【美浜町立上野間小学校】保護者・地域に支えられた「すもう大会」

 本校は、全校児童138名、全学年単学級の小規模校です。1年生から6年生まで大変仲のよい学校で、地域の方々も、子供たちを温かく見守ってくれています。PTA行事も大変盛んです。毎年7月の土曜日には、PTA行事の一つとして、「すもう大会」が行われます。「すもう大会」が近づくと、子供たちの会話も、すもうの話題でいっぱいになります。この日のために、家でひそかに特訓を重ねる子もたくさんいます。
 今年は、7月13日に、体育館において、「すもう大会」が行われました。1年生から6年生までの男女が、東西に分かれ、個人戦の取り組みを行いました。
 「はっけよい、のこった!」行司の合図で、がっぷりと組み合います。行司の持つ軍配は、代々受け継がれてきたものです。子供たちだけでなく、保護者や地域の方の応援にも熱が入ります。1分を超える勝負も多く、観客も手に汗握る様子でした。「あっ、倒れる!がんばれ!」「あとちょっと!」と、力一杯組み合う姿に、東西関係なく、大きな声で声援が送られました。勝敗が決まると、歓声が上がり、会場は大いに盛り上がりました。 
 本校の子供たちは、地域の方々に温かく見守られ、元気いっぱいすくすくと育っています。

画像1 画像1 画像2 画像2

【小牧市立本庄小学校】ふれあい活動

 本校では、1年と6年、2年と5年、3年と4年で兄弟学級を組み、1年間を通して「ふれあい活動」を行っています。兄弟学級で一緒に過ごすことで、ふれあいを深めることを目標に取り組んでいます。
 6月に、「ふれあい給食」が行われました。高学年が手際よく配膳をする姿を見て、低学年の児童からは、「すごい。上手」「さすがだね」との声が聞かれます。また、高学年がしっかり食べる様子を見て、「お兄さんたちは、いっぱい食べるから大きくなったんだね」と低学年の児童は、感心していました。
 緊張した面持ちでスタートした給食も、会食が進むうちに少しずつ笑顔が見られるようになり、給食後の「ふれあいタイム」では、どの児童も楽しそうにゲームをしていました。
 他にも、「ふれあい遊び」を、年に3回行っています。回を重ねるごとに仲よくなっていき、「ふれあい遊びの時間」には、学校中に楽しい声が響きます。
 「ふれあい活動」を通して、兄弟学級とのふれあいを深めつつ、上級生には相手を思いやる優しい心や高学年としての自覚が、また、下級生には高学年に憧れて自分たちもがんばっていこうという気持ちが育ってきています。

画像1 画像1 画像2 画像2

【春日井市立松原中学校】 資源回収リサイクル活動

 本校では、年2回、「資源回収リサイクル活動」を行っています。今年度は、6月9日と11月9日に予定しています。生徒は1か月ほど前に、通学団ブロックの各家庭を分担して回り、古紙・牛乳パック・布類等を、予定された日に家の前に出してもらうようにチラシを配って依頼をします。回収日には、ボランティアの保護者も参加して、回収作業を行います。
 高層住宅や公営住宅では、何度も往復して回収品を運ばねばなりませんが、どの生徒も精力的に活動しています。地域の方々により、直接集荷場所まで回収品を運んでいただけることもあります。こうした活動の中で、自然とねぎらいや感謝の言葉が交わされ、笑顔があふれる活動になっています。また、親子だけでなく、地域の人々とのふれあいの中で、生徒は限りある資源を大切にし、地球環境の保全に努めることの大切さを学んでいます。
 このように、資源回収の取組は、親子や地域の方々との結びつきを深め、地球環境を守る活動として、本校の伝統的な勤労生産的行事となっています。

画像1 画像1

【津島市立南小学校】 みんなでわくわく

 毎年、本校では、夏休み前に「わくわく集会」を開催します。この日は、学校全体が「わくわくする場」になります。
 この日のために、各委員会の委員長や代表委員が、教室に手作りゲームを準備します。そして、異学年グループで各教室を回り、ゲームを楽しむ行事が始まります。
 「輪投げゲーム」では、投げる場所が学年によって違い、高学年になるほど難しいルールでした。輪が的に入ると、自然と拍手が起こる様子が素敵でした。「ひらひらキャッチゲーム」では、なかなかうまくできない低学年の子を励ます温かな声援がかけられていました。
 このように、それぞれのゲーム会場で、様々な交流が生まれていました。学校全体で「わくわく」した瞬間です。ゲームを楽しんだ子も、ゲームを盛り上げた子も、満足感でいっぱいの笑顔を見せていました。「来年が楽しみだ!」という声も聞こえてきました。

【南知多町立日間賀中学校】ストレスについて考える

 中学生の年頃には、失敗をしたときや壁にぶつかったときに、ひどく落ち込んでしまったり、なかなか気持ちを切り替えられなかったりすることがある。中には、これらのことを原因に体調を崩したり、欠席してしまったりする生徒もいる。本校でも、生徒自身がストレスに対処する方法を身に付けていくことが課題であった。そこで、今年度は、学校保健委員会で、「自分のことを知っているようで知らない 〜ストレスについて考えよう〜」というテーマのもと、心のストレスについて学習することとした。
 前半は、養護教諭が、スライドを見せながらストレスについて説明した。生徒は、「何かあったときに落ち込んだりすることは当たり前の反応であり、そこからどう切り替えていくのかが大切である」という言葉を、真剣な面持ちで受け止めていた。
 後半は、グループごとにストレスの解消法を考えた。まず、一人一人が思いつくままにストレスの解消法を付箋に書いた。次に、縦軸を「簡単−難しい」、横軸を「よい−悪い」としたマトリクス上に、それぞれの付箋を貼り付け、話合いを通して分類・整理した。どのグループも積極的にストレスとの向き合い方を考えている様子であった。
 生徒の振り返りには、「みんなのストレス解消方法を知ることができて参考になった。自分に合った解決法でストレスを和らげていきたい」「悩むことは当たり前なので、悩みたいときには悩んで、楽しいときには笑っていたいなと思った」「いつも同じようなことをしてストレス解消をしていたので、違う方法でストレス解消をしてみようと思った」などと記述されていた。
 ストレスについて正しく理解し、対処するための方法を考えたことが、自分の心を見つめ直すよい機会となった。
画像1 画像1 画像2 画像2

【豊田市立保見中学校】笑顔ではじまる「あいさつ運動」

 本校では、生活スタッフ委員会を中心に、週2回「あいさつ運動」を行っています。登下校の際に、生活スタッフの生徒だけでなく、保護者にも校門に立ってもらい、生徒にあいさつをしています。
 この「あいさつ運動」には、朝から元気よく笑顔であいさつをすることで、明るく学校生活を始めてほしいというスタッフの願いが込められています。また、朝、帰りとあいさつをきっかけに会話をすることで生徒同士、または、生徒と保護者とのコミュニケーションのきっかけとすることも目的としています。
 本校は、全校生徒の約半数が外国籍の生徒です。そのため、生徒のアイデアから、「あいさつ運動」では、日本語のあいさつだけでなく、ポルトガル語であいさつをする日も設けています。そうすることで、多くの生徒が気持ちよくあいさつをして一日を過ごすことができています。帰りには、「明日の大会がんばれよ!さよなら!」といった会話も聞こえてくることがあります。
 今後も、この「あいさつ運動」を継続し、生徒たちが友達や保護者とコミュニケーションを取りながら、気持ちよく学校生活を過ごすことができるようにしていきたいです。

【長久手市立南小学校】さわやかで、明るい笑顔の花が咲く「あいさつ運動」

画像1 画像1
 本校では、各学期に、生活安全委員会や総務委員会の児童が、「あいさつ隊」の主体となって、「朝のあいさつ運動」を行っています。あいさつ隊が、黄色のたすきをかけて、通路両脇に立って登校してきた児童に、「おはようございます」と呼び掛けます。この「あいさつ運動」のおかげで、笑顔と明るい花が咲くような、温かな雰囲気に包まれます。
 4年生代議員の児童が、「最初は、ちょっと緊張したけれど、低学年の人たちが元気なあいさつを返してくれました。自分からあいさつができると、さわやかな気持ちになれるし、心もすっきりしました」と晴れやかに話してくれました。
 あいさつすることのよさを感じて、気持ちのよいあいさつから、心通う一日をスタートさせることができました。

【常滑市立常滑中学校】喜多川泰氏講演会「未来に希望の種を蒔(ま)こう」

 7月10日に、作家の喜多川泰氏の講演会を開催しました。常滑市では、毎年、一般社団法人の協力を得て、各中学校において講演会を開催しています。保護者や地域の方にも公開され、今年も、多くの方に来場していただきました。
 講演の内容については、以下のとおりです。
・成功する人は、情熱を理由に挙げる。失敗する人は、才能を理由に挙げる。
・「なぜ勉強しないといけないか?」と、自分と向き合うことで、自分が強くなる。勉強を続ければ、将来、一緒に生きる大切な人を幸せにできる。
 生徒からは、「僕は、試合で全然勝てないことを才能だと思っていたけれど、情熱が大切だと知りました」「嫌々やるのではなく、自分が納得して、やりたいことをとことんやることを、今日の講演会から学びました」などの感想がありました。
画像1 画像1

【蒲郡市立形原小学校】 色育

 6月の参観日に、色育アドバイザーを講師に招き、「親子で一緒に学べる色育講座」を行いました。色には、人の感情に直結する意味があり、その意味を知ることで、自分や相手のことを顧みることができます。
 はじめに、色のもつイメージについての話を聞きました。例えば、赤は「○○的」、青は「○○的」というように、色それぞれにイメージがあるということです。その後、「校長先生を色に例えると何色か」と問いかけると、様々な考えがあり、校長先生自身が思っている色と違う子もいました。その結果から、「校長先生は、明るいから黄色かなと思ったけれど、青色だと思っていると知り意外でした」「私は、緑色だと思いました。それぞれ思ったりする色は違うんだなと思いました」などの感想がありました。また、「私自身は、黄色やオレンジ色だと思っていましたが、兄に聞くと水色や緑色だと言われたので、いろいろな見方があるんだなと思いました」と他者から見た自分について考える子もいました。色のもつプラスのイメージを、その人のよさととらえ接することができるとよいことを知りました。
 次に、色のもつ力についての話を聞きました。同じ味のものでも、色によって味の感じ方が違うと知り、「色が違うだけで味が変わるのはすごい」「色で人の感じ方が違うんだ」と感想を書く子がいました。また、色の効果によって集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせたりすることができると聞いた子供たちは、「部屋に青い物を置いて、集中できるようにしたいです」と、色の力を生活に取り入れようとする思いをもちました。
 色育で学んだことを、これからの人との関わりや、自分をコントロールすることに生かし、よりよい生活につなげてくれることを期待しています。

画像1 画像1 画像2 画像2

【稲沢市立国分小学校】リーダーを育てるたてわり活動

 本校では、教育活動の一つとして「たてわり活動」(異学年の児童による交流活動)を行っています。全校児童を「たてわり班」に分けて、一緒に遊んだり、給食を食べたりするなどして異学年間の交流を深めています。
 異なる学年の児童が集まり、上級生は、下級生をまとめようと優しく接しながらリーダーシップをとります。下級生はそんな上級生の姿を見て、その姿を目標にするとともに、協力して活動しようとする気持ちを身に付けていきます。
 7月に行った「ふれあい給食」では、たてわり班の上級生が、給食後に行うゲームを一生懸命考えたり、給食中の会話を盛り上げたりするなど、リーダーとしての頼もしい姿をたくさん見ることができました。また、給食を食べながら、児童同士でお互いに名前を呼び合う様子も見られ、どの班もよい雰囲気で会食することができました。楽しく過ごす下級生を見て、上級生は他の人の役に立つ喜びを感じることができたようでした。
 6年生が卒業するときに、たてわり班の仲間が、心からお祝いできる関係づくりを目指し、今後も「たてわり活動」に取り組んでいきたいと思います。

画像1 画像1 画像2 画像2