【長久手市教育委員会】令和2年度長久手市情報モラル教育

 文部科学省が進めているGIGAスクール構想の一環として、本市でも来年度より児童生徒一人一台タブレット端末が配備される予定です。昨今の情報化社会に対応した取組であるため、情報モラル教育の必要性が高まっています。
 そのような社会情勢の中で、長久手市立東小学校で6年生担当教員が本市契約のICT支援員とともに、情報モラルに関する授業を行いました。小学校6年生のSNS使用状況がほぼ全員という現状をふまえ、SNSの危険性について話し合い、理解を深めました。
 SNS上で行う文章のみのやりとりから生じる誤解を例に挙げ、「なぜ誤解が生じたのか」「そのときの相手の気持ちはどうなのか」「誤解が生じてしまったときどうしたらよいのか」などを考え、意見を交換し、日常生活に生かしていこうとする気持ちを高めることができました。また、インターネット上に写真を掲載したり、SNS上で知り合った人と会ったりすることの危険性を知ることができました。
 児童からは「普段使っているSNSから怖い事件になることがわかった」などの感想があり、日常的に使用している便利な道具や仕組みでも、使う人のモラル次第で非常に危険なものに変わってしまうことが理解できました。
 今後も情報モラルを高める取組を行っていきたいと思います。