「情報の伝達と共有」についての研修検討

先週末に、介護関係の研修の打ち合わせを行いました。「情報の伝達と共有」についての研修内容の検討です。

今回は情報をいかに文章で伝えるかということについて考えてもらうのですが、これは教師にとってもとても大切な問題です。教師は、日々の学級通信や通知表の所見、生徒指導の記録など、たくさんの文章を書きます。同じ子どものことを伝えるにも、伝える相手や目的によってその内容は大きく変わっていきます。この相手意識や目的意識がとても大切になります。
ちょっとした表現の仕方で、誤解を生むこともあります。直接顔を合わせてのコミュニケーションではないので、場合によっては誤解が生じたことに気づけないこともあります。また、保護者に伝えるつもりの文章を子どもが読んでしまう危険性もあります。こういう視点からも、文章で伝えることは、とても難しくいろいろな点に注意が必要なことがわかります。

介護の場合は、伝える相手は主に利用者の家族や同僚になります。伝えるべき内容も目的も大きく異なります。この違いを意識していただくことが研修の目的の一つです。
これとは別に、文章ですので誤字脱字などの問題もあります。すぐに完璧にできるようになることは不可能です。参加者に、日々意識して文章を書いていただけるような研修の進め方を考えます。
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