愛される学校づくりフォーラム2017 in 名古屋(1)愛知県内だけでなく、全国各地からたくさんの皆さんにご参加いただき、300席のホールが満員になりました。 今回のフォーラムも、午前・午後の二部構成で行いました。 ********** 午前の部では、「愛される学校づくり”公開”研究会」と題して、私たちが日ごろ行っている研究会での討議の様子をそのままお届けしよう!という趣旨で取り組みました。 私たちは、多種多様な会員が集まった研究会の特性を活かして、さまざまな分野のテーマについて、忌憚のない意見交流をしています。 立場が違えば、当然意見も違ってきますし、テーマの中には結論が出せるわけないようなものが多くあります。 それでも、情報提供を受けたり、自由に討議をしていく中で、会員それぞれが見識を深めたり、新しい視点を得たりと、毎回刺激を受けるのです。 そうしたエキサイティングな雰囲気を会場の皆さんに届けたい、と準備を進めてきました。 今年度は大きな課題として「カリキュラム・マネジメント」を取り上げました。そして「カリキュラム・マネジメント」を具体的に語り合う為に選んだのが、 テーマ1:教育課程を軸とした学校づくり テーマ2:ミドルリーダーの育成 テーマ3:校務情報を学校経営の手助けに テーマ4:地域連携 の4テーマです。 今年の参加者は、例年に比べて若い方が多かったので、午前の部で提案した4つのテーマについては少々難しかった、との声も聞いています。 たしかに管理職向けの話題が中心となりました。 しかし、新学習指導要領案が発表になり、これからの教育の方向性が示された今、そうした動きについてはすべての教員が知っておくべきではないかと思います。 若いから関係ない、ということではなく、どういう教育が求められるようになるのか、ということに少しでも関心を寄せてもらえるといいですね。 それぞれのテーマで私たちが提案したことが、ご参加いただいた皆さまにとって、何かしらの気づきやヒントになっていれば幸いです。 |
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