【西尾市教育委員会】豊かなかかわりの中で自己を見つめ、よりよく生きる子供を育てる道徳教育 〜定番教材における多様な指導方法の研究3〜

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 西尾市では、教育研究会の道徳部会において授業研究会を行っています。令和元年度は、小学校1年生の定番教材である「くりのみ」(内容項目B 親切、思いやり)の授業を道徳部員で参観し、その後、協議会を開きました。協議会では、中心発問の後に役割演技を取り入れ子供たちに問い返したことや、最後に手紙を書かせたことが有効であったかが協議されました。主な意見として、「役割演技をすることで教室の雰囲気が変わった」「子供の発言に対して具体的な問い返しをすると、さらに子供が自分の気持ちを語りやすくなるのではないか」「発言の中で自分の思いを表すことができたので、手紙を書かせる必要はなかったのではないか」などが挙げられ、活発な協議を行うことができました。協議会後の講師による指導を含めた総括では、役割演技を取り入れることの有効性や道徳的価値を高める授業のあり方などを教えていただき、学びの深い会となりました。
 今後も、西尾市では、子供たちの豊かな心の育成に向けて、よりよい道徳科の授業実践に向けて学ぶ機会を設けていきたいと考えています。