【田原市教育委員会】 『特別の教科 道徳』を要とした道徳教育の充実 〜『考え議論する道徳』の指導と評価〜

 今年度田原市では、田原市立泉小学校が「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」の研究実践校として研究実践に取り組んでいます。
 授業では、絵やカードを使ったり、話し合い活動で心スケールに表したりするなど「見える化」し、すべての子供が主体的に授業に参加できる工夫をしています。また、話し合いを活発にするために、状況に応じてペアやグループ、全体で話し合っています。そして、教師が、問い返しや揺さぶりをかける発問をすることで話し合いの焦点化を図っています。授業の最後には振り返りを書き、授業で考えたことを自分の言葉で表現しています。
 毎週金曜日の朝、自分の意見をはっきり伝えられるよう「あいトーク」という話し合いの時間を設けています。そこでは、和やかな雰囲気の中、全員が発言することを目標としています。そして、月に1回程度、「あいトーク」の時間に日常の話題を取り上げて話し合う「小さな道徳」を行っています。「小さな道徳」の実践は、子供たちの心を育むとともに、教師の授業づくりの力の向上にもなっています。

画像1 画像1 画像2 画像2