【西尾市立西野町小学校】情報モラルを身につけよう
今日、多くの小学生が、情報ネットワークを利用しています。本校の5年生も携帯電話、インターネット、ゲームなどを使ったことがある子がほとんどです。情報機器を活用すると便利なこともたくさんありますが、気をつけなくてはいけないことも多いと思います。
社会科「情報」の学習では、子供たちに、「どんな危険があるのか」と聞いてみると、「個人情報が流れる」「事件にまきこまれる」などの意見が出てきました。そこで、道徳科の教材を使い、情報モラルについて考えさせた上で、インターネット活用について15項目のルールやマナーが書かれている「情報モラルチェックシート」を活用し、自分自身をチェックさせました。 授業後の感想では、「心配なときは、親に相談する」「危ないサイトには入らない」「相手が嫌がるような書き込みや、いじめはいけない」などと書かれていました。 インターネットを利用するときには、「インターネットの向こうには人がいる」ということを常に忘れず、相手の立場に立ってやり取りする姿勢が大切だと考えることができました。 【清須市立清洲中学校】情報モラル教室の取組
中学校に入学し、個人の携帯電話、スマートフォンの保有率が急激に増えるとともに、SNSによるトラブルも増加していきます。そこで、本校では、講師として臨床心理士を招いて、1年生を対象に、「情報モラル教室」を開催しております。
最初に、講師が用意してくださった「スマートフォン依存度チェック」を行い、多くの生徒が思っていた以上に依存傾向が高いことが分かると、体育館中から驚きの声が上がりました。「相手とのコミュニケーションツールとして、SNSの機能は便利だが、文字だけでは、相手の本当の気持ちの7%しか伝わらない危険性があること」「スマートフォンを1時間以上使用すると脳が疲労してしまうため、その後に勉強をしても成果が出にくくなること」など、多くのことを学ぶことができました。 「情報モラル教室」後の生徒の感想には、「スマートフォンでは、確実に相手へ気持ちが伝わるわけではないということを知り、これからはスマートフォンに頼りすぎず、きちんと相手と話合うことが大切だと気付きました」「スマートフォンを長時間使用すると自分の将来にも影響が出るので気をつけたい」などの感想があり「情報モラル教室」を通して、スマートフォンやSNS等の使い方を見直すきっかけになりました。 【刈谷市立小高原小学校】 スマホ教室
本校の5年生は、50%近くの子が自分の携帯電話を持ち、インターネットを活用する子も多い状況にあります。それだけに、家族で携帯電話の使い方や料金のことについて、家族で話合いをする家庭も多いようです。しかし、現実の世の中で起きているトラブルや事件については、よく知らない子がほとんどです。
夏休みを前に、5年生を対象にして、情報モラルについての学年授業をe‐ネットキャラバンから講師を招いて行いました。実際に起きたチェーンメールやゲームでの課金から起きた問題の話を講師が紹介し、「危険な情報に近づかない」「興味本位で試すことをしない」「自分だけで悩まない」などの確認を5年生児童全員で行いました。夏休みは気持ちも緩み、子供たちの交友範囲も格段に広がります。また、興味を抱く範囲もどんどん広がっていきます。この時期の授業は、子供たちの気持ちの引締めにもなりました。 ・メッセージの文字だけだと誤解を招くことがあるので、送る前には必ず親に見てもらおうと思いました。 ・フィルタリングをして犯罪に巻き込まれないようにしたいと思いました。 また、自分が知らないうちに加害者にならないための情報モラルについても勉強しました。情報化社会で生きていくためには、子供だけでなく、大人が知らなければならないこともたくさんあります。今後も、家庭と連携しながら、情報モラルの浸透・向上を目指していきます。 【豊田市立井上小学校】実践!みんなのネットモラル塾
スマートフォンやパソコンの普及に伴い、使用の仕方やモラルについて学ぶ必要があると考え、「実践!みんなのネットモラル塾」と題して、インターネットの正しい使用の仕方について講師を招いて、6年生の保護者と子供を対象に、話をしていただきました。
インターネットは、便利なものであるとともに、危険なものでもあるということで、実際に起きた事件を例に挙げて話をしていただきました。投稿した写真などから、投稿者の住所を特定することができてしまったり、投稿の時間帯で、生活の様子を知られてしまったりすることになるという話を聞きました。子供たちは、「何げなく投稿していた写真で、怖い目にあうことが分かった」「家の近くの写真や友達の写真などを投稿することは、よくないことが分かった」など、インターネットの使用の仕方によって、危険なことに巻き込まれてしまう場合があることを認識しました。 また、保護者からも、「使用については、親の目の届くところで行うようにさせたい」「ルールを決めて使用するようにしていきたい」などの声が聞かれました。 【岡崎市立六ツ美北中学校】SNSとのつき合い方を考えよう
本校では、3学期に行われる来年度の1年生に向けた入学説明会で、情報モラルの指導をする時間をとっています。本年度は、ニュース番組で取り上げられていた事例を紹介し、各家庭でスマートフォンやタブレットの使用に気をつけるよう呼びかけました。具体的には、次の2点です。
1つ目は、「SNSの扱い方」です。動画編集アプリなど、小中学生に人気のアプリで、卑わいな動画を公開し、問題になった事例や、全てのSNSにおいて、誹謗中傷と取れるコメントをしてしまった事例を紹介しました。インターネットの世界には、たくさんの危険が潜んでいることを理解してもらいました。 2つ目は、「家庭でのルール」です。香川県のゲームの使用制限を決めた条例を参考に、各家庭でしっかりと保護者の方も把握してほしいという話をしました。インターネット上では、危ないことがたくさんあるので、気をつけてほしいとお願いをしました。 道徳科の授業でも、教科書の教材「言葉の向こうに」を使用して、インターネット上の顔の見えない人間関係について考えを深めました。 近年、中学生のSNSの使用率は上がっています。自分のスマートフォンや、保護者のスマートフォンを使って、様々なSNSを大人以上に自由に扱っている生徒が多いです。SNSのメリットもありますが、中学生においては、デメリットの方が多いように感じるため、そういった不安要素を払拭できるよう、今後も、本校では、様々な取組をしていきたいと思います。 【東海市立加木屋小学校】「情報モラル教室」の取組はじめに、SNSの特徴についての説明を聞き、様々なコミュニケーションができるサービスであることを理解しました。そして、「今日は友達と一緒に帰ったよ」と、SNSに写真を公開した事例を紹介していただきました。写真の中には、顔や名札、背景、持ち物、位置情報等が写り込んでおり、個人の情報が特定されてしまうことや悪用される可能性があること、生命・身体に関わる危険があることを学びました。一つ一つの情報は断片的でも合わせると個人を特定できることを知り、子供たちは、とても驚き、怖いものであるという感想をもちました。 次に、SNSによるゲームによるトラブルについて知りました。無料のゲームでも巧みにお金を使わせる仕組みがあり、気が付くと高額な課金をしてしまった事例を紹介していただきました。楽しいゲームも夢中になり過ぎたり、使い方を間違えたりすると大きなトラブルにつながることを学びました。 SNSの使い方やゲームやサイトの選び方等、家庭でも話題にして話し合う必要があることも学びました。今後も、児童が自身で判断して行動できる力を高めることをねらい、各学年の発達段階に応じた情報モラル教育を進めていきます。 【田原市立高松小学校】情報モラルの標語を作ろう
本校では、スマートフォンを所持している児童こそ少ないですが、オンラインゲームなどでトラブルが起きるケースがあります。そこで、情報モラルの意識を高めるために、毎年6月に、保護者と5・6年児童を対象に、携帯電話会社主催の「ケータイ安全教室」を開催しています。また、6年生では標語作りを通して「情報モラル」について勉強しました。
まず、初めに、「情報モラルかるた」を行いました。子供たちは、かるた遊びを通して、情報モラルについての理解を深めていきました。そして、いよいよ子供たち自身の手による「情報モラル標語」作りです。子供たちは、学んだ内容を生かして、次のような標語を作りました。 ・今つかってだいじょうぶ? ケータイを ・考えよう 書き込む前にその内容 ・書いていい?自分の情報 大切に ・見てるかも あなたの情報 ネットの悪 授業を終えた子供たちからは、「標語にすると覚えやすかった」「情報モラルを身近に感じることができた」などの感想が聞かれました。これからも、今回、学んだ情報モラルを意識して、安全な生活を送ってほしいと思います。 【豊田市立竜神中学校】便利さと引き換えに失うものを取り戻すために
本校では、講師を招いて「学力を支える生活習慣」「SNSのリスク」などについて学びました。
「学力を支える生活習慣」では、勉強中に携帯電話の着信音が鳴るだけで集中力が阻害され、学力に大きな影響を与えていることを知りました。多くの生徒がスマートフォンを所持しており、勉強の合間に無料通信アプリで友達と連絡を取り合う生徒もいるため、自らの生活習慣を見直すきっかけになりました。 また、「SNSのリスク」について、実際の事例をもとに説明していただきました。SNSに投稿された写真から、出身中学校や住所なども割り出されることや、一緒に写っている友達も危険にさらすことになるなど、リスクについて分かりやすく紹介しながら注意喚起をしていただきました。 スマートフォンを所持している生徒数も、年々増加傾向にあります。便利さだけでなく、リスクについても理解し、家庭や学校で正しい使い方について継続的に指導していくことが大切です。 【東海市立名和中学校】「スマホ・ケータイ安全教室」での学習を通して「スマホ・ケータイ安全教室」を通して生徒たちは、今まで何げなく使っていたアプリやSNSについても、多くの危険が潜んでいる事に気づくことができました。また、今回の教室で教わったことを、これからの生活に生かしていきたい、と安全に対して意識を高めた様子が見られました。 【岡崎市立連尺小学校】なかよしを咲かそう。連尺っ子の素敵がいっぱいの活動
本校では、人権週間に合わせて、全校児童が参加する「人権集会」が開かれました。まず、ゲームを通して児童の交流を深める「なかよし集会」を、朝会の時間帯で行いました。代表委員が中心となって企画・運営し、全校児童に対して、これからの学校生活で気を付けていきたいことや楽しく過ごすために大切な言葉について、ゲームを通して学んでいきました。また、代表委員が考えた、「なかよしを咲かそう。連尺っ子の素敵がいっぱい」と題しての活動を開始する宣言もしました。これは、各学年の廊下に桜の木を掲示し、花びらの形の紙を置き、友達へのありがとうや素敵な姿を見たら、花びらにそのことを言葉にして書いて木に貼って、相手を思う気持ちを言葉という花びらにして、桜を満開に咲かしていこうという活動です。
集会のあった5時間目には、人権への学びの場として、公民権運動指導者マーチン・ルーサー・キング牧師の生き方を描いたミュージカルを鑑賞し、友達関係や身近な差別について考えました。地元のゴスペルグループが、迫力あるステージで児童らを魅了しました。劇は、史実をもとにしたオリジナルストーリーです。黒人の自由と平等を求めたバス乗車ボイコット運動や、人種差別の撤廃を訴えたワシントン大行進などを描き、熱い思いをパワフルに表現しました。フィナーレは、教員もステージに立ち、「オー・ハッピー・デイ」を全員で熱唱しました。子供たちも、手をたたいたりステップを踏んだりしながら声を張り上げ、会場は一体感に包まれました。6年生からは、「生の歌はすごい迫力。私も好きになりました」「ひどい差別があったなんて、今まで知らなかった」との学びの声が聞けました。 「人権集会」や「観劇」を通して、全校児童が人権について学び、自分たちが使う言葉を意識していくようになりました。「なかよしを咲かそう。連尺っ子の素敵がいっぱい」の活動は、集会から3週間ほど続きました。子供たちは、花びらの言葉を見ながら、「すごくたくさん書いてある」「あっ、僕の名前がある」「ここにもあるよ」など、楽しそうに話す姿がたくさん見られました 【豊川市立牛久保小学校】新聞記事を作成することを通してメディアリテラシーを身につけようまた、新聞記者から、取材の方法やインタビューの仕方、見出しの書き方などを学んだ子供たちは、毎年5年生が行っている野外教育活動についての新聞の作成に取りかかりました。5年生に、一番楽しかったことや大変だったこと、学んだことなどをインタビューして、多くの情報を手に入れた子供たちは、自分が一番伝えたい情報を選んでトップ記事を作成し、新聞を完成することができました。 [岡崎市立六名小学校] スマホ教室子供たちに、ゲーム依存症についてのアンケートを行いました。10項目中で、7から8問あてはまるとゲーム依存症の予備軍になるという話を聞きました。5、6年生の子供たちは、「時間を決めてやらなければいけない」「勉強がおろそかになっていくんだ」「顔が見えない相手とチャットするときは気をつけよう」「知らない相手とけんかになることは、お互いの心を傷つけあっていることになって、気分のよいものではない」「依存症になると大変なことなのに、大変だと感じなくなってしまう感覚が怖い」という感想がありました。 被害者にも加害者にもならないように十分注意してほしいです。 【半田市立成岩小学校】ネット社会やスマートフォンとのつきあい方を考えよう児童の振り返りを通して、以下のように多くの学びがあったことが分かりました。 ・スマートフォンやゲームに集中力を壊されて、学力が落ちるという話が怖かった。 ・時間を決めて使うことが大切だと分かった。 ・インターネットを使っている自分が、危険な状況に置かれていることを実感した。 ・私は、ゲームや無料通信アプリを使っているので、時間を決めて、知らない人とはやり取りしないようにしたい。 ・勉強をしてからスマートフォンを長時間使うと、勉強したことをほとんど忘れるという話を聞いてびっくりした。 ・もしかしたら自分がゲーム依存症かもと思ったので治そうと思った。 ・「自己管理能力が大切」ということを教えていただいた。 また、1〜3年生でも、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。スマートフォンや携帯電話などの情報・通信機器は、大変便利ですが、危険も潜んでいます。危険について理解し、安全に利用できるようになってほしいと思います。 【豊橋市立下地小学校】情報モラル教育実践「携帯安全教室」そこで、本校では、6年生を対象に大手通信会社に依頼をして「子ども携帯安全教室」を実施しました。アニメーションやスライドを通して、「課金やネット依存の怖さ」「SNSなどでの文字コミュニケーションの特徴」「トラブル発生時の対処法」など、スマートフォンや携帯電話、タブレット端末などを使用する上で起こりうるトラブルや危険などの事例を、具体的に教えていただきました。 特に、使用する上では、ルールが一番大事なことを強調されており、子供たちが何度も唱えました。正しい知識をもち、スマートフォンや携帯電話、タブレット端末と上手につき合うことの大切さを学ぶことができました。 【高浜市立吉浜小学校】インターネット、スマートフォンの安心・安全教室
本校では、1月の授業参観日に、5年生とその保護者に対して、外部から講師を招いて、「インターネット、スマートフォンの安心・安全教室」を行った。
講師からは、「ネット依存」「いじめ」「誘い出し」「なりすまし」を中心に、「個人情報」「ネット詐欺」「チェーンメール」「著作権」「肖像権」などについて幅広い内容で講話をいただいた。スライドやドラマなどの映像を使って進められたので、子供や保護者にとって、理解しやすいものであった。専門の方の話は、多くの事例があり、説得力のあるものであった。また、参加者が危機意識をしっかりもつことにつながった。所持率が高くなるこの時期に、「インターネット、スマートフォンの安心・安全教室」を開催できたことは大変よかった。 (参加者の声) ・友達にメッセージを打つときには、本当に自分の伝えたい意味で伝わるか考えてから送信したいと思います。本当に安全かどうか自分で判断できるようになっていきたいと思いました。(児童) ・とてもよい内容で、子供たちに知っておいてほしいことがよく分かりました。「こんな事例に近いようなことがあったよね」と親子で話し合うきっかけとなり、インターネットやスマートフォンを利用するにあたり気をつけたいことの確認ができました。(保護者) これから起こるかもしれないトラブルについて、具体的に保護者が知っていることで、大切な子供を守ることができる。今回のように、親子でインターネットやスマートフォンについて考える機会を、今後も設けていくとよいと思った。 【みよし市立南中学校】情報モラル教室の実践さらに、定期的に情報メディアの使い方を点検し、保護者にもコメントを頂く活動にも取り組んでいます。帰宅してからの子供の情報端末の扱いについて、「お互いにきちんと話ができてよかったです」「使い方について、ルールを決めました」といった保護者の言葉や、「思った以上に、スマートフォンを触っていることに気が付きました」という生徒の言葉もありました。 こういった取組を通して、自分たちの情報モラルやコミュニケーションのあり方について考えることで、自然と相手を思いやる気持ちが芽生え、誰もが過ごしやすい社会を築いていけるのではないかと感じました。 【田原市立若戸小学校】スマートフォン安全教室児童の感想に、「スマートフォン安全教室を受けて、改めてスマートフォンの危険性を知り、注意するべき点も再確認しました。特に、文字だけでのやり取りをするときは、相手が勘違いしやすい文字を打ってしまうと、取り返しのつかないことになってしまうかもしれないので、怖いなと思いました」とありました。 子供たちにとって、スマートフォン等の情報機器の便利さとともに、危険性を理解するよい機会になりました。今回の学びを生かして、マナーとモラルを守り、安全に便利な情報機器を使っていける子供たちに成長することを願います。 【岡崎市立竜美丘小学校】実践!みんなのネットモラル塾講師を招いてのこの講座は、子供にも保護者の方にも好評でした。保護者の方からは、「こうした講座をもっと開いてほしい」という声がありました。また、子供たちが、情報モラルの重要性に気づくことができたようで、SNSのトラブルも減少しています。 【扶桑町立扶桑東小学校】コンピュータを使っていこうまた、各教室には、コンピュータがあり、授業でも活用しています。今年度は、算数などでプログラミングを学習したり、理科で資料を検索したりしており、ますます身近になってきています。 今後は、インターネットの使い方について、どんな学習が必要なのかを考慮しつつ進めていきます。 【小牧市立小牧小学校】インターネットで知り合う“トモダチ”の危険性について考える
子供たちは、日頃からゲームやインターネットなどの情報機器を使っている。3年生でも、ほとんどの児童が、無料通信アプリや動画共有サービスを利用したことがあるようだった。本実践を行った学級の児童の中には、「見ず知らずの人と、インターネットを利用してゲームをしたことがある」と答えた児童が、10名(36名在籍学級)いた。中には、ゲーム中の会話を通して、個人情報を聞かれたことがある児童もいた。便利なインターネットの陰には、多くの落とし穴が、児童を待ち受けている。情報を正しく使い、危険を回避する術を学ぶことは急務であると感じた。
本実践のねらいは、悪意をもってインターネットを利用している人がいることを知り、知らない人とやりとりすることの危険性に気づくことである。インターネットゲームを介して知り合った友達に個人情報を教えてしまうというアニメを見て、その危険性について話し合った。主人公が個人情報を教えたことについて、問題だと指摘する児童は多くいたが、「個人情報とは何か」という問いに対して答えられる児童は少なかった。名前や住所だけでなく、「家の近くにあるよく行く店」「特定の建物だと分かる写真」なども個人情報に含まれるということを確認すると、思っていた以上の言葉や物が当てはまるのだと感じた様子だった。個人を直接特定できなくても、個人につながる情報を公開すると危険につながるということを学ぶことができた。 子供たちが、正しく知識を深めていけるように、継続的な指導を図っていきたいと思う。 |