【武豊町教育委員会】 いのちの教育「SOS出し方教育」の実施

 武豊町では、自他の命を尊重し、大切にしようとする気持ちを育てる「いのちの教育」に、20年以上取り組んでいます。
 その一環として、令和元年度から「SOS出し方教育」を行っています。
 本年度は、学級担任が保健師と連携して、町内全小学校5年生児童を対象に授業を実施しました。
 保健師からの心の発達に関する詳しい説明や、他人に助けを求めることの大切さに関する話に、児童は熱心に耳を傾けていました。授業後の児童の感想には、「悩みがあるときは、友達や家族に相談しようと思いました」というものが多く見られました。
 この実践を通して、つらいことや苦しいことがあったときに、心の内を他者に打ち明け、周りの人々と協力しながら困難に立ち向かおうとする気持ちを高めることができたと考えます。
 このような取組は小学校のみではありません。町内中学校では、ICT機器を活用して、同時配信による「いのちを大切にすること」に関する学校保健委員会を合同で開きました。
 今後も、「SOS出し方教育」をはじめとした「いのちの教育」の推進に町全体で取り組んでいきます。

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