【小牧市立大城小学校】スマートフォンとの関わり方を学ぼう

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 本校では、平成30年11月22日の学校公開日に、5、6年生と保護者を対象に「スマホ教室」を開催しました。講師の先生から、「スマートフォン」との関わり方やインターネットなどに潜む危険性について話を聞きました。特に、悪ふざけでSNSに投稿したときの代償やメッセージアプリを通しての友達同士のトラブル、偽アプリの存在と危険性について実例を聞きながら理解を深めました。
 また、保護者はフィルタリングの必要性や子供たちのスマートフォンへの依存の危険性について知る機会となりました。

【日進市立赤池小学校】6年生全員で話し合いました

 児童が、スマートフォンやインターネットの使用できる機会が増えてきている。6年生の友達同士で、無料の通信アプリでやりとりをしたり、動画を撮影してアップしたりする児童もいる。子供たちに尋ねてみると、スマートフォンを持っている子は「使うのが楽しい」、持っていない子は「使ってみたい」という意見が多くあり、スマートフォンによるコミュニケーションに関心が高まっているのがわかる。
 そこで、6年生全員に対して危険性を理解させ、正しい使い方について話合いを行うことにした。教師から児童への話の後に、児童同士で話し合わせたり、全体で意見交換を行ったりした。話合い後の児童との会話の中には、「そこまで深く考えたことがなかったから、これからは気を付けようと思った」「相手の気持ちを考えて使いたい」などの意見があった。自分が発信したものが思わぬところにいってしまうことや、簡単に相手を傷つけてしまうことに気が付いた児童が多くいたようで有意義な時間となった。これからもスマートフォンやインターネットと上手に付き合っていく意識をもたせていきたい。

【豊橋市立高師小学校】 情報モラルの授業

 本校の4年生で、ネットモラルに関連する授業を行った。内容は、「著作権」の基礎を学ぶものであった。実際の生活では、まだまだ著作物に関する問題にあたることの少ない年齢ではあるが、今後、「著作権」について考えることが必要になってくると考えたからである。
 題材として、学級のマークを考えるとき、よいアイデアがどうしても浮かばなかった主人公が、友達の考えたマークを安易に利用してしまう。結果的に相手を傷つけてしまう。と言うものを利用した。子供たちからは、
・安易に真似してしまうことも自分の生活にもあり注意したい。
・どうしても必要なら了解を取る。
・思っていた以上に相手のことを考えないと、心を傷つけてしまう
などの意見が出た。
 ネットモラルに関することについて、年度当初より、4月には「肖像権」、7月には「メールでの紛らわしい言葉」、10月には「著作権」と定期的に授業を行ってきた。まだまだ、それぞれの分野の基礎の基礎ではあるが、確実に注意をして生活する子供たちが育ってきている。

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【豊田市立美里中学校】情報モラル教育実践〜インターネットと人権〜

 本校でも、近年の携帯電話の普及に伴うSNSやインターネットを通じた人間関係のトラブルが発生しています。正しい使い方や実際のトラブルについての対処法を考えようと講師を招いて、「いじめって何だ?」というテーマで「全校集会」を行いました。
 集会を行う前に、「携帯電話を持っているか」「メールや無料通信アプリの使い方で困ったことはないか?」などのアンケートを行ったところ、「携帯電話でのトラブルを経験したことがある」「目にしたことがある」と答えた生徒がいました。
 集会では、ふだん何げなくしている行動が「いじめ」につながってしまう危険性について、実際にあった事案を知ることができました。その中で、携帯電話の普及によって、時間や場所を問わず連絡することが可能になったが、一方で本当に伝えたいことが伝わらず、誤解が生じてしまうことを学びました。もし、トラブルになった場合は、自分たちだけで解決するのではなく、周りの大人に助けを求めることの重要性についても教えて頂きました。
 生徒の感想には、「今までやってきたことが、いじめになってしまうかもしれないと思うと、携帯電話の使い方を考えないといけない」「もし、自分や友達がトラブルに巻き込まれたらと思うと不安だったけれど、講演を聞いて少し安心した」など、便利さの裏に潜んでいる危険性について考えるきっかけとなりました。
 インターネットは便利だが、使い方を間違えると大きな問題になる。生徒だけでなく、保護者や教員、地域と連携して取り組む課題であると改めて認識しました。今後も、安心安全な学校生活ができるように情報モラル教育を推進していきたいと思います。

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【岡崎市立大樹寺小学校】スマートフォンの使い方を考える

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 4年生は、道徳科の授業で「事例で学ぶNet」の教材を活用し、事例をもとに「自分ができるスマートフォンの使い方」について考えた。
 登場人物が、スマートフォンを使い続けることについて、「ゲームをクリアしたいから」「やめたいけど、友達が続けるからやめられない」などの意見が出された。子供たちは、夢中になったり、あともう少しの気持ちがあったりして、やめられないことが原因だということに気付くことができた。
 登場人物のように使い続けた経験があるか尋ねた。「好きなことなので、やめられなかった」「親からやめるよう言われたが、別の部屋で続けてしまった」などの意見が出された。子供たちは、身近な問題であることが分かった。
 授業の後半に、「やめられないから、やめるにするためにどうしたらよいか」と考える時間を設けた。「タイマーをセットする」「親にスマートフォンを預ける」「親の見ているところで、スマートフォンを使う」などを考えることができた。
 子供たちは、この授業から保護者とルールを決めて、使うことがよいことを学ぶことができた。スマートフォンは、使い方によっては便利であり、活用の用途も広がる。しかし、依存してしまう可能性もある。
 Society5.0に向けて、今後も、モラル教育を充実させていく必要がある。

【長久手市立北小学校】スマートフォンのトラブルについて考えよう

 今後、利用する児童が増えると思われるSNSや無料通話アプリでは、利用者同士で様々なメッセージのやりとりが行われている。多くの友達とやりとりができたり、かわいいスタンプがたくさんあったりして、大人の利用も多く人気がある。しかし、使い方を間違えるとトラブルの原因となってしまうツールである。
 トラブルを防ぐために、事例を見て何に気を付けて防ぐか考える活動を行った。「スマホ・リアル・ストーリー」で事例を確認し、メッセージでの会話と顔を合わせた会話の違いや、メッセージを送る際に気を付けることについて話し合った。気を付ければならないこととして、「どの言葉を使えば相手に伝わるのか考える」「相手に伝わる表現をしているか確認してから送る」など、送られた相手のことを考えて発信するという意見が出た。

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【岡崎市立山中小学校】「ほけんだより」を活用した情報モラル教育

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 本校では、休日明けや長期休暇明けなどに、体の不調を訴えて欠席したり、保健室を利用したりする児童が多く見られた。児童に「どうして調子が悪くなってしまったんだと思う」と聞いてみたところ、何人かの児童から、「夜遅くまでゲームをやっていた」「友達とメッセージのやり取りをしていて、なかなか眠れなかった」という話が出た。また、懇談会等では、保護者から「ゲームやスマートフォンの取り扱いについてのことで、よく子供と言い争いになる」「メディア機器を通して友達とトラブルになることがあった」という話が聞かれることもあった。
 それを受けて、養護教諭が「ほけんだより」で、ネット依存・ゲーム依存・つながり依存の危険性や、使用する際のルールを決めることの大切さを、保護者や児童に向けて発信した。
 また、それを資料として、各学級の担任が、学級活動や道徳の時間等を通して、家庭でのメディア機器の使用状況を確認したり、メディア機器との適切な関わり方について考えたりする授業を行った。
 授業後の児童からは、「お母さんから依存症になるという話を聞いたことがあって、本当かなと思っていたけど、資料を読んでその恐ろしさがよく分かった」「自分を守るために、家でルールを決めてゲームやスマートフォンを使っていこうと思う」という感想が多く聞かれた。
 家庭によって差はあるものの、ゲームやスマートフォンなどのメディア機器は、子供たちの生活から切っても切り離せないものになっている。それらとどう適切に付き合っていくかについて、これからも学校と家庭とで連携を深めて考え、子供たちの健全な成長のために取り組んでいきたい。

【東海市立渡内小学校】親子防犯教室

 本校では、毎年「親子防犯教室」を開催し、学年ごとに親子で様々な学習に取り組んでいます。5年生は、携帯電話会社から講師を招いて、情報モラルに関する「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。
 当日は、一般的なマナーやルールの確認から始まり、情報公開に潜む危険、文字でのコミュニケーションによるトラブル、使い過ぎによる高額請求や著作権の問題などについて、スライド資料やドラマ視聴を通して分かりやすく説明していただきました。
 児童が、スマートフォン・携帯電話を手にすることも多くなっている今、具体的な事例に真剣な表情で、講師の方の話に聞き入る児童の姿が見られました。
 また、保護者の方々も、18歳未満の利用に際してはフィルタリングの設定が義務づけられていることや、子供たちが犯罪や高額請求に巻き込まれている実態を耳にし、改めて保護者として留意すべき内容を再確認することができたと思います。
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【犬山市立東部中学校】親子で考える情報モラル教室

 本校では毎年、全校生徒と保護者を対象に、「情報モラル教室」を行っています。今年度も講師を招いて、「ネットモラル塾〜知っておこう!考えよう!家庭で防げるネットトラブル〜」と題して講演会を行いました。
 生徒が巻き込まれやすいトラブルや、SNSを利用する際の注意点についての話では、改めてSNSには様々な危険性が潜んでいることを知り、フィルタリングの必要性を周知することができました。
 また、家庭でのルールづくりについて、お互い納得できるように話し合ってつくること、子供が守れる具体的なルールをつくること、守れなかったらどうするかを決めておくことなど、ルールづくりのポイントを教えていただき、生徒、保護者ともに理解を深めました。
 講演会後の生徒の感想には、「SNSは、使い方を間違えると危険なものなので、ルールを守って使っていきたい」「今日の話をもとに、家で家族と話をしてルールを決めていきたい」という感想が多くありました。
 近年、中学生のSNSのトラブルが増加しているため、今後も、保護者の方と連携を図りながら指導を進めていきたいと思います。
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【西尾市立一色中部小学校】防災学習の集大成 〜6年 避難所設営訓練〜

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 2月6日(水)、6年生の児童は、学校が避難所になった場合を想定して、自分たちにできることを考えるために、避難所設営訓練を行いました。全員で協力して、防災倉庫から資機材を搬出し、実際に避難所を設営しました。地域の自主防災会や保護者の方にご協力いただき避難者の役をやっていただきました。
 参加していただいた方から届いた声の一部を紹介します。
☆参加された地域の方・保護者・子供たちの感想
○ハンドマッサージで手の温もりを感じられてホッとしました。
○座っていたら、段ボールの下敷きや腰掛けを持って来てくれてありがたかった。
○対応がはきはきしていて気持ちよかったです。今後、災害が起きたら役に立つと思います。
★改善するとよい点
●マイク等で案内はあるが、聞き取れないことが多かったので、アナウンスの改善をしてほしい。
●各セクションのリーダーが明確でなく、全体を見ての指示が不足していた。そこに聞けばすべてがわかる場所がほしい。
●受付の人数が少なかった。区分をもう少しわかりやすくするとよい。
 これらのご意見は、今後の防災学習に生かしていきたいと思います。

【岡崎市立生平小学校】 やめられない

 健康や安全に気をつけ、自立した生活ができるようにするための基本的な生活習慣を身につけさせることは大切なことです。節度をもって節制を心がけた生活を送ることができるように、この教材を実践しました。小学校3年生で、ゲーム機がやネットゲームができる環境にある家庭は95パーセントでした。ほとんどの子はゲームで遊んでいて、学校でも、よくゲームの話題で盛り上がっている場面を見ることがあります。子供たちに話を聞いてみると、買ってもらったばかりのゲームに夢中になり、親から注意された子や、ゲームがしたくて宿題を適当にやってしまう子、夜遅くまでゲームをしていて、目覚めが悪くなった子などいろいろな経験をしています。中には、友達同士でネットゲームをしていて、課金もしたことがある子もいました。この単元を通して、自分の生活を振り返り、きちんとした生活を送るために大切なことを学ぶことができました。
 はじめに、ゲームをした経験からグループで自分の考えや体験を出し合い、節度ある生活を送るために大切なことを話し合いました。そして、自分の生活を見直し自分にできることを考えました。
「やりすぎてはいけないと思います。体にもよくないと思います。これからは時間を決めて、周りの人に迷惑をかけないようにしたいと思います」と学習カードに書いてありました。
 よく考えて行動し、節度のある生活をしようとする意識を高めることができました。
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【豊川市立千両小学校】 スマホ安全教室

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 本校では、4・5年生の児童と保護者を対象として、「インターネットを使うときに気を付けること」をテーマに、「スマホ安全教室」を行いました。
 4・5年生では、スマートフォンを使ったことがあるという児童が半数以上おり、その中でも特に、SNSを目的としてスマートフォンを使ったという児童が多くいました。また、「大切なことをどのように伝えるか」という質問に対して、「手紙やメールを用いて伝える」と答えた児童が、「直接伝える」と答えた児童より多くいました。そこで、実際にあったSNSのやりとりにある言葉がどのような印象を与えるのかを考えながら、SNSを用いた問題点について考えました。
 例えば、同じ絵文字を見たときの印象も様々で、相手が怒っていると感じる児童もいれば、冗談で言っていると感じる児童もいて、SNSを用いたコミュニケーションでは、相手の意図をつかみにくいということを学びました。また、「まじめだね」「個性的だね」という言葉を、言われてうれしいと感じる児童もいるのですが、状況によって、いやな気持になると答えた児童もおり、相手の表情を見ながら話すことの大切さに気付くことができました。
 近年では、インターネットの使用年齢が低年齢化してきています。今後も、情報モラルについて学ぶ機会を継続して設けていく必要があると思います。

【小牧市立小牧南小学校】社会科の授業で「情報モラル」推進

 本校では、5年生の社会の授業で、情報モラルについて学習しました。デジタル教科書を使い、情報を伝えたり、受けたりするときのマナーや活用方法について考えました。インターネットのやり取りで気を付けないといけないことは何かについて話し合いました。
 その中で、「ゲームのアイテムを買いすぎて、高額の請求がきた」「ブログへ書きこんだ個人情報が、だれでも見られる掲示板にのせられてしまった」「掲示板に悪口を書かれてしまった」というような例を学習し、このような場面に遭遇したらどうしたらよいか、対策も考えました。
 子供たちは、授業が終わって、「自分がコンピュータを使うときは、気を付けないといけないな」などと感想を話し合っていました。

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【豊橋市花田小学校】情報教育 〜2年みんなのニュースがかり〜

 2年生で、情報モラルの授業を行いました。今回の授業のねらいは、情報を発信するときには、事前にしっかりと確認することが重要であるということを理解することです。2年生の子供たちにとって、身近な係活動がテーマである本教材はとても考えやすいものでした。
 ニュース係として、友達の頑張りを紹介した主人公けいすけの「友達の頑張りを伝えたい」という気持ちに共感する場面があった一方、しっかりと確認せずに新聞にしてしまったけいすけの行動についての話し合いを中心に授業がすすんでいきました。
 子供たちに、「ニュースを書くときに大切なことは?」と問うと、「書きおわったら、その人にあっているかみてもらった方がいい」「書く前にちゃんとしらべる」などという考えがでました。さらに、授業後のふりかえりには、「書く前に聞くだけではなく、書く前と書いた後の両方に見てもらう」「書いてもらう人にどんなことを書いてほしいか聞く」などと書かれており、相手の気持ちを考えた行動をとることが情報を発信するときには必要であるということに気づけたことがわかりました。

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【刈谷市立衣浦小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 本校の高学年では、個人用のスマートフォンをもっている児童は少数であるが、家族と共用でスマートフォンを使っている児童や、通信のできる情報端末(ゲーム機等)をもっている児童を含めるとかなりの数になる。そんな中で問題になってくるのがスマートフォンを使用する際のルールやマナーである。
 そこで、12月に講師を招いて、5・6年生の児童を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を行った。スマートフォンを安全に正しく使っていくにはどうしたらよいか、事例をもとに具体的な方法を教えていただいた。利用するときの注意やルールとして、以下の四点が大切なことがわかった。
1 家族で話し合い、スマートフォンを使用する上でのルールを決める。
  →○時以降は使用しない、学校へ持っていかないなど。
2 友達からの返事がすぐこなくても怒らない。
  →家のルールを友達に伝えよう。
3 悪口、けんか、いたずらの書き込みは犯罪である。
  →人に面と向かって言えないことをメール等で送るのはやめよう。
4 インターネットやSNS上に自分の個人情報となるものを載せない。
  →何かに使われたり、トラブルになったりする。
 これを機に、子供たちが、スマートフォン・携帯電話を気持ちよく安全に使いこなせることを願っている。

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【岡崎市立秦梨小学校】 特別支援学級での情報モラル授業の実践

 本校では、特別支援学級の児童を対象に、「ひつじかいのこども」の資料を使い、「うそをついたりごまかしをしたりすると、信頼を失うことに気付き、正直にのびのびと生活しようとする態度を養う」ことをねらいとして授業を行いました。
 はじめに、「ひつじかいのこども」を読んで話し合いました。「大変だ。おおかみが来た」と、うその知らせをしているとき、羊飼いはどんな気持ちだったのか考える場面では、「大人がびっくりして楽しいな。うそが好きだよ」と答えました。
 次に、何回もうそをついていたずらを繰り返しているとき、羊飼いはどんな気持ちだったのか考える場面では、「大人をだますのは楽しいな」「大人があわてて楽しいよ」と答えました。
 そして、本当におおかみが来ているのに誰も出てきてくれなかったとき、羊飼いはどんな気持ちだったのか考える場面では、「かなしい、こわい」「びっくりした」と答えました。また、「羊飼いに何て言ってあげますか」の問いでは、「うそついちゃだめだよ」「村の人をだましたらいかんよ」と声かけができました。
 最後のまとめでは、「うそをつくと、周りの人みんなが困る」と学習を振り返ることができました。うそ(誤った情報)をつくと相手にとっても自分にとってもよくないということや、正しいことを伝えることの大切さを学ぶことができました。うそをつかないで、素直に明るく生活しようとする気持ちを高めることができました。
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【美浜町立河和小学校】もしも透明マントがあったら?

 4年生の情報モラル教育として、情報アドバイザーの先生が、「ネット上は、透明マントをかぶっているのと同じである」という内容の授業を行いました。
 まず、一人一人、自分が特定されないようなハンドルネームを使い、チャットルームで、「もしも透明マントがあったら何がしたい?」という内容で、自由にチャットをしました。すると、個人が特定されないことで気が大きくなり、不快な内容をチャット上に打つ子供が出てきました。しばらくチャットをした後、ビデオを見ました。
 ビデオの内容は、ゲーム上で仲よくなった同い年のA子から、顔写真を送ってと言われ送ってしまう。実は、A子は同い年の女の子ではなく大人の男であるが、主人公はそのことは知らない。次の日、ゲーム上の掲示板で、A子に送った自分の顔写真に「指名手配」の文字が付けられ、「主人公からいやがらせを受けているから助けて」といううその内容が書き込まれていた。掲示板を見た友達からは、主人公を避けたり、「あんなことするなんてひどい!」と言われたりする。さらに、掲示板に貼られた写真は他の掲示板にもどんどん貼られ、主人公は怖い思いをするというものでした。
 そこから、子供たちは、「一度ネット上に流出した写真は悪用されることがあり、一生消えることはない」という怖さや、「子供のふりをして大人がやっていることもある」「ハンドルネーム(透明マント)を使い、個人が特定されないからと言って好き勝手していいわけではない」ことなどを学びました。
 子供たちは、インターネット上では、誰もが透明マントをかぶっているから、加害者にならないよう、そして被害者にもならないように気をつけることをこの授業を通して実感することができました。
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【西尾市立一色中学校】 「SNS安全教室」を行いました。

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 本校では、毎年オープンスクールのときに、「SNS安全教室」を行っています。今年度は、「インターネット、ケータイを安全に楽しく使うため」というテーマで、愛知教育大学非常勤講師の方に来ていただき、講演会を開きました。
 本校の生徒の7割以上は、SNSを利用する環境がありますが、安易な使い方によってネットトラブルを起こす生徒が少ないとは言い切れません。
 講演会では、SNSによるいじめ問題、SNSによるふざけた投稿によるトラブル、音楽・映像・ゲームなどの違法行為による著作権の侵害、無料という言葉の脅威など、様々な事例をもとに、SNSの使い方の危険性を学びました。その上で、SNSのトラブルに巻き込まれないために、SNSにおける正しい知識やフィルタリングなどの対処法も教えていただきました。
 今回の講演を受けて、「家でのルールを見直したい」「インターネットは使い方次第で、よくも悪くもなるから、もっと正しい知識を身につけたい」「使用していない無料ゲームはすぐに消去したい」などの意見が出てきました。
 SNSにおけるトラブルを少しでも未然に防ぐために、今後も、道徳の時間を有効につかっていきます。

【岡崎市立河合中学校】スマホ・ケータイ安全教室  人権教育

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 本校では、毎年、「教育講演会」を実施しています。家庭教育で困っていることへの解消、現状の問題に対しどう子供と向き合っていくべきなのかを専門家から意見を聞くことを目的としています。毎年、多くの保護者が参加し、これからの家庭教育に向き合うきっかけをつくってきました。
 今年は、「スマホ・ケータイ安全教室、人権教育」を行いました。「子供にスマートフォンをねだられているけれど、何歳から渡してよいのか分からない」「自分の子供の周りの子供たちも、みんなスマートフォンを持ち始めてるけれど、持たせるのは心配」など保護者会などの面談により、このような保護者の声をききました。
 講話の中では、インターネット利用環境実態調査によると、2017時点でのスマートフォンの所持・使用率は、小学生が29.9%、中学生が58.1%にものぼっているという話。また、今の子供たちは、生まれたときからスマートフォンが周りにあるのが当たり前な世代。幼い頃から間違ったスマートフォンの使い方(歩きスマホ、SNSでの炎上投稿 など) をしている大人を目にしながら育ってきた子供たちに対して、今新しい形のスマートフォン教育の在り方が特に問われてるという話をされました。
 今回は、そんな悩みを少しでも解決するために、子供にスマートフォンを持たせるに当たり、決めなければいけない大切な五つのルールが紹介されました。
1 家族全員で話し合ってルールを決める
2 スマートフォンの使用時間・使用場所を決める
3 ネチケットやインターネット・モラルを身につける
4 スマートフォンのカメラの使い方と写真共有
5 子供と親の間で結ぶスマートフォン契約書
 生徒からは、「写真は楽しいけど、一歩間違えると一生の後悔のもとにもなることが分かった。スマートフォンのカメラの賢い使い方について親と話し合う機会はなかった」
 保護者からは、「スマートフォン契約書を作ることで子供のスマートフォンへの依存度が減ってくれたらよい。親にも契約書が必要」などの意見を聞くことができました。
 生徒と保護者が一緒になって考えることができ、これからの教育を考えるきっかけになったようです。来年度もこういった家族のつながりを大事にした活動を行っていきたいと考えます。

【東郷町立東郷小学校】インターネット依存 〜やりすぎには御注意を〜

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 4年生の会話の中で、オンラインゲームの話をよく聞くようになってきた。オンラインゲームをしている児童がどれくらいいるか聞いてみたところ、クラスの7割の児童がオンラインゲームをしていることが分かった。そこで、オンラインゲームなどインターネットに依存するとどうなるかという内容で授業を行った。児童はやりすぎはよくないということはわかっていたが、実際にどうなるかを聞いたり、動画で見たりすることで大変なことになるのだということを学ぶことができた。高学年になると、インターネットやスマートフォンなどにより興味が深くなるので、今回のような情報モラルの授業を行ったことは、改めて考えさせるよい機会となった。
(児童の感想)
・時間を守らないと、睡眠不足や規則正しい生活ができなくなるので、インターネットをやるときは、時間を決めたいと思います。
・インターネット依存にならないように気を付けて、お母さんと時間を決めてやっていきたいと思いました。