【岡崎市立恵田小】伝統を引き継いで

 児童がアイディアを出し合った新しい落ち葉スキー場が完成し、今年度の落ち葉スキー開場式は、恵田小児童と職員、保護者、地域の方、岡崎聾学校の4・6年生と職員の大勢で新コースの完成を祝うことができました。来賓の元校長先生が挨拶のなかで、前コースを設置したときの苦労とその思いを語られ、子どもたちの顔からは、落ち葉スキーの歴史と伝統を受け継いでいこうとする強い気持ちが表れていました。テレビと新聞の取材のなか、4年生以上の代表が初滑りと模範スキーを兼ねて滑り、滑る子も声援を送る子たちも恵田小の誇りを胸に、一生懸命に取り組むことができました。
その後は、昭和55年より30年以上も続く岡崎聾学校との落ち葉スキー交流をしました。「こわくないよ。いっしょにすべろう」と声をかけて岡崎聾学校の子と2人で一緒にソリに乗ったり、「こうするとよくすべるよ」と、スキー板の裏に油を塗ってあげたりする場面が見られ、心の交流ができていると感じました。また、自分たちのアイディアが生かされた新落ち葉スキー場を使って交流することができたことで、恵田っ子の誇りと優しい心がさらに育ったと思います。

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