【清須市教育委員会】「支援を要する子供たちへの効果的な対応」について学ぶ

 清須市では、子供たちの健やかな成長を願って様々な場面で研修を重ねています。その中でも、市内の小中学校の養護教諭は年6回の研究会を行っています。9月には、家庭教育相談員を講師として迎え、「支援を要する子供たちへの効果的な対応について」と題した研修を行いました。研修内容は、(1)適応機制を育む学校、(2)希死念慮・自殺企図の子供の心をケアする保健室、(3)SATイメージ療法、の3つでした。
 研修会では、愛知県教育委員会の教師用リーフレット「かけがえのない命を守るために」を使用しながら、「TALK」の原則を意識し子供のSOSを受け止めたり、「まあ、いいか」「何とかなるさ」など、子供の気質に合った言葉がけを考えたりしました。また、子供の心の扉を開く言葉として、「あなたの笑顔が見たい」という声かけが効果的だと学びました。9月10日から16日が「自殺予防週間」であることに触れた話もあり、改めて確認できたことがたくさんありました。
 今後も、自他の命を大切にして心を豊かにしていけるよう、子供たちを支えていきたいと考えています。