学校の応援団を実感する

先週末、私が学校評議員を務めている中学校のおやじの会の新年会(?)に呼んでいただけました。私以外に前校長、現教頭も参加されていました。

「おやじの会」の方々から何か要求される訳ではありません。純粋に親睦を深め、子どもたち、学校、地域への思いを気軽に聞き合う、話し合う、そんな時間を過ごさせていただきました。
それぞれ立場は違いますが、自分たちがかかわるこの地域をよくしたいという思いは共通です。学校から見れば、正に応援団なのです。前校長が初めて赴任した時の思い出話、現教頭が赴任した年の行事のこと、懐かしく、楽しく聞かせてもらいました。

学校の応援団は、学校の言うことを聞く人たちではありません。学校をよくするために、時には厳しい意見も伝えます。自分たちの思いと異なった動きを学校がすれば、反対もするでしょう。どちらの意見が正しいということではありません。思いがあるからこそ時にはぶつかるのです。大切なのは、互いに相手の言葉を聞く耳をきちんと持てるかどうかです。聞く耳を持つ学校だから、地域だからこそ、ぶつかりあっても互いに理解し、協力しあえるのです。この地域とかかわりを持たせていただいて、5年が終わろうとしています。この地域だからできる取り組みをたくさん見せていただきました。私はこの地域の人間ではありませんが、この地域のためにできることをお手伝いしたい。そう思わせてくれる地域です。

気の置けない方々とのお酒はとても美味しく、いつも以上に飲みすぎてかなり好き勝手なことをしゃべっていたように思います。酔っぱらっての帰り道、外はすっかり冷え込んでいましたが、体の中はとても温かいもので満たされていました。楽しい時間をありがとうございました。
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