第5回(通算156回)野口 晃菜先生 講演内容
令和6年11月16日(土)、野口晃菜先生をお迎えし、『インクルーシブ教育とは』と題し、ご講演いただきました。
セミナー前半では、インクルーシブ教育の定義についてご教授いただきました。社会は、マジョリティーで形成されている。差別はいけない、そんな当然なことが今の社会では成立していない、社会の真理が見えるお話でした。そんな社会の見方を私たち教員は子どもたちに伝えられているのでしょうか。私自身ハッとさせられました。子どもたちがマジョリティーとマイノリティーが共存していく社会、その見方を会得していくことが未来への教育だとわかりました。 後半では、学校現場で実践できる例をお話いただきました。現場は、多忙で目まぐるしく日々が送られます。先生1人では足りない、先生だって頑張っている。野口先生は、そんな想いも全て受け止めてくださいました。だからこそ、インクルーシブ教育なのだと。視点を変える、見方を変える、多角的に多面的に。教員こそがインクルーシブな働きやすい環境をもつことで、子どもたちと笑い合いながら過ごせる日々をおくれることがわかりました。 野口先生、参加してくださった先生方、素敵な学びをありがとうございました。 |
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