【大治町教育委員会】少経験者研修

 大治町では、少経験(2年目、5年目)の教員を対象に「少経験者研修」を行っています。教育長と指導主事とで少経験者の授業を参観し、研究協議会を行います。今年度は、2年目の先生2名(小学校3年生担任、小学校6年生担任)の道徳の授業を参観し研究協議会を行いました。
 3年生は、相手の状況や気持ちを考えて行動しようとする実践意欲や態度を育てることをねらいとした授業でした。車いすを実際に準備し、車いすを使って児童に役割演技をさせることで、児童がより登場人物の気持ちに寄り添うことができていました。
 6年生は、広い心をもって互いに尊重しあいながら行動しようとする実践意欲と態度を養うことをねらいとした授業でした。コの字型の座席配置や、意思表示をする2色の紙コップ、心情パラメーター等を使って、友達と意見を交流しながら、多面的なものの見方ができるよう工夫された授業でした。
 今後も、教員の道徳科の授業力を高められるよう、町教育委員会として、研修等に取り組んでいきます。