【東海市立名和小学校】 ハートフル活動

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 本校では、保健委員会が「ハートフル活動」を行っています。
 春に行った学校保健委員会の事前アンケートで、子供たちが「自分の考えや意見を周りの人に安心して伝えることができる」ということに、不安感や苦手意識をもっていることが分かりました。そこで、感謝の気持ちやあたたかい言葉を伝え合い、他人から認められることで自信がつき、自己肯定感やコミュニケーション力が高まるのではということから始まりました。
 活動当初は、ハートフル活動を行っていることが全校の児童に周知されておらず、「はーとカード」の置いてある場所も知らない児童もいましたが、委員会活動週間に、ハートアップ作戦を行うことで、一気に活動の輪が広がりました。
 お昼の放送で「お友達やペアの子に、あたたかいメッセージを伝えましょう」という呼びかけをし、「はーとカード」を児童全員に配布しました。すると、保健室の前に設置されている「はーとボックス」の中には、毎日たくさんの「はーとカード」が入れられるようになり、保健室前の掲示板には、あたたかい言葉でいっぱいになりました。
 子供たちのメッセージには、「ペアあそびの日にあそんでくれてありがとう。一緒にあそぶおにごっこはたのしいです」「いつもえがおで元気だね!それでゆう気づけられるよ。ありがとう」など、思いを伝えたい相手の名前とともに書かれています。
 自分あてのメッセージをうれしそうに読んでいる子供たちの姿は、ほほ笑ましく、あたたかい言葉は、子供たちに自信をもたせる力があると感じました。