【北名古屋市立五条小学校】児童の心の成長のために〜小学校で楽しく遊ぶんジャー集会〜

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 本校では、隣接する保育園の年長の子供たちを5年生が招待し、一緒に遊ぶ「小学校で楽しく遊ぶんジャー集会」を、毎年行っています。
 「小学校で楽しく遊ぶんジャー集会」に向けて、総合的な学習の時間を使い、園児たちが喜ぶゲームを考えたり、プレゼントを用意したりと、入念に事前の準備を行いました。
 児童は、緊張した面持ちの園児にやさしく声をかけて、ゲームでは一緒に楽しく遊ぶことができました。また、会終了後の見送りの際には、別れを惜しみ、園児の姿が見えなくなるまで手を振っていました。授業後の感想では、「小さいけれど元気があって、大変だったけど楽しかった」と話しており、園児を気遣いながら遊ぶことができました。
 今回一緒に遊んだ園児たちも、4月には小学校に入学し、ともに学校生活を送ることになります。この会で培ったやさしさは、未来へとつながっていきます。
 このように、保育園と連携し、自分の役割やできることを知り、自己有用感、自己肯定感を高めて、やさしさを育てていく取組を進めています。

【豊橋市立前芝中学校】人権について考えよう

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 本校では、「人権週間」中の12月3日(月)に、「全校一斉道徳」を行いました。豊川市立牛久保小学校長を招いて、「ひととひと『かかわること』〜詩人 塔和子さんの生涯から〜」という演題で、講演をしていただきました。ハンセン病を患った塔和子さんの生涯にふれながら、ハンセン病患者と人権について具体的に語る講話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
 塔和子さんが入所していた療養所に、直接足を踏み入れた講師は、そこで見た景色、そこで知りえた事実を、そのまま伝えてくださいました。目の不自由な人が位置を知ることができるように、いたるところにスピーカーが設置されていること、ハンセン病で亡くなった方の解剖が行われた、石でできた解剖台のモニュメントなどがスクリーンに映し出されると、生徒たちは固唾をのんでスライドを見ていました。
 生徒たちの感想には、「ハンセン病は他の病気の人よりも、ひどく差別されていたことがわかった」「ハンセン病の悲しさと患者さんの生きる権利について、後世に伝えていくべきだと思った」などがありました。人権は誰にでもあり、それを一人一人がかけがえのないものとして大切にしていく必要性を、講話を通して感じることができました。
 今後も、道徳の授業を大切にし、「心を育てる道徳教育」を目ざして実践に取り組んでいきたいと思います。

【豊明市立豊明中学校】関わり合って伸びる

 本校は、本年度、「関わり合って伸びる」をテーマに、授業や学校行事に取り組んでいます。授業中は少なくとも1時間に1回、グループの話合い活動を取り入れて、学び合う機会を設けています。また、異学年との関わり合いにも力を入れています。本校は、3学年が関わる大きな学校行事として、体育大会(9月)と合唱会(10月)、交響曲第九を全校で合唱する第九全校合唱発表会(11月)があります。
 2学期が始まると、体育大会に向けて、3年生が考えた応援演技を縦割り5ブロックに分かれて練習し始めました。5、6人の小グループに分かれて練習を進める中で、3年生が細かい動きやかけ声などを教えました。練習を始めて間もないころは、下級生が恥ずかしそうに演技し、大きな声を出すことができずに、3年生を困惑させている様子がよく見られました。しかし、どのブロックも話合いをしたり、応援団長の思いを聞いたりする中で少しずつまとまり始めました。およそ3週間の練習期間を経て、最高潮となった団結力を本番の演技で披露しました。
 思いを一つにして取り組んだ経験は、時がたっても色あせることがありません。クラス対抗の合唱会では、色ブロックごとに、学年の枠を超えて合唱を聴き合い、アドバイスを送りました。優劣がつけられることがない第九全校合唱発表会では、合唱会の時期よりも更に交流の輪が広がり、200人近くの生徒が自発的に昼休憩に中庭に集まって練習をしました。
 卒業を前に、3年生の応援団長に中学校の思い出を尋ねると、「応援合戦はもちろんよい思い出だけど、体育大会以降、廊下ですれ違う下級生が気軽に声をかけてくれることがうれしいです」と語ってくれました。

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【武豊町立武豊中学校】 いのちの授業

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 2月7、8日に、助産師を講師として招き、「いのちの授業」を行いました。出産のDVDの視聴や講師の話を聞き、「命の大切さ」に加えて、「出産は、母と子の共同作業であること」「家族の大切さ」などを改めて考える機会となりました。多くの生徒が真剣に授業に向き合い、授業を終えた生徒たちからは、次のような感想がありました。
・本日の授業を聞いて、生命について改めて知ることができました。よく「自分一人だけの命ではない」というような言葉を聞きますが、まさにその通りだと思いました。また、先生の話にあったように、誕生日は自分が感謝をする日なんだと思いました。
・出産までの仕組みは知ってたけれど、実際に映像でみると、想像がよりリアルになりました。出産は痛いし不安だけれど、それを超える喜びや幸せに出会えるものなんだと、改めて思いました。また、幸せな出産のためには、自分自身を守るための知識が必要だと思います。周りに応援や祝福をされて出産ができるように、正しい知識をもてる人になりたいです。
・今日の授業で、私たちが今生きていることは「奇跡」のようなもので、一日一日が大切なことなんだと知り、命の誕生についてとても深く学べました。

【安城市立梨の里小学校】 人権集会「思いやりとは」

 12月に「人権集会」を行いました。「思いやり」をテーマに、校長先生の「問い」に、6年生の学級委員が自分の考えを発表しました。その後、学級に戻って道徳科の授業を行い、「思いやりとは」について考えました。振り返りノートには、子供たちの様々な思いがあふれていました。

【児童の振り返りから】
・友達が困っていたり、けがをしたりしたら、「どうしたいの?」と言ってあげると相手の心もすっきりするし、自分の心もすっきりすると思います。
・人の気持ちが分かる人。病気の人とかを心配する人。がんばった人をほめる人。言ったことを何でもする人。約束を守って、遊べなかったら「ごめんね」と言う人。いいことを言った人を「いいね」という人。そういう人が思いやりのある人だと思います。
・思いやりの仕方はいろいろあるということです。やさしくしたり、見守ってあげたりすることも思いやりの一つだと思いました。
・人それぞれ、思いやりの形、人の助け方が違うんだなと思いました。声をかけてあげたり、見守ってあげたり、手伝ってあげたり、いろいろなやり方があるんだなと思いました。人が困っている時、どう助けてあげればいいかを考えて助けるようにしたいです。
・思いやりとは、助けを求める人の不安を助けてあげて、その人の不安を安心にすることだと思いました。


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【春日井市立高座小学校】 今年も大盛況 たかくらもちつき大会

 「子どもたちの力で地域を元気にする」これが、平成28年度県研究指定「学校連携仲間づくり推進事業」のコンセプトでした。この2年前の事業をきっかけに、本校児童は大きく成長してきました。中心となっているのは6年生です。有志による元気いっぱいの朝のあいさつボランティア、「トイレのスリッパを並べようキャンペーン」など、様々な企画の中心となってみんなで声をかけ合って学校を元気にするとともに、「憩いの家」訪問など、地域の高齢者との交流を進めています。
 先日、子供たちが培ってきた主体性を、地域に発信する機会がありました。「たかくらもちつき大会」です。春日井市少年自然の家を会場に、児童、園児、保護者、地域の方、合わせて400名を超える参加者がありました。6年生が中心となったのは、餅がつきあがるまでの時間をつかって園児や地域の方を楽しませるゲーム大会の運営です。しかし、それだけではありません。準備の段階から「何か手伝うことはありませんか」とPTAや地域の方に声をかけて餅つきや豚汁づくりをサポートしたり、困っている園児に「だいじょうぶ」と優しく声をかけ、手を取って一緒にゲームに取り組んだりする姿がありました。子供たちが「高座レンジャー」と呼んでいるボランティアが、次々に登場したのです。そんな子供たちの成長に目を細めて見つめていた保護者・PTAの方々、そして地域の皆さんからは、自然に笑みがこぼれ、輝いていました。
 大会後のアンケートの中には、「6年生のおかげで餅つきがスムーズにできました」「我が子も6年生のように成長してほしい」「ぜひ、来年も続けてほしい」という声が多数ありました。「たかくらもちつき大会」の大盛況は、子供たちが支え続けています。

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【西尾市立福地北部小学校】心を温かくする木の実の収穫活動

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 本校のグラウンドには、様々な木々があり、季節ごとに花や実をつけています。そこで、自然に触れ、季節を感じ、感動ある体験活動に取り組むことを目的として、学年ごとに、実のなる木の収穫体験を行っています。
 1年生はサクランボ、2年生はビワ、3年生はスモモ、4年生はカキ、5年生はブドウ、6年生はモモの収穫を行いました。
 5月、1年生は校庭の南の木々にたわわに実ったサクランボの収穫をしました。手が届くところは、子供たちが自分の手で丁寧に収穫しました。収穫したサクランボは、水洗いをした後に、みんなで食べました。子供たちからは、自然に笑顔が広がります。学校で取り組んでいる四季の俳句づくりの題材にもなっています。
 おいしいね がっこうのたから さくらんぼ
 学校の中で自慢できる場所も見つかりました。

【豊川市立牛久保小学校】役割を自覚し、周囲とかかわりながら

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 本校では、「生き生きとたくましく生きぬく心豊かな子どもの育成」を目指し、教育活動を行っています。道徳科の時間には、学年目標に合わせて道徳的判断力を高められるように、子供の内面を揺さぶる授業展開を工夫しています。
 1月、5年生の授業では、「森の絵」の資料を読み、よりよい学校生活・集団生活の充実について考えました。主人公の「えり子」は、やりたい役を上手な子にゆずり、ちょっといやだなと思う役になってしまう。道具係も兼任するが、準備に身が入らない。そんなとき、衣装係の「文男」が刺しゅうを熱心にしている。そんな「文男」の「すきじゃないさ。でも、だれかがやらないと、げきにならないじゃないか」という言葉と、一針一針ぬっている姿から、自分もがんばろうと思えたという内容です。
 「えり子」の行動に変化があったことに注目できるようにし、役割を果たすとは、どのようなことか話し合いました。児童たちは、学習発表会で劇をしたことを思い出しながら、グループや全体で話し合い、「よりよい劇にしていきたい」「みんなのことを考えて行動するようにしたい」「自分の意見が通らなくても、決められたことをがんばりたい」「一人でも欠けたら、みんなで作れない」などの意見が出ました。
 5年生の学年目標、「集団の中の役割を自覚し、周囲とかかわりながら責任のある態度で生活できる」を達成し、最高学年に送り出せるよう、児童の成長を支えていきたいと思います。

【南知多町立大井小学校】 なかよし班活動

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 本では、1年生から6年生までの全ての児童が、縦割りで「なかよし班グループ」をつくり、活動しています。高学年が低学年の世話をすることにより、思いやりの心や責任感を育てています。また、低学年は高学年をお手本として自分も大井小学校の一員として活躍しようという心を育てています。本校は小規模校で、全校で74名です。なかよし班は、1グループ9〜10名で、8グループをつくります。
 今年度は、なかよし班で「さつまいもパーティー」を行いたいと、総務委員会から提案がありました。なかよし班でさつまいもの苗植え、水やり、草取り、収穫、鬼まんじゅう作りを5・6年生が中心となって活動を行いました。作った鬼まんじゅうは、「なかよし班給食」で、一緒に食べました。低学年の児童は「とってもおいしい」「お兄さん、お姉さんありがとう」と、うれしそうにしていました。また、なかよし班給食では6年生が考えたしりとり、クイズなどのゲームも行い、楽しい活動になりました。
 総務委員会以外にも、各委員会が、「読み聞かせ」「風邪予防クイズ大会」「ケイドロ・陣地取りゲーム」「草取り対決」「あいさつ運動」など、なかよし班でできる取組を考えて活動しています。
 小規模校のよさを生かしたなかよし班活動によって、休み時間も学年の垣根を越えて、みんなで一緒に仲よく遊んでいる姿も見られます。なかよし班活動から、思いやりの心や豊かな心が育まれています。

【春日井市立味美小学校】「自分発見 いいとこさがし」の授業を通して

 本校では、家族のつながりを深め、児童の自己肯定感(自分は大切な存在だと思える気持ち)や自己有用感(自分は必要とされていると思える気持ち)を高めることを目的として、全学年、全学級を対象に「自分発見 いいとこさがし」の授業を実践しています。
 この授業の流れとしては、まず、長所と思われる性格や行動を示したチェックリストを用意します。次に、その中から、自分に当てはまることを保護者と相談しながら選び、ビンゴカードのマスに書き入れます。そして、授業では児童一人一人がそれを発表し、各自のカードに同じ項目があれば、そのマスに印をつけていき、ビンゴを目指します。
 発表者は、自分のよいところを紹介すると、「そうだね、そうだね」と友達からも認められ、満足した様子でとてもうれしそうでした。
 このように、ゲームを楽しむとともに、自分や友達のよさを発見し、認め合うことができる心温まる授業です。

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【あま市立篠田小学校】人権の花運動

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 本校では、「人権の花運動」に取り組みました。互いに協力し合いながら、花を育てることで、命を大切にし、相手を思いやるという人権尊重の気持ちを高めることを目標に取り組みました。
 あま市人権擁護委員、法務局津島支局、あま市人権推進課の方々とともに、1年生から6年生の児童が花の苗や球根を植えました。子供たちは、プランターや鉢に丁寧に土、花の苗、球根を入れ、最後に上から優しく土をかけました。子供たちがみんなで自分が植えた花を大切に育て、世話をしている姿を多く見ることもできました。心を込めて花を育てることで、子供たちの中にある優しい心の花もきれいに咲いていくと感じました。
 また、育てた花の一部は、地域のお年寄りが生活する施設に届けることもできました。「人権の花運動」を通して、人権尊重の気持ちが友達や家族に、そして学校や地域に広がれば、すばらしい社会を築いていけると思います。

【春日井市立白山小学校】車いす・ガイドヘルプ体験

 今年度の3年生は、総合的な学習の授業で「バリアフリーの社会に」をテーマに、福祉について学習している。その一環として、春日井市社会福祉協議会から講師を派遣していただき、2学期に、車いすの当事者・補助者体験と視覚障がい者の移動支援体験を実施した。
 まず車いす体験では、日頃の生活で困っていることや助けてもらえるとうれしいことなど、車いすで生活して見える方からお話を聞く時間があり、その後、実際に車いすに乗って体育館内を移動したり、段差を自分で乗り越えたりして、車いすでの移動の大変さを実感することができた。また児童がペアになり、マットでつくった段差を車いすで乗り越えるための補助の仕方も学ぶことができた。
 ガイドヘルプ体験では、教室で「目が見えないってどんなこと?」をめあてに、白じょうや手引による歩行、盲導犬、点字ブロックの意味等を学習した。そして、アイマスクと白じょうを使って教室・廊下・階段を歩くとともに、アイマスクの児童を児童が手引きする移動支援体験を行った。目が見えない状態の歩行と移動支援の両方を自分で体験し、周りの人の手助けが大切であることを勉強するとてもよい機会となった。
 これからも自分と同様に他者を大切に思い、やさしい気持ちで接していく心と実践力を、更に育んでいきたいと考えている。


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【大治町立大治中学校】 人権標語&人権・道徳講演会

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 本校では、人権週間を迎える前に、全校生徒が「人権標語」を作成しました。今年度は、特に2020年東京オリンピック開催に向けた人権教育の意義や重要性などについて確認しました。各学級の優秀作品は、教室や校内各所に掲示し、人権意識の啓発や一人一人の人権が尊重される雰囲気の醸成を目指しました。
 また、平成30年12月5日(水)には、「人権・道徳講演会」を開催しました。
 今年度は、「いじめ予防出前授業」として、愛知県弁護士会より弁護士の粕田陽子さんを招いて、「人権問題は大人だけのものじゃない〜子どもの人権といじめのおはなし〜」というテーマで話をしていただきました。
 講演会では、人権についての基礎理解や、重大な人権侵害行為であるいじめについて具体的ないじめ事案を通じて、いじめを防止するために自分に何ができるのかを考えました。講演会後の生徒の振り返りでは、「いじめられている人がいたら、自分が声をかけたい」「加害者にいじめをやめるように伝える」など、被害者に寄り添った思いや、いじめを絶対に許さないという強い意志が伝わる感想が多くありました。
 このような取組や講演会を通して、全校生徒の人権に対する考えが深まり、望ましい言動が広がってほしいと思います。

【豊田市立大蔵小学校】心の教育推進活動

1 「本との出会いを通して、豊かな心を育む子供を育てる」
 本校では、豊かな心を育てる一つとして読書活動に取り組んでいます。毎週水曜日の朝は、「読書タイム」とし、本に向かう時間を設けています。15分間、集中して読書をしています。低学年は担任による絵本の読み聞かせや紙芝居を通してお話に興味がもてるように工夫しています。
 年間12回に及ぶ地域の方々による「読み聞かせ」は、子供たちにとって楽しみな時間です。それぞれの学年や季節、行事に応じた本を紹介してくださるので、ジャンルに広がりがもて、更に本に親しむことができています。
 読書週間には、図書委員会による活動が計画されています。今年度は、「さざんか読書週間」と銘打って活動をしました。そこでは、先生からのおすすめの本の紹介や担任以外の先生の読み聞かせ、「どっさりフルーツ入れてよ読書」など、子供たちが興味を引くような内容が考えられていました。読書週間の中で、たくさんの本に親しみ、心と頭の栄養を増やすことができました。

2 「福祉実践教室での活動を通して、温かな心をもつ子供を育てる」
 本校では、2年に一度、「福祉実践教室」を開催しています。5、6年生は、「高齢者擬似体験」を行い、高齢者にはどんな大変さがあるかを知り、どんな手助けができるか考え実行できるように学習をしました。1年生から4年生は、聴覚障がいについて理解する学習をしました。身振りで伝える伝言ゲームや口話で言葉を伝えるゲームを通して、音がない不便さを実感する体験をしました。「身振り」「口話」の他に「手話」「空書き」「筆談」等、聴覚障がいのある方たちとのコミュニケーションの方法を教えていただき、これからの生活に生かそうという気持ちをもつことができました。

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【西尾市立平坂小学校】〜思いやりの心を 福祉実践教室を通して〜

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 本校では、西尾市福祉協議会の協力を得て、3年生を対象に「福祉実践教室」を行いました。今年度は、手話と点字についての講座を受けました。
 手話の講座では、聴覚障害のある方から話を聞きました。コミュニケーションのとり方には、手話の他に口話、空書、指文字、筆談、手話、身振りなどがあることを教えてもらい、実際に身振りで伝える体験を行いました。身振りだけでなく、口で伝えたいことを言い、口の形がとても大事であることも学びました。その後、各自の名前をどのように手話でやるかを教えてもらい、「私の名前は〇〇です。よろしくお願いします。」と自己紹介をしました。
 点字の講座では、空き缶やシャンプー、エレベーターなど身の回りに点字で書かれているものがたくさんあることを知りました。そして、実際に点字を読んだり、自分の名前を点字で打ったりする体験を行いました。
 児童からは、「身振りだけで伝えるのは難しかったけれど、口でも言ったら伝わったので、両方使うと伝えやすいことがわかりました」「点字を読むのはとても難しかったです。今度、缶やエレベーターについている点字を読んでみたいです」という感想がありました。
 最後に、講師から、「災害があったとき、近くに障害のある方がいたら、声をかけてください。災害情報が聞こえないので、ぜひ声をかけてほしいです」という話がありました。人と人が思いやって生きていくことの大切さ、「思いやり」の大切さを学べたとてもよい機会となりました。

【豊橋市立岩田小学校】 観劇会「いのちのまつり」

 岩田小学校は、全校児童855名のうち約2割の214名が外国籍の児童です。ブラジルやフィリピンなど、様々な国籍の子がともに学び、生活しています。転編入児童も多く、中には、日本語が全くわからない子もいます。しかし、どの国籍の子であっても岩田小学校の仲間として受け入れ,言葉は通じなくても一生懸命に声をかけ、積極的にコミュニケーションを図ろうとするすてきな姿があふれています。学校の歌として歌われている〜岩田っていいな〜の歌詞に「いろんな違いはあるけれど、お互い支えてみんな仲よし」は、まさに岩田の子供たちの姿を表したものとなっています。このような環境の中で過ごす日々の生活は、子供たちの心の成長につながっています。
 10月に劇団を招いて、観劇会を行いました。劇の内容は「いのちのまつり」というタイトルで、小学生くらいの男の子が親との関わりの中で、様々な心の葛藤が生まれ、自分の存在を見つめ直していくものでした。自分の命は、父の父(おじいちゃん)からつながっていて今の自分がいることに気づき、弟が産まれることで新たな命の誕生にふれ、命の大切さを感じるものとなりました。日本語がわからない外国籍の子たちであっても、役者の表情や演技にくぎ付けとなって見ている様子でした。
 子供の感想には、「自分の命を大切にしようと思った」「自分も親とよくけんかをするけれど、自分のために言ってくれていることだと思った」などがあり、自分について考える機会になりました。
 日々の生活でも多くの人(命)と出会うことができる本校で、これからも命の大切さを学び、心の成長を育んでいきたいと思います。
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【岩倉市立岩倉東小学校】 人権講演会から得たものは?

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 人権週間に、二つの講演会を開催しました。
 岩倉市人権擁護委員と手話ボランティア「こいのぼり」の皆様による講演会を行いました。人権に関するビデオや岩倉東小学校のアンケートをもとにした劇、子供たちの心に語りかける話をしていただきました。「こいのぼり」の皆様には、岩倉市人権合い言葉を手話も交えて教えていただきました。講演後の感想や会話などから、子供たちは、「自分や仲間、そしてどんな人も大切にする」こと、「いじめは絶対にしてはいけない」ことを強く感じたようでした。
 別日に、JOCシニア認定講師の橋本めぐみさんによる講演会を行いました。低学年では、「夢を叶える言葉の力〜にこにこ言葉とちくちく言葉〜」をテーマに、地元出身の浅田真央さんなど、夢を叶えたスポーツ選手の活躍するきっかけなどを紹介していただきました。橋本さんの話から、にこにこ言葉をふだんから意識して用いることの大切さを学ぶ機会となりました。高学年では、「すてきな自分を伝えよう」をテーマに、はっきり相手に伝える練習として早口言葉に挑戦しました。講演会を通して、自分の性格をポジティブに考えることの重要さを学びました。
 心や人生を豊かにするためには何が必要なのかを学べた貴重な時間だったと思います。

【蒲郡市立蒲郡中学校】「蒲中文化の日」蒲中ソングをつくろう!

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 蒲郡中学校では、例年行われる「蒲中文化の日」のとき、テーマソングを決めて全校生徒で歌っていました。しかし、今年は、「自分たちの手で、毎年歌えるオリジナルソングをつくりたい」という生徒の願いから、「ソング部局」を立ち上げました。テーマである「蒲中笑顔の日〜響け私たちの想い〜」を受け、「みんなが自然と笑顔になれるように」という願いを込めて、全校からアンケートで募り、歌詞に入れたいキーワードを集めました。そして、校長がキーワードをもとにして、作詞・作曲を手がけました。完成した歌詞の一部が以下のとおりです。
「片隅で泣いていた私にあなたはそばで勇気をくれた」
「まぶしい太陽に汗がほとばしる倒れそうなほどきつい練習もチームで支え合った」
「毎日学んだ教室が今は眩しい卒業前に語り合った夢をいつかは叶えよう」
「響け この想い 私の宝物 大好き蒲中」
 校長とソング部局が手がけたこの曲は、全校生徒から募集したキーワードを織り交ぜた歌詞と素敵なメロディーに仕上がりました。仲間を大切に思う蒲中生、部活動に必死に打ち込める蒲中生、希望にあふれる蒲中生、学校が大好きな蒲中生、校歌と並んでこれから何十年と歌い継がれる歌が完成しました。
 本年度の「蒲中文化の日」のフィナーレで、全校で肩を組んで歌いました。蒲郡中学校の生徒一人一人の想いが響き合って最高の瞬間でした。学校に対して改めて愛着と誇りをもつことができました。

【あま市立甚目寺南小学校】青空の下のなかよし活動

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 本校では、異学年で構成された班ごとに活動する「なかよし活動」に取り組んでいます。全学年を48の「なかよし班」に分け、6年生の班長、5・6年生の副班長を中心に、1グループ18名ほどの人数構成で活動を行っています。主な活動には、月に1回、班長・副班長を中心に自分たちでレクリエーションを計画し運営する「なかよしタイム」と、児童会中心に全校でできるレクリエーションを計画し運営する「なかよし活動」があります。
 1月29日には、なかよし活動の一環で「甚南ミニオリンピック」を行いました。「甚南ミニオリンピック」では、4・5・6年生が中心となって、どの学年の子でも楽しめるようなレクリエーションを考えました。代表委員会で検討し、8の字跳びと障害物競走を行いました。
 8の字跳びを行う中で、縄に入れず困っている低学年の児童に、中・高学年児童が「今だよ」、「いっしょに入ろうか」と声をかけ、学年問わず協力して縄を跳ぼうとする姿を多く見かけることができました。
 また、障害物競走では、班全員で手をつないで、フープを通り抜けるタイムを競ったり、お題に書かれた先生を探して連れてくる「借り先生競争」を行ったりしました。障害物競走でも、中高学年児童が低学年児童に優しく声をかけ、楽しく活動を行っていました。
 その中で、6年生からは卒業する前にみんなで楽しく活動したいという強い気持ちが、伝わってきました。また5年生も、残り2か月で最高学年になるという意識が出てきて、運営する6年生をフォローしたり、班のみんなを盛り上げたりする姿が見られました。どの学年の児童も、5、6年生のがんばる姿を見て、「自分たちもみんなを楽しませることができるすてきな高学年になりたい」という気持ちを高めることができました。

【蒲郡市立蒲郡北部小学校】人権週間での人権集会、全校道徳の取組

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 12月4日〜10日の人権週間に合わせて、本校では、全校で人権について考える機会を設けました。4日(火)には、一時間目を全校道徳科の時間とし、前半は体育館で「人権集会」を開き、後半は各教室で担任による人権に関する授業を行いました。
 前半の「人権集会」では、各学級の代表による標語発表や、校長先生による絵本の読み語りが行われました。読み語りでは、絵本『たった さんびきだけの いけ』の朗読に合わせて職員がペープサート(紙人形劇)を行い、子供たちは物語の世界に引き込まれていきました。子供たちは、どの子も真剣なまなざしでペープサートを見つめ、一人一人が人権に対する思いを深めていきました。
 後半の担任による授業では、人権週間作文コンクールの作文を題材に授業を展開したり、「人権集会」の感想を交流したりと各学年に応じた授業が行われました。この「人権集会」、全校道徳科の授業は、保護者の方にも公開され、保護者、地域と共に人権を考える機会になりました。