【豊橋市立牟呂中】メールやインターネットの使い方を考える授業にて

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 本校2年生生徒の2割が携帯電話を所有しており、またほとんどの生徒がPCでのチャットやメール交換の経験がある。しかし、他人のことを勝手に書き込んだり、悪口と思えるような内容を簡単に書き込んだりしている生徒もおり指導が必要である現状がわかった。そこで、メールやチャットの使い方について、授業を行ない、以下の点で気をつけて今後使っていくよう指導した。

1 情報発信(メール・書き込み)で注意することとして、
(1)自分勝手な思いや感情で発信・転送しない(ネット上は公共の場所:テレビと同じ)
(2)発信した情報に責任をもつ(自己責任、保護者の責任、発信ボタンを押す前にもう一 度考える)

2 ネットの特性として、
(1)ネットは匿名ではないし、公共の場では自己責任が原則である。
(2)便利なものほど危険はいっぱいで、子どもも大人も被害者だけでなく加害者にな
 るという認識を持つこと。
(3)道具としての特性(ネットの特性)を踏まえた情報モラルが必要である。
(4)道具を正しく使うためには「人間づくり」が基本になる。
 生徒は真剣に学ぶことができ、以下の感想では今後気をつけていこうという様子がみら れた。

「対面して話すときは相手を思いやれるけど、メールだと相手の様子がわからないのでより相手を思いやるよう気をつけなければならないと思いました。」
「ネット上は、公共の場ということで犯罪にもつながることがわかった。悪口を書いたり、その人をバカにするようなことを書き込むのは名誉毀損という立派な犯罪だとわかった。」
「コミュニケーションの道具として便利だけど、使い方に気をつけたり、相手を思いやって使う必要があると思いました。」
 以上のようなの感想から今後気をつけていこうという様子がみられた。