ねずみの神様がいる香港
火曜日,香港の現地校の4年生を大埔校に迎えて交流会が行われました。
大埔に負けず,元気な150人の4年生と一緒に,校内オリエンテーリングにチャレンジ! 15か所のチェックポイントでクイズに答えながら交流を深めました。 クイズも場所によって日本語・広東語・英語で書かれていて,力を合わせないと解けない問題ばかり。 最初は恥ずかしがっていた子どもたちも,あっという間に打ち解け,仲良くじゃれ合っていました。 「言葉は通じなくても心は通じるんだなあ。」と改めて子どもたちの姿から教わりました。 最後に名残惜しそうにアーチを作ってお見送りをしていた姿も印象的でした。 国語で「三つのお願い」という物語を学習しています。 アメリカの物語で「1月1日に自分が生まれた年にできた1セント玉を拾うと,三つのお願いがかなう」というアメリカの言い伝えが話の中心になっています。 「すてきな言い伝えでいいね。」と最初の感想を話してくれる子どもが大勢いました。 ところでこの『言い伝え』。 自分が知っている言い伝えについて話し合ったところ, 「歯が抜けたら日本では上の歯は地面に下の歯は空に向かって投げると,歯が丈夫に育つっていうよね。」と話してくれた子に「そうそう!」とうなずく子どもたち。 「でもうちのおばあちゃんは投げた歯をもう一度見つけちゃうと虫歯になるって言ってたよ。」と新情報も知ることができて,「投げた後は見ないようにしよう!」とみんな断言していました。 また「香港では,ぬけた歯を枕元に置いて寝ると,翌朝起きると歯がお金に変わっているんだよ。寝ている間にねずみの神様がやってきて歯とお金を交換するんだって。私は20ドル置いてあった。」「ぼくは10ドル!」と私も初めて聞いた素敵な言い伝え。 日本にはそんな素敵なねずみの神様、いなかったなあ…。 また「香港の建物は途中で空洞の部分があって,ここを龍が通るんだよね。」と話してくれた子もいて。 香港では高層マンションなどところどころ,空気の通り道のように,空洞になっているところがあります。 これは風水の考え方で,幸せを運んでくれる龍の通り道をちゃんとつくっておくと福を招くという意味があると香港に来て最初に教わった時,本当にビックリしました。 国語の授業で,国際理解につながる…これもまた日本人学校ならではでしょうね。 世界中の言い伝えを調べてみたら楽しそうですね! 新潟の言い伝えというと,「カマキリが卵を産む高さまでは雪は積もらない」かな?と思ったのですが,他にもありますかねえ? 知っていたら,ぜひ教えてください! かんたえ コメント入力
|
|