最新更新日:2024/06/02 |
1月29日(土)ラナンキュラスの花 (校長先生より)このメッセージボードを読んだ、これから入学試験に臨む3年生の生徒たちは、勇気と元気をもらえたと思います。本当に素敵なメッセージボードを作成していただきありがとうございました。 ラナンキュラスという花には、「合格」という花言葉があり、合格の花と言われているそうです。その他に「とても魅力的」「華やかな魅力」「純潔」というような人の魅力を表す花言葉もあるようです。 3年生のみなさんは、2月になると私立高校の一般入試が始まります。新型コロナウイルスの感染拡大も心配されています。感染対策をしっかりするとともに、体調を整えてくださいね。入試では、持てる力を十分に発揮できることを願っています。頑張れ、中中3年生。 1月24日(月)オンライン集会 校長先生のお話 その3つまり、読書をしたり新聞記事を読んだりするときに、人に説明をする前提で問題意識を持って読むと、より深く理解できるということです。 参考にしてくださいね。 1月24日(月)オンライン集会 校長先生のお話 その2ジャーナリストの池上彰さんが2020年に出された「社会に出るあなたに伝えたい なぜ読解力が必要なのか」(講談社+αア新書)という書籍の中に書かれている「読解力をつけるためのよい方法」も紹介されました。 1月24日(月)オンライン集会 校長先生のお話<校長先生のお話の概要> 昨年度から、大学入試では、大学入学共通テストが実施されるようになった。国公私立大学及び公私立短期大学等がこの共通テストを入学試験で利用している。このテストでは、大学教育の基礎力となる知識・技能や思考力、判断力、表現力等を見ている。 昨年度・今年度の共通テストからどのような力を求められているかを新聞記事から見てみたい。 1月19日の毎日新聞の「大学入学共通テスト分析」の紙面を見てみると、各教科、次のように分析されている。 【数学】構想力を要する問題増加 【国語】小説で読解問題増 【世界史B】 資料読解設問多く 【日本史B】読解傾向強まる 【物理】与えられたものを使って考察できるかが問われている 【生物】文章増加 【化学】グラフ・表から読み取り 【英語・リーデイング】情報処理力重視 【英語・リスニング】基礎力問う この大学入学共通テストではどのような力が求められているのかを次のようにまとめてみた。 「大学入学共通テストで問われた力」= 読解力(読み取る力)である。 〇全科目⇒多様な資料を正しく読み取る力 ・日常生活や学習の過程を題材とした問題文 ・図やグラフ、統計資料など複数の資料 〇数学・理科・地歴など⇒解答に至る筋道を立てる力 【自分が持っている知識や原理】と【問題文から得た情報】を結びつける 〇国語など⇒文章の内容を的確に表現する力 全てに共通してベースになっているのは日本語である。何が問われ、何を求められているのか、読書などを通して、読み取る力を普段から養っておくことが大切である。 大学が、入学してくる学生にこのような力を求めているのは、なぜだろう。 それは、これらの力が、社会に出てから必要になってくる力だからである。 社会に出てから活躍するためには、必要な情報をインプット(情報収集)し、自分の主張をわかりやすくアウトプット(発信)できなければならない。 みんなも、将来(社会に出てから活躍できる力をつけること)を見すえて、読解力(読み取る力)をつける努力をしてほしい。 現在中部中学校でも、読解力(読み取る力)をつけるために様々な取り組みをしている。その中の一つに毎週実施している「読み方レスキュー」がある。この「読み方レスキュー」にしっかり取り組むと、次のような7つの力がついてくるといわれている。 1.語や文の結びつきをとらえる力 2.言葉のきまりに即して読む力 3.文章と図とを対応させる力 4.論理的に推論する力 5.抽象的な表現と具体例とを対応させる力 6.対比・類似・並列などの関係をとらえる力 7.必要な情報を選ぶ力 昨年度から全学年で「読み方レスキュー」に取り組んでいるが、昨年度のリーデイングテストの結果と今年度のリーデイングテストの結果を比較すると、着実に力がついてきている。 3年生も2年生も、1.読字力(漢字を正しく読む力) 2.語い力 3.文法力 4.読解力(文章全般を読み取る力) すべてで昨年度よりも大きく力をつけている。 1年生のみんなも、来年度このようにすべての項目で力が伸びているとよいと思う。 以上のことから、現在取り組んでいる「読み方レスキュー」や「朝読」などにしっかり取り組んでいけば、確実に力がついてくる。これからもがんばってほしいと思う。 最後に、ジャーナリストの池上彰さんが2020年に出された「社会に出るあなたに伝えたい なぜ読解力が必要なのか」(講談社+αア新書)という書籍の中で述べられていることを紹介したい。 「ものごとを理解するいちばんの秘訣は、アウトプット(発信)を意識したインプット(情報収集)である。」 つまり、読書をしたり新聞記事を読んだりするときに、人に説明をする前提で問題意識を持って読むと、より深く理解できるということである。 毎日の授業の中で、よく自分の考えをグループや全体でアウトプットしているのは、「読解力」をつけるために大いに有効だということである。 みんなが、社会に出てから自分の力を思う存分発揮して活躍してくれることを願っている。 1月20日(木)二十四節気のひとつ「大寒(だいかん)」(校長先生より)二十四節気において、冬の最後を締めくくる約半月が「大寒(だいかん)です。毎年、だいたい1月20日から2月3日ごろです。 大寒の前の半月は「小寒(しょうかん)」です。1月5日から1月19日ごろです。大寒と小寒を合わせて、「寒の内(かんのうち)」と呼びます。 寒の内は、1年でもっとも寒い時期で、各地で最低気温を記録するのもこのころです。 寒の内は約30日間です。小寒に入ることを「寒の入り(かんのいり)」、大寒が終わることを「寒の明け(かんのあけ)」と呼びます。 大寒が終わると、春の始まりである「立春」を迎えます。まだまだ寒いなかにも、春への準備が進む季節となります。 よくコンビニなどで「恵方巻(えほうまき)」の予約を募集してますが、「立春」の前日が「節分」で、その日に縁起の良い方向を向いて、「恵方巻」という太い巻きずしを食べる風習があります。巻きずしを切らずに丸ごと食べることで「福を巻き込む」「縁を切らない」という意味があります。ちなみに今年の節分は2月3日(木)です。 中中生のみなさん。今年は恵方巻を食べてみてはどうでしょうか。 1月16日(日)3年生グリーン学年・3学期のキャッチフレーズは「わくわーく大作戦」(校長先生より)今年は青山学院大学が箱根駅伝で圧倒的な強さで優勝をしました。その時の青山学院大学のキャッチフレーズは「パワフル大作戦」でした。青山学院大学が2015年に初めて箱根駅伝で優勝した時のキャッチフレーズが「わくわく大作戦」でしたので、その時のキャッチフレーズを意識しているのだと思います。 これまでの3年生グリーン学年のワーク 1年生 チームワーク(協力) 2年生 フットワーク(挑戦) 3年生 ライフワーク(夢・目標) そして3学期の目標達成のためのキャッチフレーズは・・・ 「わくわーく大作戦」です。 中学生のワーク=学習 (全員が志望校合格を勝ち取る3カ月にしよう。) 卒業生のワーク=感謝 (お世話になった学校や人への感謝を行動で示そう。) わくわーくの毎日=一生の思い出 (残りの日々を思いっきり楽しもう。) いよいよ18日(火)、19日(水)と学年末テストがあり、その後は入試が始まります。体調を整えて悔いのないようにこの3学期を過ごしてくださいね。中部中学校の先生たちは、3年生のみなさんのがんばりを応援していますからね。 1月8日(土)「七草がゆ」を食べましたか (校長先生より)「七草がゆ」とは、1月7日の朝に食べるものだそうです。その日の朝に「春の七草」が入ったおかゆを食べると、1年間を無病息災で過ごせるとされています。春の七草は、歌でおなじみ「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」の7種類です。お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸をいたわり、冬に不足しがちなビタミンも補える、理(り)にかなったお粥(かゆ)です。 1月7日は過ぎてしまいましたが、「七草がゆ」を食べてみてはどうでしょうか。 1月7日(金)始業式での校長先生のお話<校長先生のお話の概要> 約2週間あった冬休みも終わり、今日から3学期が始まる。今日、みんなが大きな事故やけが、病気をすることなく、元気に登校してくれたことをうれしく思う。 この3学期は単に3つめの学期というわけではなく、今年度の総まとめをする学期である。 3年生はいよいよ受験本番だし、2年生は3年生0学期、1年生は2年生0学期である。 特に2年生は来年度の入試改革により大幅に受験日程が早まるために、今年までの3年生1学期と同じくらい重要な学期になってくると思う。 目標もなく、だらだらと過ごしてしまうと大切な1年間が台無しになってしまうので、ここで心機一転して学年最後のまとめをしっかりとして、次の学年につないでほしいと願う。 1月2日、3日には箱根駅伝が行われ、青山学院大学が圧倒的強さで6回目の総合優勝を果たした。きっとテレビで見ていた人もたくさんいるのではないかと思う。 2009年に初めて青山学院大学が箱根駅伝に出場した時には、完走した22校中の最下位の22位だったそうだ。 その青山学院大学には箱根駅伝に向かう時の「チームの目標(キャッチフレーズ)」がある。その「目標(キャッチフレーズ)」と大会結果を紹介する。 2015年:「わくわく大作戦」 初優勝 2016年:「ハッピー大作戦」 2連覇 2017年:「サンキュー大作戦」 3連覇 2018年:「ハーモニー大作戦」 4連覇 2019年:「ゴーゴー大作戦」 2位 2020年:「やっぱり大作戦」 5回目の優勝 毎年、チームの目標をしっかり設定し、それを選手全員にわかりやすいキャッチフレーズにして チーム全体でそれに向かって努力してきた結果、どんどんチームが向上してきたのである。 2021年:「絆大作戦」 4位 昨年の青山学院大学は、チームの精神的支えだった主将が大会数日前にけがで離脱し、その影響もあってチームが崩れ、往路で3人の選手がブレーキとなり12位、復路で優勝して意地を見せたものの総合4位という成績であった。 2022年:「パワフル大作戦」 6回目の優勝 昨年度の反省をもとに今年は、何があっても崩れないチームを目指してきたそうである。 そんな状況のなかで原 晋(すすむ)監督が今年たてた作戦は「パワフル大作戦」である。 それは、選手一人一人が覚悟をもって箱根駅伝(目標)に向かい、パワフルな走りをみせるという決意を表した作戦である。チームのなかに1万メートルを28分台で走れる選手が23人もいるところまで一人一人が高まってきたそうだ。 青山学院大学の強みは、記録だけではない。原監督は「一人一人が自分に足りないものや課題、目標を考えて行動する。自律して前に進むという姿勢ができあがった。」と選手の取り組む姿勢をたたえている。 原監督の書かれた本を読むと、「チームが勝てなかった頃は「練習しても、どうせだめだから」と部員たちも苦しい練習から逃げてばかりだったし、不安をつのらせてあせってばかりいた。」とあった。そういった雰囲気がチーム全体をマイナスの方向に向けていたのだと思う。 今は部員たちが自分のやるべきことをしっかりと自覚して、各自が目標に向かってしっかりと努力しているので、圧倒的にパワフルな走りができる圧倒的な走りができるチームになってきたのである。 原監督は、「自分の目標をひとつずつ、半歩ずつでもクリアしていくことで、多少の困難はあるかもしれないが、必ず夢はかなうと思う。自分の夢に向かって努力を続けてほしい。」と部員たちに語っているそうだ。 この3学期にみんなが、それぞれの目標に向かってこつこつとがんばり、やるべきことをしっかりやってくれることが、最終的に中部中がパワフルな走りができる素晴らしい学校に成長することにつながる。みんなのがんばりを期待している。 1月5日(水)旭堂鱗林さんからの年賀状 (校長先生より)新年早々の謎かけが書いてありました。 藤井聡太竜王とかけまして、今年の干支(えと)の寅とときます。 その心は・・・。 どちらもツメ(詰め)がするどいでしょう! 鱗林さんは、さすが上手ですね。 (中部中学校生徒からの謎かけの逆襲) ・旭堂鱗林さんの講談とかけまして、ホワイトタイガーとときます。 その心は・・・ どちらも「面白い(尾も白い)」でしょう。(3年生男子) ・マスクとかけまして、テスト週間中の母の言葉とときます。 その心は・・・ どちらも耳が痛くなる。 ・高齢者とかけまして人気のないうどん屋さんとときます。 その心は・・・ どちらもこし(腰)が悪いでしょう。 ・マスクとかけまして魚のエイとときます。その心は・・・ どちらも顔が見えないでしょう。(2年生男子の作品) ・旭堂鱗林さんとかけまして太陽とときます。その心は・・・ どちらも光が絶えないでしょう。(1年生男子) 中中生のみなさんもさすがですね。謎かけの新作ができたら校長先生に教えてくださいね。「中中生からの挑戦状」として麟林さんに送りますよ。 1月5日(水)「小寒」 今日から寒の入りです。 (校長先生より)小寒に入ることを「寒の入り」といい、次の節気である大寒(だいかん)と合わせた約1カ月間は「寒」「寒中」「寒の内」と呼ばれ、最も寒さが厳しい時期です。水も冷たく冷え、川や池の氷も厚みを増します。気温が下がるだけでなく空気も乾燥しているので、風邪やインフルエンザも流行しやすい時期となりますので、気をつけていきたいですね。 |
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