【岩倉市立五条川小学校】「GST」でコミュニケーション力UP

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 本校は、昨年度末から、仲間づくりの一つとして、月に1回「GST(五条川・ソーシャルスキル・トレーニング)」を、朝の活動として全学年で取り組んでいます。子供たちが、友達と上手に関わり合うことができるよう、「自分の考えを友達に伝えるスキル」「友達の考えを目と耳と体を使って聞くスキル」「男女関係なく関わっていけるスキル」を身に付けることができる、学年に応じた様々なトレーニングを行っています。
 6年生では、9月に「ご注文はどっち?」というトレーニングを行いました。二つの選択肢のうち、どちらを選び、どうしてそれを選んだかグループの友達に伝えるというものです。ただトレーニングを行うのではなく、「体を向けて聞く」「うなずきながら聞く」「笑顔で聞く」「みんなの目を見て伝える」「自分の考えを伝える」の五つの目標を伝えてから行い、最後に自己評価をしました。
 目標が明確だったので、自己評価では、「うなずきながら聞く」「笑顔で聞く」ができていないといった課題も見つかりました。一方で、活動の振り返りでは、「同じものを選んでも、自分と全く違う理由だったのにびっくりした」「自分の選んだ方がいいと思っていたけれど、友達の考え方もいいなと思った」などの意見が出て、自分の考えを伝えた上で友達の考えも認める姿が見られました。
 今後も、「GST」の活動を継続し、学校全体で、子供たちの「人と関わる力」の向上を目指していきたいと思います。

【知多市立旭東小学校】赤ちゃんとの交流から学ぶこと

 本校では、6年生が、心の教育推進活動の一環で「赤ちゃんと小学生のふれあいの体験事業」を行っています。生後4か月〜2歳ぐらいの赤ちゃんと、その家族と交流することで、赤ちゃんの愛らしさや温かさ、子育ての喜びや大変さ、親への感謝の気持ちなどを学ぶ機会となっています。
 当日は、事前学習として、まず、赤ちゃんとの接し方を学んだり、ふれあい遊びの練習をしたり、赤ちゃんの親に聞いてみたいことを考えたりします。その後、交流となります。子供たちは、いろいろな赤ちゃんがいることに驚きます。ずっと寝ている子、お母さんから離れられなくて泣いている子、走り回っている子など、戸惑いながらもコミュニケーションを図ろうとします。
 慣れてくると、子供たちの表情もリラックスしてきて、赤ちゃんの遊びたいことが分かって、積極的に関わろうとする姿も見られるようになってきます。おうちの人に、子育てで大変なことをたずねたり、子育ての喜びを聞いたりして、自分がどのような思いで育ててもらったかに気付きます。
 ふれあい体験を通して、家族と自分との関係について考えるきっかけになっています。家族への感謝の気持ちや命の大切さに気付き、心豊かに成長していくと思います。

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【みよし市立北部小学校】「夢の下校」を目指して

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 「今日は、時刻に間に合うように静かに座ることができたので『3北武将』です」と、下校当番が宣言すると、お互いのがんばりを認め合う拍手が沸き起こる。さらに、「今日は、○○の通学団が、とても静かに座って待つことができていました。みんなも見習いましょう」と、素敵な通学団への賞賛の言葉が聞かれる。
 本校では、高学年の学級委員で構成される運営委員会が中心となって、「下校集会」が行われている。彼らは、普通の下校ではなく「夢の下校」にするために、アイデアを出し合い活動している。「時刻に間に合う」「静かに集まる」「全員座る」の三つがそろうと「3北武将」を掲げるという取組は、2年前より引き継がれている。「声を出さない」「静かに体操座り」などのプラカードを持って静かに訴える活動も、先輩から引き継いだもの。どこに立ち、どのプラカードを見せたら効果的かということを、今年の運営委員は作戦を練った。素敵な通学団を褒めて、そのよさを全校へ広げようというアイデアも、少し前から実施している運営委員の作戦だ。子供たちの主体的な活動が、大好きな本校を「夢の学校」へと近づけている。

【瀬戸市立深川小学校】ハッピータイム

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 本校では、「楽しく人とかかわる体験を通して、かかわりのスキルやコツを身につけること」「自己理解・他者理解を深め自尊感情を育むこと」を目的に、「ハッピータイム」に取り組んでいます。「ハッピータイム」は、毎週金曜日の朝の時間を使って行われます。テーマに対し、順番を決めてグループの子たちに、自分の意見をはきはきと伝えます。聞き手は、否定することなく相づちを打ちながら聞きます。
 本校は、全校児童44人の規模の小さい学校です。お互いがいつも「一緒にいて当たり前」の存在で、よくも悪くも自分の気持ちや考えを「話さなくても」伝わってしまうところがあり、「聞かなくても」分かってしまうところがあります。そんな児童が、「ハッピータイム」でじっくり話をしている様子を見ると、友達の新しい発見をしたり、「だと思った」とお互いを確かめ合ったりして、話すことの重要性や聞くことの姿勢を見直す機会となっています。
 また、小規模校の特長を生かし、異学年の児童で構成された縦割り班での「ハッピータイム」もあります。これからも「ハッピータイム」を続け、自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを受け入れるスキルを身につけてほしいと思います。

【岡崎市立矢作東小学校】時間を守ろう週間

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 本校では、7月の1週目に、「時間を守ろう週間」を行いました。学級代表が、学校全体の様子を見て、休み時間が終わったら早く教室に帰ってくるようにしたいと考えました。そこで、「時間を守ろう週間」を設定し、呼びかけを行いました。
 各クラスにチェックカードを配布し、担任の先生が、クラスの子全員が座っていれば、チェックカードに印をつけます。また、学級代表が、放送で学校全体に呼びかけもしました。
 この取組を通して、放送を聞いて気にする子が増えました。また、クラスの気づいた子が、全体に呼びかける姿がありました。
 今回の活動を通して、学校全体に呼びかけることで、落ち着いて授業をスタートすることができました。

【岡崎市立城北中学校】学区に貢献!河川美化活動

 岡崎市は、8月の第1土曜日に、「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」が開催されます。本校では、花火大会の翌日に、毎年、PTAと協力して「河川美化活動」を行っています。今年も、早朝より全校生徒が集合し、捨てられているペットボトルや空き缶などを集め、学区である乙川近辺の美化活動に取り組みました。学区に貢献したいという思いのもと、生徒からは、「そんなにないと思っていたけれど、たくさん集めることができた」「まだあるかもしれないから、あっちの方も探しに行こう」といった声が聞こえ、意欲的にごみを集める姿に感心しました。
 また、行き帰りの道中でも、道端に落ちているごみを、持参した袋に詰めていく生徒の姿も見られ、生徒の自主性が育っていることを感じました。
 河川美化活動は、今後も続いていきます。私たちの地元のために、私たちができることを一生懸命に取り組む大切な機会です。
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【田原市立衣笠小学校】心を耕すペア読書

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 本校では、5月に「アジサイ読書週間」があります。心の教育推進活動の一環として、6年生が1年生、5年生が3年生、4年生が2年生に、本の読み聞かせをする「ペア読書」を行っています。
 下級生に寄り添いながら、笑顔で読み聞かせをしている上級生は、とても頼もしく感じられました。本を読んでもらった児童からは、「聞いていてわくわくした」「おもしろい本だった」「お姉ちゃんが、やさしく話してくれた」という声が聞かれました。
また、読み聞かせをした児童からは、「どきどきしたけれど、笑顔でありがとうと言ってもらえてうれしかった」「読み聞かせを通して、初めてその子と話をしました。新しいつながりができてうれしかったです」という声も聞かれました。「ペア読書」は、児童の心を耕すよい機会となりました。
 本校の学校目標の中に、「つながる」があります。他にも、芋のつるさしをペア学年で行いました。たてのつながりを意識した活動を通して、上の子が下の子の面倒を見て、下の子は上の子を信頼する。そんな心のつながりを大切にしています。

【豊田市立足助小学校】自分に自信をもち、友達のよいところを見つける活動

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 子供同士が、お互いによい所を認め合い、自分にも自信をもつことができるように、本校が取り組んでいることを二つ紹介します。
 一つ目は、本年度から始まった全校朝会での「出でよ!あすっこヒーローズ」です。ふだんの学校生活では、あまり披露する機会のない特技を発表します。これまでに、けん玉やフープ、キャッチボールなどの発表がありました。見ている子からは、「すごいなあ」「びっくりした」などの声が聞かれました。メディアに取り上げられたり、大会に出場したりするほどの特技ではありませんが、「あの子みたいになりたいな」「自分もやってみよう」とチャレンジする気持ちがわいてきます。これからもたくさんのヒーローが登場しそうです。
 二つ目は、「チャレンジロード」です。本校の渡り廊下には、全校児童の顔写真が掲示してあります。月一度、委員会が掲げた「あいさつ」や「マナー」などに関するチャレンジ目標を達成すると、本校のマスコットキャラクター「あすまる」のシールが貼られます。休み時間には、自分や友達の顔写真にたまったシールを満足げに眺める子供たちが見られます。「チャレンジロード」は、お互いのがんばりを認め合う渡り廊下です。
 全校83人という小規模校のよさを生かし、どの子も認められ、輝ける学校を目指しています。

【一宮市立大和南小学校】わくわくペア活動で異学年交流

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 本校では、児童会が中心となって、「わくわくペア活動」というふれあい活動を行っています。これは、異学年交流を通して、高学年は年少者を思いやる心を育て、低学年は年長者を敬い、慕う心を育てることをめあてに取り組んでいるものです。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生でペアを作り、年間を通して様々な活動をしています。今年度に行った活動は、「ふれあい会食」「わくわくペア遊び」「わくわくペア鉢運動」「ふれあい読書(読み聞かせ)」等です。
 「わくわくペア鉢運動」では、ペアで1鉢ずつサルビアの苗を植えました。高学年の児童が低学年の児童に、鉢に適量の土を入れたり、苗の植え方を教えたりしながら、2人(または3人)で仲よく活動しました。運動会には、運動場にきれいに咲いたサルビアの鉢が並べられるように、水やり等の世話は低学年が中心になって取り組んでいます。
 「ふれあい読書」では、読書週間の取り組みの一つとして、高学年が低学年に絵本や紙芝居の読み聞かせをしました。高学年は、どんな話がよいか事前に考えて、絵本や紙芝居を借り、グループで練習したりするなど、ペアの子が喜んだり楽しんだりできるように工夫します。読み聞かせは、朝の読書タイムを使って行いますが、短い時間でどのグループも上手に読み聞かせをすることができました。低学年の児童も、高学年のお兄さんお姉さんの読み聞かせを、目を輝かせながら楽しそうに聞くことができました。

【設楽町立津具小学校】自分も友達も大切にできる子の育成

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 本校では、「自分も友達も大切にできる児童の育成」を目指し、集会や保健委員会の活動を通して、「ぽかぽか言葉」のよさを発信したり、親子で心の健康を学ぶ機会を設けたりしています。
 集会では、小規模校のよさを生かした縦割り班で、友達が頑張っていることや感謝の気持ちを、「ぽかぽか言葉」を使っておくり合いました。「友達からたくさんのぽかぽか言葉をもらったので、心がぽかぽかした」などの感想がありました。他にも、全校で自分も友達も大切にできる心を育てるために、「アサーショントレーニング」を行っています。
 また、7月に親子で行った「学校保健委員会」では、あいち健康プラザから講師を招いて、「コミュニケーションスキル」について教えていただきました。子供たちが親しんでいるテレビアニメのキャラクターに例えて話の伝え方や、聴き方をとても分かりやすく教えていただきました。保護者からの感想には、「相手のことを考えた言葉がけの大切さを忘れてしまうこともあります。家族でも心がけていきたいです」などが寄せられました。
 会を終えてからの子供たちは、「相手の気持ちを考えながら話す」「ちくちく言葉を使わないようにする」「『しちゃだめ』でなく、『こうした方がいいよ』と話す」など、これからの目標を立てることができました。

【岡崎市立矢作南小学校 】学区の田んぼで米作り

 本校では、毎年、地域の方の協力を得て「米作り体験学習」を行っています。今年度も、6月に、5年生130人が田植をしました。「泥って思ったよりもひんやりして気持ちいい」「しっかりと苗を押し込まないと抜けちゃうよ」「ずっと同じ体勢はきついな」などと言いながら、汗を流し、泥まみれになりながら、1時間半余りで、田んぼ一面に苗を植えました。
 田植も終わりに近づいたとき、先生が田んぼの水を手のひらにすくって、「エビの仲間だよ」と、ホウネンエビを見せてくれました。小さい体で一生懸命に泳ぐホウネンエビに、子供たちも大喜びです。田んぼに息づく小さな命にも触れることができました。
 10月には、「稲刈り」があります。また、収穫したもち米を使って、1月には、全校で「もちつき大会」を行い、「米作り感謝の会」を行います。毎日当たり前のように食べているお米を作ることの大変さを知るとともに、地域の方に感謝する大切な学習になっています。

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【碧南市立西端小】気持ちのよいあいさつで朝のスタートをしよう

 本校では、心の教育推進活動の一環として、委員会の活動で「あいさつ運動」を行い、全校であいさつの大切さを意識させています。
 生活委員は、毎週水曜日の朝に、昇降口や教室を回り、さわやかなあいさつをしています。委員会の反省で、「あいさつが返ってくると、うれしい気持ちやさわやかな気持ちになるけれど、あいさつを返してもらえないと寂しい」「低学年は、全力であいさつをしてくれて、うれしい」「高学年は、少し恥ずかしがっているので、もう少し大きい声であいさつしてほしい」という意見がありました。
 そこで、昼の放送で、どのクラスがよかったかを伝え、クラスでも声がけや話合いをすることで、だんだんと元気な声であいさつできるようになってきました。元気なあいさつで気持ちのよいスタートができることを実感できるようになってきました。お互いのあいさつをする様子を見て、子供たちは、あいさつの重要性を体感しているのだと感じました。
 さらに、この気持ちのよいあいさつを、地域の人にも広げていきたいと思います。日頃から地域の人に元気よくあいさつすることで、困っているときに助け合ったり、本校を応援してもらえたりするとうれしいです。
 この「あいさつ運動」を通し、あいさつの重要性を感じ、豊かな心を育てたり、コミュニケーションの大切さを体感させたりしていきたいと思います。

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【稲沢市立大里西小学校】共生社会へ一歩ずつ「福祉実践教室」

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 本校では毎年、稲沢市社会福祉協議会の協力を得て、「福祉実践教室」を行っています。4年生は、「盲人ガイド」「車椅子」、5年生は、「高齢者疑似体験」「手話」、6年生は、「点字」の体験学習を行っています。福祉についての理解を深め、共生社会の一員として、当たり前に福祉実践をするための契機としています。
 6年生の「点字」の教室では、視覚障害者の暮らしや、点字の読み書きを教えていただきました。児童は、公共の施設や、飲物などで見かける点字に興味津々な様子で、熱心に話を聞いたり、点字の読み書きをしたりしていました。児童たちからは、「点字はプリントを見て探すだけですごく時間がかかったのに、目が見えない人は形を覚えて、さわって分かると聞いてびっくりしました」「もし電車とかに障害者がいたら、席をゆずったり、声をかけたりしていきたいです。また、目が見えない人が危ないところにいたら、助けてあげたいです」などの感想が聞かれました。学級通信を活用して、それらの感想をクラスで共有することで、児童は、更に理解を深め合うことができました。

【豊川市立豊川小学校】ペア活動の推進

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 豊川小学校では、1・6年、2・4年、3・5年でペア学年を組み、「ペア活動」を行っています。今回は、1年生と6年生のペア活動を紹介します。
 1学期だけで、もう3回のペア活動を行っている1・6年生。第1回は、顔合わせ。初対面でお互い緊張感がありましたが、すぐに慣れて楽しく話をすることができました。第2回は、外遊び。もうすっかり慣れた1年生に、「何をして遊びたいか」と聞く6年生は、最高学年としての自覚を感じました。第3回は、梅ジュースのおすそ分け。1年生が、学校で採った梅を使ってジュースを作り、それをいただきにいきました。前半は、外で楽しく遊び、後半は、梅ジュースで乾杯しました。1年生の手作り梅ジュースはとてもおいしくて、あっという間に飲んでしまいました。他の学年でもペア活動が行われ、交流を深めています。
 このような交流をきっかけに、低学年は高学年に憧れをもち、高学年は低学年に親切にしたり、学校のことを教えたりしています。このよい伝統をこれからも長く続けていきたいと思います。

【長久手市立市が洞小学校】元気に登校を合い言葉に〜児童会活動

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 本校では、あいさつ委員会が中心となって「あいさつ運動」を行っています。それに加えて今回は、「あいさつをもっと盛り上げたい」という児童会の願いから、「いっち〜あいさつ運動(ハイタッチ)」を行いました。この運動は、児童会役員が門に立ちながら、あいさつの声とともに手をかざし、手と手(ハイタッチ)でもあいさつをするというものです。ハイタッチによって、あいさつをする相手が明確になり、目と目を見てあいさつができる児童が増えてきました。また、お昼の放送では、児童会役員から、目標である「相手の目を見てあいさつをしよう」についての思いを伝え、あいさつへの意欲を高めました。
 1年生の児童は、「お兄さんにハイタッチができて楽しかった」「大きな声であいさつができたよ」などと話し、いつもの「あいさつ運動」よりも充実感を得たようでした。
 期間中だけでなく、毎日元気にあいさつ、笑顔で登校できる学校を目指して「あいさつ運動」に取り組んでいきたいです。

【春日井市立八幡小学校】異学年児童とのかかわりを大切にした〜なかよし班活動〜

 本校では、児童会が中心になって、「なかよし班(縦割り班:異学年児童で構成された班)活動」を行っています。今年度は、これまでに「班開き」「なかよし班遊び」「YY遊び」を行いました。
 「班開き」では、新6年生が緊張しながらも、リーダーとして活動する姿に頼もしさを感じました。
 「なかよし班遊び」は、本校が推進している「アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)」を取り入れて、20分間の休み時間に、班ごとに外遊びをしています。ACPとは、子供たちが楽しみながら積極的に体を動かし、発達段階に応じて身につけておくことが望ましい動きを習得するために、日本体育協会が開発した「運動プログラム」です。毎回、子供たちは体をいっぱい動かし、楽しんで異学年交流を深めています。
 「YY遊び」は、児童会の役員と代表委員が企画・運営・司会を行うものです。なかよし班対抗で、工夫を凝らした3つのゲーム「ミニ綱とり」「ピンポン玉運びリレー」「エコキャップ大金持ち大会」を行いました。高学年が、下級生を気遣い優しく接する姿がたくさん見られ、児童会のスローガン「八幡っ子!!みんなで仲よく楽しもう」の通り、みんな笑顔いっぱいで遊び、なかよし班の仲が一層深まりました。
 「なかよし班活動」を通して、高学年はリーダーとしての自覚や責任、下級生への思いやりの気持ちが高まり、下級生は上級生を尊敬する心が育ってきています。これからも異学年児童の触れ合いの場を大切に活動を進めていきます。

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【知立市立来迎寺小学校】支えられていることへの感謝

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 本校の子供たちは、多くの方々に見守られ、支えられて育っています。子供たちの登下校に合わせて、毎日欠かさず、通学路に立って見守ってくださる交通指導員さん、はぐくみ隊の皆さん、交通立ち番の保護者の皆さん。改めて命の大切さを考えることができる機会となっています。また、4〜6年生のクラブ活動の指導にあたってくださるゲストティーチャーの皆さんや、楽しいイベントを企画してくださる「おやじの会」の皆さんからは、教師だけではできないようなおもしろい体験活動を展開していただいています。子供たちは、生き生きと活動しています。さらに、読み聞かせボランティア、図書整備ボランティアの皆さんからは、お話を通して人の心の美しさに触れる心温まる時間をいただいています。本校の子供たちは、支えられていることを通して、地域の方への感謝の気持ちを育んでいます。

【幸田町立豊坂小学校】ごみ処理の現状から考える〜わたしたちにできること・すべきこと〜

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 ごみの問題は、日本国内だけでなく地球規模で大きな問題になっています。持続可能な社会の実現のためには、問題点やそれらを解決するための方法を考え、実践することが大切です。
 4年生の社会科で、日本の焼却施設数について取り上げると、日本には、約1120か所あり、2位のアメリカ(約350か所)を大きく引き離して、断然トップであることに衝撃を受けていました。「人口も国土もアメリカの方が広いのに、なぜだろう」「ほかの国はどうなのだろう」と日本のごみ処理の現状を他国と比較したり、他国とのかかわりを知ろうとしたりするきっかけになり、意欲的に学習を進めていくことができました。
 学校生活では、給食で出るごみを減らすために、「牛乳は、ストローを使わずに飲める瓶の方がよいのではないか」「コップにそそいで飲んだらどうか」「紙やプラスチックのスプーンは使わず、金属のスプーンで食べればいいよね」「配膳台やお皿の汚れをふき取るのに雑紙を使おう」と考えたり、実践したりする様子が見られています。
 また、家庭でも意識してもらえるように、授業参観で、ごみを減らす方法を全員が発表しました。すると、新聞記事や雑誌などを探して持ってきたり、6月末の大阪サミットに関心をもったりする児童も出てきて、家庭でも話題にしていることがうかがえました。
 わたしたちの行動が社会を変え、環境を変えるという気持ちをもたせ、今後も継続して取り組んでいきたいです。

「東浦町立卯ノ里小学校」心の教育を推進するために

 本校では、3年生の児童が、地域の老人会の方から地元の盆踊りを教えていただきました。
 1日目は、「東浦音頭」を教えていただきました。踊りを教わるだけでなく、老人会の方とたくさん話をして交流することができました。一緒に踊っている間に、どの子もとても楽しんでいる様子が見られました。2日目には、教えていただく前に自分たちで何度も練習を行い、老人会の方に見ていただきました。その後、老人会の方と一緒に踊りました。子供たちは、「一緒に踊れてうれしい」「また一緒に踊りたい」と話していました。
 夏休みには、地域の「盆踊り大会」がありました。3年生の児童は、全校のみんなに参加してもらおうと、ポスターを作って呼びかけました。当日、教えていただいた児童だけでなく、祭りに来てうれしそうに老人会の方と一緒に踊る子供たちの姿が見られました。
 今後も、老人会の方との交流を通して、地域を愛することのできる豊かな心を育てたいと思います。
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【豊橋市立汐田小学校】汐田ふれあいデー

 本校は、全校児童508名のうち97名が外国をルーツとした児童です。南米やフィリピン、中国など国籍の異なる子とともに学んでいます。国籍が異なる子が転入してきたときも自然と声をかけ、手助けができる温かい雰囲気の中で生活を送っています。日本人も外国をルーツとする子も分け隔てなくコミュニケーションを図れる環境は、子供たちの心の成長につながっています。
 6月には、「汐田ふれあいデー」(学校公開日)が行われました。
1 「いのち」をテーマにした授業の公開
 「いのち」をテーマにした道徳科や特活の授業で、命の大切さについて親子で考えました。1年生から4年生は、「みんなの道徳」から命にかかわる題材を用いて授業を行いました。5・6年生は、「命を大切にするってどういうこと?」などをテーマに「聞き合いタイム」を公開しました。「聞き合いタイム」とは、金曜日の朝の15分間を活用し、各学級で決めたテーマについて、話し方・聞き方のスキルアップを図るために行っている話合い活動です。高学年となった外国籍児童は他の児童とともに、命について、自分の意見を学級のみんなに伝えました。また、友達の意見も聞き、命について考えを深めました。
2 親子ふれあい活動
 子供たちは、家族や地域の方とともに体験活動をしました。アドバイスをもらいながら、一緒に作業をし、様々な人とのふれあいを通して、家族、地域の方々へ感謝の気持ちをもつことをねらいとして行っています。
 3年生は、校区探検で発見した汐田校区の自慢できる場所を、家族や地域の方に伝えるために、かるた作りに取り組んできました。「ふれあい活動」当日は、親子で参加の「かるた大会」を開催しました。子供たちが中心となって運営し、親子で汐田かるた取りをしてふれあいました。 
 このように子供たちは、学級、学年、家族、地域の人とふれあいながら、命の大切さを学び、心も成長しています。

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