【一宮市教育委員会】道徳教育の充実・発展に向けた研修会

 一宮市では、豊かな心を育成する取組として「自尊感情を育て、自他の命を大切にする心の教育」に各学校で取り組んでいます。道徳科の授業においては、児童生徒が自己を見つめ、自分の生き方について考えを深めることができる指導を目標とし、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方について考えを深める学習、問題解決的な学習、道徳的行為に関する体験的な学習などを取り入れています。
 各校の道徳推進教師のさらなる力量向上と道徳教育の充実・発展に向けて、夏季休業中に「道徳指導法研修会」を小中学校に分けて開催しました。本年度も外部講師を迎え、『主として生命や自然、崇高なものとのかかわりに関すること』の領域教材を用いて、指導方法についての解説を聞いたり、教材分析をして指導案作りを行ったりするなど、授業づくりのポイントを学びました。
 また、年に1回「道徳主任者会」を開催しています。本年度は10月に指導法について学ぶ研修を行いました。ICT機器を活用した共同編集作業を取り入れた学習方法、発問と切り返しの手法を学びました。各校の道徳推進教師が研修で学んだことを各校で他の教師に広めていくことで、授業改善・授業力向上、そして一宮市の道徳教育の充実・発展を図っていきたいと考えています。

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