【豊明市教育委員会】市主催少経験者研修での道徳科における授業力向上の取組

 豊明市教育委員会では、新規採用から2年目・3年目の教員を対象として、少経験者研修を行っています。この研修は、授業力の向上を目的としており、今年度は、夏季休業中に外部講師をお招きして道徳科の授業について実施しました。
 午前中には、講師の先生から道徳科の指導法について講義を受けた後、4つのグループに分かれて道徳科の模擬授業案を作成しました。どのグループも講義の内容を踏まえ、授業の進め方や発問の内容、予想される子供の意見などについて、真剣に議論して授業案を作りました。
 午後は、授業をするグループと授業を受ける子供役のグループに分かれて、模擬授業を行いました。模擬授業後、講師の先生から模擬授業についてご指導をいただき、よかったところや課題となるところを全体で共有したことで、子供たちにとってよい授業とは何かを考える時間となりました。参加者からは、「たくさんの技術を学ぶことができた」「実践しながら自分のものにしていきたい」といった声が上がりました。
 この研修で学んだことを各学校に持ち帰り、他の教員にも広げていくことで、市全体の教育力向上の一助となればと考えています。