【稲沢市立大里東小学校】ケータイマスターを目指そう

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 4月に、5年生の児童を対象に、「携帯電話の使い方」をテーマに情報モラルについての授業を行いました。
 まず、携帯電話で何ができるかを出し合い、それらを踏まえて携帯電話の長所や短所について話し合いました。意見として出された携帯電話の短所を受けて、携帯電話を使うときに気をつけたいことをグループで話し合い、グループごとに発表しました。それぞれのグループからは、「ゲームに、はまりすぎない」「使う時間を決める」など、いろいろな意見が出されました。振り返りでは、「家でルールを決めて、一人で使う場合でも危険でないように使いたい」「携帯電話は、よいいところがたくさんあるけれど、危険なところもたくさんあることが分かった」「これからは、携帯電話のよいところだけを使えるように工夫していきたいと思う」などの感想が見られ、携帯電話を使う時の意識が高まりました。
 6月には、「NHK for School ココロ部!」の「みんなに合わせる『友情』」の動画教材を活用して、道徳科の授業を行いました。ここでは、携帯電話の無料通信アプリなど相手が見えないコミュニケーションツールの特性について考え、相手の状況・立場や思いを想像した上で、相手の気持ちを大切にしようとする気持ちを高めることができました。
 これからも、学級活動や道徳科、総合的な学習の時間において、身近な例を示しながら情報モラルについて学び、児童自身が危険から身を守ることができるよう情報教育を進めていきます。

【瀬戸市立道泉小学校】インターネット利用「安心・安全情報モラル」講座

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 瀬戸警察署の方を講師に招いて、インターネットを「安心・安全」に活用するための注意点や方法を学びました。高学年になるにつれて、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどによるインターネットの利用率が高まっています。本校の5、6年生も、半分以上の児童が、すでにインターネットを日常的に利用しています。情報モラルについて学び、安全かつ有効に活用してほしいという願いから本講座を実施しました。
 「小中高生が巻き込まれてしまった」という事例をもとに、個人情報の流出被害やストーカー被害に巻き込まれないためには、どんなことに気を付ければよいかを教えていただきました。「インターネット上で出会った人と、実際には絶対に会わないこと」「顔写真など、個人が特定されてしまう情報は絶対にネット上に載せないこと」「困ったり怖くなったりしたら、家族や先生にすぐに相談すること」などの話をしていただきました。
 児童の振り返りには、「インターネットの恐ろしさを知ったので、これからは慎重に活用したいと思います」「被害に遭ってからでは取り返しのつかないこともあるので、どんな誘いにも、事件に巻き込まれる前に勇気をもって断れるようにしたいと思いました」などの学びがありました。
 様々な通信機器の発達によって、多様な人との交流が図れるようになった一方、より一層モラルやマナーを意識して活用しなければならないと改めて考えさせられました。

【愛西市立佐屋中学校】 スマホ・ケータイ安全教室を通して〜常に他者を意識した使い方を〜

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 携帯電話やスマートフォンは、非常に便利な道具ですが、使い方を誤ると日常生活に支障が出たり、友人関係のトラブルや犯罪に巻き込まれたりする危険性もあります。また、本人にはそのつもりがないのに、自分が誰かを攻撃してしまうなどの加害者になる危険性もあります。今年度の本校でも、誤った使い方がきっかけで問題となる事例がありました。携帯電話やスマートフォンを利用する生徒が増えている状況の中で、そうしたトラブルで生徒が不安にならないように、警察の方を講師に招き、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。警察の方の話から、SNSウェブサービスに掲載した写真から住所を特定されることや、ゲームを通じて知らない人とつながりトラブルに巻き込まれることなど、生徒にも身近な例からインターネット上の危険について知ることができました。また、無料通信アプリでは、ささいな一言をきっかけにして、いじめなどの問題につながるケースを聞き、顔の見えない相手とやりとりするときの注意点について学びました。
 生徒からは、「情報のやり取り等は便利だけれど、危険性もあることを心にとめておきたいです」「無料通信アプリでは、相手の顔が見えず、声も聞こえない状況の中で、いかに相手の気持ちを考えるかが重要だと思いました。だから、送信する前に見直すことが必要だと思いました」などの感想がありました。
 この学びを生かして、携帯電話やスマートフォンを使う際には、目の前にいなくても、常に他者を考えた使い方を生徒には実践してもらいたいです。

【幸田町立北部中学校】生徒がつくる情報モラル学習会

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 本校では、6月8日の授業公開日に合わせて、毎年、「情報モラル講習会」を行っています。全校生徒だけではなく、多数の保護者にも参加していただき、親子で情報モラルを学ぶ機会としていました。毎年、様々な講師を招いて行っていましたが、今年は、コンピュータ部が中心となって発表等を行いました。
 はじめに、コンピュータ部による全校の生徒を対象としたアンケートの結果報告がありました。全校の携帯電話の所持率は、6割を超えています。また、多くの生徒が動画鑑賞にスマートフォンやタブレットを使用していること、また、フィルタリングがされているかどうかを知らない生徒が半数いることも明らかになりました。
 発表の後半では、SNS等のトラブルになる例などを紹介してくれました。「○○は、何で来るの?」という何気ないメッセージ。これは交通手段など「何を使ってくるの」ともとれるし、「どうして、あの人は来るの」ともとれます。言葉だけでは誤解を受けてしまうような例を生徒の目線で紹介してくれました。
 専門の講師の先生を招いての講習会もよいですが、生徒が生徒に問題点などを投げかけ、共に考えていく今回の学習会のような形式も、自分事として情報モラルを考えるよい機会となると感じました。 
 本校でも、携帯電話の所持率が毎年上がってきています。学校、家庭、地域が連携して、大切な生徒たちを守るという取組を、今後も続けていきたいと思います。

【北名古屋市立天神中学校】情報モラル教室

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 6月27日に、全校生徒、保護者、職員を対象として、「情報モラル教室」を行いました。e-ネットキャラバンを通じて、講師を招いて、インターネットの安心・安全な使い方について説明していただきました。
 パソコン、携帯電話やスマートフォンは、私たちの日常生活に欠かせないとても便利なコミュニケーションツールとなっており、本校の生徒の多くも気軽に利用しています。反面、使い方を間違えると、トラブルに発展してしまうことも少なくありません。今回は、特に、中学生の生徒の多くがトラブルに陥りやすいSNSの利用について、再現映像などを交えて紹介していただきました。文字だけのやりとりでは、伝えたいこととは違う内容に勘違いされ、人間関係が壊れてしまうときもあることや、匿名性が高いと思って書き込んだ内容や画像から個人が特定されてしまい、トラブルに巻き込まれることがあるなど、身近であるからこそ、気を付けて利用していかなければいけないと考えさせられる内容でした。
 家庭で携帯電話やスマートフォンを使うときのルールを話し合うことが、安心・安全な利用につながるというお話もありました。学校としても、生徒がトラブルに巻き込まれないよう、定期的に啓発活動をしていきたいと考えています。

【美浜町立河和南部小学校】情報モラル講座

 今年度は、4〜6年生児童対象に「どうやって使う?スマホやタブレット」をテーマとして、携帯電話会社から講師を招き、小学生高学年が巻き込まれやすいトラブルや、トラブルへの対処法を教えていただきました。
 この会では、SNSに安易に写真を載せることによって起きたトラブルや、ゲーム依存症になって日常生活に支障が出てきたケースなど、具体的な事例からスマートフォンやタブレット型端末の危険性を学ぶことができました。
 児童からは、「SNSを使うときには、個人情報が流出しないように気を付けたいです」「コミュニケーションアプリでは、相手に分かりやすい言葉で返事をしたいです」といった感想がありました。
 また、本校では、情報教育アドバイザーの方に、各学期に1回、パソコンの操作方法や情報モラルについて教えていただいています。2年生では、ウェブページでの検索の仕方、不適切なサイトを開いてしまったときの対応の仕方を学び、5年生では携帯電話のメールの扱い方ついて学んでいます。学年に応じた情報モラルについて学習しています。
 今後も、様々な方と協力しながら児童の情報モラル育成に努めていきたいと思います。
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【安城市立今池小学校】トラブル事例から考える情報モラル教育

 スマートフォンやインターネット等によるトラブルを防止するため、6年生を対象に、情報モラルの授業を、夏休み前に行いました。
 児童全員に、スマートフォンやインターネット等をする上で、気を付けなければならないこととして、「個人情報の掲載の注意」について共通理解をしました。その後、各グループにトラブル事例を渡し、それをもとに話し合いました。まずは、トラブル事例の中で問題点を洗い出して赤い付箋に書き、それに対して子供や家庭、学校などがどのように考え、行動をすればよいかなどを考えたことを黄色い付箋に書きました。そして、それをもとに、自分たちがスマートフォンやインターネット等を利用するときに、何に気を付けるのか、どのようなことをしていかなければならないかをグループで話し合い、先ほどの付箋を活用しながら模造紙にまとめました。それぞれのグループが発表する中で、「相手の気持ちを考えて、言葉遣いに気を付ける」「トラブルが起こったときに、親や先生など身近な大人に相談する」などが共通の話題として取り上げられました。
 その後、「安城ケータイ・スマホ宣言」を全員で確認しました。特に、SNSウェブサービスでは、相手の顔が見えない中でのメッセージのやり取りになるため、対面でのコミュニケーション以上に、言葉遣いに気を付けなければならないことや、最近、子供たちの中で流行とているオンラインゲームでも、コミュニケーションをとりながら遊べるため、同様に気を付けなければならないことを確認しました。また、「トラブルの可能性があるから使わない」ではなく、「どんなものでも扱い方を誤れば危険がある。便利なものだからこそ、扱い方に気を付けて、ルールやマナーを守って上手に活用する」という意識が高まりました。

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【小牧市立桃ヶ丘小学校】情報モラルを育てる

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 本校では、子供たちの家庭でのスマートフォンの利用率が増えているのを受け、注意を促しています。長期休業前に、生徒指導担当から出される「○休みの生活について」の中に、「有害なインターネットへの接続などは行わない」「スマートフォンの使用やゲームをするときは、時間を決めてやり過ぎない」「SNS等の利用は、マナーを守って楽しむ」という項目を加え、個人懇談会で保護者にお願いをしています。
 また、中学校進学とともに、更に情報モラルの必要性が高まることを考慮して、卒業前の6年生に対して道徳科の授業を行いました。「こんなつもりじゃなかったのに」という教材で、ありがちな友達との無料通信アプリのやりとりを5パターン示し、どんな感情をもつかを交流しました。同じ言葉のやりとりでも、人によってとらえ方がずいぶん違うことに気付き、相手の気持ちを考えて言葉を選ぶ必要性を学ぶよい機会となりました。
 これからも、道徳科や学活、総合的な学習の時間において、身近な例を示しながら情報モラルについて学び、生活に生かしていけるよう情報教育を進めていきます。

【一宮市立中部中学校】情報モラル講座

 近年、ICT機器の急速な普及に伴い、中学生にとっても、スマートフォンやタブレット端末は身近な存在になっています。これらの機器は、大変便利なものであり、生活を豊かにする一方、様々な問題を引き起こす危険もあります。そこで本校では、1年生を対象に、インターネット上で実際に起きている諸問題やそれらの危険を回避する方法を学ぶ「情報モラル講座」を行いました。
 「SNS利用の注意点」についての話では、スマートフォンで撮影した写真のGPS情報から、場所を特定されてしまうことがあると知り、「家に帰ったらすぐにカメラの位置情報通知をオフにしよう」と話している生徒が多く見られました。
 「ネットゲームやアプリ利用の注意点」についての話では、ゲームで遊んでいるときに表示される広告を誤って触ったために起きた実話を聞き、フィルタリングをかけることの重要性を改めて見つめ直すことができました。
 「スマホ依存症」についての話では、スマートフォンの長時間利用が、身体や脳に大きな影響を与えてしまうということを知り、驚きの声が上がっていました。
 今回の「講演会」で、情報モラルについての正しい知識を学ぶことができました。また、強い意志と冷静な判断力をもって、適切にICT機器とかかわっていこうという意識が高まりました。学年通信等を通して保護者にも注意を呼びかけ、家庭との連携も深めていきたいと思います。

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【春日井市立東部中学校】本校の情報モラル教育

 昨年度行った本校のアンケートでは、97パーセントの生徒が自宅でインターネットを使用できる環境にあり、多くの生徒が日常的にSNSを利用していることが分かりました。そして、自由にSNSを使えるようになってきたことで、本校でも、SNSの使用に関係するトラブルが増加しており、使用方法や情報モラルについて学ぶ機会が必要になりました。そこで、本校では保健部と生徒指導部が中心となって「講話会」を企画し、生徒たちがSNSの使用方法について考える機会を設けました。
1 臨床心理士による講話
 昨年11月に行った「学校保健委員会」では、臨床心理士の方に「SNSとコミュニケーションについて考えよう」をテーマに、SNSを使用する際の注意点について教えていただきました。文字で伝えることのできる情報量は、直接会って伝えることのできる情報量よりもずっと少ないので、SNSを通したコミュニケーションは、自分の気持ちが十分に伝わらず、トラブルの原因になる場合があることを学びました。生徒からは、「大切なことは直接会って話すようにしたい」という感想が多く出てきました。今年度も、臨床心理士の先生を講師に招き、SNSの上手な利用の仕方について学ぶ予定です。
2 生徒指導主事による講話
 1学期の終業式後に、生徒指導主事が愛知県警察の「サイバーポリスゲーム」を使って、SNSの利用についての講話を行いました。SNSを使用することで起こる可能性のある様々なトラブルを紹介し、SNSは使い方によって加害者にも被害者にもなりうることを生徒に伝えました。生徒からは、「SNSの上手な使い方を覚えて、トラブルに巻き込まれないようにしたい」という感想が聞こえました。

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【知立市立知立小学校】スマートフォン・携帯電話と上手に付き合うために

 子供たちにとって身近な存在となっているスマートフォン・携帯電話などの情報機器は、便利なツールである一方、様々なトラブルを引き起こす可能性があるものです。トラブルに巻き込まれることを未然に防ぎ、情報機器と上手に付き合っていくために、外部から講師を招き、5年生と保護者の方を対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。
 まず、個人情報の取扱いについての話がありました。名前、住所、ID、パスワードなどの個人情報の取扱いに注意が必要なのはもちろんですが、写真からも様々な個人情報が読み取れることを学びました。たった1枚の写真から名前や住所が特定されていく様子を動画で見て、驚きの声があがっていました。また、ゲームの課金の話など、子供たちにとって身近な話題を取り上げてくださいました。
 終了後の感想で、「友達と遊んだときの写真を載せているけれど、大丈夫か心配になりました」「インターネット上に載せると危険なのは、顔写真だけじゃないことを知って驚きました」「ゲームで課金している友達がいるけれど、きちんとおうちの人と相談してからにしようと思いました」と書くなど、情報機器との上手な付き合い方、家庭内でルールを決める必要性などを学ぶことができました。
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【小牧市立光ヶ丘中学校】認識のずれを知る〜SNSでの誤解を減らすために〜

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 「夏に食べる3文字のからい食べ物といえば?」という問いかけから、SNSの適切な使い方に関する講話が始まりました。生徒は、「カレー」「キムチ」・・・などの食べ物名前を思い浮かべていました。「カレー」と思っていた生徒は、「そうか、他の食べ物も考えられるな」とつぶやいていました。このように「思い込み」から誤解を生む例は、他にも考えられます。
 また、「次の3つの言葉『さすが』『すごいね』『才能あるね』で、言われて一番うれしい言葉は何ですか?」という問いに対する生徒の回答は、様々でした。ある人は、「才能あるね」と言われとても喜ぶでしょう。しかし、別の人はその言葉を聞いてあまりよく思わないかもしれません。これが、直接顔の見えないSNS上での会話だとすれば、なおさら大きな誤解を招くことにもなりかねません。生徒は、SNSをはじめとする様々なインターネット環境下での人と人とのつながりについて考えを深めました。
 本校は、この夏、各教室にタブレットPCと大型提示装置が設置されます。またコンピュータ教室には40台、その他校内で活用できるタブレットPCが95台導入されます。これらの機器を活用し、分かりやすい授業を行うだけではなく、情報教育も進めていきたいと思います。

【東浦町立片葩小学校】インターネットの落とし穴

 6年生の児童を対象に行った事前アンケートの結果、クラスのおよそ半数の児童が、携帯電話やスマートフォン、タブレットPCを所有している状況から、6年生の児童にとって、インターネットは便利な道具であり、身近なものとなってきていると考えられます。しかし、便利な反面、インターネットにおけるトラブルは年々増えており、児童が巻き込まれる可能性が高くなりつつあります。
 今回は、「インターネットの落とし穴」という教材を使用し、「自分の行動に責任をもち、節度をもって行動をする態度を育てること」をねらいとして、6年生で情報モラルについての授業を行いました。インターネットの掲示板に友達の悪口を書き込んだことから、友達を怒らせてしまう主人公の言動について考えました。グループで話合いを深めていきながら、児童は、誰でも簡単にトラブルに巻き込まれてしまうことに気づきました。そして、自分の生活を客観的に見つめ返し、「相手が見えないからこそ、言葉に気をつけるようにする」「書き込む内容に責任をもつことが大切」という意見を出し合いながら、節度をもって責任のある行動をする態度を身につけたり、インターネットを使用する際に、よく考えて行動することが、直接見えない相手の生活も守ることにつながると自覚したりしました。
 そのほかにも、オンラインゲームや無料通信アプリについて、最近よく児童の話題に上がっています。児童がインターネットを安全に正しく使用し、生活がより豊かになるように、今後も、継続して情報モラル教育を実施していきたいと考えています。
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【大府市立大府西中学校】 情報モラル実践

 近年、ICTの普及に伴い、本校の生徒も、スマートフォンやタブレットなどを所有することが多くなっています。生徒たちは、使用時の利便性とともに、危険性が隣り合わせになっていることを知ってはいるものの、気の緩みや判断の甘さから、トラブルとなることが少なくありません。そこで、本校では、1年間を通して様々な角度から「情報モラル教育」を定期的に実践し、正しく使用し安心して生活できるようにしています。
 入学説明会では、外部講師の方による「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。中学校入学前に、スマートフォンや携帯電話について、家族で考える機会にしてほしいと考え、昨年度に引き続き、保護者と新入生を対象に参加していただいています。講演の中で新入生からは、家族で約束事を決めて、使用していきたいとの意見を聞くことができました。
 また、授業の中でも学習を行いました。技術科の授業では、PCの学習を行う前にSNSなどの危険性、著作権や違法画像・動画などについて学習をしました。国語科の授業においても著作権について知り、著作物を使用するときの引用の方法を学び、実際に文章を書くときなどに生かすことができました。
 さらに、1学期終業式後には、生徒指導主事が、「情報モラル」についてプレゼンテーションソフトを使い、全校生徒に向けた講話を行いました。ここでのキーワードは、「想像力」で、自分の行おうとしている行為が、その先どのようになるのかを想像することで、生徒の身近に関わる危険性と安全な使用法について、自分のこととして考えることができました。
 これからも、定期的に様々な視点や立場から「情報のモラル」について、生徒たちが正しい知識の習得や使用法をみんなで考え、身に付けることができるように支援をしてきたいと思います。

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【弥富市立栄南小学校】 スマホ・ケータイ安全教室

 携帯電話に話す機能に加えたスマートフォンは、コミュニケーションをとったり、動画やゲームで楽しんだりでき、様々な情報を入手できる便利な道具である。しかし、いろいろなトラブルに巻き込まれる危険が高くなっているため、5・6年生を対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を携帯電話会社から講師を招いて実施した。
 アンケートによると、自分のスマートフォンを持っている児童は少なかったが、ほぼ全員が親のスマートフォンを使用した経験があると答え、動画を視聴したり、ゲームを楽しんだりしていることが分かった。
 講話では、はじめに、写真などの個人情報を配信したことから、家の所在地が特定され、泥棒に入られるという動画を視聴して、「個人情報は公開しない」「個人を特定するヒントになるものを公開しない」ことを学んだ。
 次に、知らない人とのメールのやりとりで起こるトラブルについて学んだ。児童からは、「メールの相手を友達と思って簡単に信用しない」「すぐに会わない」という感想が聞かれた。
 その後、無料通信アプリなど文字だけのやりとりは、本当の気持ちが伝わりにくいため、誤解が生じてトラブルに発展してしまった動画を視聴した。「メッセージはよく見直してから送る」「自分が書かれて嫌なことや、されて嫌なことはしない」ことを学び、児童は、「身近にある出来事なので気を付けたい」という感想が聞かれた。
 最後に、「使い過ぎによって睡眠や勉強時間を減らさないようにしよう」というアドバイスをされた。そのために、「使う時間は〇時まで」「布団の中で使わない」「〇曜日は使わない」など、家の人と相談してルールを決めることが大切であることを学んだ。
 「安全教室」では、「人に迷惑をかける使い方はしないようにする」「携帯電話やスマートフォン、インターネットを正しく使えるように家庭でもしっかり話し合い、ルールを決める」「困ったときは、家の人や先生に相談する」ということを学んだ。
 これらのことをしっかり覚えて、使っていくように指導していきたい。

 
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【蒲郡市立塩津小学校】情報から自分を守ろう

 子供たちを取り巻くインターネット社会は、身近なものとなり、どの子も当たり前のようにSNSなどを活用するようになりました。便利になる一方で、トラブルや事件も増えてきているのが現状です。
 本校でも、SNSを利用している子が増えています。そこで、外部から講師を招き、「情報モラル教室(ネットモラル塾)」を行いました。インターネットの安全な利用の仕方や、トラブルに巻き込まれないために気をつけることなど、具体的な事例の話に、子供たちは真剣に聞き入っていました。何げなく友達の写真をアップしたことで、取り返しのつかないことになってしまった事例を聞く中で、自分自身の認識の低さを痛感している子もいました。また、無料通信アプリでのトラブルの話は、子供たちの日常に寄り添ったもので、自分の行動に責任をもって活用することの大切さを学びました。
 感想には、「インターネットを使うときは、使う目的、時間はもちろん、安全に気をつけて使っていきたいです」「SNSを使うときは、絶対に悪ふざけをしてはいけないことが分かりました」など書かれており、適切な使い方や責任をもつことを考える機会になりました。
 今後も、インターネットやスマートフォンを上手に活用し、生活を豊かにするための知識を子供たちとともに学んでいきたいと思います。

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【春日井市立勝川小学校】情報モラル教育の実践

 情報技術が発達してきた現在、危険に巻き込まれないために、パソコン・携帯電話・スマートフォン等を「使わない」生活というのは難しいことです。「使う」という前提で、子供たちに、いかにうまく「使う」生活をするかを伝えることは、とても大切なことだと思います。そのため、本校では情報モラルに関する授業の実践に、全学級で取り組むことにしました。
 「事例で学ぶNetモラル」「スマホ・ケータイ安全教室」の出張授業など、各学年の発達段階に応じて、内容や教材を選択しました。低学年は、コンピューターは大人と一緒に使うこと、決められた利用の時間や約束を守ることを確認しました。中学年は、情報の発信や情報をやりとりする場合のルールや・マナーを知り守ることの大切さを理解しました。また、情報には誤ったものもあることにも気づくことができました。
 高学年は、各学級での授業実践だけではなく、土曜参観に、携帯電話会社の方を招いて、「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。そこでは、映像資料とともにスマートフォン・携帯電話を使う際に、小学生に起こりやすいトラブル事例と、その防止策や対処法を保護者とともに学びました。高学年になると、半数以上の児童が、スマートフォンや携帯電話を所持していて、無料通話アプリを活用している児童もたくさんいます。また、ゲーム機を通して同様のコミュニケーションをとる児童も多いので、今回のことは身近に感じられたようでした。
 「情報モラル」と言いますが、インターネット上のトラブルの多くは、道徳・マナー・規範意識といった日常のモラルの欠如によるトラブルも少なくありません。そのため、全学級の全児童が、情報モラルについて考えられるように、今後も、学校全体として情報モラル教育の実践に取り組んでいきます。

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【北名古屋市立白木小学校】スマートフォンの安全な使い方を知ろう

 6年生児童対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。携帯電話会社から講師を招き、小学生高学年に起こりやすいトラブル事例や、トラブルを回避するためのポイント、トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法を教えていただきました。
 SNSウェブサービス等を使用して起きたトラブルや、ネットゲームによる「高額請求」「ゲーム依存症」など、6年生の児童にとっては、他人事ではなく、少しの不注意で自分にも起こりうることであるという「怖さ」を実感することができました。
 児童からは、「ゲームは好きだけれど、ゲーム依存症にならないように気を付けたい」「気軽に無料通信アプリを使っているけれど、実際に会って話すことの方が、伝えたいことがよく伝わることが分かりました」という感想がありました。
 また、当日は、北名古屋市の人権擁護委員会の方にも「スマホ・ケータイ安全教室」に参加していただき、人権について分かりやすく説明していただきました。
 今後も、家庭と学校が協力して、児童の情報モラル育成に努めていきたいと思います。


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【瀬戸市立陶原小学校】スマートフォン・携帯電話との付き合い方を学ぶ

 スマートフォンや携帯電話などのモバイル端末は、便利な反面、トラブルが多発しています。そこで、どう付き合っていけばよいのかを理解してもらうために、授業参観で高学年とその保護者を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。
 児童たちは、個人情報や写真をつい公開してしまったことで、トラブルに巻き込まれてしまった例や、危険なサイトにつながった際に、高額な金額を請求されたトラブルについて知り、そうしたトラブルにならない方法を講師の方から教えていただきました。また、スマートフォンや携帯電話の使い過ぎは、人体に悪い影響を与えることも知ることができました。
 保護者には、スマートフォンの知識や理解を深め、児童たちを犯罪や被害から守るために、フィルタリングの利用や、家庭でのルールの決め方について説明がありました。
 児童の感想として、「スマートフォンは、便利だけれど、間違った使い方をするといけないと思いました」「トラブルにならないようなやり方を知って、よかったと思いました」等を書いていました。
 スマートフォンや携帯電話を使う側が、使う際のリスクやリスクを回避する手段を知った上で、使用することが大切だと改めて認識しました。

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【半田市立花園小学校】写真を使うときの心遣い

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 7月12日、「他の人が写った写真を使うときに気を付けること」をテーマに、4年生を対象として「写真と肖像権」についての授業を行いました。小学生が、写真を使って友達を紹介するという映像クリップを視聴し、「主人公が、どのように行動すべきだったのか、写真を使うときに気を付けるべきことは何か」について考えました。
 その話合いの中では、「写真を使う前に、写真に写っている人に許可をもらう」「他の人が嫌だと思わないような写真をしっかり選ぶ」など、自分だけの考えで他の人が写っている写真を使ってはいけないということに気付くことができました。
 今回の学習を通して、他人の写真を勝手に使ったり、利用したりしてはいけないということを、初めて知った児童が多かったようです。また、校外学習などで写真を撮らせていただくことも多いため、そのような場面でも気をつけるべきだということを考えた児童もいました。これからの情報化社会を生きていく子供たちにとっては、情報に関する正しい知識や取り扱い方を学ぶよい機会となりました。