3/24(木) 羅針<校長室より> 「目に見える成長」と「目に見えない成長」

 令和3年度修了式 式辞より

 花を支える枝
 枝を支える幹
 幹を支える根
 根はみえねんだなぁ

 書家で詩人の相田みつをさんの詩です。色鮮やかできれいな花を見て、その下にある根っこのことまで考える人はほとんどいないと思いますが、根がしっかり花を支えています。校長室の外のチューリップの球根も、今、土の中でしっかり根を生やし、きれいな花を咲かそうとしています。目に見えない成長が、やがて美しい全体の姿をつくります。
 今日は節目の修了式ですが、君たちの中学校生活はまだまだ続きます。中学校時代は正しく「成長期」。中学校時代に一生懸命にがんばったことは「目に見えない成長」として根っこのように糧となり、必ず、将来の「目に見える成長」につながります。
 引き続き毎日を大事にして生きていってください。
 明日からの春休みを元気で安全に過ごし、ここまでの成長を新学期にしっかりつなげ、来たる4月7日の始業式に全員が笑顔でそろうことを願っています。

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3/3(木) 羅針<校長室より>  前向きに生きる

 第75回卒業式校長式辞より

 大和中学校の歴史に新たな1ページを記し、巣立つ208名の卒業生に二つ言葉を贈ります。

『おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり』
『努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』

 二つの言葉には、
「困難の中にあっても、明日を信じ、未来を信じ、そして 自分の力を信じ、一歩一歩 前向きに生きていこう。ポジティブな言葉にはそれを後押しする力がある。」
という励ましのメッセージが込められています。
 今、日本は、新型コロナウイルスの問題だけでなく、何度も繰り返される自然災害、不安定な国際情勢の問題など、困難な課題が山積みで、悶々として 思い悩まされることが少なくありません。しかし、私たちは、これまでもこうした難題に真っ向から向き合い、挑戦し、克服し、その度に成長を加速させてきました。今まさに新しい生活が始まっていく、そのスタートラインに立っている卒業生の皆さん。今こそ、明るく、楽しく、前向きな言葉を自ら発し、「言葉の持つ力」を信じ、それを励みにして、次の時代を強く生きていってください。皆さんの希望に満ちた言動力こそ、時代を動かすエネルギーそのものなのです。

 皆さんの将来に、幸多からんことを心から願っています。卒業おめでとうございます。
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