【南知多町教育委員会】郷土に誇りをもてる子供たちの育成

 南知多町教育委員会では、育てたい児童生徒像を「郷土に誇りをもち、心豊かに学び、心身ともに健康でたくましい児童生徒」として、各学校で教育活動を行っています。南知多町は、少子高齢化や人口減少が続いている地域ですが、町全体で子供たちの地域への愛情を育む取組を進めています。
 9月4日(金)には、師崎地区で「第8回小中サミット」が開催されました。2小学校、1中学校の代表児童生徒が、区長やまちづくり協議会の代表の方と、温かい地域づくりに向けて意見を交換しました。また、昨年度にこの会で考えた「やさしさ宣言」に対する各校の取組も発表されました。
 9月15日(火)には、日間賀島地区で「第9回日間賀サミット」が行われました。「過去と現在の日間賀島について知り、自分たちにできることを考えよう」というテーマで、児童生徒が地域の方と日間賀島漁業や観光業について学んだり話し合ったりしました。「私は島の現状や自分の将来について『どうせ』とか『どうでもいい』って感じていたけれど、改めて島の将来は私たちでつくっていかないといけないと思った」等の感想が見られました。
 南知多町の財産でもある「人の温かさ」に包まれて、これからも子供たちの郷土に対する温かい思いを育てていきます。