【あま市教育委員会】自分らしく生きるということ

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★七宝小学校の実践★
 あま市在住で、東京パラリンピック2020にカヌー競技で出場した加治良美選手をお招きして人権集会を行いました。加治選手は「自分らしく生きるということ〜あなたの原動力は何ですか〜」というテーマでお話をしてくださいました。中学2年生の時に交通事故で両足を失った加治選手が、そこからどのような人生を歩まれてきたのか、様々な困難を乗り越え、どのようにしてパラリンピック出場の切符をつかんだのか、写真や動画も含めて分かりやすく説明してくれました。
 加治選手のお話の前後には、1〜6年生全クラスで加治選手の著書「先生、どうして足がないの?」(Parade books)を基に道徳授業も行いました。児童たちは、「加治選手は決して特別ではない。」「障害があっても頑張っているではなくて、障害があるなしに関わらず、自分らしく懸命に生きている人だ。」「自分の原動力、自分の動かすエネルギーの基を自分も考えたい。」という思いをもちました。
加治選手が「私自身が変われた言葉」として語られた「自分で自分の価値を下げてない?もっと自分を認めてあげてもいいと思うよ。」という言葉に勇気をもらい、自分のことをもっと大切に、これから自信をもって生きていこうと感じた子供たちがたくさんいました。