【豊橋市立牟呂小学校】情報モラルについて考える取組
本校の4年生では、道徳科の学習を通して情報モラルについて考えていきました。資料「かまきり」は、ふとしたことでインターネット上に名前を書き込んでしまった主人公が、後になって不安な気持ちがこみ上げ、どうしようもなくなってしまうという内容です。この資料をもとに、「大切な個人情報を守る」ことについて考えました。子供たちは、話合いをすることで、個人情報には、名前・住所・電話番号・写真など、様々なものがあることに気づきました。そして、ふだんから個人情報を知られないように、どのような工夫をしているか振り返りました。「インターネット上のハンドルネームで、本名を使わないこと」「自分や友達の顔写真を、インターネットに載せないこと」などの意見が出されました。
子供たちは、これから自分のスマートフォンを持ち、SNSなどでつながりをもつ機会も多くなってきます。こうした機器は誰もが利用しやすく大変便利です。その反面、不特定多数の人が見ているという怖さも併せもっています。授業を通して、子供たちからは、「今日帰ったら、情報モラルについて、家の人と話し合ってみます」という意見も多く聞かれ、インターネットとのつきあい方を考えるよい機会となりました。 【稲沢市立稲沢北小学校】ネットトラブルを防ごう
7月16日に、6年生の児童を対象に、「ネットモラル塾」を行いました。本校の児童も動画や音楽の試聴、ゲームなどのアプリを利用した経験があり、身近で楽しめるものと感じているようです。しかし、小中学生のインターネットにおけるトラブルも増加しています。児童がトラブルや犯罪の被害者にも加害者にもならず、適切に利用することができるよう、講師を招いてスマートフォンの使い方について学習しました。
話の中で、SNSの被害に遭う児童が増加していること、そして、その多くがフィルタリングを利用していなかったことを知りました。また、インターネットを長時間利用することにより、健康や生活にも支障が出ると聞き、そうならないためのルール作りのポイントについても教えていただきました。さらに、SNSに投稿された何げなく撮った写真には、「個人を特定する情報が詰まっている」と聞き、実際に写真を見ながらどんなことが分かるのか友達と話し合いました。わずかな情報から個人が特定される恐ろしさを知りました。 子供たちから「怖いので、ルールを決めて使っていきたい」「ゲームなどをやり過ぎてしまうので、時間を決めて使いたい」「個人情報は簡単に分かってしまうことを初めて知った」という感想が聞かれ、スマートフォンを安全に利用するために、家庭でルールを決めて使用することの大切さを学ぶことができました。 【蒲郡市立形原北小学校】みんなで考えよう、よりよいメディアとのつきあい方・インターネットにつなぐことのできる端末を持っている・・・54% ・インターネットに画像や動画をアップしたことがある・・・・10% ということが分かりました。そこで、インターネットの仕組みや安全な使い方など、蒲郡市青少年センターの方に、クイズを交えて分かりやすく話をしていただきました。 インターネットを使うときには、 1 うれしい言葉。他人には悪口かも 2 発信は他人に見られてもよい内容で 3 フィルタリングは「お守り」 4 「健康第一」使いすぎない 5 「人に役に立つ使い方」ができる人に の五つのことに気をつけることを学びました。 振り返りの感想で、「インターネットはとても楽しいものだけれど、間違えた事をするとトラブルに巻き込まれると聞いて、ぞっとしました。用心深く利用していきたいです」「わたしが、一番覚えておきたいと思ったことは、相手の気持ちです。自分がうれしい言葉でも、相手はうれしくないことがあるということを知りました」 インターネットだけでなく、メディアの使い方についても考えるよい機会になりました。 【春日井市立小野小学校】サイバー犯罪教室で、インターネットを正しく使える力を身につけようそこで、6年生児童を対象として、講師に警察官を招いて、「サイバーポリスゲーム」を活用して、日常生活上で遭遇する恐れのあるインターネット犯罪への対応方法を学びました。ゲームの中に出てきたサイバー犯罪に関するクイズに、児童たちは、グループで相談しながら答えを考えていました。 児童たちは、「サイバー犯罪防止教室」を振り返って、「人が傷つくことは書かない」「インターネットで知り合った人と会わない」「勝手に人の個人情報をインターネットに出したりして、他人を巻き込まないようにする」など感想で述べていました。 今日学んだことを生かして、インターネットを正しく使える力を身につけてほしいと思います。 【南知多町立篠島中学校】情報モラル教室内容は、職場での不謹慎な行動をSNSに投稿したことによって、損害賠償請求を受けたり、インターネット上で個人情報が公開されたりしてしまうというものです。 動画を見ながら、問題点を口々に発していました。動画の視聴後、講師の指導のもと、画面共有ソフトに自分の考えをまとめました。できあがったパソコンの画面をもとに、みんなの意見を読み合い、大切なことが表現されている部分の説明を受けました。その後、講師が、損害賠償にまで発展した実例をいくつか提示し、絶対に似たようなことを行わないよう強く伝えました。「悪いと分かっていて、なぜこんなことをするのだろう?」とつぶやいたことについて、学級全体で考えました。「SNS上でよい評価を受けたいから」「他にやることがないから」などの答えを考えました。さらに、その考えに至る原因を聞かれると、「現実世界で相手にしてくれる人がいないのかもしれない」と、問題行動の裏にある心のさみしさに気が付きました。 本時の活動を通して、インターネットのもつ公開性や記録性、また情報拡散の速さとそれらの不可逆性を学びました。さらにインターネットやSNSの利用方法について見直すきっかけにするとともに、問題行動を起こしてしまう心理状態にならないような人間関係の在り方を考えることができました。 【一宮市立葉栗小学校】道徳で情報モラル教育
スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、多くの児童にとって、インターネットはとても身近なものになっています。児童の会話の中にも、SNSウェブサービスや動画共有サービスなどの話題が度々登場し、日常的に利用していることが分かります。インターネットを利用する機会が、これから更に増える児童に、利用する際の責任や権利について学んでほしいと考え、情報モラル教材「気に入らなかった写真」をもとに授業を行いました。
「気に入らなかった写真」は、主人公が、登録してある友達だけが閲覧できるインターネット上のサイトに写真を投稿し、その投稿に喜んでいる友達がいる一方で、ある友達から「写真が気に入らないから削除して」と言われ、思い悩む話です。児童は、主人公が悪意はなかったにせよ、よく考えず気軽な気持ちで写真を投稿したことが問題だったことに気付き、インターネットの利用で気をつけるべきことや、今後、主人公がどのような行動をとればよいのかを話し合いました。 授業の感想に、「たった1枚の写真で傷つけてしまうこともあるので、相手の気持ちを考えて慎重に行動したい」「インターネットを使うときも自己中心的な行動はやめようと思った」などの記述がありました。 今後も、インターネットの特性を理解した上で、人と人との関わりであること踏まえながら、その場の感情に流されず、相手の心情や行為の結果を考えて正しく判断する力を身に付けさせたいと思いました。 【あま市立七宝小学校】iモラル教室実際にあったSNSに関する事件などを知り、どうするとよかったか、今後、どうしていくことが大切かを考えながら話し合いました。 使い方に関する知識だけでなく、安全に楽しく利用するために大切なマナーやモラルについて深く学習することができました。 【春日井市立柏原中学校】インターネット上でのマナーについて学ぼうこの授業を通して、インターネットはとても便利である反面、何げない行動が大きなトラブルに発展するということを知り、「ルールやマナーを守ること」「上手に活用していくこと」の大切さを改めて学ぶことができました。 なお、1月には、2年生対象の「サイバー犯罪防止教室」を、専門家の講師を招いて開催する予定です。 【西尾市立幡豆中学校】親子で学ぶ情報モラル1年生の生徒の感想から、「動画を使って、危険なことを分かりやすく教えてもらえた」「家に帰ったら、スマートフォンの使い方をもう一回考えてみようと思った」と自分の情報活用の仕方を見直そうと、前向きにとらえていたことが分かりました。 これからも、親子間、生徒間で情報モラルについて考えを深められる機会を増やしていきたいと思います。 【岡崎市立根石小学校】サイバーポリスゲーム
本校では、高学年を中心に情報モラル学習の一環として、「サイバーポリスゲーム」を扱った授業を行っています。「サイバーポリスゲーム」を通して、安全にインターネットなどの情報機器と付き合っていくために必要な知識や考え方を学んでいきました。すごろくのようになっている「サイバーポリスゲーム」は、サイコロをふって出た目の数だけ進み、立ち止まったマスで、情報モラルに関する問題に答えるというものです。
問題は、「オンラインゲームで仲よくなったAさんに、名前や住所を聞かれた。断ったらきらわれてしまうと思い、教えてしまう。するとある日、『お前の名前や住所をインターネットで言いふらされたくなかったら、ゲームのアイテムを買って送れ』とおどされる。怖くなって、何度もAさんにアイテムを送った。どうすればよかったのか」というものです。 児童が、身近に感じているSNSやオンラインゲームに関する問題を考えることで、児童は、危機意識をもつとともに、実践的な思考を身に付けることができました。 半年後には、中学生になり、さらに情報機器と関わりを深くもっていく児童にとって、有意義な学習であったと感じます。ここで得た知識や考え方をもとに、自分の身を守っていってほしいと思います。 【愛西市立立田南部小学校】安全なインターネット・スマートフォンの使い方を知ろう
本校では、7月16日に、津島警察署より講師を招いて、高学年が安全なインターネットやスマートフォンの利用について学びました。ほとんどの児童が、家庭でもインターネットやスマートフォンを利用した経験があります。児童たちが、意識をもって情報機器に関わることができるように、このような学習の機会を設定しました。
まず、インターネットの仕組みを学び、インターネットの五つの約束「人を傷つけない」「知らない人に自分の情報を教えない」「インターネットを通じて知らない人と会わない」「パスワードを教えない」「すぐに大人に相談する」を教えていただきました。 後半では、グループに分かれ、スマートフォンの便利なところや危険なところ、スマートフォンのルールについて、それぞれ話し合いました。便利なところは、「知りたいことを調べることができる」「ゲームをしたり動画を見たりすることができる」「情報を早く手に入れることができる」という意見が出ました。危険なところは、「課金をすると止まらなくなる」「個人情報が知られる恐れがある」「悪い人でも使うことができ、犯罪に巻き込まれることがある」という意見が出ました。 授業を終えた子供たちからは、「使う時間を決めて使いたい」「悪口を書き込まないようにする」「家の人と一緒に使うようにする」「知らない人と連絡を取らないようにする」といった感想が出されました。 今後も、安全に情報機器を活用していけるよう、継続して情報モラルについて学習する機会を設けていきたいと考えています。 【半田市立半田中学校】スマホ・ケータイ安全教室目 的 ・携帯電話やスマートフォンなどを使う上での基本的なルールやマナーを知らせるとともに、具体的な事例をもとに被害者・加害者のそれぞれの観点から、犯罪やトラブルへの対処法を考える。 内 容 ・全校生徒を対象とした事前アンケートの集計結果を知らせる。 ・携帯電話会社から講師を招いて、様々な事例を紹介していただく。 生徒たちは、真剣に話を聞き、「気軽にSNSを利用していたけれど、個人情報の特定につながらないよう、これからは慎重に利用していきたい」「便利なスマートフォンやタブレットにも、使い方によっては危険性があることを再確認できた」「これからは、被害者にも加害者にもならないようにしたい」など感想をもちました。 今回の「スマホ・ケータイ安全教室」をきっかけに、スマートフォンやインターネットの正しい使い方について考えるよい機会となりました。 また、保護者の方も参加しており、情報モラルに対する関心の高さがうかがえました。これからも、学校だけでなく、地域や家庭と連携して、スマートフォン等の安心・安全な利用ができるよう情報モラル教育に取り組んでいきたいと思います。 【豊田市立若園小学校】「さるおのらくがきから学ぼう」〜小学校1年生情報モラルの実践より〜
1年生は、とても素直な子が多く、元気に過ごす姿が見られた。しかし、その一方では、小さなトラブルも起こっているのが現状であった。相手の気持ちを考えて行動したり、ルールを守って行動したりすることの意識が足りないように感じた。また、「誰かが言ってたよ」と、不確かな情報を信じて行動してしまうこともあった。
そこで、「さるおのらくがき」という教材を使って、軽い気持ちで書いたうその情報が、どれほど多くの人に影響を与えるのかを考えさせることで、相手の気持ちを考えて行動することの大切さに気づかせる授業を行った。 授業では、教材を紙芝居にしたため、子供たちが注目して話を聞くことができた。また、登場人物の気持ちになって、真剣に考える姿もあった。ペアでの話合いでは、積極的に自分の意見を伝え合う姿も見られた。「うその情報を流すことは、いけないことだ」と気づく子や、「いやなことをしたら、みんなにあやまらくてはいけない」と感想に書く子もいた。 これからも、「その情報って本当なのかな」と問いかけをすることで、正しい情報のもとに行動できるようにしていきたい。 【半田市立成岩中学校】SNSの使い方について考えよう
本校の情報モラル教育について報告します。現在、生徒たちはSNSやコミュニケーションアプリが身近にある状態で生活をしていて、それらを介して多くの問題が発生しています。このような課題に対応するためには、SNSを利用する上でのモラルについて考えたり、様々なコミュニケーションの方法について考えたりする場が必要になります。その一つとして、本校では、毎年、全校で「情報モラル教室」を行っています。例年、SNSの使い方に関する講師を招いて、「講演会」を行っていましたが、本年度は、方法を変え、各学級で担任による授業を行うことにしました。
6月10日から6月14日にかけて、各学級の道徳科の時間に、無料通信アプリ会社等が開発した「楽しいコミュニケーションを考えよう」という教材を使って授業を行いました。 1年生は「基本編」、2年生は「悪口編」、3年生は「リスクの見積り編」を取り扱い、学年に応じた内容で学びました。カードを並び替える活動を通して、自分の考えと周りの友達との考え方や感覚の違いが視覚的に理解でき、楽しみながら学ぶことができました。SNSの使い方を改めて考えるよい機会となりました。 【瀬戸市立幡山中学校】ケータイ・スマホ安全教室
5月25日に、学校公開を行いました。今年度は、授業や部活動で活躍する生徒たちの姿を、保護者や地域の方々に見ていただくだけでなく、携帯電話会社から講師を招いて、「ケータイ・スマホ安全教室」を実施しました。3年生や多くの方々に聞いていただくことができました。
ほとんどの生徒が持っているスマートフォンの便利さの裏側にある危険性や安全な使い方、家庭でのルールについて分かりやすく話していただきました。動画や身近な具体例を用い、生徒たちに質問して応えてもらうなど、一方的にならないように工夫がされていて、生徒たちは真剣にスマートフォンの使い方について考えることができました。 また、保護者にも、スマートフォンや携帯電話の危険性とその対応について知っていただくことができ、家庭と学校が一体となって生徒たちを見守っていく機会の一つになりました。 【蒲郡市立西浦中学校】SNSでのトラブルについて考えよう
講師を招いて、全校生徒で、SNSの使用について考える機会をもちました。SNSに潜む危険性について話をしていただいた後で、講師から以下のような無料通信アプリに関わる二つの事例を提示していただき、全校生徒で話し合いました。
事例1・・・プールの更衣室で着替え中の友達の写真を、グループでの メールに載せた。 事例2・・・グループでのメールのやりとりの中で、一人の言葉が相手 の気分を害し、険悪な雰囲気になった。 トラブルが起こったグループに、「もし自分も参加していたらどうするか」というテーマで意見を出し合いました。事例1については、「写真を載せた友達と話をする」「やってはいけないことだから注意した方がよい」などの意見が出ました。事例2については、「直接話を聞いて判断する」「相手の気持ちを傷つけた子に悪いと伝える」などの意見が出ました。 会を終えた生徒からは、「いろいろな危険性があることが分かった」「相手の気持ちを考えて使用することが大事だと思った」などの感想が寄せられました。具体的なトラブルの事例を取り上げて話し合ったことで、軽はずみな行動や言葉のすれ違いがトラブルにつながることを実感するとともに、トラブルに巻き込まれないようにルールを守って使用しようという意識を高める機会となりました。 【一宮市立南部中学校】情報モラル講演会で適切なネットとの関わり方を学ぶ生徒からは、「無料通信アプリを使うときは、誤解される可能性があることを頭において利用したい」「スマートフォンを持つことになったら、危険なサイトに近づかないようにしたい」、保護者からは、「携帯電話を持たせるのは親の責任だと改めて気づかされた」「一生心に傷が残るトラブルにならないように、子供の挙動に目を配りたい」などの感想がありました。 情報の受信者にも発信者にもなる生徒にとっては、身近で重要な話題でした。この講演会で学んだ適切なインターネットとの関わり方を、今後も、実践していきたいと思います。 【豊田市立寿恵野小学校】情報機器やSNSと上手に付き合うために授業後の子供の感想には、「これからは、もっとやりたい気持ちをコントロールしながら、上手にスマートフォンを使いたい」「きちんとルールを決めて、自分で注意していきたい」という記述が見られた。自制する心がないとやりすぎてしまうので、自分をコントロールしながら情報機器とうまく付き合っていこうという意識が高まった。また、保護者に対する啓発も行うことができた。 9月には、あおり運転の事件について、SNSウェブサービス上でうその情報が流れ、無実の人が犯人として扱われた事例を取り上げて授業を行った。SNSウェブサービスやインターネットは、便利だが、使い方を誤ると危険であること、ボタン1つで自分がうその情報を流した加害者に簡単になってしまうことを知り、個人情報の取扱いの大切さやSNSウェブサービスに潜む危険性について学習することができた。 これからも、学級活動や道徳科において、子供の実態に合わせ、身近な事例から情報モラルについて学び、上手に情報ネットワークと付き合っていけるように、情報モラル教育を進めていきたい。 【豊山町立豊山中学校】スマートフォンや携帯電話の使い方についての学習
1年生を対象にした事前のアンケートでは、約7割の生徒が、スマートフォンもしくは携帯電話を所持しており、そのうち約6割は、「家庭で使用に関するルールはない」と回答していました。そこで、本校では、1年生を対象に、安全にスマートフォンや携帯電話を使用することができるようになることを目的に、7月に外部講師を招いて「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。
「コミュニケーションアプリを使ったやりとりでのトラブル」の映像資料では、「人によって言葉の使い方や受け取り方が違うので、今後は、気を付けて使用していきたい」という声が多く聞かれました。また、インターネットにアップした際に、住んでいる場所などの個人情報が特定されてしまう危険性がある画像を探すクイズでは、危険な理由を含めて真剣に考え、話し合うことができました。 スマートフォンや携帯電話の使用に関しては、保護者の協力が必要になります。今後も、保護者との情報交換を密にし、継続的に情報モラルについて学習する機会を設けていきたいと考えています。 【豊橋市立八町小学校】メディアの使い方を考えよう
5月、本校で、4・5・6年生を対象にしてに行った「健康アンケート」で、スマートフォンや携帯電話を71%もの児童が利用していることが分かりました。そこで、7月10日、4・5・6年生を対象に、「『あしたもははは』で元気いっぱい!!〜メディアの使い方を考えよう!〜」をテーマに、第1回「学校保健委員会」を行いました。携帯電話会社から講師を招いて、動画を交えながら、分かりやすく「スマートフォンや携帯電話の危険性や安全な使い方」について話していただきました。
スマートフォンや携帯電話は、インターネットにつながることで、友達とコミュニケーションをとったり、動画やゲームを楽しんだりすることができます。しかし、使いすぎて睡眠時間や勉強時間を削ったり、文字だけのやりとりは、本当の気持ちが伝わりにくかったりすること教えていただきました。 児童からは、「スマートフォンというのは、とても怖いものだと改めて感じました。SNSは、今はやっていないけれど、いつかやるときは、今日教えてもらったことを思い出して、怖い思いをしないようにしたいと思います」「もう少しテレビなどのメディアを使用する時間を減らして、勉強する時間や寝る時間を増やしてみようと思いました。これからも、今日教えていただいたことを思い出して、ルールやマナーを守って、安全に楽しくメディアを使用したいです」等の感想がありました。 日常生活において、スマートフォンや携帯電話を使わない生活というのは難しいことです。講師の方から学んだ三つのポイント「家の人や友達とルールを作る」「人を傷つけ、迷惑をかける道具として使わない」「困ったときは、家の人や先生に相談する」を覚えて、使い方の指導をはじめとした情報モラル教育の実践に努めていきたいと思います。 |