【瀬戸市立水無瀬中学校】「いのちの授業」と「学校保健委員会」

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 いのちの教育コーディネーターを招いて、「ひとりひとりが大切な存在 〜自分のことが好きですか〜」というテーマのもと、「いのちの授業」講演会を、2年生及び保護者(希望者)を対象に行いました。講師の方を通じ、震災やいじめに遭った人たちの「いのちがあってよかった」「生きていてよかった」「生きていることがこんなにもうれしい」といった心からの言葉が、胸に残りました。
 「いのちの授業」講演会の後、保護者代表の方も交えて、「学校保健委員会」を行いました。「あいさつの大切さ」「子供の自己肯定感を高めるにはどうしたらよいか」「いじめはなくならないのか」「子供と向き合うときに、何が大切なのか」などについて、講師の方の体験談を聞きながら意見交流をしました。「子供の心をどのように成長させていくのか」を考えるとてもよい機会となりました。        

令和元年度愛知県道徳教育推進会議でリーフレットを作成しました

 愛知県道徳教育推進会議では、令和元年度の協議題「『特別の教科 道徳』を要とした道徳教育の充実 −『考え、議論する道徳』の実現−」に取り組み、その成果としてリーフレットを作成しました。

こちらを御覧ください → リーフレット

幸田町立南部中学校

地域との関わりを大切にした教育活動による「地域を愛し、地域に愛され、地域に貢献できる南中生」の育成

 地域の行事参加や地域の方との交流活動を通して地域愛を育んだり、一員としての自覚をもたせたりするために、地域と連携した実践に取り組んだ。

○ 取組内容例
 ・地域の方による「交流会」の実施
 ・地域行事「ふこうず夏祭り」への参加
 ・保育施設での南中ソーラン披露

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岩倉市立岩倉中学校

社会に開かれた育つ学校
〜協働の喜びや自己実現の喜びにあふれた魅力ある学校づくりを通して〜

 学校、家庭、地域社会の三者が、目指す教育に向けて連携・協働することで、学校独自で定義した「育つ学校」を目指し、情報発信や地域交流型の実践に取り組んだ。

○ 取組内容例
 ・「おもてなし講座」の実施
 ・地域の農家と連携した作物づくり
 ・保育園訪問による園児との交流

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新城市立東陽小学校

地域とのかかわりを大切にし、子供の意欲を高める教育課程
〜地域とともに楽しむ共育の日を通して〜

 地域社会の一員としての自覚や地域を愛する心を育てることを目指し、年間4回「共育の日」を設けた。共育で学んだことを生かした実践に取り組んだ。

○ 取組内容例
 ・地域の方による「ふるさと教室」
 ・「朗読会」による地域の方との交流
 ・「地域の方々に感謝する会」の実施

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あま市立七宝小学校

学校・家庭・地域が連携・協働し、「つながる」学校づくり
−コミュニティ・スクールの具現化を通して−

 学校と家庭・地域社会が一体となり、子どもたちを育成していくことを目指した。コミュニティスクールの具現化を通して、様々な実践に取り組んだ。

○ 取組内容例
 ・「ありがとうの実」の啓発
 ・地域の方による様々な「出前授業」
 ・「大正琴クラブ」との交流

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【豊橋市立小沢小学校】お世話になった方々へ感謝を伝えよう

 本校では、全校114名が、12班に分かれた「浜っ子班」という異学年集団による縦割り班があり、清掃や様々な行事を「浜っ子班」で活動しています。
 1月には、1年間お世話になった保護者や地域の方々を招待し、感謝の気持ちやふるさと小沢を愛する気持ちを伝える「感謝の会・小沢を味わう会(もちつき集会)」を行いました。「感謝の会」では、交通指導員の方をはじめ、司書、駐在所の方、見回りの方々、環境農業委員、図書ボランティアの方々など、お世話になった方々へお礼の手紙を書いて代表児童が読み、作ったメダルを渡しました。その後、「ありがとうの花」の曲に感謝の気持ちをこめて全校で歌い、伝えました。
 「小沢を味わう会(もちつき集会)」では、5年生が学校田で育てて収穫したもち米や、農園で栽培した野菜などを使って、「浜っ子班」に分かれて餅つきをしました。全員で餅つき体験をした後、できあがったお餅を、高学年がちぎったり、味をつけたりして招待客に振る舞い、みんなでおいしくいただきました。
 これからも、「ふるさと小沢」に感謝し、「ふるさと小沢」を愛する気持ちを大切にしていってほしいと願っています。

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【豊橋市立吉田方小学校】情報モラル実践

 子供たちは、ゲームが好きで、一旦ゲームを始めると時間を忘れてのめりこんでしまいます。そこで、健康に配慮する必要性を理解し、適切に遊ぶことができるように、3年生の道徳科で、「ゲームに熱中すると」の教材を活用して実践を行いました。
 動画を視聴する前に、「今、熱中しているゲーム」と「なぜ熱中しているか」を発表しました。子供たちは、目を輝かせながらゲームの名前や、その楽しさを発表しました。しかし、子供たちからは、楽しい「光」の部分ばかりが発表されましたが、ゲームが及ぼす悪い影響「影」の部分は出てきませんでした。
 そこで、Netモラル「ゲームに熱中すると」を視聴し、登場人物の様子からゲームにのめりこむことが、人に及ぼす影響を考える場を設定しました。子供たちからは、「授業中寝てしまった」「だるさを感じた」「友達と遊びたくても遊べなくなった」「ごはんを食べなくなった」などの依存症の危険性に気付くことができました。さらに、自分の生活に置き換えて考えることで、自分もその危険性が潜んでいることに気付くことができました。
 授業後の感想では、「大人たちが決めたゲームの約束には、意味があると思いました」という意見が出され、ゲームをする際には、「行う時間」「健康に配慮した環境」が大切で、ゲームに依存しない付き合い方について真剣に考えることができました。

【岡崎市立福岡小学校】命の授業(命の詩・電池がきれるまでを活用して)

 本校では、学校教育目標「知・徳・体が調和し、心豊かに生き抜く人間を育てる」を掲げ、「ふ 不屈の心でやり通す」「く 工夫創意に心がける」「お 思いやりの心で助け合う」「か 身体を鍛え安全に努める」を合い言葉に健康増進教育を行っている。さらに、三つの学校保健目標を設定し、その中の一つを、「命を大切にし、自他を大切にできる子供の育成」とし、各学年の発達段階に応じた授業実践を行っている。
 5年生では、6月に、資料「母とながめた一番星」を使って授業を行った。親友につれない態度をとられて悩んでいる主人公えみに、母親が出産のときの様子を語る。そして、おなかの子の命を自分の命よりも大切に思う母親の気持ちにふれ、主人公は自分の存在を見つめ直していく。子供たちの振り返りには、「自分の存在が光り輝いていたことを知って、授かった命をもっともっと大切にしていかなければならないと感じた」と自己肯定感の増加を感じさせる記述が見られた。
 また、10月には、資料「命の詩(電池が切れるまで)」を使って授業を行った。神経芽細胞腫と診断された主人公が、電池で光る豆電球の実験を見ているうちに、自分の命の消える日がくるかもしれない不安に負けず、精いっぱい生きていくことを誓う詩である。子供たちは、今の自分と重ね合わせながら、命について考える授業とした。振り返りには、「ゆきなさんの、せいいっぱいの姿に涙が出てきた。わたしは、もっと頑張って生きていかなくてはならないと感じた」とあった。道徳的価値の高い資料であったため、子供たちの心に深く残る実践となった。
 どんなによい資料も、どこをどのように扱って子供たちと共に考えていくかによって、実践の深まりに差が出てくることも反省としてあがった。
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【西尾市立佐久島しおさい学校】サイバーポリスゲームを通して考えよう

 本校は、三河湾に浮かぶ島にある学校で、全校生徒児童24名(前期課程15名、後期課程9名)、複式5学級の小さな学校です。小規模特認校制度を利用して、約半数の13名が島外の自宅から通学しています。
 子供たちは、仲よく遊んだり、清掃活動をしたりすることを通して、学年の枠を越えて一緒に過ごす機会に多く恵まれています。そうした学校生活の中で、オンラインゲームやSNSについての話題で子供同士が盛り上がっていることもあります。
 このような本校の実態を踏まえ、全校児童生徒が、サイバー犯罪防止について共通理解を図ることが重要であると考え、愛知県警察のホームページにある「サイバーポリスゲーム」を実践することにしました。このゲームでは、日常生活で遭遇する恐れのあるインターネット犯罪への対処方法を学ぶことができます。
 はじめに、「インターネット5つの約束」を読み、インターネットを使う上で守るべきことをおさえます。ゲームを進める中で、「5つの約束を全部言えたらポイントGET」というマスがあったり、「クイズ」や「問題発生」のマスに止まったときにこの約束をもとに考えたりします。このゲームは、2チームに分かれて行いますが、相手チームへの問題についても、意見を交流し合いながらゲームを進める姿が見られました。このゲームをする中で、子供たちの「これ、やっちゃうことがあるな」などといった正直な声も聞かれました。また、「チーム全員が発言できれば、2ポイント」といったものもあるので、全員が人任せにせず、真剣に考えることができました。
 オンラインゲームやSNSの使用は、今後、ますます低年齢化していくことが予想されます。小中一貫教育という本校の特徴を生かして、今後も、情報モラル教育に力を入れていきたいです。
(ゲームを終えた感想)
・「問題発生」のようにならないように気をつけようと思った。
・自分でトラブルに巻き込まれないように、また、トラブルを起こさないようにしたい。
・危ない事件に巻き込まれないように、フィルタリングや設定も、しっかりやってトラブルを防ぎたい。

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【日進市立竹の山小学校】「つながる全校あいさつ運動」の取組

 本校では、これまでも児童会役員や生活・安全委員を中心に、「あいさつ運動」に取り組んできた。「あいさつ運動」の期間中は、ある程度の盛り上がりを見せ、活気のある雰囲気となるが、期間が終わると、もとの状態に戻ってしまうという傾向が見られた。
 そこで、今年度は、「つながる全校あいさつ運動」と銘打ち、児童会の限られた子供たちだけではなく、より多くの児童が、あいさつを呼びかける側を経験できる形の「あいさつ運動」に取り組んだ。正門の前に並び、中心となってあいさつをする児童を、学級や学年などの組合わせで輪番とし、2日間で交替していくことも活動への意欲を高めた。
 正門前の花道では、笑顔であいさつを交わしたり、ハイタッチしたりする児童の姿が見られた。また、本校では、シルバーボランティアの皆さんも、登校見守りの後に、この「あいさつ運動」の輪に加わってくださっており、地域と学校がつながる、大変温かみのある活動となっている。

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【豊橋市立高豊中学校】1年生「本当の思いやり」を考える授業

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 本校の1年生は、他人を尊重する思いやりのある態度を養うことを重点目標に掲げています。
 10月に行った公開授業では、体が不自由になった妻・喜美世さんと夫・和威さんのことが描かれている「思いやりの日々」という教材を用いて授業を行いました。相手の立場や気持ちを考え、それを受け入れ、思いやりの心をもって人と接する態度を育てるというねらいのもと、和威さんの後悔に着目し、多様な思いやりについて考えました。相手の考えや気持ちを考慮することの難しさに気づくことができました。
 この授業を通して、相手に親切にする行動だけが思いやりなのではなく、相手の求めていることを考えて行動することが真の思いやりにつながると、自分を見つめ直すことができた生徒がいました。
 今後も、生徒が自分の考えを深められる道徳教育を研究していきます。

【豊橋市立鷹丘小学校】親子で学ぶ「スマホ教室」

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 本校では、5・6年児童と保護者を対象に、携帯電話会社の方を迎え、「親子で学ぶスマホ教室」を行いました。
 高学年になると、携帯やスマートフォンを持つ子もおり、トラブルに巻き込まれないように、正しい使い方やマナーについて学びました。
 メールのやりとりやゲームの課金によるトラブル、写真掲載時の個人情報流出等について、アニメーションを見たり、話を聞いたりしました。
 「何げなく写真をアップしてしまうと、個人情報を盗み見されてしまうこと」「個人情報を守ることの大切さ」を知り、どの子も真剣に話を聞いていました。また、文字だけのメール文を読み、どう受け止めたかを友達とペアトークしました。子供たちからは、「文字だけでは、自分の気持ちが伝わりにくい」「相手の受け取り方で変わってしまうから、直接、伝えた方がよい」などという感想がありました。

【豊橋市立前芝中学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 メディアの正しい使い方を学び、よくない使い方で大切な仲間との人間関係を損なったり、お互いの勉強時間に影響したりしないよう、「ネットモラルの出前講座」を、毎年開催しています。
 「インターネット利用による児童の犯罪被害等防止啓発DVD」の映像から、具体的な場面を使って話をしてくださいました。身近な話として、無料通信アプリのやり取りで誤解を生み、仲間外れとなって、友達を失った事例も話されました。
 「お互いに顔を見合わせて直に話すことが、何より大切」と、生徒たちに強い思いで語ってくださいました。

【豊橋市立岩西小学校】 親に感謝

 4年生の児童は、明るく、元気で、何ごとにもがんばろうとする前向きな姿勢がある。しかし、家庭では、家族の一員として決まった手伝いをしている児童はいるものの、家族に反抗してしまう児童もいる。家庭訪問のときには、「最近、ちょっと反抗期に入ったかな」「言うことを聞かないことがときどきある」などの声が保護者から聞かれた。この声を受けて、児童に、親についての事前アンケートを行った。「親に感謝している」という思いをもつ児童が多数いたが、その感謝の理由を聞くと、「なんとなく」「ゲームを買ってくれたから」など低い価値でその存在をとらえている児童もいた。また、両親や園の先生から、「宿題はやったの」「遊んでばかりじゃだめ」などの注意を、しばしば受けており、その言葉につい反抗してしまうことが分かった。このような子供たちに対し、親や園の先生に目を向けさせることで、「自分は深い愛情の下に育てられている」ということへの理解を深めてほしい、今後の生活で、積極的に家族と関わっていこうとする態度を育んでほしいと願い授業を実践した。
 資料は、北野武著「菊次郎とサキ」から本文を引用した。主人公は、母からいつも厳しい言葉をかけられている。しかし、その背後に母の優しさに満ちた思いがあったことを知ることで、どの親も深い愛情をもって子を育てているということを考えた。子供の思いや思考、つぶやきなどをもとに発問したことで、題材の内容と実生活との距離を近づけさせ、今後の家族生活に積極的に関わろうとする思いをもたせた。また、役割演技を随時取り入れたことで、主体的な学びを支えたいと考え授業を行った。
 授業後の感想では、「叱ってくれるのは、自分を思ってのことなんだ」等の感想が多々残された。題材に自らの姿を重ねながら学習を進めることができたと考える。また、子供の発言を、次の発問につなげたことで、子供の授業参加意欲が持続し、価値に深く迫ることができた。更に、話合いの焦点を二択に絞ったことで、多くの子供は、自らの考えを明確にもつことができ、価値について深く考えることができた。

【西尾市立鶴城中学校】「親友」について考える道徳科研究授業

 1年生で、教材「親友」を使って、道徳科の研究授業を行いました。小学校の頃から美咲と親友の関係を築いてきた僕が、中学に入学して、別の小学校から来た男子に、2人の関係をからかわれ、反論できなくなってしまうという話です。「黙って教室を出ていった美咲に対して、僕は、何と声をかけただろう」と発問し、みんなで考えました。生徒から、「周りの子に言い返すことができなくてごめん」「周りからからかわれるのを気にして、何もできなかった。自分が情けない」などの意見が出ました。僕の気持ちになりきることで、親友とは、どのような関係かを深く考えることができました。
 これからも、よりよい人間関係を築いていこうとする意欲や態度の育成に努めていきたいと思います。

【豊橋市立天伯小学校】情報モラル実践

 2年生で、教材「ある日のこくばん」をもとに、情報モラルの授業を行いました。「いたずら書きを見た人はどう思うか」「書かれた人はどう思うか」「書いた人は、どう思っていたのか」など、それぞれの気持ちをみんなで考えることで、勝手に人の名前を公の場に書くと、みんなが嫌な気持ちになることを学びました。今後、コンピュータを使うときには、多くの不特定多数が見るようなものに、名前や住所、電話番号などを安易に書かないことも学びました。さらに、楽しいからと軽い気持ちで行動せず、正しいことかどうか判断して行動することの大切さを指導しました。
 また、3年生の道徳科の時間に、情報モラルに関する授業を実践しました。導入として、コンピュータ室前の掲示板に貼られているポスターを利用し、携帯電話やインターネットで起こるトラブルについて考えました。「次に、どうすればトラブルを起こさずに済むか」「どうすれば、解決できるかを考え」を話し合いました。児童の感想には、「もし携帯電話を持っても、相手の気持ちを考えた言葉を使いたい」「これからもルールを守ってインターネットをやりたい」という感想がありました。今後も、学年に応じた情報モラル教育に取り組んでいきたいと思います。

【豊橋市立新川小学校】インターネットで広がる世界

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 6月の学校公開日に、外部から講師を招いて、保護者の方と一緒に、「ネットモラル」の学習をしました。
 子供たちは、インターネットを利用することで、世界のいろいろな情報や、自分の知りたい情報を得ることができると知っています。しかし、その反面、使い方によっては、個人情報を流出させてしまうなど、危険と隣り合わせであることを学びました。
 学習後、子供たちは、「インターネットは、気を付けて使わないといけない」「もしも、困ったら大人の人に相談したい」などの感想をもちました。
 この学習を通して、情報の取捨選択をし、安全に活用してくれることを願います。

【尾張旭市立旭中学校】夢と絆の講演会

 11月26日の5、6時間目に、「夢と絆の講演会」が開かれました。今回は、「いのちの授業〜いのちのバトン」という演題で、「命をバトンタッチする会」の鈴木中人さんに話をしていただきました。鈴木さんは、長女の小児がん発病を機に、小児がんの支援活動や「いのちの授業」に取り組んでみえました。発病から闘病生活の中で起こった様々なできごとなど、そのときの心情を振り返りながら伝えていただきました。鈴木さんの話を涙を流しながら聞いている生徒がたくさんいました。
 「いのちを大切にする」という当たり前ながら、本当に大切なことを、もう一度しっかりと受けとめて、今後の生活に生かしていきたいと思います。
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【日進市立日進北中学校】3年生技術科 情報モラルに関する授業

 本校では、3年生が、技術科の授業で「情報モラル」について学習しました。
 まず、インターネットの利便性とインターネットが、社会や個人にもたらす危険性について、生徒一人一人が考えました。生徒にとって、インターネットや携帯電話は、最も身近なコミュニケーションツールであるため、インターネットがもたらす危険性について、多くの生徒が実体験に基づいて考えました。多くの生徒から挙がった意見は、「長時間にわたりインターネットや携帯電話を利用してしまう」「知らない人から連絡が頻繁にくる」「詐欺被害にあわないか心配」という三つでした。
 次に、生徒から挙がった三つの意見について、対策や利用する際に気を付けることについて、班で話合いをしました。話合いの中で、生徒たちは、これから自分自身がインターネットや携帯電話をどのように使っていくべきか、互いに意見を出し合っていました。最後の振り返りシートには、「今まで、インターネットの便利な面にのみ着目していたけれど、インターネットの危険性について改めて考えることができました。責任をもってインターネットや携帯電話を使わないと、自分だけではなく他人を傷つけてしまうことを強く感じた」という意見も見られました。
 授業を通して、「情報化の進む社会の中で、よりよく生きていくために、どのような態度を取るべきなのか」について深く考えることができました。