最新更新日:2024/06/11 |
3月8日(水) 昨日3月7日(火)は満月でした。(校長先生より)アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなどから様々につけていました。 農事暦によると、暖かくなって地面からミミズ(Earthworm)が出てくるころ、またはカブトムシの幼虫(Worm)が木から出てくるころという意味で、3月の満月を「ワームムーン(Worm Moon/イモムシ月)」と呼んでいたようです。 昨夜は高気圧に覆われて、広い範囲で穏やかに晴れ、綺麗なお月様が見えましたね。 中中生のみなさんも、何人かの人はきっとまん丸なお月様の姿を楽しんだことと思います。 3月7日(火)卒業式 校長先生の式辞<校長式辞の概要> 冬の寒さも、ようやく和らぎ、桜のつぼみも膨らむころとなりました。 第七十六回卒業生二百五十七名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。 みなさんと初めて会ったのは、3年前の4月7日の入学式でした。私もみなさんの入学とともに中部中学校に校長として赴任してきましたが、結局新型コロナウイルスの影響で入学式のみの登校となり、また再び休校になってしまいました。みなさんの姿をじっくりと見ることができたのは入学してから2か月後の六月の臨時休校明けでした。この3年間は新型コロナウイルスの影響で、とにかくさまざまな学校生活や体育祭・合唱コンクールなどの学校行事が制限されました。そんな中でも、ひとつひとつをきちんとやり遂げ、日々立派に成長していくみなさんの姿を頼もしく思い、またうれしく感じたこの3年間でした。 今年度、中部中学校として3年ぶりに東京・千葉方面に修学旅行に行くことができました。千葉のいすみ市でのアジの開きと漁船体験、デイズニーランドでのグループ行動はとてもよい思い出となりましたね。感染症対策で、検温と消毒を何回も重ねましたが、無事に学校に返ってきたときには本当にほっとしました。 合唱コンクールは、結局3年間、距離を大きくとり、マスクとフェイスシールドを着用しての実施となりました。指揮者や伴奏者、リーダーたちがクラスの練習を引っ張り、最後にはどのクラスも心を一つにしてアリーナを震わすほどのすばらしい歌声を響かせてくれました。3年生の歌声の素晴らしさに、深く感動したことを覚えています。 今年度の「中中夢トーク」で、先輩のデイズニーアンバサダーであった今枝李衣奈さんから、「トライ・エヴリシング」という演題でお話を聴きました。「トライ・エヴリシング」はディズニー映画「ズートピア」の主題歌です。歌詞の一部を紹介します。 ダメだった うまくいかない そんなことばかりよね それでもね 進んでいくの ちゃんと前を向いて 間違えることで やっと分かることだってあるから 少しずつすすめばいい 出来ることをやるだけ あきらめないでいこう どんなことがあったとしても 何度でも そう何度だって 向かっていけばいいよ 失敗することで もっとつよくなっていくんだから だからいいの 何度もやるの やってみるの 今枝李衣奈さんが後輩であるみなさんに贈った「いろいろなことに挑戦してほしい。夢は何度変更してもいい。諦めずに何度でも夢に挑戦してほしい。」という言葉は、これからみなさんが長い人生を歩んでいくための大切な指針になったのではないかと思います。 みなさんには、どんな困難な状況になろうとも、中部中学校が母校であることに誇りを持ち、中部中学校で学んだ「やりきる中中」という中中スピリッツを忘れずに、これからの人生を力強く生き抜いていってください。みなさんのこれからの活躍を期待しています。 3月6日(月)3年生修了式 校長先生のお話<校長先生のお話の概要> 卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。中部中学校での三年間は、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校生活や行事で様々な制限を受けました。そんな状況でもみなさんは学年で団結し、自分たちができることを精一杯行って中部中での学校生活を充実させてきました。 みなさんがこれまでに中部中で残してきた足跡に対して、心より賛辞を贈り、これからの新たな門出にエールを送ります。 今、社会においては「ウェブ会議」や「テレワーク」などの新しい働き方が導入・促進されています。働き方ひとつとっても、大きな変革の波が押し寄せてきています。 これからみなさんが社会に出て活躍するころには、産業や経済の構造がさらに複雑になり、未来を予測することが今以上に困難になってくることでしょう。このような激動の社会においても、みなさんが自分の良さを大切にして、社会の変化に適切に対応して、豊かな人生を築いていってくれることを願っています。 歌手の松田聖子さん自身が作詞・作曲をして、テレビドラマの主題歌になり、平成二十九年大晦日の紅白歌合戦でも聖子さんが歌った「新しい明日」という曲があります。その歌詞が私の心にとても響きましたので、その歌詞の一部を卒業するみなさんに紹介します。 「新しい明日」 明日の道に迷ったときは、ひとり空をみあげるの かげりひとつない 澄んだ青さに 心がいやされる つまずくことがあったって それも人生ね 笑顔忘れないで 前を向いて生きていけたら 何かが生まれるわ 夢を目指し 決して諦めない 思いがあれば 見つかるはず きっと 新しい明日が (作詞・作曲 松田聖子) この歌には、これからみなさんが長い人生を、困難を乗り越えながら歩んでいくための大切なヒントが込められていると思います。これからの人生、いつも失敗なく、順風満帆(じゅんぷうまんぱん)に進んでいくという人は極めて少ないのではないかと思います。多くの人が失敗や挫折を経験すると思います。 しかし、どんな苦しい状況になったとしても、決してあきらめず、笑顔を忘れないで自分の夢に向かって一歩を踏み出していくことが大切だと、この歌は教えてくれているように思います。そうすれば、必ず道は開けるし、きっとみなさんの「新しい明日」が見つかると信じています。 うまくいかないときには、足もとに目を向けて地道な努力を積み重ねてほしいと思います。その努力の時期こそ、やがて大きな花を咲かせるための準備期間になります。卒業生のみなさんが、夢や目標に向かって努力し、充実した人生を歩んでくれることを祈ります。 3月6日(月)啓蟄(けいちつ) (校長先生より)今日は二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」です。「啓蟄(けいちつ)」とは、寒さが緩んで春の陽気になってきたことで、土の中から虫たちが動き出す季節のことをさします。「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりをしている虫のことです。冬ごもりをしていた虫やカエルが、春の気配を感じて外に出てくる季節ということを意味しているのです。 また、「啓蟄(けいちつ)」は、次の二十四節気の第4節「春分(しゅんぶん)」(今年は、3月21日(火))までの15日間ぐらいの期間のことも意味しています。 3月24日(金)が修了式となります。今年度のまとめをしっかりとして、来年度よいスタートをきりたいですね。 3月1日(水)未来を見つめて (校長先生より)3年生のみなさんは、卒業式が間近に迫っています。3年生のみなさんも、しっかりと未来を見つめて中部中学校を巣立っていってくださいね。 2月24日(金)月と木星と金星 (校長先生より)写真をよく見ると、月の暗い部分がうっすらと見える「地球照」(ちきゅうしょう)という現象がみられますね。 中中生のみなさんの中にもきっと気がついていた人がいたと思います。時々、夜空を見上げて星を観察してみると楽しいですよ。 (写真は、昨日2月23日夕方6時過ぎに撮影したものです。) 2月23日(水・祝) 今日は「富士山の日」(校長先生より)校長先生も昨年度行った修学旅行で、3日間とも雪をかぶった富士山を見ることができました。本当に素晴らしい景色でした。 2月22日(水)「猫の日」 (校長先生より)最近は、ネコの人気が高まってきているそうです。中中生の中にも、きっと家で猫を飼っている人がいるかもしれませんね。大事にしてあげましょう。 2月19日(日) 二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」 (校長先生より)2月19日から二十四節気のなかの3番目の節気である「啓蟄(けいちつ)」(今年は、3月6日)までの15日間ぐらいを指します。 「雨水(うすい)」の頃には、その冬最後の雪やみぞれが降り、以降は厳しい寒さが和らいで本格的な雪解けの季節が到来します。山に積もった雪が解けて田畑をうるおしたり、川に張っていた氷も解けたりして、春の訪れを感じられるようになります。 中中生のみなさんも、周りを見渡してみてください。春の訪れを感じるものを探してみましょう。 2月13日(月) 全校集会での校長先生のお話<校長先生のお話の概要> 今日は、久しぶりに3学年がそろって、アリーナで全校集会ができました。久々のアリーナへの入場でしたが、とても上手に入場できましたね。2月も中盤に差し掛かりました。3年生は公立高校の一般選抜入試が迫ってきました。すでに合格が決まっている3年生については、それぞれ目標を決めて取り組むようにお話をしましたね。1・2年生は、学年末のテストに向けて頑張っていることと思います。 3年生については、卒業式まで今日と卒業式当日を含めて学校に出てくる日は16日しかありません。1・2年生は、修了式まで27日です。 みなさんは、1か月半ほどで、新しいスタートラインに立つことになるのです。この1か月半のうちに、これまでの自分の取り組みをしっかりと反省して、4月から心機一転、よいスタートがきれるように準備をしておいてくださいね。 早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生が、「運は必ず強くなる」というテーマで書かれた本の中で、「運の強い人と弱い人の違い」について紹介してみえました。非常に興味深い内容だったので、みなさんに紹介します。 加藤先生によると、「運が強い、弱い」は能力の差ではないそうです。 私たちは、できれば「何もしないで幸運をつかみたい」と思うのですが、そんな安易な方法は存在しないと断言してみえました。 物事には段階があります。途中の過程があって、最後の結果があるということです。 たとえば、「大会で優勝しました。」「オリンピックで金メダルを獲得しました。」「成績がアップしました。」「テストで合格をしました。」などはみな結果ですね。 私たちは、どうしてもその最後の結果のみを見て、「あの人はラッキーな人だな。」とか「あの人はなんて運がいいんだ。」などと考えがちで、その結果をもたらした「努力の過程」には、なかなか目がいかないものです。一番大事なのは、結果ではなくその結果をもたらした「努力の過程」なんですね。 「運がいいなあ」「幸運だなあ」と見えても、そこまで事をうまく運ぶには影での長い努力や苦労があるのです。 結局、「運の強い人と弱い人の違いは能力の違いではなくて、悩むだけで何もしないで終わった日の日数の違いである。」と加藤先生は本に書いてみえました。 いつまでも悩んでばかりで何もしないと運は逃げていきます。落ち込むことがあっても、早めに気持ちをパッと切り替えることが大事で、日ごろから地道な努力をする習慣を身に付けておけば、運は必ず強くなるということです。 今日の給食の時間に歌が流れましたが、みなさん歌っていた歌手が誰かわかりますか。 歌っていたのは、松田聖子さんという歌手です。昔は、日本中知らない人がほとんどいないくらいのスーパーアイドルだったのですよ。 松田聖子さんは、昭和37年(1962年)生まれですから、もう60歳なんですけど、まだまだ頑張って歌手として第一線で活躍してみえます。松田聖子さんのホテルでのディナーショーに参加しようと思うと、5万円以上もするんですよ。 松田聖子さんが、2017年(平成29年)12月31日の第68回紅白歌合戦で歌った「新しい明日」という歌の歌詞を紹介します。この歌は、松田聖子さん自身が作詞・作曲した歌です。NHKドラマの主題歌にもなった歌です。 この歌の歌詞は、私たちが、悩んだり迷ったりしたときに、前向きに前進していくために大切なことを教えてくれているように思います。 「新しい明日」 明日の道に迷ったときは、ひとり空をみあげるの かげりひとつない 澄んだ青さに 心がいやされる つまずくことがあったって それも人生ね 笑顔忘れないで 前を向いて生きていけたら 何かが生まれるわ 夢を目指し 決して諦めない 思いがあれば 見つかるはず きっと 新しい明日が 1か月半後には、新しい年度がスタートします。みなさんには、しっかりと夢や目標をもって、最後まで諦めずに地道な努力を継続していってほしいと思います。 松田聖子さんの歌の歌詞にもあるように、どんなに苦しい場面に出会っても、自分が「こうしたいという思い」があれば、必ず道は開けるはずです。そして、自分にとっての「新しい明日」が見つかるはずです。 自分の「思い」を持って今日からがんばってくださいね。 みなさんのさらなる飛躍を期待しています。 2月4日(土)今日は「立春(りっしゅん)」(校長先生より)二十四節気は紀元前の中国で生まれた「太陽の動きに基づいた暦(こよみ)」です。1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分割しています。 4×6=24なので、「二十四節気」ということですね。 今年の「立春」は、2月4日(土)です。現代の日本では、国立天文台の観測によって、「立春」の日にちを決めているそうです。 2023年〜2026年の立春は以下の通りです。 ・2023年 2月4日 ・2024年 2月4日 ・2025年 2月3日 ・2026年 2月4日 ※国立天文台ホームページより あと100年ぐらいは、3日か4日のどちらかになるそうです。ちなみに1984(昭和59)年は2月5日だったそうです。 まだまだ寒い日が続いていますので、早く暖かくなってほしいものですね。 2月3日(金)一宮市役所から見た伊吹山(校長先生より)2月3日(金)今日は「節分(せつぶん)」 (校長先生より)昔は冬が終わって春が来る「立春」を一年の始まりと考えていました。「立春」は季節の始まる中でも特別だったので、やがて「立春」の前の日だけを「節分」と呼ぶようになったそうです。「立春」を新年とすると、「節分」は大みそかにあたる一年の締めくくりの行事だったのです。 昔は、病気になるのは鬼の仕業(しわざ)だと考えられていました。また、豆には鬼を退治する力があると考えられていました。「節分」に豆をまくのは、一年の最後の日に鬼を退治して新しい年を迎えようとしたのですね。 「節分」には、縁起の良い方向を向いて、「恵方(えほう)まき」という太まきずしを食べる風習もあります。巻きずしを切らずに丸ごと食べることで、「福を巻き込む」「縁を切らない」という意味が込められているのだそうです。 また、焼いたイワシの頭をヒイラギの枝にさして、玄関につるす「やいかがし」というという風習もあるようです。これは、イワシの臭いや、ヒイラギのトゲを鬼がいやがるからだといわれています。中中生のみなさんも、豆まきをしたり、「恵方まき」を食べたりしてはどうでしょうか。そして、明日の「立春」を心機一転して迎えたいですね。 2月2日(木)中部中の南舎4階からみた風景 (校長先生より)1月30日(月)オンライン全校集会での校長先生のお話<校長先生のお話の概要> 1月も今日を含めてあと2日になりました。3年生はあと1カ月と数日で卒業です。 2年生、1年生は、1カ月半でこの学年の修了式を迎えます。いよいよ最後のまとめの時期に入っていきますから、それをしっかりと自覚し、自分なりのまとめと次の学年に向けての準備を行ってください。 毎日生活していると、「なぜ自分はうまくいかないんだろう。」とか「なぜがんばっているのに結果が出ないんだろう」と思うことがありませんか。校長先生も中学生や高校生の頃はそういうことがよくありました。 学校生活に限らず、人生にはうまくいくこともあれば 、うまくいかないこと、がんばればすぐに結果が出ることもあれば、がんばってもなかなか結果がでないことがあります。 うまくいっているうちは気持ちも弾んで気分がいいのですが、うまくいかないときには、気持ちも落ち込んで何も手が着かなくなってしまうことがあります。 今まで自分がしたつらい経験を思い浮かべてみると、それはそのときは大きな苦しみだったかもしれませんが、時がたった後では 、自分を成長させる大きなチャンスだったということがあります。 先日、美容家でメイクアップアーテストのIKKO(イッコウ)さんが、テレビ番組に出演をしていました。視聴していたら、改めてIKKOさんは、すごい人だなあと感心しました。中学生のみなさんは、IKKOさんを知っていますか。 IKKOさんと言えば、2007年に「どんだけ―」というギャグで、ユーキャン流行語大賞になったことが有名ですし、美容家、メイクアップアーテスト、タレント、書家などのたくさんの肩書を持って活躍してみえることと、女優さんのメイクといえばIKKOさんといわれるようなすごい人なんですね。 年齢は、なんと校長先生と同い年で、学年はひとつ上だということを知りました。お肌のつやが違いすぎますね。エネルギッシュに多方面で活躍しているIKKOさんを見習いたいなとテレビを見ていて感じました。 IKKOさんは、若いころは悩み事がたくさんあって、その悩み事にたくさんの時間を費やしていたんだそうです。極度の緊張やストレスでパニック障害になってしまったこともあったそうです。でも、「どうしよう、どうしよう」と悩んでいても、ただ悩む時間がたつだけで自分のエネルギーを消耗してしまうだけだと気づいたそうです。あるとき友だちから、「大丈夫、大丈夫。一生懸命生きた勲章よ」と言われたときに、本当に気持ちが楽になったそうです。 悩むことに時間を費やすより、「今、できることは何だろう。」と考えることのほうが大事だとIKKOさんは言っていました。 「めげない、めげない。何があってもめげないこと。人生いろいろなことがあるけれど、それが自分の引き出しになっていく。」というIKKOさんのことばに校長先生も勇気をもらいました。 IKKO(イッコウ)さんのことばをいくつか紹介します。 ・「めげない、めげない。何があってもめげないこと。人生いろいろなことがあるけれど、それが自分の引き出しになっていく。」 ・「自分にとって、本当の幸せを手に入れるには、それなりの時間と手間、努力が必要なんです。」 ・「失敗して、怒られて、次はどうすればいいのかを考えて、それを繰り返しているうちに、順調に仕事が来るようになって、いつの間にか「女優メイクのIKKO」と呼んでいただけるようになりました。」 もう一つ感心したのが、IKKOさんは初めてテレビに出演した時からずっと、共演した人やお世話になった人には必ず直筆のお礼状を書いて渡しているということです。 なぜ、そうしているのかというと、感謝の気持ちを常に持ち続けたいからだそうで、「手紙は、ひと手間かけて心を伝えるもの」であり、自分のことばで自分の想いを伝えることが相手との良縁につながると考えているのだそうです。「手紙で心を伝えたい」ということなんですね。 40歳になって独学で書道を始めましたが、基礎を本格的に学ぶために50歳で書家に師事して書を学んでいるそうです。 IKKOさんのこれらのことばや取り組みからも、「幸せ」や「成功」を得るためのヒントがあるような気がします。 いつまでもマイナスの出来事にとらわれて落ち込んでいても前に進めません。なぜそのような結果になってしまったのか、今自分ができることは何かを自分なりに考え、考えたことを地道に実行していくことが大切だとIKKOさんは教えてくれているように思います。 中中生のみなさんが、困難に負けずにさらなる成長をしていってくれることを期待しています。 1月28日(土)今日は「宇宙からの警告の日」 (校長先生より)さて、今日1月28日は何の日か知っていますか。今日は「宇宙からの警告の日」だそうです。なぜ「宇宙からの警告の日」なのでしょう。 1986年(昭和61年)のこの日、アメリカのスペースシャトル「チャレンジャー号」が打ち上げ後、わずか74秒で大爆発を起こし、乗務員7人全員が死亡する惨事となりました。 その後、日本の有名な小説家が著書の中で、この事件を「宇宙意思からの警告」と表現したことから、この日「宇宙からの警告の日」が生まれたそうです。 技術の進歩はすさまじく、将来は宇宙へ旅行をすることも可能になってくるかもしれませんね。しかし、そういった進歩によって人類が幸せにならないと、何のための技術の進歩かわかりません。様々な進歩によって、それがもとで国と国との争いごとやトラブルが起きないように願うばかりです。 1月20日(金)二十四節気のひとつ「大寒(だいかん)」(校長先生より)二十四節気において、冬の最後を締めくくる約半月が「大寒(だいかん)です。令和5年は1月20日(金)から2月3日(金)です。 大寒の前の半月は「小寒(しょうかん)」です。今年は、1月6日(金)から1月19日(木)でした。大寒と小寒を合わせて、「寒の内(かんのうち)」と呼びます。 寒の内は、1年でもっとも寒い時期で、各地で最低気温を記録するのもこのころです。 寒の内は約30日間です。小寒に入ることを「寒の入り(かんのいり)」、大寒が終わることを「寒の明け(かんのあけ)」と呼びます。 大寒が終わると、春の始まりである「立春」を迎えます。今年の「立春」は2月4日(土)です。まだまだ寒いなかにも、春への準備が進む季節となります。 よくコンビニなどで「恵方巻(えほうまき)」の予約を募集していますが、「立春」の前日が「節分」で、その日に縁起の良い方向を向いて、「恵方巻」という太い巻きずしを食べる風習があります。巻きずしを切らずに丸ごと食べることで「福を巻き込む」「縁を切らない」という意味があります。ちなみに今年の節分は2月3日(金)です。 中中生のみなさん。今年は恵方巻を食べてみてはどうでしょうか。 1月10日(火)3学期始業式 校長先生のお話(校長先生のお話の概要> 約2週間あった冬休みも終わり、今日から3学期が始まります。今日、みなさんが大きな事故やけが、病気をすることなく、元気に登校してくれたことをうれしく思います。 この3学期は単に3つめの学期というわけではなく、今年度の総まとめをする学期です。3年生はいよいよ受験本番ですし、2年生は3年生0学期、1年生は2年生0学期です。今は入試改革により大幅に受験日程が早まっているために、どの学年もこの3学期がとても重要な学期になってくると思います。 目標もなく、だらだらと過ごしてしまうと大切な1年間が台無しになってしまうので、ここで心機一転して学年最後のまとめをしっかりとして、次の学年につないでほしいと願います。 さて、工藤公康という元プロ野球選手(ピッチャー)を知っていますか。最近まで、ソフトバンクホークスというチームの監督をしていました。プロ野球が好きな人は知っているのではないかと思います。 工藤さんは、愛知県出身で、名古屋電気工業高校(今の愛工大名電高校)を卒業してプロ野球のドラフト6位で西武ライオンズというチームに入団しました。 工藤さんは、ドラフト6位で入団しているくらいですから、入団した当時はそんなに大きくは期待されていませんでした。ところが、最終的に工藤さんは投手として224勝もする大投手に成長しました。プロ野球の投手の中で200勝すれば相当すごいことで、過去に何人もいるわけではありません。最近では200勝できる投手は、ほとんど出ないと言われています。 工藤さんがもっとすごいのは、29年の現役生活の中で14回のリーグ優勝、そのうち11回の日本一を経験していることです。現役生活の半分は優勝しているということです。西武、ソフトバンク、巨人というチームに移籍しては、そのチームを優勝に導きました。そして監督でも5回もチームを日本一に導いているのです。 冬至は、マスコミやプロ野球のファンは、彼のことを「優勝請負人」と呼んでいました。 なぜ、工藤さんがチームに加入すると、そのチームは優勝する強いチームになるのでしょうか。 それは、工藤さんの練習に取り組む姿勢にあったのだそうです。200勝するような大投手が、ひたむきに「基本練習」や「苦しい練習」を繰り返している姿を見て、それがチームメートによい刺激を与えてチームの雰囲気を変えてしまうからだそうです。 「あんな大投手が、あそこまでしっかりと基礎練習するのか。あんなに苦しい練習を、手を抜かずにやるのか。」とまわりの選手を驚かせるのだそうです。 まわりの選手が大いに刺激されて、「自分もやらねばならない。」とチームの雰囲気を変えてしまうのだそうです。 工藤さんはいくつもの言葉を残していますので、そのことばを紹介します。 ・練習は嘘をつかない。練習したことは必ず自分自身に返ってくる。 ・人から学ぶ。 経験して学ぶ。 失敗して学ぶ。 成功して学ぶ。 常に学ぶことを意識しなければならない。 ・人の能力は信じられないくらい大きい。限界を作らずに自分を磨いていくことが大切。 みなさんも、これらの工藤公康さんのことばを参考にして、この3学期に自分磨きをしっかりと行ってほしいと思います。そうすれば、自分自身をぐっと成長させることができると思います。みなさんがこの3学期に自分自身を飛躍させ、次年度によい形で進級してくれることを期待しています。 1月8日(日) 1月6日(金)は「小寒」、寒の入りでした。 (校長先生より)小寒に入ることを「寒の入り」といい、次の節気である大寒(だいかん)と合わせた約1カ月間は「寒」「寒中」「寒の内」と呼ばれ、最も寒さが厳しい時期です。水も冷たく冷え、川や池の氷も厚みを増します。気温が下がるだけでなく空気も乾燥しているので、風邪やインフルエンザも流行しやすい時期となりますので、気をつけていきたいですね。 12月28日(水)「御用納め」と「仕事納め」 (校長先生より)今日は一年でいちばん「お疲れ様でした。」のあいさつを交わす一日かもしれませんね。「御用納め」や「仕事納め」の風景は様々ですが、職場のみんな総出で大掃除をしたり、最後に職場をまとめている方のあいさつを聞いたりして、一年の仕事を終わるところもあるようです。 一年の仕事を支えてくれた人、物、箏(コト)への感謝とともに、自分自身に「お疲れ様でした。」のことばも忘れずに言ってあげてほしいと思います。 中中生のみなさん、残念ながら「勉強納め」はありません。でも、せめて鏡で自分自身の姿をながめて「今年はよく頑張ったね」と自分自身をねぎらってあげてくださいね。 「一年間、お疲れ様でした。よく頑張りましたね。」 |
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