【飛島村教育委員会】SDGs×道徳

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 学習指導要領の改訂に伴って「子供たちが持続可能な社会の創り手」となることができるようにしていくことが求められています。総則の中でも、教科等横断的に全ての教科の指導を通して力を育んでいくとあります。そこで、教育委員会と飛島学園が連携をとりながら、SDGsを教育課程の中にどのように取り入れていくのか研修をもちました。その後1・2年生は生活科、3〜9年生は総合的な学習の時間を中心にSDGsを絡めた年間計画を作成しました。それぞれの学年が、目指す子供像を掲げ、それに向かって年間を通して活動し、社会全体、世界全体の課題をグローバルな視点で捉え探求していきます。その中で、4年生は年間を通して「環境」をテーマに学習を深めていくことにしました。様々なゲストティーチャーからの講義を深めるため、道徳科でもSDGsを意識した授業を行いました。その中の一つに「甘いチョコレートの苦い現実」という教材を用いました。日本では当たり前に食べているチョコレートが何から作られているのか、どのようにカカオ豆がとられているのか考える中で、自分たちと同じ子供たちが働かされているかも、不平等なことが起きているかもと想像し、そこから身近な教室での思いやりの心につなげていきました。自分たちが学んでいるSDGsがどんなことにもつながっていること、自分ができることに目を向けることなど、全ての活動や授業にSDGsを絡め何事も自分事として考える子供たちを育てていきたいと考えています。