【豊根村立豊根中学校】2020東京オリンピックの開催を通して

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 本校は、全校生徒が31名の小規模校です。校訓に「自立」を掲げ、学校生活を通して積極的に人とかかわり合い、主体的に取り組むことを目標に生活を送っています。生徒同士の仲はよく、お互いのよさを認め合うことができています。また、生徒会が中心となり、相手を温かい気持ちにさせる言葉を使って話すことを日々の生活の中で実践しています。
 本校では、2020年に行われる東京パラリンピックを題材に、全校で道徳科の授業を行いました。初めに、障がいをもっている方についてどう思っているか問いかけました。「できないことがある」「不自由な生活をしている」など、「かわいそう」という気持ちをもっている生徒が大半でした。しかし、車いすでぶつかり合いながらスポーツをしている様子や選手の気持ちを考えることなどを通し、「障がいがあっても思い切りスポーツを楽しんでいる」「お互いに称え合う姿があった」「前向きであきらめずに取り組んでいる」など、障がいがあっても自分たちと何も変わりがないということに気づきました。
 「2020年の東京パラリンピックによって、社会はどのように変わっていくか」という問いに、「ユニバーサルデザインが増えて、みんなが暮らしやすくなる」と生徒は答えました。2年後、スポーツの祭典がここ日本で行われます。生徒が日本でのオリンピック・パラリンピックの開催を通し、体も心も成長してほしいと願っています。

【刈谷市立富士松北小学校】心を育てる児童会活動

 本校の児童会活動は、子供たちの自主性を大切にしながら、日々、取り組んでいます。例えば、「アルミ缶回収活動」では、運営委員会が中心となり、自分たちで回収率を上げる方法を考え、給食の時間に全校放送で呼びかけたり、回収率の高いクラスを表彰したりする取組を行っています。
 生活委員会の活動では、毎月の生活のめあてについて重点目標を決め、全校児童がめあてを意識して生活できるように点検活動をしたり、全校に呼びかけたり、月に3回の「あいさつ運動」を行ったりしています。運営委員会や生活委員会が、あいさつに力を入れて取り組んでいるため、校内ではいつもさわやかで元気なあいさつが飛び交っています。
 また、7月には、生活のめあての「友達のよいところを見つけよう」に合わせて、本校のシンボル「アベマキの木」のキャラクター「北っ子くん」を使い、葉に見立てた色紙に、がんばっている友達やよいことをしてくれた友達について書き、アベマキの枝に貼ることで、木を葉でいっぱいにしようという活動を行いました。どのクラスも葉でいっぱいの北っ子くんになり、子供たちの自己有用感の醸成にもつながっています。

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【江南市立草井小学校】ビオトープを通じた心の教育

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 本校には、自然豊かな「ビオトープ」があります。地域や保護者の方々、本校職員で「草井小学校ビオトープ同好会」を結成し、維持・改善活動及び自然に親しむ活動を行っています。
 毎年5月には、4年生の児童が、「ホタル放流会」を行っています。講師を招いてホタルについての講話を聞いたり、幼虫の観察及び放流を行ったりする活動を通して、ホタルの一生について学び、命について考えます。
 6月中旬には、「ホタル観賞会」を行っており、岐阜県や他の市からも、たくさんの方がホタルを見に来校されます。毎年、多くのホタルの舞う姿が見られ、美しくもはかないホタルの光を観賞しながら、本校児童と保護者、地域の方々の間に温かいふれあいが生まれています。
 これら以外にも、季節ごとにビオトープ内で「自然観察会」を行ったり、環境教育に関する講話を聞いたりする活動に取り組んでいます。
 今後も、地域や保護者の方々とともにビオトープの取組を継続し、身近にある小さな生き物や植物を基にした、命と自然を大切にしようとする心の教育に取り組んでいきます。

【尾張旭市立白鳳小学校】きらきらタイム

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 あるクラスの帰りの会での様子です。「今日、帰りの支度をしているときに、○○さんが水筒を持ってきてくれました。ありがとう」「鬼ごっこをしているとき転んだら、○○さんが『大丈夫?』と声をかけてくれました。うれしかったです」「○○さんは、掃除のとき、自分の場所が終わったら、ほかのところを手伝っていました」と、次々と発表が続きます。低学年は、発表したい子でいっぱいです。発表した子、取り上げられた子、みんなちょっぴり誇らしげで、聞いている方は温かな気持ちになります。
 「今日のきらりさん」「ほめ言葉のシャワー」「今日のよかったところ、がんばったところ」「きらきらさんコーナー」など、名称こそ違いますが、各クラスが帰りの会で1日のよかったことを振り返り、よい印象で1日の学校生活を終え、明日につなげます。
 こうした活動の継続で、自尊感情を高め、困難に出会っても粘り強く努力する子が育ってくれるよう願っています。

【江南市立布袋小学校】夢をもち夢をあきらめない子を育てる

 卒業を目前に、卒業文集の寄せ書きに「将来の夢」を載せることを嫌がる児童が多いことに気付いた。憧れの職業には、困難が伴うことを知ったり、自分の才能に限界を感じてしまったりして、単純には考えられなくなるのだろう。そこで、次のような計画を立て、実践した。
1.道徳科で、「小川笙船」の授業を行う。
2.国語科で、伝記に触れる。
3.学級活動で、自分のよさに気付いたり、自尊心を高めたりするエンカウンターを実践する。
4.国語科で、自分の夢を設定し発表する。
 難病に苦しむ子供のテレビ番組を見た児童が、小川笙船の授業とエジソンの伝記を通して、科学者になって病気を治す薬をつくりたいという夢をもった。
 5年社会科の授業で、林業について学んで以来ずっと気になっていたという児童が、地球温暖化防止を目標にした。
 「夢をかなえたい」「社会の役に立ちたい」と語る児童の姿が眩しかった。
 これからも、高い目標をもち、それに向かって勇気をもって困難や失敗を乗り越え、努力を重ね続けるような人生を歩んでほしいと願っている。

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【西尾市立一色西部小学校】「夢 〜人生グラフ〜」〜トヨタ紡織陸上競技部の糟谷悟さんを招いて〜

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 6月15日、トヨタ紡織陸上競技部の糟谷悟さんを講師に招いて、「夢〜人生グラフ〜」をテーマに、全校児童と保護者を対象に、「講演会」が行われました。地元西尾市吉良町出身の糟谷さんは、駒沢大学在学中、箱根駅伝に4年連続出場し、3度の優勝、2度の区間賞を獲得。トヨタ紡織へ入社後、大病を患うも、治療後に見事復帰され、不屈の走りで周囲に勇気を与え続けている方です。
 糟谷さんは、講演会で、自身の幼少期から現在に至るまでの経緯と状況とともに、そのときの心情をグラフにして話されました。「人生の中で、いろいろな困難に出会ったとしても、その困難は、自分にとってどんな意味があったのか、それを見つけるのは自分である。過去は変えられない。未来は変えられる、物事の見方を変えて、努力の方法を自分で考えて工夫することで、夢や希望をもち続け、あきらめずに努力することが大切」だと語ってくださいました。
 子供たちは、自分の体験と比べたり、今もっている自分の夢を思い描いたりしながら、最後まで糟谷さんの話を熱心に聞き、改めて、夢や目標をもって、あきらめずに努力することの大切さを学びました。

 子供たちの感想
・これから失敗して落ち込むときもあると思うけれど、前向きにがんばっていきたいです。
・ぼくも、けがをして走れなくなったとき、みんなに励まされたことがありました。糟谷さんと一緒だと思いました。
・あきらめかけていたことを、もう少しがんばってみようという気持ちになりました。
・ライバルに勝つためにはどうしたらよいか、自分で考えて努力して勝ったのですごいと思いました。。
・糟谷さんみたいに失敗しても、また立ち直れるような人になりたいです。

【東栄町立東栄小学校】「やさしさ輝く子」の育成〜全校活動を通して〜

 本校では、4月22日〜26日の家庭訪問期間中、午後は、クラブや指導会練習(ソフトテニス・卓球)、一輪車練習が行われます。中日となる水曜日に休養日を設け、全校(113人)での「エンカウンター」を行い、数種類のエクササイズに取り組みました。その中の一つである「バースデーリング」は、ひとことも話さずに誕生日順に輪を作ります。どのように輪を作るか見ていると、6年生が誕生月を表す指を高く掲げ、集まりやすくしてくれました。結果は、15人ほどの縦割り班で行ったときは、上手にリングを作ることができましたが、100人を超える全校では難しかったようです。その後は、全校縦割り班による「読み聞かせ」を、各教室に分かれて行いました。どの教室も、6年生の思いやりのある語り口調に、下級生は釘付けでした。お互いの真剣なまなざしが、印象的でした。
 また、4月終わりに児童会執行部企画の「1年生を迎える会」が行われました。1年生へのインタビューやゲームなど、楽しいひと時でした。企画・運営はもちろん、準備や片付け、下級生への声かけなど、下級生を思いやる6年生全体で学校を引っ張ってくれました。
 今後も、上学年のリードによる全校での活動を継続し、本校の教育目標である「一人一人の個性が輝き、知・徳・体の調和のとれた、活力あふれる子供を育成する」ために、「ちえ輝く子」「やさしさ輝く子」「げんき輝く子」の育成に取り組んでいきたいです。
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【津島市立天王中学校】福祉実践教室を通して 〜人を大切にするとはどういうことなのか〜

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 5月20日、「福祉実践教室」の事前学習の日、本校1年生の生徒は、体育館に集まって、「福祉とは、いったい何だろう」と考えました。
 最初に、津島市社会福祉協議会、愛知県社会福祉協議会の協力で映像資料を見せていただき、視覚障がいのある方が線路から転落する事故が起きていることで、各鉄道会社が対策を講じているが、ホームドアの設置率は100%ではないこと、そして、現在もまだ痛ましい事故が起きていることを生徒は知りました。こうした事実を知り、生徒たちは、「もし自分がこういった場面に遭遇したときには、どうすればよいか」を考える機会になりました。
 そして迎えた6月21日の「福祉実践教室」の日。最初の全体講義では、車いすの講師の先生に話をしていただきました。話を聞いた生徒の感想からは、「点字ブロックの上に自転車を駐輪すると、視覚障がいのある方の邪魔になるから気をつけようと思いました」「視力が低いからめがねをかける。耳が聞こえづらいから補聴器をつける。足が不自由だから車いすを使うということで、お互いの違いを認め合うことが大切だと思いました」というような、違いを認めることや、他者への思いやりの気持ちが大切であるという記述が多くありました。
 全体講義の後は、「車いす体験」「要約筆記」「ガイドヘルプ」「点字」「手話」の五つの講座で学習をしました。「疑似体験をすることで、障がいのある人にとって困難な場面や状況があることに気がつくことができた」「ハンディキャップのある人たちのことを、『かわいそう』などと思わずに、『皆、平等』という気持ちに変わりました。困っていたらお手伝いすることの大切さを学ぶことができました」という感想がありました。
 今回の「福祉実践教室」を体験したことで、生徒たちは、ただ単に他者への思いやりの気持ちをもつことや、実際に声をかけて助けることの大切さを学んだだけでなく、「本当の意味で人を大切にするということはどういうことなのか」ということを考え始めたのでした。

【岡崎市立矢作北小学校】自他の命について考える学校保健委員会

 本校では、「かけがえのない自他の命を大切にできる子」の育成を目指し、7月10日に「学校保健委員会」を実施しました。
 本年度は、「がんについて学ぶことで、自分の健康を見つめ直してみよう」をサブテーマに、保健委員会による実態アンケート調査の報告、南山高等学校・中学校保健体育教諭中谷豊実先生によるイリュージョンと講話、がん経験保護者から子供たちへのメッセージという内容で行いました。
 子供たちは、ケアリングクラウンでもある中谷先生のパフォーマンスや講話に見入り、がん経験保護者のメッセージには真剣に耳を傾けていました。特に、身近な友達のお母さんである保護者の「苦しかったが、子供たちや主人、友達の協力や励ましが、大きな力になった」という話から、自分ならどうするか、真剣に考えることができたようでした。
 事前のアンケートでは、「病気の人には、(自分の言動で傷つけてしまうかもしれないと思うと)どう接したらよいか分からない」という意見が多数を占めていました。しかし、学校保健委員会実施後の感想には、「もし自分の家族が病気になったら、安心できるように励ましたい」「できるだけ本人の希望を聞いて、笑顔でいられるように支えたい」というように、自分事としてとらえた声が多く書かれており、考えの変容がうかがえました。
 今後も、子供たちの心と体の健やかな成長を促す取組を続けていきたいと考えています。

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【一宮市立萩原中学校】「心の日」の活動を通して

 本校は、昨年度より、毎月16日を「心の日」と設定しており、一人一人の心が少しでも元気になれる・強くなれるような教育推進活動を、全学年で取り組んでいます。
 5月と6月に行った活動では、物事を違う見方、捉え方をする「リフレーミング」を使ったゲームにチャレンジしました。ゲームを通して、「自分の嫌いな性格」も、言い方を変えることで前向きな長所となることを学びました。また、自分の嫌なところも含めて「自分らしさ」であり、自分で自分のことを認めるだけでなく、周りの友達のいろいろな性格も「その人らしさ」と捉えて認めていく大切さを学びました。「リフレーミング」を行った生徒の感想に、「言い方を変えると短所も長所になることが分かった」「前向きに捉えることが大事だと思った」という意見がありました。
 今後も、「心の日」の活動を継続し、本校の目指す「自ら学ぶ生徒」「責任ある行動のとれる生徒」「礼節を重んじ思いやりと感謝の心をもつ生徒」「生命を尊重し、心と体をきたえる生徒」の育成に取り組んでいきたいと思います。
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【武豊町立富貴中学校】 いのちの授業〜いのちのバトンタッチ〜

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 武豊町では、「いのちの教育」を推進しており、本校においても、ふだんの授業や「いのちの教育講演会」等を通して、生命を尊重する心豊かな生徒の育成に努めています。
 5月25日、全校生徒及び保護者を対象に外部講師を招き、父母学級の一環として、「いのちの教育講演会」を行いました。講演会では、講師のお子さんが小児がんを患い、6歳までの「いのち」を精いっぱい輝かせた姿と、それを支えた家族の姿が実体験をもとに語られ、講師の言葉を通して、「いのち」「生きる」「家族」について深く考えることができました。
 授業後の感想には、「今まで、自分のことだけを考えて生きてきたけれど、周りの人に助けられてここまで生きてきたのだと感じました」「自分も同じように病気で入院して苦しい時期がありましたが、今の自分があるのは家族の支えがあったからだと改めて思いました」などの記述がありました。参加した保護者も親の立場で強く胸を打たれた様子でした。
 今後も、「いのちの大切さ」について、生徒たちに深く考えさせ、かけがえのない自他のいのちを輝かせて生きる生徒を育てていきたいと思います。

【一宮市立千秋南小学校】 児童会を中心とした異学年交流

 本校では、児童会が中心となって、異学年交流のための遊びの企画、運営を行っています。今年度は、これまでに、「1年生を迎える会」、異学年によるペア学級での「名刺交換」「ペアランチ」「ペア協力かりもの競争」などの行事を行ってきました。
 「1年生を迎える会」では、各学年からの出し物や全校遊びを行いました。1年生は、お兄さんやお姉さんから名前を呼んでもらったり、一緒に手をつないで遊んでもらったりする中で、とてもうれしそうな笑顔になっていました。入学からの不安感を「楽しい」「うれしい」気持ちで、拭い去ることができました。
 「ペア協力かりもの競争」では、児童会役員と代表委員が、「かりものカード」を配り、審判を務めました。高学年が、低学年と一緒に声を出してかりものを探したり、気遣ったりする様子は、大変ほほえましいものでした。低学年の児童が、「楽しい」「うれしい」表情をすると、高学年児童も充実感を覚え、やる気が倍増し、はりきって活動していました。
 このように、児童が安心して楽しく通える学校になるために、本校の児童会活動は欠かせないものとなっています。

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【碧南市立日進小学校】 にこにこ交流

 毎年4月下旬頃、1年生と2〜6年生の交流を図るために、「1年生を迎える会」を行っています。「ペア学年」となる児童が決定次第、事前に相手に渡す名刺を作成し、会の始めに名刺交換を行います。ひとこと添えて渡し合うときの児童の笑顔が、会場全体をとても温かい雰囲気に包んでくれます。よりよい学校にするための取組を劇で児童会役員が発表したり、本校にまつわる「○×クイズ」や1年生対6年生の対決などをしたりして、楽しい活動を通して全校が盛り上がります。会の締めくくりとして最後に歌う校歌は、みんなが一段と明るい表情で元気よく歌い、とてもエネルギッシュな歌声が体育館中に響き渡ります。
 そして、20分間の休み時間には、運動場へ移動し、ペア学年を中心に異学年でクラスの枠を超えた交流を図ります。「にこにこ交流」という名前の通り、全校に幸せな時間が流れます。名刺を作成するときには、「この字、難しいけど読めるかな。ふりがなをつけてみよう」と下級生を思いやり、「これからも、学校でたくさんお話しできるといいな。今度は、友達のペアの子とも一緒におにごっこをして遊ぶ約束をした」と、「にこにこ交流会」が楽しかったことを書いている児童がたくさんいました。その他にも、苗植や芋ほり、遠足、プール、全校レクレーションなどのペア学年を中心とした異学年交流活動がたくさんあります。
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【豊川市立国府小学校】稲作体験で育む心

 5月29日に、全校で「田植」をしました。異学年ペアを組み、高学年は低学年にアドバイスをしながら、苗を丁寧に植え付けます。1年生は田んぼに入ると、初めての泥の感触に驚いていましたが、6年生に支えられながら一緒に田植をすることができました。高学年児童は、「指のここまで泥の中にいれるんだよ」「ここにも植えてね」などと優しく教えていました。田植を終えると、学校で体に付いた泥を洗い流します。ここでも、低学年の子の足をこすったり、洗い終えた子を玄関まで連れて行ったりと、最後までペアの子を気遣いながら行動しました。6年生児童の振り返りには、「苗を1年生に渡して、どこに植えるのか分かりやすく教えるのが大変でした。でも、1年生がにこにこしていたので、疲れなどは感じませんでした」と書かれていました。
 秋には、再び異学年ペアで稲刈り、5、6年生で「脱穀」「餅つき」が行われ、全校でお餅を食べます。ペアでの稲作体験を通して食物を育てる大変さや喜びを知るとともに、自然への畏敬の念、食べ物を大切にする気持ち、手伝っていただいた地域や保護者のみなさんへの感謝の気持ち、相手への思いやりの心、そして何より自分たちの学校を誇りに思う気持ちを育むことができました。
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【扶桑町立扶桑中学校】福祉実践教室に向けて

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 本校では、「福祉実践教室」に向けての「事前集会」を行いました。一人一人が、「福祉とは何か?」について考えるとともに、「人がよりよく生きる」とはどんなことなのかについて意見を出し合いました。
 町の中にあるバリアフリーや、ユニバーサルデザインについて考えると、「誰にとっても優しいもの」であることを実感することができました。
 今後に予定されている「福祉実践教室」だけではなく、様々な場面で見られる「人がよりよく生きる」ことについて考えていけるように計画しています。

【安城市立安城北部小】お兄さんお姉さんになったよ 「1年生をむかえるかい」

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 毎年5月に、2年生が生活科で、1年生との「交流会」を行っています。例年は、学年で計画を立て、合同で行っていましたが、今年度は、各学級で計画を立て、ペア学級を招待して、「1年生をむかえるかい」を行いました。
 3部構成として、1部は名刺交換や学校クイズ、歌、簡単なゲームなど、2部はペアで学校探検、3部はアサガオクイズや、昨年度育てたアサガオの種のプレゼントをしました。グループごとに担当を決め、準備を進めました。何を使ってどんな言葉で話せば分かってもらえるか、リーダーを中心に考えました。自分たちで計画を立て、準備を進めるのは初めての経験で、戸惑うことも多かったですが、1年生に喜んでもらうため、考えを出し合いました。この会のために、休み時間に、事前に配られた校内地図を持って進んで校内を下見する子供たちが大勢いました。本番では、緊張しながらも優しく1年生に声をかけ、計画した内容を進めることができました。
 活動後には、「1年生のためにいろいろ考えました。クイズのとき、1年生が楽しそうだったのでうれしかったです」「1年生のためにすごくがんばりました。これからもいろいろなことをがんばります」「探検は、最後までできてうれしかったです。これからも1年生に優しくしてあげたいです」と振り返ることができました。
 これからも、このような活動を通して、上学年としての自覚と下学年を思いやる心を育てていきたいと思います。

【江南市立布袋中学校】全校で参加できるボランティア 〜HRP活動を通して〜

 本校は、資源の有効活用と社会福祉活動の一環として、平成25年度から、全校で「HRP(布袋リサイクルプロジェクト)活動」を行っています。
 月に一度、新聞紙、アルミ缶、牛乳パックを家庭から持ち寄り、その収益で、地域の社会福祉協議会に広く役立てていただけるものを寄贈しています。老人福祉センターの方などからヒアリング調査を行い、何が必要か協議を重ねた結果、車いす、血圧計、床座り補助用折りたたみ椅子などを寄贈してきました。
 毎年2月末頃に行われる「卒業生を送る会」の開会前には、社会福祉協議会の方に来校していただき、寄贈式を行っています。
 今後も、全校が参加できるボランティア活動として、地域の社会福祉に貢献していきたいと思います。

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【大府市立共長小学校】いきものにやさしく〜アサガオの栽培を通して〜

 1年生は、生活科の学習で、アサガオを育てました。
 アサガオの栽培は、小さな種の観察から始まりました。土に丁寧に穴をあけ、種をまき、やさしく土をかける姿には、これからのアサガオの育ちに期待する子供たちの気持ちが感じられました。
 種をまいて以来、水やりが毎朝の日課となりました。初夏の日差しを浴びて、ぐんぐん伸びていくアサガオの生長のはやさに、子供たちは驚いていました。暑くなってアサガオが育ってくると、朝の水やりをペットボトル2本分にしました。日が当たりすぎると、アサガオの置き場所を変えました。つるが隣のアサガオにからんでしまうと、ほどいてまき直しました。アサガオは、世話をした分だけ元気に大きくなり、ついに、きれいな花が咲きました。
 道徳科の授業で、「ぼくのあさがお」の学習をした際には、アサガオを自分が育てている経験から、「水やりを忘れないようにしたい」「生き物を大切に、大事にしたい」など、たくさんの意見が出ました。
 その後、育てたアサガオの花を押し花にしたり、花の色水で折り染めをしたりして、アサガオの花が咲いた喜びを形に残しました。
 今後も、自然や生き物を身近に感じる機会を通して、自然愛護の心を育てていきたいと考えています。

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【江南市立古知野北小学校】情報モラルの診断をしました

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 ふだん、子供たちは、スマートフォンやタブレットPC、ゲーム機など多種多様な情報機器に囲まれて生活しています。今やこうしたインターネット接続機器を通じてのコミュニケーションは、子供たちにとって身近なことであり、子供たちの生活と情報機器とのつながりは、切っても切れないものとなってきています。反面、「ネット依存」や「ネットトラブル」などの被害も、今の子供たちにとって身近な問題となっています。
 本校では、「情報モラル診断サービス」を使って、子供たち自身がインターネットを安全に利用するために、どんなことが大切か考える機会を設けました。取組の中で、情報モラルの問題やセキュリティ、法律の項目に関して、「全然分からない」「知らない言葉が多いな」といった声が聞こえてきました。中には、診断結果とともに正しい解答を確認しながら、「合格点まではまだまだだった。知らないまま使っていることが多いな」と自身の情報モラルについて見つめ直す姿も見られました。
 授業を通して、情報モラルに関する基礎知識や、正しく利用するための判断力の一端を身に付けることができました。しかし、大切なことは、このような授業を続けることで、子供たちに情報モラルについて考えるきっかけを与え、情報社会で正しく生きるための考え方や態度が身に付くようにしていくことだと考えます。

【瀬戸市立西陵小学校】 敬老会

 本校では、毎年「敬老の日」にあわせて、社会福祉協議会が主催する「敬老会」に参加しています。児童会長のあいさつや花束贈呈、手紙贈呈、そして歌のプレゼントを子供たちが行っています。
 お年寄りに楽しんでもらえるように、6月中旬に、全学年から希望者を募り、「ふるさと」等数曲の合唱の練習をします。6年生は、全員が心を込めてお年寄りの方一人一人に手紙を書いています。
 本校は、新興住宅地であるため、核家族の割合が高く、また、お年寄りのみで暮らす方も数多く見られます。子供たちは、お年寄りとふれ合うことができる「敬老会」を楽しみにしており、どの学年からも多くの希望者が参加しています。「『ふるさと』を地域のおじいさんに聞いてもらうんだ」「とても喜んで聞いてもらえるのがうれしい」と話していました。
 今年度も、「敬老会」に向け、この夏休みの間も家庭で練習しています。この「敬老会」を通して、相手を敬い、地域を愛することのできる、豊かな心を育んでいきたいと思います。
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