩と呼ばれるようになります。今までより責任がグッと大きくなります。4月から心機一転、よいスタートがきれるように今から心の準備をしておいてくださいね。みなさんのさらなる飛躍と、中部中の発展を期待しています。



3月23日(木)おいしかった最後の給食(校長先生より)

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 本日は、令和4年度の最後の給食でした。メニューは、ご飯、牛乳、豚汁、さばの塩焼き、いんげんのごま和え、味付けのりでした。とてもおいしくいただきました。
 一年間おいしい給食を準備し続けてくださった給食センターの方々、給食を学校まで配送してくださった方々、給食に関わってくださった方々に感謝したいですね。

3月21日(火)今日は「春分の日」 (校長先生より)

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 今日3月21日(火)は「春分の日」です。「春分の日」は、太陽が赤道上にあり、昼と夜の長さが同じになる日だそうです。(しかし、厳密にいうと実際には昼のほうが少し長いらしいです。)

「春分の日」の日付は決まっていなくて、だいたい3月20日か3月21日のどちらか1日になります。今年(2023年)の「春分の日」は、3月21日です。
「春分の日」は国民の祝日で、1948年に公布、施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」により制定されました。この日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされています。

「春分の日」があれば、「秋分の日」もありますね。(ちなみに2023年の「秋分の日」は、9月23日(土)です。)
「春分の日」、「秋分の日」のそれぞれを中日(なかび)とし、その前後3日間をあわせた7日間が「お彼岸」となります。これをきっかけに、冬の厳しい寒さや夏の暑さに別れを告げる、という目安にもなります。春のお彼岸を「春彼岸」、秋のお彼岸を「秋彼岸」と区別して呼ぶこともあるようです。

ですから、今日の「春分の日」は、そのメインとなる日のため、ご先祖様への感謝の意味を込め、お墓参りや仏壇の掃除、お供えなどの供養を行い、それにあわせて自分自身の日頃の行いを振り返り、見つめ直すのが古くからの習わしのようです。

「春分の日」は「ぼたもち」、「秋分の日」は「おはぎ」を食べます。
でも、実はこの2つは同じ食べ物で、呼び方が違うだけらしいですよ。
(地域によっては形や材料となるお米の種類、作り方に違いがあるところもあるそうです。) 「ぼたもち」は春の花の牡丹(ぼたん)、「おはぎ」は秋の花の萩(はぎ)が由来しています。

 中中生のみなさんも、今日は「ぼたもち」を食べながら、自然をたたえ、生物をいつくしんでくださいね。

3月8日(水) 昨日3月7日(火)は満月でした。(校長先生より)

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2023年3月は、昨日7日(火)21時40分頃に満月の瞬間を迎えました。3月の満月はアメリカの農事暦で「ワームムーン」とも呼ばれます。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなどから様々につけていました。

農事暦によると、暖かくなって地面からミミズ(Earthworm)が出てくるころ、またはカブトムシの幼虫(Worm)が木から出てくるころという意味で、3月の満月を「ワームムーン(Worm Moon/イモムシ月)」と呼んでいたようです。

昨夜は高気圧に覆われて、広い範囲で穏やかに晴れ、綺麗なお月様が見えましたね。
中中生のみなさんも、何人かの人はきっとまん丸なお月様の姿を楽しんだことと思います。

3月7日(火)卒業式 校長先生の式辞

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本日の卒業式では校長先生の式辞がありました。校長先生の式辞のおおまかな概要を紹介します。

<校長式辞の概要>

冬の寒さも、ようやく和らぎ、桜のつぼみも膨らむころとなりました。
第七十六回卒業生二百五十七名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
みなさんと初めて会ったのは、3年前の4月7日の入学式でした。私もみなさんの入学とともに中部中学校に校長として赴任してきましたが、結局新型コロナウイルスの影響で入学式のみの登校となり、また再び休校になってしまいました。みなさんの姿をじっくりと見ることができたのは入学してから2か月後の六月の臨時休校明けでした。この3年間は新型コロナウイルスの影響で、とにかくさまざまな学校生活や体育祭・合唱コンクールなどの学校行事が制限されました。そんな中でも、ひとつひとつをきちんとやり遂げ、日々立派に成長していくみなさんの姿を頼もしく思い、またうれしく感じたこの3年間でした。

 今年度、中部中学校として3年ぶりに東京・千葉方面に修学旅行に行くことができました。千葉のいすみ市でのアジの開きと漁船体験、デイズニーランドでのグループ行動はとてもよい思い出となりましたね。感染症対策で、検温と消毒を何回も重ねましたが、無事に学校に返ってきたときには本当にほっとしました。

 合唱コンクールは、結局3年間、距離を大きくとり、マスクとフェイスシールドを着用しての実施となりました。指揮者や伴奏者、リーダーたちがクラスの練習を引っ張り、最後にはどのクラスも心を一つにしてアリーナを震わすほどのすばらしい歌声を響かせてくれました。3年生の歌声の素晴らしさに、深く感動したことを覚えています。

 今年度の「中中夢トーク」で、先輩のデイズニーアンバサダーであった今枝李衣奈さんから、「トライ・エヴリシング」という演題でお話を聴きました。「トライ・エヴリシング」はディズニー映画「ズートピア」の主題歌です。歌詞の一部を紹介します。

ダメだった うまくいかない そんなことばかりよね 
それでもね 進んでいくの ちゃんと前を向いて 
間違えることで やっと分かることだってあるから 
少しずつすすめばいい 出来ることをやるだけ
あきらめないでいこう どんなことがあったとしても 
何度でも そう何度だって 向かっていけばいいよ 
失敗することで もっとつよくなっていくんだから 
だからいいの 何度もやるの やってみるの

今枝李衣奈さんが後輩であるみなさんに贈った「いろいろなことに挑戦してほしい。夢は何度変更してもいい。諦めずに何度でも夢に挑戦してほしい。」という言葉は、これからみなさんが長い人生を歩んでいくための大切な指針になったのではないかと思います。

 みなさんには、どんな困難な状況になろうとも、中部中学校が母校であることに誇りを持ち、中部中学校で学んだ「やりきる中中」という中中スピリッツを忘れずに、これからの人生を力強く生き抜いていってください。みなさんのこれからの活躍を期待しています。

3月6日(月)3年生修了式 校長先生のお話

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 本日午前中に、3年生の修了式が行われ、代表生徒に修了証が渡されました。その後、校長先生から3年生に向けてお話がありましたので、そのお話の概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要>

 卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。中部中学校での三年間は、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校生活や行事で様々な制限を受けました。そんな状況でもみなさんは学年で団結し、自分たちができることを精一杯行って中部中での学校生活を充実させてきました。
みなさんがこれまでに中部中で残してきた足跡に対して、心より賛辞を贈り、これからの新たな門出にエールを送ります。

 今、社会においては「ウェブ会議」や「テレワーク」などの新しい働き方が導入・促進されています。働き方ひとつとっても、大きな変革の波が押し寄せてきています。
これからみなさんが社会に出て活躍するころには、産業や経済の構造がさらに複雑になり、未来を予測することが今以上に困難になってくることでしょう。このような激動の社会においても、みなさんが自分の良さを大切にして、社会の変化に適切に対応して、豊かな人生を築いていってくれることを願っています。 

 歌手の松田聖子さん自身が作詞・作曲をして、テレビドラマの主題歌になり、平成二十九年大晦日の紅白歌合戦でも聖子さんが歌った「新しい明日」という曲があります。その歌詞が私の心にとても響きましたので、その歌詞の一部を卒業するみなさんに紹介します。

「新しい明日」
 
明日の道に迷ったときは、ひとり空をみあげるの
かげりひとつない 澄んだ青さに 心がいやされる
つまずくことがあったって それも人生ね
笑顔忘れないで 前を向いて生きていけたら
何かが生まれるわ
夢を目指し 決して諦めない
思いがあれば 見つかるはず
きっと 新しい明日が

(作詞・作曲 松田聖子)

 この歌には、これからみなさんが長い人生を、困難を乗り越えながら歩んでいくための大切なヒントが込められていると思います。これからの人生、いつも失敗なく、順風満帆(じゅんぷうまんぱん)に進んでいくという人は極めて少ないのではないかと思います。多くの人が失敗や挫折を経験すると思います。

しかし、どんな苦しい状況になったとしても、決してあきらめず、笑顔を忘れないで自分の夢に向かって一歩を踏み出していくことが大切だと、この歌は教えてくれているように思います。そうすれば、必ず道は開けるし、きっとみなさんの「新しい明日」が見つかると信じています。
うまくいかないときには、足もとに目を向けて地道な努力を積み重ねてほしいと思います。その努力の時期こそ、やがて大きな花を咲かせるための準備期間になります。卒業生のみなさんが、夢や目標に向かって努力し、充実した人生を歩んでくれることを祈ります。





3月6日(月)啓蟄(けいちつ)  (校長先生より)

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今日は朝から雲一つない晴天でした。昼には気温もかなり上がってくるようです。朝は、まだまだ肌寒く感じますが、今週はかなり暖かくなってくるようです。
今日は二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」です。「啓蟄(けいちつ)」とは、寒さが緩んで春の陽気になってきたことで、土の中から虫たちが動き出す季節のことをさします。「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりをしている虫のことです。冬ごもりをしていた虫やカエルが、春の気配を感じて外に出てくる季節ということを意味しているのです。
また、「啓蟄(けいちつ)」は、次の二十四節気の第4節「春分(しゅんぶん)」(今年は、3月21日(火))までの15日間ぐらいの期間のことも意味しています。
3月24日(金)が修了式となります。今年度のまとめをしっかりとして、来年度よいスタートをきりたいですね。

3月1日(水)未来を見つめて (校長先生より)

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今日から3月です。今朝、校庭の桜の木を見に行ったら、桜の芽もしだいに膨らんできていました。写真は、昨年の同じ時期に、校内の桜を見に行った時に2羽の鳥が仲良く校庭の桜の木に止まっているのを見つけ撮影したものです。2羽の鳥はしばらく南の方角を見つめていましたが、その後、見つめていた方向に飛び立っていきました。鳥たちは何を見つめていたのでしょうか。
3年生のみなさんは、卒業式が間近に迫っています。3年生のみなさんも、しっかりと未来を見つめて中部中学校を巣立っていってくださいね。



2月24日(金)月と木星と金星 (校長先生より)

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 昨日、日の入り後の西の空で、三日月と木星と金星が接近して並んで見えるという天体ショーがありました。木星も金星も明るく輝いていたので、3つが並んでいるところがしっかりと撮影できました。写真の上から、月、木星、金星の順番で並んでいます。
写真をよく見ると、月の暗い部分がうっすらと見える「地球照」(ちきゅうしょう)という現象がみられますね。
中中生のみなさんの中にもきっと気がついていた人がいたと思います。時々、夜空を見上げて星を観察してみると楽しいですよ。
(写真は、昨日2月23日夕方6時過ぎに撮影したものです。)

2月23日(水・祝) 今日は「富士山の日」(校長先生より)

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 「ふ(2)じ(2)さん(3)」の語呂などから、2月23日は「富士山」の日として知られています。名峰「富士山」を挟んで隣接する静岡、山梨の両県では、「富士山の日」を条例で定め、その豊かな自然や美しい景観、歴史、文化を後世に引き継ぐことを目指しているそうです。
校長先生も昨年度行った修学旅行で、3日間とも雪をかぶった富士山を見ることができました。本当に素晴らしい景色でした。

2月22日(水)「猫の日」 (校長先生より)

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2月22日は「ニャン・ニャン・ニャン」という猫の鳴き声にちなんで「猫の日」と親しまれています。ちなみに昨年(2022年)の2月22日は、2が6つも並ぶ「スーパー猫の日」と呼ばれていました。
 最近は、ネコの人気が高まってきているそうです。中中生の中にも、きっと家で猫を飼っている人がいるかもしれませんね。大事にしてあげましょう。

2月19日(日) 二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」 (校長先生より)

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二十四節気のひとつである「雨水(うすい)」とは、「降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる頃。草木の芽が出始める頃」」という意味です。二十四節気の2番目で、春を6つに分けたうちの2番目の節気です。
2月19日から二十四節気のなかの3番目の節気である「啓蟄(けいちつ)」(今年は、3月6日)までの15日間ぐらいを指します。

「雨水(うすい)」の頃には、その冬最後の雪やみぞれが降り、以降は厳しい寒さが和らいで本格的な雪解けの季節が到来します。山に積もった雪が解けて田畑をうるおしたり、川に張っていた氷も解けたりして、春の訪れを感じられるようになります。

中中生のみなさんも、周りを見渡してみてください。春の訪れを感じるものを探してみましょう。

2月13日(月) 全校集会での校長先生のお話

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 本日6時間目にアリーナで全校集会がありました。そこで校長先生のお話がありましたので、その概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要>

 今日は、久しぶりに3学年がそろって、アリーナで全校集会ができました。久々のアリーナへの入場でしたが、とても上手に入場できましたね。2月も中盤に差し掛かりました。3年生は公立高校の一般選抜入試が迫ってきました。すでに合格が決まっている3年生については、それぞれ目標を決めて取り組むようにお話をしましたね。1・2年生は、学年末のテストに向けて頑張っていることと思います。

 3年生については、卒業式まで今日と卒業式当日を含めて学校に出てくる日は16日しかありません。1・2年生は、修了式まで27日です。
みなさんは、1か月半ほどで、新しいスタートラインに立つことになるのです。この1か月半のうちに、これまでの自分の取り組みをしっかりと反省して、4月から心機一転、よいスタートがきれるように準備をしておいてくださいね。

早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生が、「運は必ず強くなる」というテーマで書かれた本の中で、「運の強い人と弱い人の違い」について紹介してみえました。非常に興味深い内容だったので、みなさんに紹介します。
加藤先生によると、「運が強い、弱い」は能力の差ではないそうです。
私たちは、できれば「何もしないで幸運をつかみたい」と思うのですが、そんな安易な方法は存在しないと断言してみえました。

物事には段階があります。途中の過程があって、最後の結果があるということです。
たとえば、「大会で優勝しました。」「オリンピックで金メダルを獲得しました。」「成績がアップしました。」「テストで合格をしました。」などはみな結果ですね。
私たちは、どうしてもその最後の結果のみを見て、「あの人はラッキーな人だな。」とか「あの人はなんて運がいいんだ。」などと考えがちで、その結果をもたらした「努力の過程」には、なかなか目がいかないものです。一番大事なのは、結果ではなくその結果をもたらした「努力の過程」なんですね。
「運がいいなあ」「幸運だなあ」と見えても、そこまで事をうまく運ぶには影での長い努力や苦労があるのです。
 結局、「運の強い人と弱い人の違いは能力の違いではなくて、悩むだけで何もしないで終わった日の日数の違いである。」と加藤先生は本に書いてみえました。
いつまでも悩んでばかりで何もしないと運は逃げていきます。落ち込むことがあっても、早めに気持ちをパッと切り替えることが大事で、日ごろから地道な努力をする習慣を身に付けておけば、運は必ず強くなるということです。

今日の給食の時間に歌が流れましたが、みなさん歌っていた歌手が誰かわかりますか。
歌っていたのは、松田聖子さんという歌手です。昔は、日本中知らない人がほとんどいないくらいのスーパーアイドルだったのですよ。
松田聖子さんは、昭和37年(1962年)生まれですから、もう60歳なんですけど、まだまだ頑張って歌手として第一線で活躍してみえます。松田聖子さんのホテルでのディナーショーに参加しようと思うと、5万円以上もするんですよ。
 松田聖子さんが、2017年(平成29年)12月31日の第68回紅白歌合戦で歌った「新しい明日」という歌の歌詞を紹介します。この歌は、松田聖子さん自身が作詞・作曲した歌です。NHKドラマの主題歌にもなった歌です。
この歌の歌詞は、私たちが、悩んだり迷ったりしたときに、前向きに前進していくために大切なことを教えてくれているように思います。

「新しい明日」
 明日の道に迷ったときは、ひとり空をみあげるの
 かげりひとつない 澄んだ青さに 心がいやされる
 つまずくことがあったって  それも人生ね 
 笑顔忘れないで 前を向いて生きていけたら 何かが生まれるわ
 夢を目指し 決して諦めない
 思いがあれば 見つかるはず きっと 新しい明日が

1か月半後には、新しい年度がスタートします。みなさんには、しっかりと夢や目標をもって、最後まで諦めずに地道な努力を継続していってほしいと思います。
松田聖子さんの歌の歌詞にもあるように、どんなに苦しい場面に出会っても、自分が「こうしたいという思い」があれば、必ず道は開けるはずです。そして、自分にとっての「新しい明日」が見つかるはずです。
自分の「思い」を持って今日からがんばってくださいね。
みなさんのさらなる飛躍を期待しています。             


2月4日(土)今日は「立春(りっしゅん)」(校長先生より)

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立春(りっしゅん)とは、二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、春の始まりであり、1年の始まりとされる日です。

二十四節気は紀元前の中国で生まれた「太陽の動きに基づいた暦(こよみ)」です。1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分割しています。
4×6=24なので、「二十四節気」ということですね。

今年の「立春」は、2月4日(土)です。現代の日本では、国立天文台の観測によって、「立春」の日にちを決めているそうです。

2023年〜2026年の立春は以下の通りです。
・2023年 2月4日
・2024年 2月4日
・2025年 2月3日
・2026年 2月4日
※国立天文台ホームページより

あと100年ぐらいは、3日か4日のどちらかになるそうです。ちなみに1984(昭和59)年は2月5日だったそうです。

まだまだ寒い日が続いていますので、早く暖かくなってほしいものですね。


2月3日(金)一宮市役所から見た伊吹山(校長先生より)

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 今日の午後、会議のために一宮市役所に行きました。9階から雪をかぶった伊吹山と一宮市の街並みがとても鮮明に見えたので、思わず写真を撮りました。雄大な伊吹山の姿に感動しました。

2月3日(金)今日は「節分(せつぶん)」 (校長先生より)

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 今日2月3日は「節分」です。中中生のみなさんも「鬼は外、福は内」というかけ声といっしょに豆まきをしたことがあるのではないですか。「節分」は、「季節を分ける」という意味があるそうです。春夏秋冬の始まりの日をそれぞれ「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」といって、その前の日を節分と言ったそうです。節分は1年に4回あったということになりますね。

 昔は冬が終わって春が来る「立春」を一年の始まりと考えていました。「立春」は季節の始まる中でも特別だったので、やがて「立春」の前の日だけを「節分」と呼ぶようになったそうです。「立春」を新年とすると、「節分」は大みそかにあたる一年の締めくくりの行事だったのです。

 昔は、病気になるのは鬼の仕業(しわざ)だと考えられていました。また、豆には鬼を退治する力があると考えられていました。「節分」に豆をまくのは、一年の最後の日に鬼を退治して新しい年を迎えようとしたのですね。

 「節分」には、縁起の良い方向を向いて、「恵方(えほう)まき」という太まきずしを食べる風習もあります。巻きずしを切らずに丸ごと食べることで、「福を巻き込む」「縁を切らない」という意味が込められているのだそうです。

 また、焼いたイワシの頭をヒイラギの枝にさして、玄関につるす「やいかがし」というという風習もあるようです。これは、イワシの臭いや、ヒイラギのトゲを鬼がいやがるからだといわれています。中中生のみなさんも、豆まきをしたり、「恵方まき」を食べたりしてはどうでしょうか。そして、明日の「立春」を心機一転して迎えたいですね。


2月2日(木)中部中の南舎4階からみた風景  (校長先生より)

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 中部中学校の南舎4階から雪をかぶった美しい西の山々を眺めることができます。校舎の西側の工場は近いうちになくなるということを聞いていますので、校舎から見える学校の西側の風景も今後少しずつ変わってくると思います。中中生のみなさんが大人になったころには、きっと一宮市の風景も大きく変わっているだろうと思います。現在の自分のまわりの風景も少しは心に留め置いてくださいね。

1月30日(月)オンライン全校集会での校長先生のお話

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 本日午後、オンラインによる学校集会がありました。校長先生のお話があったので、その概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要>

1月も今日を含めてあと2日になりました。3年生はあと1カ月と数日で卒業です。
2年生、1年生は、1カ月半でこの学年の修了式を迎えます。いよいよ最後のまとめの時期に入っていきますから、それをしっかりと自覚し、自分なりのまとめと次の学年に向けての準備を行ってください。

毎日生活していると、「なぜ自分はうまくいかないんだろう。」とか「なぜがんばっているのに結果が出ないんだろう」と思うことがありませんか。校長先生も中学生や高校生の頃はそういうことがよくありました。
 学校生活に限らず、人生にはうまくいくこともあれば 、うまくいかないこと、がんばればすぐに結果が出ることもあれば、がんばってもなかなか結果がでないことがあります。
 うまくいっているうちは気持ちも弾んで気分がいいのですが、うまくいかないときには、気持ちも落ち込んで何も手が着かなくなってしまうことがあります。
今まで自分がしたつらい経験を思い浮かべてみると、それはそのときは大きな苦しみだったかもしれませんが、時がたった後では 、自分を成長させる大きなチャンスだったということがあります。

 先日、美容家でメイクアップアーテストのIKKO(イッコウ)さんが、テレビ番組に出演をしていました。視聴していたら、改めてIKKOさんは、すごい人だなあと感心しました。中学生のみなさんは、IKKOさんを知っていますか。
IKKOさんと言えば、2007年に「どんだけ―」というギャグで、ユーキャン流行語大賞になったことが有名ですし、美容家、メイクアップアーテスト、タレント、書家などのたくさんの肩書を持って活躍してみえることと、女優さんのメイクといえばIKKOさんといわれるようなすごい人なんですね。

年齢は、なんと校長先生と同い年で、学年はひとつ上だということを知りました。お肌のつやが違いすぎますね。エネルギッシュに多方面で活躍しているIKKOさんを見習いたいなとテレビを見ていて感じました。

 IKKOさんは、若いころは悩み事がたくさんあって、その悩み事にたくさんの時間を費やしていたんだそうです。極度の緊張やストレスでパニック障害になってしまったこともあったそうです。でも、「どうしよう、どうしよう」と悩んでいても、ただ悩む時間がたつだけで自分のエネルギーを消耗してしまうだけだと気づいたそうです。あるとき友だちから、「大丈夫、大丈夫。一生懸命生きた勲章よ」と言われたときに、本当に気持ちが楽になったそうです。

悩むことに時間を費やすより、「今、できることは何だろう。」と考えることのほうが大事だとIKKOさんは言っていました。

「めげない、めげない。何があってもめげないこと。人生いろいろなことがあるけれど、それが自分の引き出しになっていく。」というIKKOさんのことばに校長先生も勇気をもらいました。

IKKO(イッコウ)さんのことばをいくつか紹介します。

・「めげない、めげない。何があってもめげないこと。人生いろいろなことがあるけれど、それが自分の引き出しになっていく。」

・「自分にとって、本当の幸せを手に入れるには、それなりの時間と手間、努力が必要なんです。」

・「失敗して、怒られて、次はどうすればいいのかを考えて、それを繰り返しているうちに、順調に仕事が来るようになって、いつの間にか「女優メイクのIKKO」と呼んでいただけるようになりました。」

 もう一つ感心したのが、IKKOさんは初めてテレビに出演した時からずっと、共演した人やお世話になった人には必ず直筆のお礼状を書いて渡しているということです。
なぜ、そうしているのかというと、感謝の気持ちを常に持ち続けたいからだそうで、「手紙は、ひと手間かけて心を伝えるもの」であり、自分のことばで自分の想いを伝えることが相手との良縁につながると考えているのだそうです。「手紙で心を伝えたい」ということなんですね。
 40歳になって独学で書道を始めましたが、基礎を本格的に学ぶために50歳で書家に師事して書を学んでいるそうです。

IKKOさんのこれらのことばや取り組みからも、「幸せ」や「成功」を得るためのヒントがあるような気がします。

いつまでもマイナスの出来事にとらわれて落ち込んでいても前に進めません。なぜそのような結果になってしまったのか、今自分ができることは何かを自分なりに考え、考えたことを地道に実行していくことが大切だとIKKOさんは教えてくれているように思います。

中中生のみなさんが、困難に負けずにさらなる成長をしていってくれることを期待しています。


1月28日(土)今日は「宇宙からの警告の日」 (校長先生より)

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 今日は朝から天気がよく、西の養老山地がとてもきれいに見えました。雪をかぶった山々を眺めていると、ホッとした気持ちになりますね。中中生のみなさんも、時々西側の風景を眺めてみてはどうでしょうか。きっと素敵な景色を見ることができると思いますよ。
さて、今日1月28日は何の日か知っていますか。今日は「宇宙からの警告の日」だそうです。なぜ「宇宙からの警告の日」なのでしょう。
 1986年(昭和61年)のこの日、アメリカのスペースシャトル「チャレンジャー号」が打ち上げ後、わずか74秒で大爆発を起こし、乗務員7人全員が死亡する惨事となりました。
その後、日本の有名な小説家が著書の中で、この事件を「宇宙意思からの警告」と表現したことから、この日「宇宙からの警告の日」が生まれたそうです。
 技術の進歩はすさまじく、将来は宇宙へ旅行をすることも可能になってくるかもしれませんね。しかし、そういった進歩によって人類が幸せにならないと、何のための技術の進歩かわかりません。様々な進歩によって、それがもとで国と国との争いごとやトラブルが起きないように願うばかりです。

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