よいお年をおむかえください
東小のみなさんにとって2012年はどんな年でしたか?
私にとってはあっという間のようで、なが〜い1年でした。 一言で言うなら「チャレンジの1年」だったように思います。 香港に来て「無理だ!できない!」と否定的に物事をとらえ、あきらめてしまうことが少なくなったように思います。 それは、私が何でもできるスーパーマンになった!からではなく、 香港にいるというだけで、日本と全く同じように生活したり、勉強を指導したりすること自体が無理である、ということが大前提にあって、 「さて、今回はどんなふうにしてみようかな?」 と、今まで自分が慣れ親しんでいることをそのままやるのではなく、今できる最大限のやり方は何かな?と考えるところから、出発するようになったからです。 自分にとっての当たり前が世界では当たり前ではないということを、さまざまな機会で教わっているから、こんなふうに考えるのだと思います。 そして、必ず助けてくれる仲間がいてくれるからです♪ 物事のとらえ方が以前より前向きになっているのだと思います。 新潟にいるころから私を知ってくださっている方は「えっ、あの頃以上に前向きなの?!」 とあきれちゃうかもしれませんが(笑)、 どんな状況でも笑顔を絶やさず、落ち着いて物事を考えることが大切なんだと感じさせてもらっています。 2012年も大きな声でた〜くさん笑えた1年でした。 皆様にとってもきっと素敵な1年だったと思います。 すてきにするかしないかは、『自分の心』次第ですからね♪ 良いお年をおむかえください。 香港はこの時期、世界各地からたくさんの観光客でごった返しています。 かんたえ クリスマス集会
2学期が終了する前に、行われたクリスマス集会。
6年生のWhiteクラスの子どもたちによる、英語劇を鑑賞し、全校みんなで元気よくダンスを踊りました。 約10分の劇を、一生懸命セリフを覚えた子どもたち、そして、全部英語であるにもかかわらず、集中して聞いた全校の子どもたち。 本当に素敵なひとときでした。 生きる力につながっているなあと実感しました。 かんたえ みんなちがってみんないい〜乙武さんから教わったこと
先日、スポーツキャスターなどで活躍している乙武洋匡(おとたけひろただ)さんが大埔校に来てくださり、子どもたちに話をしてくださりました。
「今日は香港にいるみんなと友達になるために来たよ!」とあっという間に体育館にいる500名以上のみんなの心をわしづかみ! 「五体不満足」という本の著者でもあり、ハンディキャップを自分の個性としてしっかり向き合って、なんでも自分でできる姿に驚きました。 サッカー、ドッジボール、バスケのドリブル…本当に器用にやる姿を見せていただきました。 ですが、『何でも自分でできる』ようにするために、『努力』をし続けてきたことも話を聞いてわかりました。 そして乙武さんと2つの約束をしました。 ・もしクラスに体の不自由な友達が来ても、きちんと受け入れて一緒に過ごせる人になること ・何事もやる前からあきらめるのではなく、チャレンジしてみること 私自身、大変そうだな、とか、私には無理だ・・・と思ってチャレンジすることもなく、過ごしてきたことを思い浮かべ、これからも、どんどんチャレンジし続けようと思いました。 たった一度の人生ですものね♪ 思い立ったら、やってみる!大事なことですね。 かんたえ 沖縄出身の先生をゲストティーチャーにお迎えして
社会で昭和の学習をしています。
日本を離れての学習というのは難しいことも多いのですが、先日、沖縄出身の他の学年の先生をゲストティーチャーにお迎えし、お話を聞きました。 ゲストティーチャーとして来てくださった先生が毎年自分の誕生日であり、さらに終戦記念日でもある8月15日に沖縄戦を生きぬいたおばあさんから聞いた当時の様子について、話してくださりました。 国語で「平和のとりでを築く」を学習し、戦争を自分なりに理解してきましたが、日本で唯一地上戦が行われた沖縄の様子を初めて聞く子どもたちは真剣そのものでした。 「この草は食べることができるかどうか(毒など体に良くない野草ではないのか)。」 「那覇から北か南どちらに逃げるべきか。」 など、9歳で戦争を経験したおばあさんがいかなる時も自分たちで『判断』し、『決断』せねばならない状況下におかれていたことを聞き、驚くとともにショックを受けた様子も見受けられました。 沖縄から鹿児島に疎開しようとしていた子どもたち約800人を乗せた対馬丸が攻撃されてたったの10分で沈没してしまい、59人しか助からなかったことを知り、「食べ物たくさん食べたいな。」「雪を見れるかな?」など夢や希望をもって船に乗っていた子どもたちの命が奪われてしまったことを、子どもたちなりに重く受け止めている様子でした。 その先生が最後に言ってくださった「戦争を知ること、どんな戦争だったか聞いたことを伝えていくことが大切!」という言葉が、私の胸にもつきささりました。 大切なことですね。 かんたえ ティンカーピン校のみなさん、ようこそ♪
先日、現地校交流で大埔校のとなりのティンカーピン校の6年生を招いて、交流しました。
6年生といっても、学校が9月が新学期で、来年の6月で卒業する子どもたちなので、年齢は1つ下になるんですね。 こういうところも、香港ならではだと思います。 交流した内容は、日本の伝統的な遊びで文化交流。 羽根つき、福笑い、輪投げ、けん玉、独楽、紙相撲、折り紙、坊主めくり…。 互いの母国語(日本語と広東語)なんて分からなくても、子どもたちは英単語を駆使しながら、必死に自分の意志を伝え合い、交流していました。 まさに生きる力ですね! 右の写真は折り紙でバラを作っています。 左は紙相撲を作り、これから真剣勝負に臨むぞ!というところです。 「おはよう」「ありがとう」など、日本語を話すのが上手なティンカーピン校の子どもたちを見ていても、毎年行われている現地校交流がお互いの学校のためにも、とても有意義であることが伝わってきました。 かんたえ コメント (1)コメント「大きいですね!」
神田多恵子 さんの日記「巨大○○」に対して以下のようなコメントがよせられました。
大きいですね! こんにちはトロピカルです なすスゴイですね! ミカンの仲間も大きいですね ニオイかいでみたい… かんたえQは、 大きそうなので・・・ 2つで1000円! でどうでしょうか? あっていますか? トロピカル [2012-12-03 13:25] トロピカルさん さすが!するどいですねえ! ナスは2個で900円 みかんの仲間は1個140円でした。 ナスが高いのでしょうか? みかんの仲間が安すぎるのでしょうか? 大きさだけでは値段は分からないということですね。 かんたえ 国と国とをつなぐ温州みかん
新潟もかなり寒くなってきたそうですね。
かぜをひかないように気を付けて過ごしてくださいね。 先日、香港にある大きなスーパーの会長さんから素敵なプレゼントを子どもたちと先生たちみんながいただきました。 それは、これ!みかんです。 香港で日本のみかんはとっても高級品! ですが、この温州みかんは今から30年ほど前、日本と中国が国交を正常化にするための交渉の際、当時の田中角栄総理大臣が中国から伝わってきて日本で品種改良され、種のない食べやすくなったみかんを、また故郷の中国に伝えようと持って行った時のもの。 中国の南昌という町で会長さんがこのみかんに出会い、スーパーで販売することになったそうです。 この会長さんは、日本人の方です。 冬に日本の食べ物を味わわせたいという思いから、香港校、大埔校、中学部、インターナショナルセクションの子どもたちと先生方全員に1人2個ずつくださったのです。 国と国とをつなぐ架け橋となった食べ物という見方でみかんを見たことはなかったので、私にとっては新鮮でした。 味は、日本で食べるみかんと全く同じでした。 みかんをたべるとこたつが恋しくなります♪ かんたえ |
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