【田原市教育委員会】「『特別の教科 道徳』を要とした道徳教育の充実 ー道徳科の指導と評価の一体化ー」」

 今年度田原市では、田原市立大草小学校が「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究推進校として研究実践に取り組んでいます。
 授業は、多様な考えを引き出すために発達段階に応じて発問や話し合いの形態を工夫しています。発問では、複数の登場人物が発する言葉の中から、場面と言葉を限定して、子どもたちの思考をゆさぶることを意識しています。話合いでは、ペアやグループの形態を効果的に使い分けたり、劇化も取り入れたりすることで、友達の考えに共感する場面が増えてきています。
 評価は、振り返りを中心に行っています。道徳ノートには必ず朱書きを行ったり、ポートフォリオ化したりして振り返りによる学びを蓄積しています。この繰り返しにより、学習のまとめだけを書いていた児童が、読み物教材の登場人物の行為に共感したり、自分のことに置き換えて考えを書いたりすることができるようになっています。また、タブレット端末の「ドキュメント」機能を使って、一斉に同一シートに考えを打ち込み、自分を含めた全員の考えを共有できるようにしたことで、様々な考えを知り、自分の考えを再確認したり、友達の考えと比較して新たな考えをもったりすることができています。このような評価の工夫が、子供たちの心を育むとともに、授業の質の向上にもつながっています。

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