最新更新日:2024/06/13 |
3月5日(火) 令和5年度 3年生修了式(校長室)〈校長式辞より〉 みなさんと初めて出会った4月の頃に比べれば、この1年間だけをとっても、みなさんは確実に人間的に大きく成長したと思います。その成長を本当に頼もしく、そしてうれしく思います。 これから自分の進むべき道は、最終的には自分自身で決定していかなければならなくなります。 とはいうものの、時には今歩んでいる道ではなく、もう一方の道を進めばよかったと後悔することがあるかもしれません。しかし、どっちの道を選んだかということにこだわるよりも、選んだ道でどう生きていくのか、という視点で考えた方が、よりよく生きていけるような気がします。 自分のおかれた場所で、世界で一つしかない「自分という花」をどう咲かせるのか。そこが大切なポイントだと思います。 今回卒業を迎える中部中学校の3年生・239名についても、それぞれの人によって、花を咲かせる場所や時期はまったく違うと思います。なかには早くに花を咲かせる人もいるでしょう。でも、がんばってもなかなか芽が出なかったり、花を咲かせることができなかったりする人もいると思います。 人間というのは、人が花開いて成功していると、どうしても焦ってしまうものです。しかし、人と比較するのではなく、焦らず腐らず諦めず、自分が精いっぱい取り組んでいれば、必ず花は開きます。そう信じて、自分のペースでよいので一歩ずつ前に進んでいってほしいと思います。 |
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