【瀬戸市立掛川小学校】ネット依存を防ぐ〜学校保健委員会での取組〜

 本校は、「ともに学び合う 心豊かな たくましい子の育成」を教育目標とする、全校児童数35名の小規模校です。本校では、全校児童一丸となって、様々な活動に取り組んでいます。近年、問題となっているのが、子供たちのインターネット依存です。インターネット環境の利用状況について事前にアンケートをとったところ、ほとんどの児童が日常的にインターネットを活用していることや、1日の多くの時間を、インターネットのゲームに費やしている児童がいることも分かりました。  
 こうした現状を踏まえ、インターネット環境との向き合い方を考えるために、保護者も交えて学校保健委員会を開催しました。5・6年生の児童が、身近なインターネット依存について自分たちで創作した劇を発表した後、講師をお招きして講話を聞きました。インターネット環境にのめり込んでしまうと、なかなか作業を止められなくなってしまったり、脳の機能が退化してしまったりすることが分かりました。
 今回の学校保健委員会を通して、家庭でスマートフォンやインターネットの使い方のルールを決めて、正しく使おうという意識を高めることができました。
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【豊橋市立前芝小学校】 ケータイ安全教室

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 スマートフォン・携帯電話・タブレットが、子供たちの生活の中に当たり前にあり、自由に使うことができるようになりました。それとともに、トラブルに巻き込まれる、依存の傾向が見られるといった問題も起こりつつあります。
 そこで、10月11日(木)の学校公開日に合わせて、5、6年生を対象とした「ケータイ安全教室」を外部講師を招いて行いました。
 安全教室では、主にスマートフォンなどを使用する上での危険性について学習しました。写真の流出問題や不用意なダウンロードによるトラブルを扱った動画を通して問題点を考えさせ、その上で説明や解説がありました。
 授業後の振り返りでは、「トラブルに巻き込まれないように、写真などは勝手に載せないようにする必要がある」「もし、何かあったときには、すぐに親や先生などの大人に相談する」といった感想が書かれていました。今回の学習を、今後の生活にいかしてほしいと思います。
 当日は、保護者の参加もあり、子供と一緒にスマートフォンや携帯電話の使い方を学ぶことができました。

【豊明市立双峰小学校】「知らない間の出来事」の学習を通して

 本校では、気持ちを伝え合うことの難しさを様々な場面で児童と考えています。そこで、道徳科では、「知らない間の出来事」の教材を活用して、相手に気持ちを伝える大切さや、文字による情報伝達の怖さなどについて話し合いました。
 「知らない間の出来事」は、9月1日に転入生してきた「あゆみ」と、友達になろうとした「みか」のそれぞれの回想で話が進みます。携帯電話を持っていないあゆみのことを、みかは憶測で「友達が少ないみたい」と級友にメールで伝えました。それが「いじめられていたらしい」と多くの人に広まってしまったのです。うそのメールが出回っていることに対し、帰りの会で自分の気持ちをみんなに伝えるあゆみ。自分の書いたメールが原因で、あゆみを苦しめてしまったことに気がついたみか。それぞれの思いや行動について話し合いました。
 まず、何が問題だったのかを問うと、「みかが憶測だけで人のことを決めつけてしまったことがよくない」「他の人に伝える必要はない」など、みかの取った行動があがりました。また、「みかから送られてきたメールを転送した子や、言葉をかえて別の子にメールした子もよくない」という問題点も出ました。
 さらに、その後の行動について、「転入生のあゆみが自分の気持ちを伝えるのは、すごく勇気がいったと思う」「自分のせいだと気付いたみかが電話を掛けたのも勇気がいっただろう」「きっと直接話をして、友達になれると思う」といった、相手の気持ちを考えた意見が出ました。
 振り返りには、「友達と顔を見て話をする」「噂や陰口を言ってしまったことがあるからこれからはしない」「メールに悪口を書かない」「本当かどうか自分で確かめる」「勇気をもって自分の気持ちを伝える」「悪いことをしたら、ちゃんと謝りたい」「素直に自分の失敗を認めたい」「携帯電話があるかどうかは関係なく、友達になる」「仲間外れは絶対しない」といった、メールを使用する際に心掛けるべきことについての意見が多くでました。
 これからも、授業を通して、よりよい友達関係を築くために大切なことを考える学習に取り組んでいきたいと思います。

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【稲沢市立大里西小学校】 スマホ・ケータイ安全教室

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 スマートホンや携帯電話、パソコンなど、インターネット社会の広がりにより、スマートフォン依存、ネットいじめ、出会い系サイトなどの危険が、子供たちに迫っています。そこで、情報通信分野に詳しい外部講師お招きし、6月21日(木)に、5年生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を開きました。実際の事例を基に、SNSやコミュニケーションアプリを使うときの注意点やルール、マナーなどについて映像を使って分かりやすく教えていただきました。
 児童のスマートホンや携帯電話の保有率が年々上がり、いじめや、ゲームのアイテム購入による高額請求などの問題につながりそうなケースも出ています。安全に使うために、どんなことに気を付けるとよいかを考えるよい機会となりました。

【一宮市立浅井南小学校】情報モラル講座「スマートフォンと私たち」

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 11月19日、外部講師を招き、5年生を対象に情報モラル講座『スマートフォンと私たち』を行いました。
 スマートフォンは便利で楽しいものですが、使い方やルールを間違えるとトラブルになります。起こりうるトラブルの中から、「高額課金」「SNSによるいじめ、誹謗(ひぼう)中傷」について取り上げて考えました。
 「高額課金」では、高額課金につながる流れとともに、小学生による高額課金のトラブルの事例を教えていただきました。そして、ゲームでお金がかかるときに気をつけることを確認しました。子供たちは、「課金は、家族と相談してからしよう」「課金は、家族と一緒にルールを決めよう」「ゲームの課金をするときにはいくらかきちんと確かめよう」と考えることができました。
 SNSでのメッセージアプリでは、メッセージのやり取りからどのようなトラブルになるか、事例を使って考えていきました。メッセージソフトの性質として、「きつい言葉が簡単に使えてしまう」「短い言葉は分かりにくい」「思っていることを字にするときつい言葉になる」ということを知り、スマートフォンでメッセージをやり取りするときに気をつけることについて確認をしました。子供たちは、「相手に気持ちや状況を考えて返信したい」「大切なことは、相手の顔を見て直接話そう」と考えていくことができました。
 これからスマートフォンを使っていく上で、よりよい使い方を意識する機会になりました。また、スマートフォンの利用については、家庭でのルールが不可欠になります。今後は、情報モラルを親子で学び、一緒に考えていく機会を作っていきたいと考えています。

【長久手市立南中学校】あなたの使い方、大丈夫?

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 携帯電話、スマートフォンが一人一台の時代を迎えようとしています。本校1年生の生徒も半数近くがスマートフォンを所持しています。スマートフォンを上手に活用している生徒がいる半面、不適切な使用によるトラブルや、被害に遭う生徒がいるのも事実です。そこで、本校では1年生を対象に、自分を大切にするための授業として、外部講師を招き「セルフディフェンス講座」を実施しています。
 SNSのトラブルに関することでは、友達からのメールに、たった一回返信をしなかったことをきっかけに、いじめに発展してしまった事例や、興味本位で見知らぬ人とのメールのやり取りをしていくうちに、実際に会うことになってしまい金銭被害に遭ってしまった事例などを通して、「家族が悲しむような結果をもたらす使い方は絶対にしない」ということを学びました。
 また、インターネット使用における危険性として、一度インターネット上に載せてしまった個人情報や画像は全世界に拡散し、削除したくても削除できないこと、他人への誹謗(ひぼう)中傷を書き込む行為は、たとえ未成年といえども犯罪であり損害賠償の対象になる可能性のあることを学びました。このようなスマートフォン使用におけるトラブルや危険から自分を守る方法を教えていただきました。
 生徒からは、「SNSやインターネット上には、自分の知らないトラブルや危険がたくさんあることがわかった」「スマートフォンの使い方を、もう一度家族とちゃんと話し合いたい」「自分たちには責任をもった使い方、楽しみ方が求められている」という声が聞かれ、スマートフォンの使用について考えるよい機会となりました。
 この講座をきっかけに、生徒のスマートフォン使用における注意喚起はもちろん、生徒の使用するスマートフォンの契約者にあたる保護者にも、情報モラル向上の啓発活動を進めていきたいと思います。

【知多市立知多中学校】スマートフォン・携帯電話を安全に使おう

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 本校では、1学期に全校生徒を対象とした「情報モラル教室」を実施しました。当日は、携帯電話会社から講師をお招きし、中高生が巻き込まれやすいトラブル事例や、スマートフォン・携帯電話を安心・安全に使うための心構えを教えていただきました。
 実際に中学生のお子さんがいらっしゃる講師のお話の中には、「我が子を被害者にも加害者にもさせたくない」という親の立場からの熱いメッセージも込められ、生徒たちはスマートフォン・携帯電話のマナーだけでなく、自分の親に心配をかけたくないという気持ちを強くもつこともできました。
 講義後、生徒から「スマートフォンやインターネットの怖さを知りました」「スマートフォンやインターネットには、便利さと危険性があるということがわかりました。しっかりルールを決めて、有効活用できるようにしたいです」「面と向かって言えないことは、インターネット上に書かないということを心がけたいです」などの感想が聞かれました。
 自分の身にも起こりうる事例を真剣に受けとめ、ふだんの生活を見直すよい機会となりました。

【西尾市立東部中学校】人との関わり方〜将来に向けて〜

 東部中学校には、「ハートコンタクト」という生徒同士が気持ちよく生活できるようにするための自主組織があります。毎月ゼロの日に、定例会を開き、寂しい思いやつらい思いをしている仲間はいないか、クラスや学年の様子について情報を共有しています。
 11月14日(水)に、ハートコンタクトのメンバーが企画運営する「いじめについて考える集会」を各学年で行いました。「いじめ予防」と「思いやり」の意識を高めることがねらいです。
 3年生は、「人との関わり方〜将来に向けて〜」というテーマで話合いを行いました。特に、無料通信アプリなどのSNSの使い方をめぐるトラブルの解決策や、ふだんの生活における人との関わり方を考えました。自分の思いを相手にうまく伝えられない人や、相手の言葉を誤解して受け取ってしまう人もいることから、人との関わり方や相手に対する適切な接し方を話し合いました。生徒は、「インターネット上での会話は、見られたくないことも見られてしまう。あまり知られたくない内容や相談などは、信頼できる友達と直接会って話すことが一番大切だと思いました」と、集会で学んだことを振り返りました。

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【扶桑町立高雄小学校】スマートフォン・タブレットの使い方

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 本校では、情報教育として1年生からコンピュータに親しみ、基本的な使用方法や文字入力、インターネット検索の方法などを学んでいます。また、外部講師に授業支援をしていただきながら、Netモラルの授業にも取り組んでいます。
 6年生の授業参観では、情報モラル教室として「スマートフォン・タブレットの使い方」について学習をしました。事前に保護者を含めたアンケートを行い、「スマートフォン・タブレットを持っていますか」「時間や場所、使い方の約束はありますか」などに答えていただき、そのアンケートをもとに授業を進めました。
 「スマートフォン・タブレットがほしいと思いますか」という質問に対しては、約7割の児童が「ほしい」という回答をしている反面、保護者からは「使用するにあたって、正しい判断ができないのではないか」などの心配の声が上がっていることがわかりました。そこから、スマートフォン・タブレットを使うときの約束を考えていきました。自分の思いだけでなく、保護者から声を聞くことができ、考えるきっかけになりました。
 児童の振り返りでは、「今までも使いすぎないようにしようと思っていたけれど、更に使う時間に気を付けようと思いました」「中学生になったらスマートフォンがほしいです。でも、怖い部分があることがわかったので、約束を決めて使いたいと思います」などの意見が見られました。
 子供のスマートフォン・タブレットの使用に伴うトラブルや事件のニュースを耳にします。便利なものであるからこそ、各家庭で決めた約束をきちんと守って、正しい使い方をしてほしいと思います。

【春日井市立高森台小学校】 親子で「スマホ・ケータイ安全教室」

 本校では、5月の「親子ふれあい授業参観」で、6年生52名とその保護者を対象にして「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。
 親のスマートフォンを借りて使っていたり、自分の携帯電話を持っていたりして、SNSを利用する児童もおり、最新のスマートフォン・携帯電話事情を保護者も一緒に知ることができました。
 無料通信アプリやゲームでのチャットなど、児童が興味のある話題からスタートし、SNSへの書き込みや写真の投稿、出会い系サイトなど、インターネットに関わる危険な事例をたくさん教えていただきました。
 児童は、事例を紹介した映像を食い入るように見ていましたが、講師の方のお話の内容は、理解できる子とできない子に分かれていたようです。SNSなどを使ったことのない児童には、まだ分からないこともあったかもしれませんが、親子で学んだことで、家庭で話題にしてもらい、それぞれの家庭で携帯電話のルール作りが進むとよいと感じました。
 2学期末にも、4〜6年生を対象に、「メディアと上手につきあおう〜メディアコントロール“スイッチオフ”大作戦」をテーマに、学校保健委員会を開く計画です。児童が自分の生活をふり返り、メディアとの付き合い方を考える機会としたいと思います。

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【北名古屋市立師勝北小学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 本校では、情報モラル教育の一環として、携帯電話やスマートフォンに潜む危険性を知り、それらを安全に正しく利用できるようにするために「スマホ・ケータイ安全教室」を、毎年実施しています。
 今年度も外部から講師を招き、11月13日に5年生を対象として情報モラルについて学習しました。内容は友達とのメールのやりとりや軽い気持ちで掲載した投稿写真によって起きたトラブル、また、SNSに個人情報を掲載したことによって実際に起きた出来事を事例にして、インターネットを利用する際の注意点を学ぶことができました。
 児童は、講師の説明や動画の視聴を通して、自分の気持ちを文字だけで伝えることの難しさや、インターネットに掲載した個人情報は消すことができないこと、インターネット上で書いた悪口や友達を侮辱する行為は、罪に問われる場合があることを知りました。また、トラブルを回避するためのポイントや万一、トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処の仕方や相談窓口についても学びました。
 今後も、児童がインターネットを有効に活用できるよう、各教科や総合的な学習の時間を通して、情報モラル教育をより一層推進していきたいと考えています。

《児童の感想》
・メールの文字だけでは、自分の気持ちが相手に伝わらないことが分かった。
・トラブルに巻き込まれないように注意をしてスマートフォンを使うようにしたい。

【豊明市立沓掛小学校】 ケータイ・スマホ安全教室『送った写真のゆくえは…』

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 11月12日、市の情報サポーターを講師として、5年生を対象に「ケータイ・スマホ安全教室」を行いました。今回は、NHK for School「スマホ・リアル・ストーリー」の『送った写真のゆくえは…』を教材に、インターネット上での写真のトラブルについて学びました。
 SNSを利用して気軽に自分の写真をやり取りした結果、その写真が自分の知らない人にまで拡散していく怖さや、スマートフォンで撮影した写真には、位置情報や撮影時刻などが含まれており、個人を特定されてしまう恐れがあること、他人の写真を無断でインターネット上に掲載してしまうことは、罪に問われる場合があることなどを教えていただきました。子供たちからは、「一枚の写真から個人情報がいろいろと分かってしまうなんてびっくりした」「罪になることがあるなんて知らなかった」といった声が聞かれました。
 本校の5年生では、スマートフォン等の情報端末を利用したことがある児童が9割以上に上ります。インターネットやSNSなどはとても便利な道具ですが、はさみや自転車と同様、使い方を間違えると自分や他人を傷つけてしまう道具にもなります。情報モラルに関する知識と情報端末の正しい使い方が身に付くよう、今後も継続して指導を行っていきたいと思います。

【田原市立伊良湖岬中学校】「スマホ情報モラル教室」で学ぶSNSの危険性と安全な使い方

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 本校では、校区生徒指導連絡会と協力して、生徒と保護者向けの講演会を毎年行っています。今年度は、外部から講師を招いて「スマホ情報モラル教室」を行いました。
 本校でのスマートフォン所持率は55%、無料通信アプリをはじめとしたSNS利用率は84%と多くの生徒が、スマートフォン・SNSを利用しています。講師は、実際に起こった事件をもとにして、分かりやすくスマートフォン・SNSの危険性について話してくれました。
 生徒たちの中には、自分だけは大丈夫と思っていた生徒も多くいましたが、安易に写真をSNSに投稿したり、アプリをインストールしたりすることで思いもよらないトラブルに巻き込まれることを、今回の「スマホ情報モラル教室」で知ることができました。スマートフォンもSNSも、私たちの生活に欠かせないものとなってきました。生徒が安全に正しく利用できるよう、家庭と協力して今後も見守っていきたいと思います。

【生徒のふりかえり】
・インターネット上に動画や写真を投稿するときには、本当に投稿する必要があるのか、投稿する前に一回踏みとどまって考えるようにしたいです。
・何げなく投稿した写真から、名前や住んでいる場所まで特定されてしまうなんてすごく怖いと改めて感じました。

【豊田市立則定小学校】 情報モラル教育

 今年度の情報モラル教育は、児童が抱える様々な問題の中で「(インターネットやゲーム等に)依存する」「相手とのやり取りで問題を起こす」「自分が被害に遭う」という三つの視点で指導を行いました。
 「情報モラル指導モデルカリキュラム」を参考にして、ICT支援員と事前打合わせを行いました。学級活動や保健学習等の教科との対応や発達の段階に合わせた内容で指導が行えるよう学習計画を立案しました。

 1年「インターネットはお家の人との約束を守って使おう」
 2年「インターネットはお家の人との約束を守って使おう」
   「友達の写真を勝手に使ったら(肖像権)」
   「住所や電話番号を教えるのは慎重に」
 3年「ゲームに熱中したら…」
 4年「ゲームに熱中したら…」
 5年「写真(GPS機能)と肖像権」
 6年「ネット依存症」

 授業後の振り返りで、子供たちから以下のような感想を聞きました。
「(動画の)けんた君のようにゲームの約束を破ると体に影響が出るので、お母さんの言った時間を守りたいです(4年)」「肖像権について学びました。友達の写真を使うときは友達に許可をもらいたいです(5年)」「GPSは名前や場所等の個人情報が分かるので、インターネットに写真を載せるときは確認しようと思いました(5年)」
 「情報モラルクイズ子ども版 家庭用ゲーム機・テレビ編」や「ネット依存のスクリーニングテスト」を活用した授業では、子供たち自身が自分の生活を見直し、メディアコントロールに対する意識を高めるよい機会となりました。

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【大口町立大口南小学校】だいじょうぶかな、そのアンケート

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 2年生児童を対象に、個人情報を守ることの大切さについて学習を進めました。
 最初に、「氏名や住所、家族構成、家族の在宅時間を記入するだけで、欲しい物がもらえる」と街頭で誘われた場合、そのアンケートに答えるかをたずねました。すると、多くの児童は、「欲しい物がもらえるから答える」と回答しました。
 次に、このアンケートに答えることで、どのようなことが起こり得るのかを話し合いました。当初は、欲しいものがもらえるとうれしいという内容でしたが、話し合いが進むにつれて、アンケートの項目や目的に違和感を覚える児童が増えてきました。
 最後に教師から、氏名や住所、家族等の個人情報を安易に第三者に漏らすことで、犯罪に巻き込まれる可能性が高まることを、具体的な事例を通して説明しました。
 児童からは、「自分や家族のことは、知らない人に教えてはいけない」「事件に巻き込まれたくない」などの意見が出されました。
 今後も、児童が自分のこととして考えることのできる情報モラル教育の学習を進めていきたいと思います。

【豊田市立萩野小学校】情報モラルの公開授業

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 9月15日(土)に、情報モラルについての公開授業を行いました。
 第3・4学年は、インターネットを使用する際に気を付けるべきことを、実際にタブレットを使用しながら学習しました。
 インターネット上のトラブルについて正しい判断ができるよう、動画を通して学びました。授業の終わりには、「情報モラル検定」をして理解を深めました。保護者も子供と一緒に真剣に考えていました。
 今後は、個人間のメールマナーについても学習していく予定です。

【蒲郡市立形原小学校】スマートフォンやゲーム機等を正しく使おう

 携帯電話やスマートフォンだけでなく、ゲーム機やタブレット端末でもインターネットに接続でき、インターネットを利用することは、子供たちにとって身近なことになってきています。本校の5・6年生では、インターネットに接続することができる機器を、自分専用に持っている児童は、全体の約8割でした。中でも、ゲーム機を持っているという児童が多くいました。幸い、大きなトラブルに巻き込まれた経験のある児童はいませんでしたが、保護者の方からも「スマートフォンのゲームに、子供が熱中してしまう」「動画サイトをよく見ている」という悩みを聞くこともあります。
 そこで、スマートフォン・ゲーム機等の使い方を確認する授業を行いました。家庭でのルールでは、「夜9時以降は使わない」など、使い終わりの時間を決めているという意見がありました。しかし、「使ってよいのは2時間まで」など、利用時間のルールを決めていない家庭が多いことも分かりました。「時間が決まっていないと、だらだら使ってしまう」「動画を見ることが楽しくて、時間を守らずに見てしまう」と、自分の使い方をふりかえる意見が多くありました。この授業をきっかけに、各家庭で使用時間に関するルールを改めて考えることにつながることを願っています。
 また、動画配信サイトに投稿した経験のある児童もいたため、「他人が傷つくような内容や、個人情報を書き込まない」など、情報発信のルールについても再度確認をしました。安全に利用できるよう、継続的な指導を目指していきたいです。

【安城市立桜林小学校】 自分との違いを知ろう〜楽しくコミュニケーションをとるために〜

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 6年生では、小中学生で急増しているSNS等でのトラブルに遭わないために、相手とのコミュニケーションについて考える時間を設けました。今回は、「『楽しいコミュニケーション』を考えよう! 基本編」という教材を使用しました。児童は、「すぐに返信がない」「なかなか会話が終わらない」「知らないところで自分の話題が出ている」「話をしているときにケータイ・スマホをさわっている」「自分が一緒に写っている写真を公開される」の5枚のカードを自分が嫌だなと思う順番に並べました。4人グループで並びを確認すると、一人一人一番嫌な項目が違ったり、並び順は同じでも許せないところの線引きが違ったりしていました。児童は話合いの中で、自分と友達との考えや感じ方の違いを知り、驚きの声をあげていました。
 振り返りでは、お互いが楽しくコミュニケーションをとるために、「相手の気持ちを考えたい」「相手の性格を考えて、注意をしてメールやチャットをする」「友達との間でルールをつくる」「相手の嫌なことを分かろうとすることが大事」など相手との違いを認識し、相手を意識してコミュニケーションをとりたいという記述が多く見られました。
 本学級では、約半数の児童がスマートフォンを持っており、約3分の1の児童がSNSを利用しています。今後も、情報モラルについて考える機会を設けたいと思います。

【武豊町立富貴中学校】 インターネットとの上手な付き合い方

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 外部講師を招き、「インターネットとの上手な付き合い方」というテーマで講演会を行いました。
 本校では、メールやSNSを利用する生徒も多く、その中でトラブルが起きてしまうこともあります。メールやSNSを使うためには、お互いにとって気持ちのよいコミュニケーションとなることが大切です。講演の中で、人によって言葉の受け取り方が違うということについて学びました。何げない言葉でも思いがけず相手を傷つけてしまうことがあります。実際に、生徒がボールを使ってキャッチボールを実演することで、相手のことを考えてボールを投げることと、メールやSNS上で相手の受け取り方を考えて言葉を送ることは、同じだということを実感しました。
 インターネットやメール、SNS上に載せた画像やコメントは、一度載せると消すことができないことや、拡散してしまう危険性も教えていただきました。無断で友達の写真を載せたり、自分の個人情報を載せたりすると、取り返しのつかないトラブルになってしまうことも学びました。
 今日の講演会から学んだことを、今後の生活に生かしてくれることを期待しています。

【東浦町立卯ノ里小学校】情報モラル講話

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 本校では、年に一度、外部講師をお招きして、「情報モラル講話」を行っています。本年度は、4〜6年生の児童を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。参加した児童の多くが、スマートフォンを使ってSNSを利用したことがあると答えていました。
 講話では、流行しているアプリケーションを例に話をしていただきました。名前や住所、顔が分かるような動画を悪用しようと思っている人もいることや、制服や体操服、近所の建造物からも特定される可能性があることを学びました。
 具体的な事例を基にした動画も見ました。無料という言葉に気を付けることや、インターネットにアップロードした写真は、簡単には消えないこと、スマートフォンに依存して大切な現実の世界をおろそかにしないことなどを学びました。子供たちからは、「全然知らない人が見ている可能性もあるなんて知らなかった」「使い方のルールを家族と決めたいと思った」などの感想が聞かれました。
 また、今年度は、保護者の方にも案内を配布し、参観していただきました。フィルタリングを設定して、怪しいサイトにつながらないようにする方法も教えていただきました。子供たちだけでなく、家庭で一緒に考えるよいきっかけとなりました。