【一宮市立赤見小学校】これから必要な情報モラル![]() ![]() 今年度は、学校公開日に、情報モラルの授業を行いました。6年生では、児童に身近なスタンプやゲームでの課金の話を取り上げ、話し合いました。課金しすぎないために、まずは、親とルールを決める必要があるという結論になり、参観していただいた保護者とともに話し合いました。 また、保護者を対象に、「Netモラル研修会」を開催し、子供たちを取り巻くネット社会の問題に関心をもち、子供たちを守る立場としてどうあるべきか考えていただく機会を作りました。保護者や児童が、これからの時代を安心、安全に送ることができるよう、今後も、情報モラル教育に努めていきたいと思います。 【刈谷市立富士松南小学校】道徳科の授業に関連させた情報モラル
本校の4年生では、道徳科の授業内容に関連させて、情報モラルの授業を行った。この時期の児童は、自分の思いや考えをもち、友だちのよい面や悪い面が見えるようになる一方で、外面的な様子にとらわれ、友達の真意や複雑な心境にまで思いを巡らすことができずに、悩みを抱えることがある。
そこで、道徳科の授業で、実際に顔を合わせた会話で起きたトラブルから、お互いが分かり合うために大切な相互理解、寛容な心について学習をした。同様のことが、メールやSNSでも起こることに気づかせるため、NHK「スマホ・リアル・ストーリー」を教材とし、断片的な言葉や絵文字などでのやり取りでは、正しく考えや気持ちが伝わらなかったり、発信者と受信者が場を共有していないために、感情を共有できなかったりして、様々な誤解や問題が生まれることを理解することができた。 スマートフォンを所有していたり、インターネットを介してゲームや会話をしたりする児童も多く、共感するところが多かったようである。ふだんからメールをよく利用すると言った児童は、「相手の顔が見えないのが、難しいと思った。なかよしの友達でも相手の気持ちを考えたい」と感想を書いた。また、まだメール等での会話をあまりしたことがない児童も、スマートフォンを所有している友達の意見を聞いたことで、「これから使うときには気をつけたいと思う」と感想を発表していた。 ![]() ![]() 【あま市立秋竹小学校】情報モラルって何?
9月、1年生を対象に、「情報モラル」の授業を行いました。1年生ということもあり、インターネットのよいところと悪いところを、分かりやすく伝えることに重点を置きました。
まず、「インターネットって何だろう?」という問いに、子供たちは、答えられませんでした。そこで、教師のスマートフォンを実際に見せて、身近にある様々なものがインターネットという見えない世界につながっていることを説明しました。 次に、インターネットは手軽に検索できたり、動画や音楽などの情報を得られて便利な反面、「なりすまし」や「架空請求」といった恐ろしい犯罪に巻き込まれたりしてしまう可能性があることを、ビデオ教材を用いて学習しました。 最後に、インターネットの世界では、「情報モラルという約束があること」「困ったときは、すぐに大人に相談すること」を伝えました。 児童からは、「これからは気を付けてインターネットを使おうと思いました」「インターネットには、こわいこともあることが分かりました」「フィルタリングが、すごいなと思いました」といった感想が聞かれました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 【豊川市立桜木小学校】インターネットの安心安全な使い方
近年、高学年になると自分専用の携帯電話を持つ子が多くなっています。無料通信アプリに、友達の悪口を書くなどしてトラブルになることがあります。こうしたことが起きる前の中学年から、携帯電話の使い方について学ぶ必要があると考えました。そこで、e-ネットキャラバンの方々を講師に招き、3・4年生とその保護者を対象に、「携帯電話の使い方」についての講座を開催しました。
今回の講座は、動画などを使って、携帯電話を使うときに気をつけることを話していただきました。子供たちからは、「携帯電話は便利だけれど、危険がいっぱい」という感想が聞かれました。保護者からは、「専門家の方に教えていただけて、携帯電話の怖さに気付くことができました」という声が聞かれました。 【一宮市立末広小学校】 情報モラルを学ぼう![]() ![]() ![]() ![]() 発信した情報から個人や自宅を探し出されてしまうことや、何げない会話の中から居場所を特定される恐れがあることなど、姿の見えない人とのやり取りにおけるトラブルの例が紹介されました。子供たちは、「個人につながる情報を公開してはいけないこと」「インターネット上で知り合った人と勝手に会ってはいけないこと」「姿の見えない人を信用してはいけないこと」などについて考えました。 授業後には、「知らない人とのやり取りは、こわいのでやりません」「本当の友達とだけゲームをして楽しみます」「困ったことが起きたら、なるべく早く大人の人に相談します」という感想が多く見られました。この授業で学んだことを、今後の生活に生かしてほしいと思います。 【一宮市立木曽川東小学校】情報モラルの授業実践について
本校では、昨年度3学期の学校公開に合わせて、講師の先生を招いて、情報モラルの授業を実施しました。昨今、問題とされている、スマートフォンやタブレット、ゲームのやりすぎが人間の脳に与える悪影響について考える内容です。6年生の児童と保護者が、「ゲーム脳」の問題について学ぶ機会となりました。最初のアンケートでは、スマートフォン、タブレット、ゲームを毎日やったり、見たりしている割合が、児童では、7割、保護者では、ほぼ10割でした。それだけ身近になっているスマートフォンなどが及ぼす影響は、非常に大きいにも関わらず、安易に使用できる環境が怖いことであると講師の先生は警鐘を鳴らしています。
授業では、ゲーム脳の危険性を、映像やクイズ形式でわかりやすく解説していただき、今後、児童がどのように使用していけばよいのかを教えていただきました。 最後に、「時間を守る」「危険なながらスマホ」「家族の時間をもち、特に一緒に食事をとることの大切さ」の三つのことを学びました。 児童からは、「気軽に使っていたけれど、そこまで依存してしまう怖さがあることは知らなくて驚いた」「今後も、勉強をしていくためにも、ゲームは短い時間で楽しもうと思った」「家族と話す時間も大切にしようと思った」などの意見がありました。保護者からは、「自分自身もついやりすぎてしまうので、気をつけて使おうと思う」「子供とルールを決めて使わせるようにしたい」などの意見が寄せられました。 今年度も、3学期に実施予定です。今後も、引き続き、情報モラルについて考える場を設け、情報機器と上手に付き合うことができるように学んでいきたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() 【岡崎市立北中学校】未来に必要な情報モラル![]() ![]() 自作資料「さよなら、あい」には、人格を感じさせるAI「あい」が登場します。生まれたときから一緒に生活してきた「ぼく」は、「あい」を姉のような存在と捉えて愛情を見せたり、人間とAIの違いを考えたりします。AIとの生活を具体的に想像することができたところで、「あいをいじめた人間は罪になるか」と発問し、「遵法精神・公徳心」の内容項目に迫りつつ、新しい情報モラルが捉えられれば、と考えました。 生徒からは、「罪になる。AIにも心があるし、家族なのだから」「罪にはならない。AIは、プログラムであって感情や心はないから」「罪にはならないけれど、なってほしい。人間とあまり変わらないので、差別してはいけない」と多面的な意見が挙がりました。また、「少なくとも『ぼく』は傷つくのだから、罪になると思う」と、状況を多角的に捉えた意見も挙がり、AIをいじめる罪について考えを深めることができました。 終末に、AIと生活するときに必要なことを考え、ワークシートにまとめました。「AIも人間も過ごしやすい環境」「AIをよく知ること」「AIを大切にする気持ち」という意見があり、遵法精神からは少しそれたものの、未来に必要な新しい情報モラルを捉えることができました。 【愛西市立立田北部小学校】プログラミングと情報モラル![]() ![]() 【一宮市立宮西小学校】高学年で学ぶ情報モラル![]() ![]() ![]() ![]() スマートフォンの使い過ぎによる健康被害や、うかつな情報発信による個人の特定・情報漏えい・炎上などの問題について動画を使って学習しました。「フィルタリングを活用すること」「家庭でルールを作ること」「ネットリテラシーを高めること」などについて考えました。携帯電話やスマートフォン、タブレット端末を使うことが増え、それらを使ったコミュニケーションの変化に対応できるように、「スマホ・ケータイ安全教室」を通して、児童・保護者・教員がともに学ぶよい機会となりました。 この学習が、学校・家庭でよりよいコミュニケーションの仕方を考えるきっかけになってほしいと願っています。 【豊橋市立西郷小学校】ルールやマナーを守って安全に使おう「スマホ・ケータイ安全教室」![]() ![]() 発信した情報から個人や自宅を探し出す例や、姿の見えない人とのやりとりにおけるトラブルの例などが紹介されました。子供たちは、「自分の個人情報はもちろん、家族や友達の情報も公開してはいけないこと」「インターネット上で知り合った人と勝手に会ってはいけないこと」「どんなことでも相手を不快に思わせることを書き込むことは犯罪であること」を学びました。 授業後の感想には、「インターネット上での悪口も犯罪になることを知りました」「個人情報を載せてしまうと、なかなか消すことができなかったり、写真1枚で住んでいる場所を見つけられてしまったりすることもあるので気をつけたいです」のような感想が多く見られました。この教室で学んだことを、今後の生活に生かしていきたいと思います。 【小牧市立小牧中学校】情報モラル教育授業実践![]() ![]() そこで、実際に無料通信アプリやSNSで起こったトラブルを提示し、自分たちが巻き込まれる問題について理解を深めることで、生徒の情報モラルへの意識を高めることをねらいとして授業実践を行った。 授業後、生徒からは、「スマートフォンの使い方について気を付けようと思った」「無料通信アプリでメッセージを送るときには、相手のことを考えようと思った」などの感想が出された。また、保護者からは、「家庭でもスマートフォンの扱い方について話し合いたい」などの感想が聞かれた。 今後も、互いの人権を尊重し、適切なコミュニケーション能力の育成を目指して、情報モラル教育を推進していきたい。 【豊橋市立松山小学校】情報モラルを学ぼう
3年生が、道徳科の授業で、情報モラルについて学びました。「家のパソコンで」という資料を用いて、危険から身を守るために、約束や決まりがあることを考えさせ、自分勝手な行動を慎み、約束や決まりを守って安全に過ごそうとする態度を養うという授業を行いました。3年生の児童にとって、パソコンは生活の中で身近になってきています。「動画共有サービス見た?」「面白いから、見てるよ」という会話もよく耳にするようになりました。パソコンの使い方に慣れるに従い、「友達もやっているから」「無料なら大丈夫だから」と、安易な気持ちでインターネットを利用してしまい、インターネット上のトラブルに巻き込まれる可能性は高くなります。
そこで、子供に身近な資料を用いて、約束や決まりを守り、安全にかつ安心してインターネットを利用していくためにどうしたらよいかを話し合いました。授業を通して、「おうちの人に必ず相談してからやるようにする」「家族と約束事を決め、約束を守ってインターネットを使うようにする」と安全に正しく使っていこうとする意欲をもつことができました。 後日、コンピューター室での授業も行い、情報モラルのページを見ながら、実際にどんな事例があり、どんなことを守っていったらよいかを具体的に学びました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 【刈谷市立日高小学校】国語科と関連づけた道徳教育
近年、SNSが発達し、簡単に相手に用件を伝えることができ、誰もが使える便利な情報ツールとなっています。しかし、トラブルも多くあります。そこで、4年生では、SNSでトラブルにならないように、ネットモラルについて学習しました。
まず、SNSで顔が見えない相手に何かを伝えるときに、自分の思い込みのせいで、相手にいやな思いをさせてしまったり、思いがうまく伝わらなかったりすることを体験しました。「かわいいよね」と伝えたくて「〜さん、かわいくない」と書き込んだことが、「かわいくはない」と伝わってしまったことに、多くの児童が驚いていました。そして、顔が見えない相手にも分かりやすい言い方や、相手の気持ちを考えた言葉について考え、意見を出し合いました。授業の後に、「自分では伝わったと思っていても、文字だけだと気持ちが伝わらないのでとても困りました」「相手の気持ちになって言葉を考えなくてはいけないことが分かりました」と振り返っていました。 その後、国語科「案内係になろう」の授業を行いました。この授業では、自分が水族館の案内係になって、知らない相手から質問されたことを、案内図やショーの開催時刻などの資料を基に、分かりやすく説明する方法を考えて、実際に案内の体験をしました。授業の後に、「お客さんに伝えるのは難しかったけれど、ネットモラルの授業で勉強したことを思い出して、相手の気持ちを考えたことが役に立ちました」と振り返っていた児童がいました。 SNSについての学習で学んだことが、この国語の授業を行ったことで、さらに深めることができました。 ![]() ![]() 【尾張旭市立旭小学校】スマホ安全教室![]() ![]() まず、実際にあったトラブルについての動画を見て、「写真を送ってしまい、それをネット上で広められたこと」「勝手に人の悪口をアップすると、人権侵害で法律に違反すること」を講師から詳しく話をしていただきました。そして、なぜこのようなことになってしまったかを全員で考えました。 警察の方から実際に話を聞くことにより、児童は真剣にスマートフォンの使い方について考えることができました。「使い方を間違えると大変なことになることが分かった」と感想を述べており、誤った使用の仕方をしたときのスマートフォンの危険性を感じたようです。 【岡崎市立上地小学校】動画サイト 自分のルール![]() ![]() 小学生による動画サイトの利用が広がっています。その中で子供自身が「自分のルール」をつくることが大切と考えます。 授業では、まず好ましくない動画を視聴することの危険性や、長時間の動画視聴に伴う睡眠不足、動画を安易に投稿することの危険性について知らせました。その上で、動画の視聴・投稿のよい点、わるい点について考えるようにしました。その後、出された意見をもとにルールをつくりました。子供たちが作った「動画サイト 自分のルール」は、以下のようなものです。 ・個人情報を入れないように気を付けて使う。 ・お母さんやお父さんに注意されたら、1回で終わる。 ・30分見たら10分休憩する。 ・寝る2時間前には終わる。 ・定期的にお母さんやお父さんに見てもらう。 動画視聴には、時間やきまりを守る必要があることに気付くことができました。 【清須市立桃栄小学校】スマホやケータイとの正しい付き合い方
6年生に、「スマートフォンや携帯電話で動画やゲームを楽しんだり、メールを送ったりしたことがあるか」と聞いてみたところ、ほぼ100%の児童の手が挙がりました。今のところ保護者のものを使用している児童が半数以上ですが、中学生になるとスマートフォン・携帯電話の所持率は、大きく上がります。そこで、6年生とその保護者を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。
子供たちは、SNSやコミュニケーションアプリの危険性を知ってはいるものの、どんな危険があるのかまではあまり意識していません。アップした写真に少しだけ写っている看板や建物から、あっという間に個人を特定されてしまう怖さや、「やばい」「ありえない」など、人によって感じ方が違う言葉をメッセージで送ってしまったことによる誤解など、具体的な事例を教えていただくことで危機意識を高め、トラブルを未然に防ぐ方法を考えることができました。 スマートフォンや携帯電話は、気軽にコミュニケーションをとることができ、娯楽を楽しむことができる大変便利な道具です。しかし、手軽な分、危険性の認識が甘くなってしまいます。この安全教室で学んだ「多くの危険」が潜んでいることをよく考えた上で、正しく付き合っていこうとする気持ちが高まりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 【豊田市立高嶺小学校】情報モラルの授業
本校の特別支援学級は、毎週金曜日の6時間目に、3年生以上の児童とコンピュータ室で授業をしている。児童の中には、スマートフォンを持っている児童もいる。しかし、スマートフォンの便利さや面白さばかりに目がいき、スマートフォンに潜む危険については知らない児童がほとんどである。そこで、スマートフォンに潜む危険についての理解を深められるよう、視覚的に分かりやすい動画教材を活用し、情報モラルの授業実践を行った。
本時の目標を、「スマートフォンのあぶないところを知り、あんぜんな使い方を考えよう」とし、有料ゲームの危険性を伝えるビデオ「無料ゲームだと思っていると・・・」と、無料通信アプリの危険性を伝えるビデオ「たった一言のちがいで・・・」のビデオを視聴して話し合った。 「無料ゲームだと思っていると・・・」の観賞後の話合いでは、「お金がかかるものは買わないようにしたいと思いました」「自分用のスマートフォンがあると、一人でこっそりできるから止まらないかもと思いました」などの意見が出された。 また、「たった一言のちがいで・・・」の観賞後の話合いでは、「本人はそんなつもりはないのに、仲間はずれになることもあってかわいそうだと思いました」「?やスタンプひとつだけのちがいなのに、誤解されてしまうことがあって難しいと思いました」などの意見が出された。 今まで、スマートフォンの便利さばかりに目がいっていた児童たちが、スマートフォンに潜む危険に興味を示した。授業終了後には、児童から、「他にもどんな危険があるのか、もっと知りたいです」と伝えてくる姿が見られた。 本時の授業を通して、スマートフォンに対する視野を広げることができた。また、動画教材をスクリーンに大きく映したことで、児童にとって視覚的にもわかりやすく伝えることができ、児童たちが前のめりで見入るほど興味・関心・意欲を引き出す教材であった。 【安城市立安城東部小学校】1年生の情報モラル
本校では、情報教育・情報モラル教育に関する指導計画をもとに、各学年で情報モラル教育を行っています。
6年生では、携帯電話にまつわる諸問題を知り、個人情報を漏らさない姿勢を身につけるため、「携帯・スマホ安全教室」を、毎年、開催しています。昨年度までは、6年生の保護者を対象にしていましたが、低学年でもスマートフォンを持つ児童が増えたことから、対象を全学年の保護者に広げました。 低学年の児童でも、携帯型ゲーム機でインターネットを通して対戦ゲームで遊んだり、自分のスマートフォンを利用して、オンラインゲームを楽しんだりする児童が少なくありません。また、少数ですが、無料通信アプリを用いて、知り合いと会話を楽しむ子もいます。そこで、1年生では、タブレットの授業のはじめに、情報モラルの時間を設け、次のことを指導しています。 1.写真を撮るとき、肖像権に気をつけること。 2.自分の写真は自由に加工してもよいが、他人の写真を勝手に加工してはいけないこと。 授業では、友達に「写真を撮っていいかな」「こんなふうにしてみたけれど、みんなに見せていいかな」というような会話が飛び交い、タブレットで写真を撮りながら、楽しく情報モラルに親しむことができました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 【蟹江町立蟹江小学校】スマホを持たせるのは遅い方が良い![]() ![]() 御自身の親としての経験を踏まえて、保護者ができるスマートフォン・ゲーム障害を予防する効果的な対策としては、「できるだけ与えるのは遅らせる」しかないと話されていました。そして、「できるだけ与えるのは遅らせる」ための有効な方法としては、周囲の保護者同士で連携することを挙げていました。 たくさんの保護者に、聴いていただきました。保護者からは、「ゲームやスマートフォンはあまりよくないと考え、なるべく制限するようにしてきましたが、より危機感をもつことができました」「みんなが持っていると言うから仕方なく与えるのではなく、理解ある人たちだけでも協力し合い、スマートフォンを与えない仲間を作ります」「中学生の子供には、もう与えてしまっているので、今後、使い方や制限を改めて考えていきたいと思います」などの感想をいただきました。 本年度も、1月には、高学年児童を対象に「情報モラル教室」を実施します。今回の保護者への講演を踏まえて、スマートフォン・ゲームの脳に対する影響やスマートフォン・ゲーム障害の危険性なども学ばせる内容を考えていきたいと思います。 【豊山町立新栄小学校】スマホ・ケータイ安全教室
現在、インターネット利用やSNS、コミュニケーションアプリなどが身近になり、これらのツールを介しての児童のトラブルが懸念されています。そのため、本校では、情報モラル教育の一環として、毎年、「スマホ・ケータイ安全教室」を学校公開日に実施しています。今年度は、5・6年生向けの「スマホ・ケータイ安全教室」に加え、子供たちの周りをとりまく課題とその対策について知っていただくために、保護者向けの教室を後半に設けました。
5・6年生受講の教室では、スマートフォンや携帯電話を正しく使うために必要なことや、SNSなどを使用した情報公開の危険性について学びました。さらに、事例をもとに、文字だけのやりとりでは、人によって言葉の使い方や受け取り方が違うことからトラブルになってしまうことについて考え、理解を深めました。 保護者向けの教室では、段階的に使わせることで、ネットリテラシーを高めていくことが重要だと言われていました。その中で、フィルタリングサービスの利用やルール作りとそのポイントなど、使い方について家庭で話し合うことが有効であるということを改めて確認することができました。また、スマートフォンや携帯電話の危険性とその対応について知っていただくとともに、使い方について改めて考えるよい機会となりました。 ![]() ![]() |