【西尾市立西尾小学校】 気に入らなかった写真

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 6年生の子供たちに、「スマートフォンやタブレットを持っているか」と聞いたところ、3分の2ほどの子が持っていました。また、無料通信アプリなどのSNSを使っている子は、半数いました。今の時代、スマートフォンやタブレットを使うことで、誰とでもつながる時代になってきています。気軽にコミュニケーションができる反面、トラブルにも巻き込まれやすくなってきています。
 そこで、新学習指導要領の道徳科「情報モラルに関する指導に留意する」を踏まえ、教材「気に入らなかった写真」を使い、「他者の権利を守ることの大切さ、責任ある行動を取ろうとする判断力と心情を育てる」ことをねらいとした道徳科の授業を行いました。
 教材のあらすじは、姉がスマートフォンで友達との写真をインターネット上に投稿したことから始まります。数人の友達からは、喜んでいるメッセージが届いたのですが、友達の一人に削除するように言われてしまいます。喜んでいる友達と怒っている友達の間で板挟みになり、姉は悩んでしまいます。
 子供たちに、「姉は投稿するべきだったのか」と問いかけると、「投稿したい気持ちは分かるけれど、相手の気持ちを考えていない」「本当に投稿したいのなら、友達に許可をもらうべきだった」「トラブルになるから投稿しない」という意見が出ました。
 また、「スマートフォンを持たない」という意見から、「トラブルになるくらいなら持たない方がよいし、本当に必要ならお家の人にフィルターをかけてもらえばよい」という意見も出ました。様々な意見が出る中で、自分だけでなく、周りの関係者のことを考える意見が出てきました。インターネットを使う上で、自分だけではなく、周りのことを考え、責任ある行動をとらなければならないと考え直す姿が見られました。
 インターネットやSNSを活用することは、便利であると同時にトラブルもついてきます。そのようなことを起こさないために、これからも情報モラルの授業を行っていきたいと思います。

【弥富市立弥富北中学校】スマホ・インターネットモラル教室

 本校では、6月2日に、講師を招いて、1年生生徒・保護者を対象に「スマホ・インターネットモラル教室」を行いました。スマートフォンを持っている生徒も多いため、生徒・保護者が正しい知識を身につけて安全に使用できるように実施しました。
 参加者は、実際にあったトラブルのスライドなどを見ながら対処方法を考えました。講座に意欲的かつ真剣に参加する様子が見られ、スマートフォンやインターネットなどを使う上での安全な使い方について理解を深めることができました。
 生徒の振り返りには、「個人情報をのせるときは注意したい」「SNSでのコミュニケーションでは、相手の気持ちを考えないといけないと思った」「書き込みをしたら消えないので注意したい」などの感想が見られました。

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【春日井市立藤山台小学校】インターネットモラルの学習

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 携帯電話やスマートフォンが普及し、インターネットを便利に活用する時代になりました。しかし、便利になる一方で、インターネットに関した事件やトラブルも見聞きするようになっています。本校でも、SNSなどで友達とトラブルになってしまった話や、使いすぎで「ネット依存」を心配する声を、子供や保護者から耳にすることも増えてきました。
 そこで、5年生が総合的な学習の時間に「インターネットモラル」の学習を行い、その一環として、e-ネットキャラバンの「e-ネット安心講座」を受講しました。インターネットの安全な利用の仕方や、トラブルに巻き込まれないために気をつけることなど、具体的な事例を挙げながらのお話に、子供たちは真剣に聞き入っていました。
 特に、「チェーンメール」の問題は、実際に直面した子供たちもいたため、大きな話題になりました。「嘘の情報を広めてしまう」「友達に不快な思いをさせてしまう」など、チェーンメールを転送することで発生する様々な影響を知り、「断る勇気」をもつことの重要性を学びました。
 今後も、インターネットを上手に活用し、生活を豊かにするための知識を子供たちとともに学んでいきたいと思います。

【東海市立平洲中学校】インターネット・SNSの使い方について

 本校では、専門家に来校していただき、インターネットモラルやインターネット上でのトラブルについて、生徒の意識を高めるために、毎年、「インターネットモラル教室」を行っています。
 本校でも携帯電話を所有している生徒が非常に多く、友人との連絡手段であったり、気軽に調べ物をしたり、ゲームをしたりと、活用の仕方は様々です。一方で、長時間使用して夜更かしをしたり、ルールやマナーが守れなかったりする事態もありました。そこで、生徒の危機意識を高め、情報モラルについて理解を深めるために、講師を招く機会を設け、「インターネットモラル教室」を行い、以下のことを学びました。
・著作権の侵害に注意する。(違法アップロード、違法ダウンロードをしない)
・インターネットでの出会いに注意する。(出会い系サイト、無料通信アプリ等)
・SNS上の言葉は、文字だけ相手に送られるので、誤解を招きやすいから注意する。
・人によって感性が異なるので、相手のことを思いやって言葉を選ぶようにする。
・ルールを守って正しく使うようにする。
 さらに、「1.人に迷惑をかけない」「2.簡単に信用しない」「3.困ったらすぐに相談する」ということも学びました。
 生徒の感想の中には、「今後、自分自身が加害者にも被害者にもならないように、上手に使いこなしていきたい」といった、危機意識をもって使用していきたいという前向きな意見が見られました。
 この教室をきっかけに、本校の生徒が携帯電話やスマートフォンを便利なツールとして正しく使うとともに、他人を思いやることができるようになってほしいと思います。

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【半田市立さくら小学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 スマートフォン等の情報機器は、とても便利なものですが、使い方を誤ると様々なトラブルに巻き込まれることになってしまいます。そうした現状を踏まえ、外部講師を招いて、6年生と保護者の方を対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。
 授業では、子供にとって身近なスマートフォンの使用に潜む危険性について、動画を見ながら考えていきました。
 無料通信アプリでの仲間外れ、外に遊びに行った先でも周りの人と関わらずにスマートフォンにばかりに向き合っていること、SNSの「いいね」欲しさに買った物の写真だけ撮って捨てる、スタンプ欲しさに、自分の画像を送っていたらエスカレートして裸の画像を送ってしまったことなどの事例に対して、何が悪かったのかを子供たちが考えました。
 子供もたちからは、「友達といる場なのに、一緒に話したり遊んだりせずにスマートフォンをいじっているのはおかしい」「買った食べ物が無駄になってしまう」など、活発に発言していました。その後、自分ならどうするかを考え、話し合いました。
 講師からは、保護者の方にも「スマートフォンの正しい利用や、危険性について知っておいていただきたい」と注意喚起していただきました。
 スマートフォンの利用とそれに伴う危険について、子供と保護者が一緒に考えるよいきっかけとなりました。

【稲沢市立小正小学校】親子情報モラル教室

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 本校では、毎年6月の学校公開日に、6年生の児童とその保護者を対象として、「親子情報モラル教室」を開催しています。今年も昨年に引き続き、携帯電話会社の方に来ていただき、「スマートフォン・ケータイの安全な使い方」について話を聞きました。
 友達だと思って安心して送った写真が、インターネット上に拡散されてしまったことや、メールでのやりとりの中で意味の取り違いから、トラブルに発展してしまったこと、また、ゲーム依存になってしまい、不規則な生活になってしまったことなど、深刻な問題に発展した話を聞くことができました。身近な事例を聞き、児童や保護者はインターネットやSNSの危険性について考えることができました。
 保護者からは、「スマートフォンを持つ子が増えるこの時期に、学校で危険について学べるのはよいと思いました」「親子情報モラル教室は、ためになりました。家でのルールを設け、一緒に守れるようにしたいと思います」という声が寄せられました。
 小学生の携帯電話の所持率が高くなる中、今後も、子供たちがトラブルに巻き込まれることなく安全に使用することができるように、日頃から子供たちに継続して情報モラル教育を進めていきます。

【大府市立石ヶ瀬小学校】情報モラルへの取組

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 個人でインターネットにつながる情報端末を所有している児童が、毎年増えてきています。本校では、携帯ゲーム機を含めると、6年生では、90%以上の児童が専用の端末を所有しており、動画サイトなどを閲覧している現状が見られます。また、低年齢層をターゲットにした動画投稿サイトに投稿をしたことのある児童も増えてきており、これまで想定してきた情報モラル教育の在り方について考え直す必要があると考えています。
 そこで、本年度は、携帯電話会社に講師を依頼し、4〜6年生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。その中で、動画投稿サイトや、無料通信アプリに関わる個人情報流出の恐ろしさや、課金サービスに対しての理解、トラブルが発生したときの対処方法など、実例を挙げて教えていただきました。
 授業での取組としては、3〜6年生では、各学期に1回、1、2年生では、2・3学期に1回ずつ情報モラルについての授業を行っています。その中では、発達段階に合わせて、情報倫理や安全への配慮を中心に担任より指導を行っています。
 5年生では、「ネットゲームに夢中になると」というテーマで、実践を行いました。時間やルールを決めても守れていない自分の生活を振り返り、夢中になりすぎていたことに気付いた姿が見られました。
 大府市では、ICT機器の導入が積極的に行われ、授業の中でタブレット端末を使用する機会や動画サイトを活用する場面も非常に多くなっています。私たちの生活と切り離すことができない情報端末を子供たちが、便利で安全な道具として使用していけるよう今後も取り組んでいきたいと思います。

【春日井市立不二小学校】インターネット上のやりとり

 本校の4年生は、女子の約4割が、無料通信アプリを利用しています。自分専用のスマートフォンを持っている児童は、まだ少数ですが、親のスマートフォンを借りて、SNSを使い、ふだんから友達との遊ぶ約束をしています。これは、子供たちにとって、ごく日常的な生活スタイルとなっています。
 また、男子は、スマートフォンの使用は、ほとんどありませんが、多くの児童が、自身所有のゲーム機の通信アプリを利用して、友達とチャットで情報交換をしています。
 そこで、12月に、4年生で、「インターネット上のやり取り」という教材で授業を行いました。内容は、発信者のメール上の文字だけでは、受取り手の解釈の違いで誤解が生まれるというものです。友達からのメール「うさぎのキャラクターは、かわいくない」というメッセージに対して、受取り手が「かわいいと思わない?」(同意を求める)と「全くかわいくない、不細工!」(断定)の2種類の受取り方ができます。では、自分のメッセージを相手に正しく伝えるにはどうしたらよいのかを各自で考え、隣同士で相談しました。その結果、「分かりやすい文章にする」「疑問文や否定文をきちんと使い分ける」「?や!などの記号を使う」「送信する前にもう一度読み返してみる」などの意見が出されました。
 児童一人一人が、よりよく生きるために、今後も情報モラルについて、真剣に考えていきたいと思います。

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【豊田市立末野原中学校】SNSとの付き合いかた

 本校では、夏休み前に、1年生で「情報モラル教室」を行いました。携帯電話を利用する生徒が増えてくるこの時期に、携帯電話会社の方に来ていただき、SNSの正しい使い方とトラブルの危険性について話をしていただきました。
 また、2年生では、11月の道徳の時間に4コマ漫画をもとに、「SNSとの付き合いかた」という内容の授業を行い、便利で身近に利用しているSNSとどのように付き合っていったらよいかを考えました。
 生徒の振り返には、「SNSは、相手の表情が見えないから、何を考えているか全くわからなくて、けんかになったり、仲が悪くなったりすることがあるので、これからは使い方を考えないといけないと思いました」「SNSは、改めて怖いなと思いました。SNSウェブサービスは、顔が見えないから、どんな人なのかがわからないので、事件などに巻き込まれたりするのが怖いと思いました。だから、注意して使いたいと思いました」「自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちもしっかり考えることが大事だと思いました。今いる友達を大切にして、相手のことを考えて行動していきたいです」など、これからのSNSとの付き合い方を考えることができました。








  

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【愛西市立永和小学校】スマホ・携帯安全教室

 本校は、年に2回、『生活アンケート』を実施し、その内容をもとに児童一人一人と教育相談を行っている。そのアンケートから、学年が上がるにつれて、携帯電話、スマートフォンの所持率が非常に高くなっていることがわかった。中には、オンラインゲームやSNSでのトラブルを経験した児童もいた。
 そこで、12月4日に、4〜6年生を対象にした『スマホ・携帯安全教室』を、携帯電話会社から講師を招いて行った。SNSの危険性や、個人情報公開のリスクなどについて事例をもとに話をしていただき、正しく安全にスマートフォンを使う方法を学んだ。
 今後、情報モラル教育を下学年にも対象を広げていきたいと考えている。児童が、スマートフォンを介して被害者にも加害者にもならないよう、学校全体で取り組んでいきたい。

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【南知多町立日間賀中学校】事例を基にSNSの使い方を考える

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 現在、ほとんどの生徒が、スマートフォンを持っています。スマートフォンは便利な一方で、人間関係のトラブルのきっかけになる危険性をもっています。そこで、1年生の道徳の授業で、情報モラルの授業を行いました。
 自作のプレゼンテーション資料を活用し、スマートフォンにおけるSNS上でのやりとりについて考えました。文字だけのやりとりになるため、相手の本意がわからず誤解を招き、トラブルになった事例をもとに話し合いました。
 生徒からは、「便利だと思っていたけれど、授業を受けて、デメリットもあることを知った」「次にどうなるかを予測して、文章を送るようにしたい」「文字だけでは、伝わり方にいろいろ違いが出てしまうことがあるので、送信する前に確認をしようと思いました」「使い方に気をつけないと危険なものだと改めて実感した」という感想があり、SNSの使い方を見直すことができました。
 まだまだたくさんの事例があるので、これからも指導を続ける中で、生徒に正しい知識とマナーを身につけさせていきたいと考えています。

【あま市立七宝北中学校】 情報モラルについて考える

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 11月12日、情報モラルについて講話を行いました。スマートフォン・携帯電話やコンピュータは、とても便利な道具である反面、無料通信アプリでのいじめやSNS依存の問題、「歩きスマホ」が原因の事故などが、社会的な問題になっています。それらに係る新聞記事を生徒に紹介していただき、自分たちの使い方を振り返りました。また、「日常生活でだめな行為は、情報社会においてもだめ」という基本意識をもつことや、情報収集における情報モラル、情報発信における情報モラルについて説明を聞きました。
 個人情報を大切にする意識や使い方に関するマナー、肖像権の尊重、インターネットへの書き込みの注意点などを学習し、正しい知識や情報モラルについて考えるよい機会になりました。

【江南市立草井小学校】 スマホ・ケータイ安全教室

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 携帯電話やインターネットなど、児童たちの周りにはたくさんのインターネット環境が取り巻いています。児童が巻き込まれやすいトラブルの一つに、SNSのトラブルが挙げられます。そこで、5・6年生がSNSのトラブルについて学びました。
 投稿した文や画像から、自分の住所や名前などが特定されてしまうトラブル、悪質サイトへ誘導されてしまうトラブルなど様々あります。児童は、軽い気持ちで投稿・アクセスをする危険性を、具体的事例から学ぶことができました。
 また、携帯電話を使用する際のマナーについても考えました。周りの人に迷惑をかけることがないよう、節度をもって利用できるようにしたいです。

【瀬戸市立深川小学校】 情報モラル教育

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 4年生児童に、インターネットに関するアンケートを行ったところ、30パーセントの児童が、家でインターネット接続をよく行い、その内の20パーセントが、自分のスマートフォンを持っている、と答えました。後日、児童に、「自分のスマートフォンが欲しいと思いますか?」と聞くと、ほとんどの児童が、「ほしい!」と答えました。
 今回、情報モラルの実践を行うにあたり、「スマートフォンを使うということ」という資料を使用しました。スマートフォンを欲しがった子供に、ルールを決めて買い与える保護者。はじめは、使用時間などのルールを守っていたけれど、次第にスマートフォンで連絡をとることやゲームが止められなくなってしまい、手放すと不安になる主人公。最後には、スマートフォンがないと不安になる自分に気付き、どうすればよいのか分からなくなってしまうという展開です。
 児童には、「どうしてルールが守れなくなってしまったのか」「どのタイミングで、どうすればこのようにならなかったのか」などを問いました。「寝る前には、お母さんに預ければよい」「ルールをもっと細かく決めておけばよかった」「病院に行って治療を受けるべきだ」など、様々な意見が出ました。
 スマートフォンは、現代社会には欠かせないものです。きっと児童が大人になる10年後には、今よりも、もっとインターネットに頼った社会になっていることでしょう。スマートフォンを手にするときがきたときに、便利さの裏に潜んでいる危険を知った上で、上手に付き合ってほしいと思います。

【常滑市立常滑中学校】Iモラル講習会(携帯電話・スマートフォンとの関わり方を学ぶ)

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 本校では、毎年、生徒の実態に応じた「情報モラル教室」を開催しています。
 本年度は、6月25日の朝会の際に、インターネット依存を通じて、携帯電話・スマートフォンとの関わりについて学ぶ機会を設けました。
 講習会で行った内容は、情報・新聞委員によって、事前に全校生徒が行ったアンケート結果の発表です。

 講習会で発表されたアンケート結果を紹介します。
・全校生徒の8割が、携帯電話を所持している。また、所持していない生徒の6割が、携帯電話を所持したいと思っている。
・生徒が、1日に携帯電話を使う時間は、2時間程度が最も多い。使用目的としては、家族との電話やメール、友人との電話やメール、インターネット、ゲームが、20%ずつ程度の数値となった。
・インターネットを使用する時間に関しては、2〜3時間が最も多い。使用目的としては、調べ物や動画閲覧が多数を占めた。
・インターネット依存という言葉自体は、8割の生徒が認知しており、半分程度の生徒が自分はインターネットの使いすぎだと思っている。

 インターネット依存という言葉は知っていても、便利さにつられて使用する時間が長くなってしまう傾向があるように思えます。常に、危険が隣り合わせにあることを理解し、正しくインターネットを利用できる知識を、身に付けなければならないことを学びました。

【刈谷市立富士松北小学校】保護者が学ぶ「スマホ教室」

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 高学年の保護者から、「子供が、スマートフォンを欲しがって困っている」「子供とのルール作りについて知りたい」などの強い要望がありました。そこで、本校では、保護者とともに情報モラル教育に取り組んでいます。今年度も、昨年度に引き続き、2学期に、PTA主催「社会学級」の一つとして、保護者対象の「スマートフォン教室」を開催しました。
 今年度は、「知っておこう!考えよう!家庭で防げるネットトラブル」というテーマで、講師を招いて開催しました。
 子供たちを被害者にも加害者にもさせないために、以下のような、インターネット上の様々なトラブルについて教えていただきました。
○悪ふざけによる画像投稿によって、多額の損害賠償が発生すること
○一度、インターネットにあげた画像は、完全には削除できないこと
○画像をあげたことによって、場所等が特定され、新たな被害にあうこと
 また、子供とのスマートフォンやSNSの利用に関するルール作りについても、分かりやすい説明がありました。そのポイントとしては、次の四つでした。
1.親子で納得ができる内容にすること
2.子供が守ることができる具体的なルール作りをすること
3.守れなかったらどうするか決めること
4.子供にルールをまとめさせること
 どれも具体的で分かりやすく、大変参考になる話をたくさん聞くことができました。この後、3学期には、高学年児童を対象にした「情報モラルに関する学習会」を行い、スマートフォンの安心・安全な使用について、学校・家庭・子供が、共通認識を更に深められるようにしていく予定です。 

〈参加された保護者の感想〉
・親が考えている以上に、子供を取り巻くインターネット環境は進んでいて、想像を超えているようです。スマートフォンがあって当たり前の子供とどう向き合うかが課題です。「分からない」で済ませないように、今日のことを機会に、子供と話し合えたらと思います。
・便利だけれど、とても危険なことがあることを知りました。子供に持たせるときは、きちんとルールを作って持たせたいと思います。ぜひ、子供対象の「スマートフォン教室」も実施してほしいです。

【幸田町立荻谷小学校】親子で「情報モラル教室」

 本校では、毎年、5年生の親子を対象に家庭教育学級主催による「情報モラル教室」が行われています。
 今年も7月10日に、携帯電話会社の方を講師に招いて、親子で話を聞きました。スマートフォンや携帯電話を持つ前に、知っておいた方がよいことを中心に話をしてくださいました。SNSの情報公開に潜む危険性やゲームの課金、インターネット依存、無料通信アプリやメールなどによるトラブルについて映像で見たり話を聞いたりしました。
 子供からは、「今までは、動画サイトに投稿したいと考えていたけれど、とても危ないことだと知りやめようと思いました」「無料通信アプリなどは、まだやったことがないけれど、顔を見て気持ちを伝えたいと思いました」などとの感想が寄せられました。
 保護者の方からは、「子供と家庭のルールを改めて確認するきっかけになりました」「私から伝えるよりも、こういった機会に教えていただいた方が、子供が真剣に考えられたようなのでよかったです」との感想をいただきました。
 親子で話を聞いたことで、家庭でも情報モラルについて考えることができました。

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【豊田市立東山小学校】情報モラル教育

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 5年生に、情報モラルの授業を行いました。
 今回は、子供たちがよく使っているネットゲームを題材として取り上げた授業でした。
 「ゲームがやめられない状態にならないためには、どうすればよいか」ということに対して、グループで問題点や原因、どうすればよかったについて話し合いました。同じ経験をしたことがある児童も多く、実体験をもとに話をすることができました。
 「ネットゲームに夢中になると…」の動画では、ネットゲームにはまってしまう仕組みも説明されていて、動画を見ながら、「そうそう、だからやめられないんだよね」と話す姿も見られました。
 動画を見た後には、どのようにネットゲームに関わっていけばよいかを考え、宣言書を書きました。友達の宣言に対して、お互いにコメントをし合い、授業を終えました。
 ネットゲームやトークアプリなどを使っている児童は、たくさんいます。上手な付き合い方ができるように、これからも情報モラルの授業に、継続的に取り組んでいきたいと思います。

【豊橋市立石巻小学校】スマホ・ケータイを上手に使おう

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 夏休み前に、「スマホ・ケータイ安全教育」を実施しました。携帯通信会社の方を講師に招き、5・6年生を対象に話をしていただきました。
 メールやSNSなどで情報公開するときに気をつけることや、マナーなどをアニメーションやスライドなどの映像を用いて、分かりやすく説明していただきました。
 本校でも、スマートフォンやタブレットなどを持っている子が増え、身近なものになってきています。今回の内容は、より現実味をもってどんな危険があるかを知ることができたようです。子供たちからは、「メールやSNSの怖さがわかったので、気を付けて使いたい」「ルールをつくって、困ったときは、大人に相談したい」などの意見が聞かれました。
 今後、身近に潜む犯罪に巻き込まれないようにするために、正しい知識を身に付けて自分で考え、判断できる子供になってほしいと思います。

【西尾市立室場小学校】ルールを守って、情報機器を活用しよう

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 子供たちは、学校や家庭でいろいろな機器を通して、インターネットにより世界を広げています。こうした状況の中で、子供たちがインターネットによる被害者・加害者にならないように、情報機器の正しい使い方を身に付けてほしいと願い、情報モラル学習として、e−ネットキャラバン「e−ネット安心講座」を開催しました。
 子供たちは、「何のためのスマホ(ネット依存の怖さ)」「メールでのコミュニケーションの落とし穴」「成りすまし」等の起こりうるトラブルについて、映像を交えて分かりやすく教えていただきました。ゲームに夢中になる主人公に「そうそう、分かるなあ」とうなずいたり、携帯電話でゲームをしながら車道に歩き出す主人公に「危ない」とつぶやいたりして、切実感をもって学ぶことができました。また、「家庭で決めたルールをきちんと守ること」「メールでの言葉遣いに気を付けること」「悪口を書き込まないこと」「個人情報を守ること」等、情報機器の正しい使い方について理解を深めることができました。

<実践後の感想>
・話を聞いてから、2時間でゲームをやめると決め、時間になったら自動的に終わるように設定しました。これからも、ルールを守っていきます。
・ゲームやネットサーフィン等を7時までに終わるようにしました。ゲームを終え、Wi−Fiがつながる部屋から出るようにしました。

 情報機器が便利さや楽しさだけでないことを学び、家族と自分でルールを作り、守り始めた子供たちがいます。これからも情報機器を正しく、安全に活用できるように、情報モラル学習の充実を図っていきます。