ネット時代の変化の速さ
昨日は、中学校で新1年生の保護者対象にお話しをさせていただきました。
皆さんには次のようなことをお願いしました。 ・子どもを無条件に愛する(よい子だから愛するのではない) ・子どもに家族としての役割を持たせる ・家庭の中で「ありがとう」のことばを大切にする ・子どもには職業観を話す ・学校も保護者も子どもの幸せを1番に考えている。互いに話を聞く姿勢を持つ 最後に携帯電話との付き合い方を話しました。 昨年はプロフという言葉を知らない保護者がかなりいたのですが、今年はほとんどいません。この変化の速さには驚きました。 昨年は、メール依存症やプロフの危険性を話していたのですが、今年は携帯ゲームについての話も付け加えました。1年前は携帯ゲームがこれほど問題になってくるとは思ってもいませんでした。子どもたちを取り巻く環境の変化がこれほど早いと、どうしても大人の対応が後手に回ってしまいます。新しいサービスや環境が出てきても変わらない、ネット時代を生きる基本を子どもたちにしっかり身につけさせることが大切だとあらためて思いました。 授業づくりの過程をみせる
昨日は、4月から活動予定の授業づくりプロジェクトについて、その進め方を仕掛け人と相談しました。
授業を発表することを目的とするのではなく、その授業がつくられていく過程を伝えることを大切にしたいと考えています。 ・どんな子どもの姿を目指したのか ・そのためにどんな手立てを考えたのか ・実際の子どもの姿はどうだったのか ・どのように修正したのか このような試行錯誤の上で、授業はつくられていきます。その過程をしっかり見せることで、授業づくりの視点が明確になり、よい授業の構成要素が明確になると思います。 公開授業ですばらしい授業をみて自分もまねしようとしたがうまくいかなかった。うちの子どもではダメだ。こんな言葉を聞くことがよくあります。 単に授業の流れや発問をまねてもうまくかないのは当然です。それまでにどう子どもたちを育ててきたかによって授業の姿は変わってくるからです。 1時間の授業は、それまでの積み重ねの上に成立しています。点でとらえるのではなく、そこに至る過程に注目することで初めて授業は理解でき、また再現できるのだと思います。 授業づくりの過程を明確することで、多くの先生方の参考になるプロジェクトにしたいと思っています。 |
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