最新更新日:2024/05/17
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令和6年度の教育活動がスタートしました。どうぞよろしくお願いいたします。

体力や健康に対する意識の育成

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           裾野市立千福が丘小学校
                  校長    長 田  晃

 10月10日「体育の日」、全国各地で多彩なスポーツイベントが開催されました。皆様のご家庭では運動に親しむ日となりましたか。文部科学省では毎年この日に体力調査の公表をしています。それによると、小学校高学年と中学・高校生の体力は大幅に向上、65歳以上の高齢者は運動に対する意識が高く、ほとんどの項目で上向きになっている。また、中高校生時期の運動部の経験が、その後の体力維持に大きく貢献していることが分かったとしています。20〜30歳代の体力の低下が顕在化され始めているとの指摘もありますが、児童生徒の体力の低下が問題となっている昨今、明るい話題といえるでしょう。
 本校でも全学年で体力・運動能力の調査をしています。現在6年生の22年度の調査では、女子のボール投げは県平均を下回ったものの50M走・立ち幅跳びなど4種目の運動能力は全て県平均を上回りました。握力・上体起こしなど4種目の体力診断ではほとんどが県平均を上回っていますが、長座体前屈が男女とも平均を下回っています。本校児童の特徴は運動能力や筋力などの体力は高いが柔軟性に欠ける傾向があるといえます。学校全体の傾向や個々の状況を知るデータとして今後の体力づくりに活用したいと考えています。
 また、10月10日は「目の愛護デー」でもあり、気になるのは視力です。小・中学校では1・0未満を低視力としていますが、本校の子どもたちの27・7%が低視力であり、県や市の平均を上回っています。市内中学生の低視力者の割合は51%を超え、増加の一途を辿っていることが危惧されます。20年前の市内小学生の低視力者は13・8%、中学生は35・3%であったものが、今年は小学生26・8%、中学生51・4%と大きく増加しています。遺伝もありますが、テレビやゲーム・パソコン・携帯など近くばかり見て、遠くをみることが少なくなっているのではないでしょうか。目には遠近調整機能が備わっています。近くばかりを見ず、その合間に遠くを見る癖をつけ「遠近調整機能を高める」ことが視力回復の第一歩になります。テレビやパソコン・ゲームの画面を見る時間を決め休憩中に遠くの景色と近くを交互に見ることもお勧めです。また、テレビや読書を寝転がって見ると、左右の距離が変わってくるのでやめましょう。視力回復の第一歩は生活環境(習慣)を変えていくことが大切です。
 学校では今の時期に体力や健康の大切さを意識化させ、子ども自身の自己管理能力を育成する機会としています。

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学校行事
4/5 新任式 入学式 登校指導 2〜6年弁当
4/6 登校指導 下校12:00
裾野市立千福が丘小学校
〒410-1115
静岡県裾野市千福が丘四丁目12-1
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