最新更新日:2024/06/12
「中中っていいな」「中中っていいよね」と自分たちが思える、周りからもそう思ってもらえる「誇れる学校」を、先生と生徒のみんなでつくっていきます。

5月31日(月)角の問題にチャレンジ (校長先生より)

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中中生のみなさんに角度の問題を紹介します。毎日新聞に掲載されていた問題です。チャレンジしてみてください。

図のような三角形ABCがあります。

今、辺BCの適当なところに点Dを取りました。すると、辺ABの長さと辺CDの長さが等しくなりました。

 図の二つの角がそれぞれ15度と50度のとき、「?」の角度は何度ですか。

(5月24日(月)毎日新聞「脳を鍛えたい」より)



ヒントはこちら

5月30日(日)今日は「ごみゼロの日」 (校長先生より)

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今日5月30日は語呂(ごろ)合わせから、「ごみセロの日」です。もともとは、1975年(昭和50年)に愛知県豊橋市で市民運動として「530(ごみゼロ)運動」が始まったことを契機に、この運動が各地に広がったのだそうです。1985年(昭和60年)7月に運動10周年を記念した全国大会が開かれた際に、毎年5月30日を「ごみゼロの日(530の日)」とする宣言がされました。

 中中生のみなさんは、ごみを捨てるときはどうしていますか。さすがに何も考えずにポイと捨てている人はいないと思います。日本では、ごみがあふれて、捨てる場所に困っているということは、授業でも勉強したと思います。ごみを燃やした灰を埋め立てる場所もいっぱいになってきていて、足らない状況です。ごみを少なくすることは、私たちの暮らしや地球の自然を守るためにとても大切なことなのですね。ごみを0にすることは、とても難しいことですが、ごみの出し方のルールを守って、無駄なごみを出さないように気をつけていきたいものですね。

5月29日(土)中部中のプール入口の桜って、どんな種類の桜?(校長先生より)

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中部中のプール入口の桜を見たら、サクランボがたくさんなっていました。今日じっくり観察してみたら、結構大きな実をつけていたのでびっくりしました。4月ごろの花の色を思い出してみると白っぽかったような気がします。この桜の木には、ソメイヨシノという樹木札がかかっていますが、もしかしたらこの桜の木はソメイヨシノではなくて、セイヨウミザクラ(西洋実桜)の種類ではないかという疑惑が浮かんできました。中中生のみなさんも時間があったら観察してみてください。ただし、毛虫に注意してくださいね。

5月26日(水)スーパー・フラワー・ブラッド・ムーン

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 満月が地球の影にすっぽりと隠れ、赤銅色に光る皆既月食(かいきげっしょく)が今日26日(水)に、2018年7月以来、約3年ぶりに全国各地でみられます。今夜の満月は、今年最も地球に近いスーパームーンとあって、普段よりも大きめの赤い月が見られそうです。

 今夜の月は、英語圏で「スーパー・フラワー・ブラッド・ムーン」というそうです。つまり、「特大の花の血の月」というわけです。理由は、花々が咲き誇る5月ゆえフラワー。そして、血のような赤銅色に染まるからブラッドというわけです。日本で、「皆既」となるのは午後8時9分ごろだそうです。

 中中生のみなさん。今日は夜空を見上げて月を見てくださいね。(今日は雲が多いので、月が見られるでしょうか。)

5月23日(日)NIE新聞活用 読売新聞 こども俳句(校長先生より)

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 俳句はあいさつの心を持って詠むものと言われます。めぐりくる季節を「こんにちは!」と迎える気持ちが大切であると言うことですね。吹く風や流れる雲、草木や動物たちの命が、キラキラと輝いてみえる句を詠みたいですね。ケムシやナメクジなど、正直あいさつしたくない生き物もいますが、みんなこの星のなかまですから。

2021年5月19日(水)読売新聞朝刊の「こども俳句」を紹介します。

たんぽぽと 顔を上げると 青い空
(小学校6年生の作品)
※「たんぽぽと」の「と」がとっても良いなあ。日ざしをいっぱい浴びようと、上を向いて咲くたんぽぽ。その花といっしょに、自分も顔を上げてみたというのです。ちょっと落ち込んだときに、この句を口ずさんでみると、元気が出てきそう。

春風が おれの校ぼう ねらってる
(小学校4年生の作品)
※校ぼう(学校のぼうし)を吹き飛ばそうとする「春風」。風をいたずらぼうずみたいに表現したのが痛快です。ぼくやわたしではなく「おれ」といったのも力強い調子を出しています。うばわれないよう、しっかりと手で押さえているさまが目に浮かぶようです。

花ごろも 一年一度の 晴れ姿
(小学校5年生の作品)
※「花ごろも」は、花見にいくときの特別な装い(よそおい)のこと。桜が咲くのは一年に一度ですから、「花ごろも」は一度だけの晴れ姿というわけ。「晴れすがた」には「晴れ」の語が入っているので、きっと青空の下での花見だったのだろうと思わせます。

目がさめた ソメイヨシノが なくなった
(小学校4年生の作品)
※あんなに咲き満ちていたソメイヨシノが、起きると、あとかたもなくなっていたというのです。強い風が吹き続けると、一晩で散ってしまうこともありますよね。ソメイヨシノのまるで夢のようにはかない命を、見事にすくいとっています。

さくらもち 優しい色で つつまれる
(小学校4生の作品)
※あんこを包むもちも、桜の葉も、ともに「優しい色」をしていますね。「優しい色でつつまれる。」というフレーズ、なんだか見ていると、心がほっとなごみます。自分も包まれたいような・・・・。素敵なフレーズをありがとう。

菜の花を 勉強机に いけてみた
(小学校4年生の作品)
※「いけてみた」でとどめて、その後の気持ちを略しているのが、この句のうまさ。言っていなくても、菜の花のおかげで机のあたりがはなやいで、勉強もはかどったにちがいないと想像できます。季節の力をぞんぶんに活用した一句です。

【よい句ってどんな句?】日常の言葉 別の言い方で

「本」と「書物」は同じ意味だけれど、「書物」は、ちょっと硬い感じ。言葉の印象の違いに敏感になるのが詩人への第一歩です。

しづかさや 湖水の底(そこ)の 雲の峰(みね)  小林一茶

「雲の峰」、つまり入道雲が湖面に映っています。まるで水底に沈んでいるように動かない様子だということで、静かさが伝わります。この句

しづかさや 湖水にうつる 雲の峰(みね)    霞東

という句がすでに作られていて、それをまねしただけともいわれています。でも、「うつる」という言葉をあえて使わないで、雲が水に映っているのを表現したのが一茶のすごいところ。
たとえば、風が吹くとか靴をはくとか、当たり前に使っている言葉を、別の言い方にかえてみましょう。言葉のセンスが磨かれますよ。

(読売新聞2021年5月19日朝刊より)

中中生のみなさん。日頃当たり前に使っている言葉を、別の言い方にかえて、俳句を詠んでみてはどうでしょか。

5月22日(土)お薦めの本 『夢を叶えるための勉強法』 (校長先生より)

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 17日(月)の集会で本を紹介しました。どんな本かというと「『夢を叶えるための勉強法』鈴木光著(カドカワ)」という本です。
著者の鈴木光さんは、東京大学法学部出身で、テレビでも「東大王」や「プレバト」などよく出演していましたから、どこかの番組で見たことがある人も多いのではないかと思います。
「『夢を叶えるための勉強法』鈴木光著(カドカワ)」を読んでみた感想は、中学生や高校生が勉強で成果を上げるためのノウハウがとてもわかりやすく書かれている本だと思いました。
 例えば、目標について勉強は3つのレベルの目標を決めることから始めるとよいとありました。
3つのレベルの目標とは、数年単位の「大目標」、その達成に必要な数ヶ月単位の「中目標」、細かな確認のための数日・数週間単位の「小目標」です。
「大目標」が決まると勉強の方向性が決まります。「中目標」が決まると勉強の内容が決まります。「小目標」が決まると勉強のペースが決まります。
このように3つの目標を決めることで、いつまでに何をどのペースでやっていくのかが見えてくると著者の鈴木光さんは言っています。
その他にも、
・どんな問題でも解ける「4つのプロセス」の考え方
・全体の暗記量を減らせる覚え方のテクニックをつかむ
・「質」を上げて勉強をつづけていくために「5つの工夫」を実践する。
・結果を評価するときは、人と比べず自分を基準に振り返る。
という内容などが紹介されていて、勉強の仕方について大いに参考になりました。

中中生のみなさんも、ちょうど中間テストが終わりホッとしたところだと思います。朝読書の時間などに読んでみてはどうでしょうか。

5月22日(土)ツバメの巣を発見 (校長先生より)

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今日の午前中、近所のお店の軒下の防犯カメラの上にツバメの巣があるのを発見しました。巣の中には数羽のひな鳥がいて、親鳥がエサを持ってきてくれるのを待っていました。
ツバメの最大の天敵はカラスやネコ、そしてヘビなどで、卵やひなを食べられないよう、人通りが多く人目のつきやすい民家や商店の軒先などに巣を作ることが多いのだそうです。
あえて人間が多い場所に巣をつくるということが、他の鳥と大きな違いですね。人間を信用してくれているのですかね。
通常は巣を新しく作るのですが、巣作りの手間を省くために、使っていない古巣があれば、翌年に修復して再使用することもあるのだそうです。もし家にツバメの巣があったら、できれば巣立った後も巣は壊さず、枯れ草や羽を取り除いて、そのままにしておくとよいのだそうです。
でも、洗濯物を干すベランダや、ひんぱんに通る玄関先に巣を作られると、巣から落ちてくるフンや泥によって、汚れてしまうという問題もあります。
巣の下に古新聞などフンを受けるものを置いて、時々取りかえたり掃除をしたりすることで清潔にしておくとよいのだそうです。中中生のみなさんは、ツバメの巣を見たことがありますか。もしかして、家にツバメの巣がある人はいますか。

5月21日(金)今日は二十四節気のひとつ「小満(しょうまん)」です。(校長先生より)

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今日は二十四節気のひとつ「小満(しょうまん)」です。小満は、エネルギーが満ちて草木の枝や葉が大きくしげる季節という意味です。なかでも、秋にまいた麦に穂がつく頃にあたり、その出来具合に「少し満足する」、ひと安心するといった意味です。

「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花」という言葉があります。これら女性の美しさを形容する花たちも、この時期が見頃になるそうです。中部中学校の職員室前の花壇にも赤い芍薬(しゃくやく)の花がきれいに咲いていますね。


5月17日(月)ニンジンの花を学校に持ってきました(校長先生より)

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以前にも学校のウエブページで紹介しましたが、ニンジンは白いきれいな花を咲かせます。今日は家に植えてあったニンジンの花を持ってきました。
中中生のみなさんは、ニンジンがどのような花を咲かせるのか実物を見たことがありますか。ニンジン自体は見たことがあっても、その花を見たことがある人は意外に少ないと思います。

中中のまわりにはあまり畑がないのでニンジンが植えられているところを見ないかもしれませんが、市内でも中心部を少し離れると畑がたくさんあって、ニンジンが育てられています。きっとニンジンの花を見つけることができると思いますよ。ただし、よその畑には勝手に入らないようにしてくださいね。(一番下の写真はニンジンを切り取った切り口です。)


5月17日(月)集会での校長先生のお話

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本日集会で校長先生のお話がありました。校長先生のお話の概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要>

5月に入って新型コロナウイルの感染が再び広がってきて、愛知県には緊急事態宣言が出される事態になった。緊急事態宣言は5月末までとなっているが、今の感染状況をみるとそれもどうなるかはわからない状況である。
今流行してきている変異ウイルスは感染力が強く、10代の若い人にも感染してしまうので、みんなも本当に注意をしなければいけない。検温やマスクの着用、手洗いや消毒などの感染対策をしっかりと意識して日常生活をしていくことが必要である。ワクチンも間に合わない今の状況では、自分自身がしっかりと意識して感染対策をしていくしかないので、ぜひ高い意識を持って感染防止対策をお願いしたい。

今回の緊急事態宣言で、修学旅行やキャンプにも大きな影響があったが、今は何とか別の日に延期をして実施できるように調整をしているところである。いろいろなことがしっかりと決まってきたところで、みんなに伝えていきたいと考えている。

さて、今はちょうどテスト週間で、みんなは毎日テストに向けて勉強を進めていることと思う。
自分自身を振り返っても、中学生や高校生の頃にはテストの結果があまりにも悪くてショックを受けたことも多々あるし、「自分がもっと頭が良かったらよかったのになあ」と何度思ったかわからない。
きっとみんなも「勉強をどこから手をつけていいかわからない」「覚えることが多くて覚えきれない」「どうやって勉強して良いのかわからない」と思ったことが一度はあるのではないだろうか。

自分はもう30年以上も教師をやってきているのだが、長年教えてきた生徒たちを見ていてわかってきたことがある。それは、勉強で成果をあげている生徒たちは、知能指数が高いから成果が上がっているというよりは、「勉強のやり方・方法」と「継続する力」や「やりきる力」が優れているから成果を上げているのではないかということである。
 「自分は頭が悪いから成績は上がらないんだ」と決めつけてしまわないで、もう一度自分自身の勉強の仕方を見直してみるとよいと思う。


3年生には進路説明会で紹介をしたが、自分が最近読んだ本で「『夢を叶えるための勉強法』鈴木光著(カドカワ)」は、中学生や高校生が勉強で成果を上げるためのノウハウがとてもわかりやすく書かれていた。
 例えば、目標について勉強は3つのレベルの目標を決めることから始めるとよいとあった。
3つのレベルの目標とは、数年単位の「大目標」、その達成に必要な数ヶ月単位の「中目標」、細かな確認のための数日・数週間単位の「小目標」である。
「大目標」が決まると勉強の方向性が決まる。「中目標」が決まると勉強の内容が決まる。「小目標」が決まると勉強のペースが決まる。
このように3つの目標を決めることで、いつまでに何をどのペースでやっていくのかが見えてくると著者の鈴木光さんは言っている。
その他にも、勉強の仕方について大いに参考になった。朝読書の時間にぜひ読んでみてほしい。

最近「ドラゴン桜」というドラマが日曜日の9時から放送されている。阿部 寛さん主演で、長澤まさみさんも出ている。勉強で落ちこぼれた生徒を東大に合格させてしまうというお話である。みんなの中で、見ている人はどれくらいいるのだろう? (挙手 多数)

主演の阿部寛さんが新聞に次のようなコメントを載せていた。

<「ドラゴン桜」で主演をつとめる阿部 寛さんのことば>  
「どんな状況でも、誰にでも、道は開かれている。夢を諦めないでほしい」

 阿部さんは、「自分には無理」とか「自分にできるわけがない」というように決めつけることがよくないといっている。どんな状況でも、誰にでも道は開かれているのである。
中中生のみんなも、勉強の方法を少し変えるだけで現状が大きく改善することがたくさんある。自分にあった勉強の方法を確立し、努力を継続していってほしい。阿部寛さんが言っているように、誰にでも道は開かれているので、諦めずにがんばりを継続してほしい。


5月15日(土)NIE新聞活用 読売新聞 こども俳句(校長先生より)

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 多様性の時代と言われる現代、端午の節句のこいのぼりも様々ですね。太いさおに何匹もつるす大家族のこいのぼりもあれば、マンションのベランダにちょうどうよい3匹だけのものもあります。どれも子どもの成長を願う伝統を負っていることは変わりありませんね。

2021年5月5日(水)読売新聞朝刊の「こども俳句」を紹介します。

ブランコで 引っこす友と 風きって
(小学校6年生の作品)
※別れの季節である春の一場面を、あざやかに切り取っています。「風きって」というのは、さびしさをふりきるかのように、いきおいよくこいでいるのでしょう。ここにあふれるばかりの思いがこもって、心がゆさぶられました。

花粉症 花から鼻へ 宅配便
(小学校5年生の作品)
※宅配便は「何が届いたかな?」とワクワクするものですが、「花粉の宅配便」は遠慮したいものですね。急いでこなくてもけっこうです!と叫びたくなります。「花から鼻へ」は、同じようにハナと読む花と鼻を掛けたのですね。小技が利いています。

月曜日 ママにおこされ 春ねむし
(小学校3年生の作品)
※月曜日がしんどいのは、大人も子どももいっしょですね。季節が春となれば、暖かさにもう一眠りしたくなります。「早く起きなさい」「まだ眠いよー」・・・そんな母子のやりとりを想像して、フフフと思わず笑ってしまいました。

花笠で 拍手喝采(かっさい) 六年生
(小学校4年生の作品)
※この学校では、卒業していく6年生を、花笠踊りで送り出したそうです。涙のかわりに「拍手喝采」、こういう送る会っていいなあ。「はながさ」「はくしゅ」と「は」の音を重ねた軽やかな調べが、踊りを詠んだ内容によく合っています。

足もとに 春の命が めを出した
(小学校4年生の作品)
※普通は「種(たね)が芽を出した」と書きそうなところ、「春の命がめを出した」といって、土の中に満ちている命そのものを、おおらかにとらえました。足もとの小さな芽も、大きな命のかたまりにつながっていることに、気づかせてくれます。


シャボン玉 ぱちっと消えて 再ちょうせん
(小学校5年生の作品)
※「再ちょうせん」とは、もう一回吹いてみたということ。加えて、もう一つの意味もありそう。シャボン玉自身も、今度は割れないように気をつけながら、大空にふたたびいどんでいるみたい。シャボン玉と心を合わせているのが素敵ですね。

【もっと伝わる直し方】 言葉と言葉に相性あり

「このズボンにはこのチョッキが似合うな」と服を組み合わせるように、言葉と言葉も相性があります。たとえば、「ほつそり育つ男の子」というフレーズにあう花の季語を、俳人飯島晴子は考え、次の3パターンを候補に挙げたそうです。

A 桃(もも)咲いて ほつそり育つ 男の子
B 朴(ほお)咲いて ほつそり育つ 男の子
C 桐(きり)咲いて ほつそり育つ 男の子

Aだと、男の子は、むしろ桃の花のようにふっくらした感じ。Bは悪くないけれど、連想が広がらない。最終的にはCの案を採用したそうです。桐(きり)は高い木の上に咲く、夏の花。それで、やせた男の子のイメージに合うのですね。理屈ではなく感覚に基づいた、言葉のコラボレーション(合作)が俳句なのです。
 
(読売新聞2021年5月5日朝刊より)

中中生のみなさん。中間テストに向けて、テスト勉強でたいへんだと思いますが、休憩時間には外の自然を眺めながら、俳句を詠んでみてはどうでしょうか。
気持ちが少しほぐれると思いますよ。

5月12日(水) 「5月12日」は看護の日です。   (校長先生より)

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今日から愛知県にも緊急事態宣言が出されました。感染症対策の最前線、医療の現場では、新型コロナウイルスとの戦いで、過酷な日々が続いていることは、テレビや新聞で報道されているので中中生のみなさんもよく知っていると思います。
 まさに生死を分ける現場に日々身を投じて頑張っておられる医療従事者の方々は本当に大変であろうと思います。本当にありがたいことです。

 さて、今日5月12日は「看護の日」です。毎年、この5月12日は「看護の日」と決められています。この日は、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日で、ジュネーブに本部がある国際看護師協会は、1965年(昭和40年)より、この日を「国際看護の日」に定めています。
 日本でも1990年(平成2年)にこの5月12日を「看護の日」と定めました。
昨年は、ナイチンゲールの生誕200年にあたる年でした。今の近代的な看護の確立はナイチンゲールの存在なくしてはありえないといわれています。ナースコールもナイチンゲールのアイデアだそうです。ナイチンゲールとはどのような人だったのでしょうか。

 イギリスの上流階級に生まれたフローレンス・ナイチンゲール(1820〜1910)が看護の道を志したのは17歳の時だったそうです。両親に反対をされましたが、「苦しむ人々の重荷を軽くするのが私の天命」とナイチンゲールの決意は変わりませんでした。
 クリミヤ戦争中の1854年にはトルコの野戦病院に赴任しましたが、そこで目にしたのは害虫がはい回る病室で感染症にかかり死んでいく兵士の姿でした。室内を清潔に保ち、負傷兵に新鮮な食事を与えることで、患者の死亡率は大きく減ったそうです。
 その後も統計学を用いて病院の環境改善に力を注ぎ「近代看護の母」と言われています。
新型コロナウイルスが世界中で広がる中で生誕200年を迎えました。
彼女が看護師たちに繰り返し説いていた言葉は、「日中、何度も手を洗いなさい。」だったそうです。

 そして、ナイチンゲールは心に響く言葉をたくさん残しています。中中生のみなさんにも参考になるかもしれませんので、そのなかのいくつかを紹介します。

・あなたにはなすべきことがあります。あなたにしかできない大切なことがあるはずです。
(ナイチンゲールが16歳の時、日記を書いているときにふっと聞こえてきたことば。この言葉で看護の道を志すことになりました。)

・あきらめという言葉は私の辞書にはない。
(看護の道に進むことに反対をしていた両親を説得して、ドイツに看護の勉強に出かけるときに書き残したことば)

・進歩し続けない限りは、後退していることになるのです。目標を高く掲げなさい。
(看護師や実習生たちに書いた手紙の中に何度も出てくることば)

・ものごとにはすべて時があります。ものごとを始めるチャンスを私は逃さない。たとえマスタードの種のように小さな始まりでも、芽を出し、根を張ることがいくらでもある。(看護師や実習生たちに書いた手紙の中のことば)

 参考文献 5月14日 中日新聞 「時代を生き抜く名言」
 ポプラ社「この人を見よ 歴史をつくった人びと伝 ナイチンゲール」

5月11日(火)中日新聞 「切り抜き作品コンクール」優秀作品集 (校長先生より)

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 中日新聞社のNIE事務局より令和2年度(昨年度)の「切り抜き作品コンクール・優秀作品集」をいただきました。このコンクールは平成6年から始まり、昨年度で第27回になるそうです。昨年度は、新型コロナウイルス禍の中でも、4247点もの作品が寄せられたそうです。

そのようにたくさんの作品が集まった中から、中部中学校2年生(現3年生)の男子生徒の作品が、中学生の部の「中日大賞」に選出されました。(真ん中の写真)
 また、神山小学校3年生(現4年生)の女子児童の作品が、小学生の部の「優秀賞」に選ばれました。(一番下の写真)

応募作品4247点のうち、コロナ禍に関するものが1955点もあり全体の46%を占めているそうです。

 優秀作品集に載っている作品は、環境、いじめ、教育、外交、人権、エネルギー、食糧、デジタル社会、オリンピックなどと多様で、今考えなければテーマが幅広くあって感心させられました。

 毎日、中部中学校の教室にも新聞が届けられていますので、時間を見つけて新聞を開き、気に入った記事を読んでみてください。きっと今何が話題になっているか、何が問題になっているかが見えてくると思いますよ。
 ちなみに、神山小学校の優秀作品の中に、校長先生の姿が切り抜かれて貼ってあるのを見つけてびっくりしました。

 今年度も中日新聞NIE事務局では、「新聞切り抜き作品」を募集しているそうです。
締め切りは2022年1月10日(月祝)当日消印有効だそうです。
募集要項や応募票は中日新聞社NIE事務局のホームページからもダウンロードできます。

中中生のみなさんも、興味のある人はぜひチャレンジしてみてくださいね。

5月10日(月) 昨日は、「母の日」でした。  (校長先生より)

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5月の第2日曜日は「母の日」です。ですから、今年は、昨日5月9日(日)が「母の日」でした。お花屋さんやスーパーなどでは、赤いカーネーションの花がたくさんならんでいましたね。

「母の日」は、いつもみんなのためにがんばってくれているお母さんに「ありがとう」を伝える日です。 
母の日は、今からおよそ100年前、アメリカで始まったそうです。
 アンナという女の人が、お母さんの亡くなった5月の第2日曜日に教会に友だちを招き、お母さんのことを思う会を開きました。アンナは、お母さんが大好きだった白いカーネーションを飾り、毎年国中で母の日をお祝いしようと提案をしたところ、みんな大賛成をしました。
 これがきっかけとなり、この会が開かれた5月の第2日曜日を「母の日」として祝い、胸にカーネーションをつける習慣が広まったそうです。
 カーネーションは、母親が落とした涙の後に生えた花で、母親が愛情を注いだものと言われていました。カーネーションの花言葉は「母の愛情」です。
 アメリカでは、母親を亡くした人は白いカーネーションを胸につけ、母親が生きている人は赤いカーネーションを胸につけます。

 日本でも「母の日」を祝う習慣はすっかり広まっています。でも、日本ではカーネーションを胸につけるのではなく、お母さんに贈る習慣になっています。また、カーネーションと一所に感謝の気持ちを書いたカードやプレゼントを贈ることもありますね。
 大切なのは、特別なプレゼントを用意することではなくて、お母さんに「いつもありがとう」という気持ちを伝えることだと思います。

中中生のみなさんは、「母の日」に何かしましたか?
特別なプレゼントなどを用意しなくても、手紙を書いたり、お手伝いをしたりして、感謝の気持ちを伝えることができるとよいと思います。なお父の日は、6月の第3日曜日です。

5月6日(木)虹はどうして見えるの?(校長先生より)

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 4月30日(金)の部活動の練習中に、小雨がぱらついた場面がありました。そのとき東の上空にしばらく虹が見えたのに気がつきましたか。
 雨がやんで日がさしてくると、虹が見えるときがありますよね。虹はどうして見えるのか、中中生のみなさんは知ってますか。

 太陽の光はまぶしい白色に見えますが、実はいろいろな光が混ざっています。光は混ぜると白くなります。光は水に当たると曲がるのですが、曲がり方は色によって違います。例えば赤い光はあまり曲がりませんが、むらさきいろの光は大きく曲がります。だから、いろいろな色の光が混じった光が水に当たると、色ごとの光に分けられます。
 雨上がりの空には、たくさんの小さな水のつぶが浮かんでいます。この水のつぶに太陽の光が当たり、色ごとに分けられたものが虹なのです。

 虹は、水のつぶが当たってはね返った太陽の光なので、太陽の方を探してもみつかりません。虹を見つけたいときは、太陽に背中を向けたほうがよいそうです。

 虹の色は、上から順に赤、だいだい、黄、緑、青、あい、むらさきの7色だと言われています。虹が見えたら、どれだけ色が見えるか、数えてみると良いですね。
 

5月5日(水)今日は二十四節気のひとつ「立夏(りっか)」です。(校長先生より)

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俳句の世界では、夏の季語とされている「立夏」は、「りっか」と読みます。1年を244の時期にわけた二十四節季(にじゅうしせっき)のひとつです。

「立夏」は二十四節気の第7節目です。暦(こよみ)では、この日から夏になります。「夏の気配が立ち上がってきたような時期、野山の緑が濃くなり、カエルが鳴きだす時期」という意味で「立夏」といいます。

立夏は春分と夏至のちょうど中間です。5月に入り、少し夏めいてきたころのことです。2021年の「立夏」は、今日5月5日です。また、5月5日から次の二十四節気の次の第8節、小満の5月21日までの15日間ぐらいを指します。

 中中生のみなさん、夕方外出した折などに耳を澄ましてみてください。そろそろカエルの鳴き声が聞こえてきますよ。

5月5日(水)今日は、「こどもの日」 (校長先生より)

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 今日、5月5日は「こどもの日」です。中中生のみなさんの家でも、こいのぼりや五月人形を飾ったり、「柏餅(かしわもち)」や「ちまき」を食べたりするところがあるのではないでしょうか。

 「こどもの日」は、子どもの幸せを願う祝日です。この日は、もともと「端午の節句(たんごのせっく)」という男の子の成長を祝う日でした。「端午の節句」は、「しょうぶの節句」とも言うそうです。中国では昔、縁起が悪いとされていた5月に、ショウブという植物を飾る行事がありました。ショウブの強い香りには、悪いことをふり払う力があるとされているからだそうです。これが日本に伝わったのが「端午の節句」なのだそうです。

 「端午の節句」には、軒先にショウブをさしたり、ショウブのはちまきをしたりします。今でも、ショウブをお風呂に入れた「しょうぶ湯」に入る習慣が残っています。
 ショウブは、「尚武(しょうぶ)」(武を重んじること)や「勝負」と読み方が同じで、昔の武士の心構えと通じたので、「端午の節句」はやがて男の子の成長を祝う日になったそうです。

 「こどもの日」といえば「柏餅(かしわもち)」と「ちまき」ですよね。「柏餅(かしわもち)」は日本で生まれたお菓子で、「ちまき」は中国から伝わった食べ物です。どちらにも悪いものを払い、家が栄えるようにという意味が込められているのだそうです。

 中中生のみなさんも、今日は「柏餅」か「ちまき」を食べてみてはどうですか。


5月4日(火)ニンジンの花・ジャガイモの花(校長先生より)

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 中中生のみなさんは、ニンジンやジャガイモがどんな形をしているか、すぐに思い起こすことができますよね。ニンジンやジャガイモがたっぷり入ったカレーやシチューはとてもおいしいです。

 では、みなさんはニンジンやジャガイモがどのような花を咲かせるのか知っていますか。ニンジンやジャガイモは見たことがあっても、その花を見たことがない人は結構多いのではないかと思います。ニンジンは白い花を咲かせますし、ジャガイモの花は紫色で、どちらもとてもきれいな花なのですよ。

中中のまわりにはあまり畑がないのでニンジンやジャガイモが植えられているところを見ないかもしれませんが、市内でも中心部を少し離れると畑がたくさんあって、いろいろな野菜が育てられています。きっとニンジンやジャガイモの花を見つけることができると思いますよ。ただし、よその畑には勝手に入らないようにしてくださいね。

5月4日(火)今日は「みどりの日」です。(校長先生より)

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今日5月4日は「みどりの日」ですね。「みどりの日」は、国民の祝日と定められています。 一般的に「ゴールデンウィーク」というのは、は4月29日の「昭和の日」からはじまり、5月5日の「こどもの日」までですから、「みどりの日」の5月4日は、ゴールデンウィークの終盤にあたりますね。

中中生のみなさんは、「みどりの日」の意味を知っていますか。
「みどりの日」は、自然に親しみ、自然のめぐみに感謝するために定められた日本の祝日です。平たくいうと、山や海、川、植物などの自然に感謝する日のことです。
 「みどりの日」は、日本の自然を深く愛し、長い間植物を研究し続けた昭和天皇にちなんで生まれた祝日です。戦争が終わって5年後の1950年から、「全国植樹祭」が行われ、山に木を植える運動がさかんになりました。昭和天皇はほとんど毎年、4月から5月になると、この行事のために全国にお出かけになりヒノキ、アカマツ、スギなどの木を植えられたそうです。

かつて、みどりの日は5月4日ではありませんでした。みどりの日は、もとは昭和天皇の誕生日である4月29日でした。2007年から4月29日は「昭和の日」という祝日になったので、みどりの日は5月4日に変わったのです。

 中中生のみなさんも、少し自分の身の回りにある自然について改めて考えてみる機会にしてみてください。

5月1日(土)地域誌「神山ひろば」記事 中中夢トーク(校長先生より)

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地域誌の「神山ひろば 第36号」に、令和2年度の「中中夢トーク」の記事が掲載されたので紹介します。

<記事内容>

令和2年度「中中夢トーク」開催

令和3年3月8日(月)に中部中学校アリーナにて「中中夢トーク」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症対策で、1年生の部と2年生の部の2回に分けて実施しました。

この「中中夢トーク」は、現在社会で活躍している中部中の先輩から「自分が頑張ったことや壁を乗り越えたこと」、「自分が現在心がけていること」などの体験談を語ってもらい、在学中の生徒たちが先輩の話を聴くことで、これから夢や目標に向かって頑張っていくための「きっかけ」となったり「ヒント」をもらえたりする機会になるとよいと考えて開催したものです。

第1回「中中夢トーク」の講師を務めたのは、今年成人式を迎えたばかりのデザイナー、山下ほたるさんです。今年の成人式の実行委員も務めてくれました。今回の講演の演題は「『わくわく』を大切に」です。
卒業式が終わったばかりの時期でしたが、中中生たちは集中して山下ほたる先輩のお話を聴くことができました。

生徒のみなさんの感想を紹介します。

○私は失敗するのが嫌なので、今まで自信がないことに挑戦することができていませんでした。でも、今日山下さんのお話を聴き、新しいことに挑戦し、夢を広げていくことが大切だと思いました。

○「できる・できないではなく、いろいろなことに興味をもち、チャレンジをすることが大事」という言葉が心に残りました。

○「わくわく」を大切にすることによって、人生が楽しくなると思いました。だから、これからいろいろなことに興味をもち、チャレンジしようと思いました。

○私は今日のお話を聴いて、どんなことにも「チャレンジ」することが大切であるということを改めて実感しました。


中部中学校の生徒には、山下ほたる先輩からのメッセージをしっかりと受け止めて、自分なりの「わくわく」をさがしてくれるものと期待しています。きっと夢や目標につながる「わくわく」に出会えると思います。そして、自分の可能性を信じて、夢に向かってチャレンジしてください。

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