最新更新日:2024/06/12
「中中っていいな」「中中っていいよね」と自分たちが思える、周りからもそう思ってもらえる「誇れる学校」を、先生と生徒のみんなでつくっていきます。

7月23日(金)ひっつき虫「オナモミ」絶滅危惧種です。 (校長先生より)

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 校長先生が子どもの頃、よく近所のあぜ道にはえている雑草の「ひっつき虫」を服に付けて遊んだものです。おそらく中中生の保護者のみなさんは同じような経験があると思います。ところがそのくっつき虫こと「オナモミ」をめっきりと見なくなりました。

でも「ひっつき虫」こと、「オナモミ」が、実は絶滅危惧種で、「ひっつき虫」の本当の正体は外来種の「オオオナモミ」だったかもしれないという話を聞きました。

オナモミについて詳しい大学の先生も、野生のオナモミは見たことがないそうです。
西日本では1960年代((昭和35年〜昭和45年ごろ)には姿を消したとみられ、その減り方も急だったようです。
それもあってか、図鑑でさえ「オナモミ」と外来種を間違って掲載しているものがあるといいます。
両者が近くにあると、互いに種(たね)が出来にくくなり、「オナモミ」が減った可能性があるそうです。北米原産の「オオオナモミ」が日本に入ってきたのは1929年(昭和4年)とされているので、もしかしたら「オナモミ」だと思っていたものも、「オオオナモミ」だった可能性がありますね。その外来種の「オオオナモミ」でさえも最近見かけなくなってしまいましたね。

校長先生が子供のころ遊んでいた「ひっつき虫」は、「オナモミ」「オオオナモミ」どっちだったのでしょうか。


7月22日(木) 蓮(はす)の花 (校長先生より)

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大ヒットしたアニメ「鬼滅の刃」のオープニング曲として人気を博したのが、Lisa(リサ)の曲「紅蓮華」です。読み方は「ぐれんげ」です。紅蓮華(ぐれんげ)というのは、赤い蓮(はす)の花という意味ですね。蓮(はす)には「清らかな心」「離れゆく愛」などの花言葉があります。この花言葉を知るだけでも、Lisa(リサ)の曲「紅蓮華」の歌詞の深さを感じます。

今朝、近所の蓮(はす)田に蓮(はす)の花の様子を見に行ったら、きれいな花を咲かせていました。これから8月に向けて次々ときれいな花を咲かせていくと思います。とても楽しみです。
以前にも紹介したと思いますが、蓮(はす)の花は早朝に咲き始め、お昼には閉じてしまうそうです。ですから、朝からお昼までが観賞できる時間です。お昼過ぎに開いている蓮(はす)の花があったら、それはその日を最後に散ってしまうお花です。午後のハス池で、ふっくらと大きく丸みを帯びた蓮(はす)のつぼみがあったら、午前中に咲いていて翌日も咲く蓮(はす)の花です。細い茎の上に乗るふっくらとした淡いピンクのつぼみは、キャンドルの灯を思わせるような可愛らしさですね。

蓮(はす)の花は早朝開き、お昼には閉じる、そのサイクルで4日間しか花が咲かないとのことです。4日目は夕方まで咲き続け、そのまま花びらを落として散っていくのだそうです。4日目になると花びらは開き切り、花芯の黄色の部分が見えるようになってきます。
 今日、蓮(はす)田の蓮(はす)の様子思い出してみると、確かに花芯の部分だけになっているものが少しありました。

蓮(はす)の花は泥水のような池(蓮田)の中から真直ぐに茎を伸ばし、その先に華麗な花を咲かせます。泥から出てきても泥に汚れることはありません。このことから蓮(はす)の花は清らかさの象徴と考えられ、仏教では神聖な花とされてきたそうです。

中中生のみなさんは蓮(はす)の花を見たことがありますか? 愛西市はハスの花で有名ですね。チャンスがあったら一度実際にハスの花を見ると、その美しさに感動すると思いますよ。

7月20日(火)1学期終業式 校長先生のお話

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 本日、1学期の終業式が行われ、校長先生のお話がありましたので、その概要を紹介します。
<校長先生のお話の概要>

夏の市大会が終わり、多くの3年生の人たちはこれで部活動は引退となる。これまで本当によく頑張ってきたので、部活を通して学んできたことをこれからの生活に生かしてほしいと思う。2年生、1年生のみなさんは、先輩たちが築いてきた中部中のよき伝統を引き継いで中部中をさらに発展させていって欲しい。

これから西尾張大会や県大会に出場する生徒のみなさんは、最後の調整をしっかりして本番でも力が発揮し、少しでもよい結果が出せるようにがんばってほしい。
文化部では、吹奏楽部がコンクールに出場する。自分たちにとって最高の演奏ができるようにがんばってほしい。

一学期を振り返ると、自分は一学期に十分やりきって目標を達成し、満足できたという人もいれば、思い通りの結果とならずに不完全燃焼だったかなあという人もいるのではないかと思う。
思いはそれぞれ様々だと思うが、心機一転して気持ちを切り替えて新しい目標に向かって努力をしてほしい。
1学期の始業式からずっとみなさんに話をしていることは、「「夢」や「目標」を持ち、そこに向かってあきらめずに自分が決めたことをやりきって欲しい」ということである。
1学期の様子をみていると、明らかに意識が変わり、そして努力をして、向上してきている人がたくさん見られた。とてもうれしいことである。

夏休みは学校から離れ、自分自身で生活を管理していくことになる。自分の意思をしっかりと持って次の点に気をつけて過ごしてほしい。
・コロナ対策、熱中症対策をしっかりとするなど、健康面でも自己管理をしっかりとしてほしい。
・交通事故や水の事故に気をつけるなど命を大切にしてほしい。

夏休み中に「これだけはやりきろう」という自分の目標を決め、それを達成できるように努力をしていこう。
 ちなみに校長先生はこの夏休みにたくさんの本を読む計画をしている。みんなも夏休み中にぜひたくさんの本を読んでほしい。

7月12日(月)に、本校卒業生の袴田美帆さんから「誠実な自信」という演題でお話をしていただいた。講演の中で、心に残る言葉がたくさんあった。
袴田さんは、音楽大学に進学したくても、さまざまな事情で音楽大学には進めなかったけれど、音楽の道を諦めずに、コツコツと努力を継続して、フランスに渡ってサックス奏者になった。そんな経験を持つ袴田さんのお話だから、とても説得力があった。

演題である「誠実な自信」ということばは、どんな意味を持つのか理解できただろうか。
『誠実な自信』ということばは、中部中学校で吹奏楽部だった時の部のスローガンだったそうである。袴田さんも中学生だった頃は、「『誠実』と『自信』は別々のことばに感じられ、そのことばのつながりがよくわからなかったが、今になって、そのことばのつながりの意味がよくわかるとお話しされていた。
校長先生なりに考えてみると、『誠実』ということは、自分の心に誠実であること。
自分にできるだろうかと不安になることがあったら、自分の心に聞いてあげる。「自分に厳しく」という言葉はよく聞くが、「自分にやさしく、正直でいることが大切である。」ということである。
自分の心が「出来る」「やりたい」と思ったことは、いつか必ず出来る、やれるはずである。そのときはできなくても、簡単に諦めてしまわないようにして、いつかできると信じてコツコツと努力を継続してほしいということである。
いつかできると信じてコツコツと努力を継続していくことが、最後には自分の『自信』につながっていくのである。

「努力は裏切らない、信じていれば、夢はかなう。だから、自分の心が「出来る」「やりたい」と思ったことは、すぐに諦めずに努力を継続してほしい。」と袴田さんは語ってみえた。
「目の前のことを一生懸命がんばろう。そうすれば、自分のがんばりを見ていてくれる人がたくさんいるから」という言葉が心に残っている。

みなさんも、袴田さんに負けないように、この夏休みは小さな目標を決め、ねばり強くその目標に向かってがんばってほしいと願う。
 中中生のみなさんひとりひとりが、1学期よりステップアップして2学期を迎えることができることを期待したい。




7月18日(日)NIE新聞活用 読売こども俳句(校長先生より)

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「おいしい季語」があるって知っていますか。今の時期ならさくらんぼやとうもろこし。アユやウナギも、そろそろ食べたくなりますね。おいしく食べて、おいしそうな句が詠めたら何よりですね。平安時代の和歌には、食べ物はあまり登場しません。味覚の表現は、俳句の得意とするところなのです。

2021年7月7日(水)読売新聞朝刊の「こども俳句」を紹介します。

かわいちまい とうもろこしが すけてるよ
(小学校1年生の作品)
※とうもろこしのかわをむき、とうとう最後の一枚に。おいしそうな黄色の列が、うすい皮の向こうに透けて見えているのです。かけっこで、もうすこしでゴールが見えた時のようなドキドキ感がこちらにも伝わってきます。

みみず見て カメ吉思い つかまえる
(小学校3年生の作品)
※夏の季語である「みみず」を使って、面白い句を作りました。カメ吉に食べさせてあげようと、ミミズを捕まえたというのです。飼っているカメの名前である「カメ吉」を句に入れたことで、愛情をもって育てていることがわかります。

夏の雲 でっかい顔で 笑ってる
(小学校4年生の作品)
※純白の積乱雲を思い浮かべました。顔の表情にはいろいろありますが、やはり夏の雲には、笑い顔が似合っています。大きな口からはなたれる、大きな笑い声が、青空いっぱいに響き渡るようですね。夏らしい生命力にあふれた一句。

ひまわりの 高さをこえる 日が来るか
(小学校4年生の作品)
※実際には大人になってもなかなかヒマワリの背丈はこえられませんが、「こえる日が来るか」というフレーズに静かな決意が込められていて、心をつかまれました。ヒマワリに負けないくらいの心意気で、未来をたぐりよせたいものです。

母の日に 慣れない手つきで 餃子(ギョウザ)焼く
(小学校6生の作品)
※お母さんのためにしてあげることとして、「餃子(ギョウザ)焼く」がとても具体的で、しかも個性的。この家ならではの「母の日」が詠まれていて、楽しませてもらいました。「うちではこうしているよ」などと、この句をきっかけに友達と会話がはずみそう。

服に付け 楽しみ尽くす 空蝉(うつせみ)で
(小学校6年生の作品)
※「空蝉」はセミのぬけがら。服にくっつける遊び、楽しいですよね。この句では、「楽しみ尽くす」というユニークな表現を使っていることが目を引きます。「空蝉」のものがなしい字面(じづら)に対して意外性のある、ほがらかでのびのびとした内容ですね。

【もっと伝わる直し方】 たった十七音に命かけ

東北の旅の途中、現在の山形県にある立石寺(りっしゃくじ)で詠んだとして、松尾芭蕉は紀行文「奥の細道」に次の句をのせています。

閑(しず)かさや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声 
「推敲(すいこう)後」

山寺の静かさを詠んだこの有名な句、完成までにずいぶん苦労したようです。旅の相棒だった曽良(そら)が書き留めていたのは、

 山寺や石にしみつく蝉の声 
  「推敲(すいこう)前」

という句でした。「しみつく」だと、なんだか蝉の声がべたべたしているみたいで、うるさい感じ。「しみ入る」とすると、すーっと岩の中に蝉の声が吸い込まれていくようで涼しげです。
 芭蕉は別のところで、句を案じるのに、内臓がちぎれるような思いがしたと語っています。たった十七音の文芸に命をかけた人がいたのですね。

(読売新聞2021年7月7日朝刊より)

中中生のみなさん、もうすぐ夏休みですね。少しはゆとりができると思うので、おいしそうなものを題材に俳句を詠んでみてはどうでしょか。

7月15日(木)校庭のひまわり (校長先生より)

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職員玄関横のひまわりがだんだんと咲き始めました。中中生のみなさんは、ひまわりを漢字で書けますか。ひまわりは、漢字で「向日葵」と書き、太陽の方を向いて曲がるといわれています。
 ひまわりの花は、1本にいくつあると思いますか。実はひとつに見えるひまわりの大きな花は、小さな花がたくさん集まってできたものです。外側にある黄色い花びらは、花を目立たせて花粉を運んでくれる虫たちを集めるための花です。また、中にあるつぶつぶのようなところもそれぞれが小さな花です。
 ひまわりの花は、外側から順に咲き、咲き終わると大きな花がうなだれるように下を向いてしまいます。うなだれた花を見ると、小さな花があったところには、たくさんの種ができています。小さな花たちは、それぞれひとつの種を作るのです。
 時間を見つけて、ひまわりの花を観察してみてくださいね。

7月7日(水) 今日は二十四節気のひとつ「小暑(しょうしょ)」です。(校長先生より)

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今日は、二十四節気のひとつ「小暑(しょうしょ)」です。「小暑」とは、暑さが厳しくなってくるころという意味です。梅雨(つゆ)の終わりごろで、大雨が降ることもあると言われています。今まさに世の中は、こんな状況になっていますね。
次の二十四節気は「大暑(たいしょ)」で、7月22日(木)です。


7月7日(水)七夕の日  (校長先生より)

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七夕ってどんな行事か知っていますか。七夕は7月7日に願い事を書いた短冊と飾りを笹につるして、星にお祈りをする行事です。

 この日天候が良いと、夜空に天の川がみえます。中国の古い伝説では、天の川の両岸に輝く「おり姫星(こと座のベガ)」と「けん牛星(ひこ星、わし座のアルタイル)」がこの日、一年に一度だけ天の川をわたって出会えるといわれています。

 昔の日本では、はたおりが上手だったおり姫にちなみ、7月7日に布の切れ端を笹に飾り、願い事を書くようになりました。

 中中生のみなさんは、どのような願い事を書きますか。

7月5日(月)ハスの花 (校長先生より)

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昨日の夕方、近所のハス田にきれいなハスの花が咲いていることに気がつきました。残念ながら、夕方だったので花は閉じていました。

ハスの花は早朝に咲き始め、お昼には閉じてしまうそうです。ですから、朝からお昼までが開いているハスの花を観賞できる時間になります。

 細い茎の上に乗るふっくらとした淡いピンクのつぼみは、キャンドルの灯を思わせるような可愛らしさですね。
 

7月2日(金)選手激励会 校長先生のお話

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今日の午後、夏の大会に向けて、選手激励会が開催されました。校長先生のお話がありましたので、その概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要>
 
 昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、激励会ができなかった。今年はこうして激励会を開催し、選手のみんなを激励して大会に送り出せて本当によかった。
 いよいよ明日から夏の大会がスタートする。3年生は新型コロナウイルスの影響で昨年度は新人大会が開催できなかったので、初めての大きな大会出場となる部もあると思う。
 大会になると緊張して、個人としてもチームとしてもなかなか日頃の力が出せなくなることがある。 日頃の練習してきたことが試合できちんと出せるかがポイントである。
そのためには、心を整え、体調を管理していくことが大事であるし、試合に向けて調整していくことが大事である。
 
 体操の内村航平選手を知っているだろうか。内村航平選手は、これまで3度のオリンピックに出場した。
2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪、2016年リオデジャネイロ五輪の3つの五輪で、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金3個、銀4個)を獲得している。
 世界体操選手権では、個人総合6連覇を含む19個のメダル(金10個、銀5個、銅4個)を獲得している。
まさに日本の大エースであった。しかし、2019年4月の全日本選手権では全身のけがに苦しみ、衝撃の予選落ちを喫した。この時、内村の時代は終わったと言われ、東京五輪は絶望的と言われた。
 しかし、得意の鉄棒に絞ってどん底から這い上がり、4度目のオリンピック出場を果たしたのである。内村選手は、いつも練習の大切さを語っている。

試合でうまくいくためには、練習がすごく大事です。
最高の準備をすれば、最高の結果が出せる。
(体操 内村航平選手のことば)

自分たちが練習でやってきたことをはるかに上回るものは、基本試合では出ないと考えた方がよい。
大事なことは、試合に向けて自分たちの力を100%出せるように心と体の調整をすることである。

 内村選手が言うように、最高の準備をすれば最高の結果が出る。夏の大会では、悔いを残さず、全力でプレーをしてきてほしい。中中生の活躍を期待している。


7月1日(月)オニヤンマ君 (蚊がよってこないためのグッズ)(校長先生より)

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 最近、暑くなってきて校長室にも蚊が飛び交うようになりました。
通級教室で勉強している生徒が、蚊がよってこないオニヤンマ君というグッズを作ってわたしてくれました。校長室にぶら下げましたので、これで蚊も寄ってこないと思います。
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