【清須市教育委員会】 少経験者と学ぶ道徳授業

 今年度は、コロナ禍でも開催できるよう、録画した授業を参観し研究協議会のみ対面で行いました。

《方法》
・参加者 …3年目教員(小学校部会・中学校部会)
・事前準備…指導案中間案作成(授業者・参加者とも)
       視点1 考え、議論する道徳の実現
       視点2 ICT機器の活用

《研究協議会での意見》
・教師の揺さぶりが効果的で、子供たちが考えを深められていた。
・紙媒体のワークシートの場合、写真で撮ってタブレットで共有すれば、他の意見が読めて多面的な考えが深まるのではないか。
・終末での本時のねらいに迫る発問では、子供たちが真の友情について、話し合いを踏まえた考えを書いており、話し合いが生きていた。
・タブレット活用が効果的で、教材配信の際、原文を色分けする等の工夫があり理解がしやすかった。時間のゆとりができ、議論の時間が確保されていた。

《指導助言内容》
・道徳の教科化の意義の確認について
・道徳教育における学級経営の大切さについて
・謙虚に研修をし、成長する機会の必要性について
・教師として信頼を得るための授業力向上について

 参加者が研修で得たことを学校に持ち帰り、自分や他の教員の指導に生かすことで、清須市の道徳教育のさらなる推進の一助にしていきたいと思います。