【弥富市教育委員会】道徳教育推進に向けての取組

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 弥富市では道徳教育の推進に向けて、主に2つの事業を進めています。
 1つ目は、「弥富市教師力向上研修」事業です。弥富市内全小中学校(小学校8校、中学校3校)で、各校2回ずつ、名城大学教職センター特別講師をお招きし、校内現職教育として、特に少経験者の研究授業を参観していただき、指導助言を仰いでいます。授業後の検討会では、職員間で道徳科の授業のあり方、評価の仕方等について、活発な意見交換がされています。
 2つ目は、弥富市教育委員会主催事業「広島研修」です。本事業は「弥富市立中学校の平和教育の推進について」の目的及び方針を踏まえ、平成25年度より継続的に実施されています。被爆地である広島へ中学2年生の全生徒を派遣し、実際に見たり聞いたりする体験を通して、戦争の悲惨さや怖さについて学ぶ場としています。命の尊さを理解すると同時に、人間尊重の精神を日常生活に活かし、自他を大切にしていこうとする態度を育てています。
 本事業では中心活動である広島研修の事前・事後においても、戦争や原爆による被害、世界平和に対する考えなどを生徒たちが自ら学ぶ場を設定しています。生徒は学んだことについて各自でレポートにまとめ、最終的に模造紙に集約していきます。これらの学びの成果については、市庁舎1階に展示ブースを設け、市民にも広く発信しています。