最新更新日:2024/06/08 | |
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3.11あの時を忘れない
今日であの東日本大震災から6年が経ちました。本校は昨日、3.11追悼集会を行いました。
今、厨中生徒会スローガンは、3年生68期「樹跡(きせき)」から、2年生69期「継創(けいそう)」へ。 東日本大震災で被災された多くの方々を深く追悼するとともに、まだ途上にある復興を強く願い、また、これまで6年間の厨川中学校の「軌跡」をたどりながら、来年平成29年度の新しい1年を、全校生徒一丸となって「創り、継いで」いこうと決意を新たにしました。 一方で、校長先生が紹介した、ある高校生の新聞への「投書」が胸に突き刺さりました。 『震災に意味付け やめて』 2011年3月11日に東日本大震災が起きてから、もうすぐ6年がたつ。 あの時12歳だった私は、18歳になった。 この時季になると、よくあの日を思い出す。 地震、津波、原発事故。 思い出すと辛くて涙が出てしまう時がある。 涙の回数は減ったが、今でも津波の映像を見ることはできない。 発生後、震災に意味付けをする人がたくさんいた。 「絆ができた」とか「家族を大事にするようになった」とか、建前で言う人がいっぱいいた。 だが、そんなものは震災前にだってあった。 震災が起きたことに意味なんてない。起きない方が良かったに決まっている。 だから私は震災を都合よく語ったりしない。 あの日起こったことを、自分の記憶に刻む。ただ、それだけ。 岩手県内陸部で唯一被災した厨川中学校 旧校舎のシンボル、屋上にあった「校章と時計台」は、 あの大地震で逆さまに、へし折れてしまった。 心も折れそうになった。 でも、厨中生を見守り続けてきた時計は、逆さまになっても時を刻んでいた。 記憶に刻もう。 3学期の締めくくりに向けて
先週から学習委員会による「オール5取組強化週間」が始まっています。
今年度はそれぞれの学期末に、この「オール5取組」を計画的に行うことができました。継続は力なりです。生徒たちは学期末、年度末にどのような行動が必要なのか、どのような終わり方が望ましいのか、ゴールをイメージしながら日々の生活を送れるようになってきたように思います。 時折紹介している『7つの習慣』の中の「第2の習慣:終わりを思い描くことから始める」です。 掲示板には、「第1の習慣:主体的である」「第4の習慣:Win-Winを考える」などのメッセージも貼られています。 習慣は生活を変え、将来を変え、大きくは人生を変えるかもしれません。 地道な努力に価値を見出し、継続できる生徒をこれからも育てていきたいと思います。 |
盛岡市立厨川中学校
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