【西尾市立白浜小学校】 ネットモラル講座

 学校公開日に、講師を招いて、3年生〜6年生の児童と保護者を対象に、「ネットモラル講座」を行いました。子供たちが、被害者、加害者にならないように、インターネットの安心、安全な使い方を学びました。
 インターネットに潜む危険として、使い過ぎやネットいじめ、誘い出しやなりすまし、個人情報の流出、ネット詐欺、チェーンメールなどがあることや、著作権・肖像権の取扱いについて説明を聞きました。映像では、インターネットでのコミュニケーションの難しさや個人情報が知られることの怖さがよく分かりました。
 また、危険への対策として、「使う場所や時間、お金、内容を家族と話合い、ルールを決めておくこと」「メッセージは、送る前に読み直し、受け取った相手がどう思うかを考えること」「インターネットで知り合った人には会わないこと」「フィルタリング機能を使うこと」などを教えていただきました。
 子供たちは、真剣に話を聞き、振り返りでは、「フィルタリングの確認をしたい」「悪いサイトに気を付けて使いたい」と話していました。講師の方の話を聞くことで、インターネットが危険であるという意識が高まり、安全にインターネットを使う方法を学ぶことができました。
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【稲沢市立祖父江小学校】情報モラルを学ぶ授業の取組

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 6年生では、スマートフォン、携帯電話、ゲーム通信機器の所持にかかわらず、安全に正しく使うためのルールやマナー、自分に起こり得る身近なトラブルを未然に防ぐための方法などを、スライドやアニメーションを使用して授業を行いました。SNSやコミュニケーションアプリを使うときのトラブルや、個人情報の保護、肖像権・著作権、文字だけのやりとりによるトラブル、そしてフィルタリングなどについて、深く考えることができました。また、ある児童は、「最近、長い時間、インターネットやゲーム通信機器を使ってしまうので、家で約束ごとを決めて使っていきたい」と話していました。子供たちは、学習を通して情報モラルについて考えたり、友達と話し合ったりしながら、理解を深めるこができました。

【豊田市立逢妻中学校】保護者や地域とともに

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 毎年、各自治区で行われる夏祭りには、3年生を中心に、たくさんの生徒がボランティアとして参加しています。生徒たちは、受付、ジュース販売、焼きそば販売など、分担された仕事に一所懸命に取り組んで、夏祭りを盛り上げてくれました。
 9月には、逢妻女川彼岸花育成会による「野点(のだて)の会」にボランティアとして参加し、準備や片付けに大活躍しました。
 また、10月に行われた、育友会と学校が協力して開催する「逢中フェスティバル」にも多くの生徒が参加し活躍しました。
 本校は、オリンピック・パラリンピックの教育推進校になっており、10月末に、日本を代表する選手を招いて「ボッチャ体験会」なども行いました。多くの生徒が競技を楽しみ、来年行われるパラリンピックの競技の一つであるボッチャを体験することができました。また、代表生徒と選手との対戦などもあり、交流を深めることができました。

【豊田市立明和小学校】ゲーム機の危険性を疑似体験

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 本校でも、家庭に帰るとゲーム機で遊ぶ子が多く(3・4年生9人中、家にゲーム機がある子は8人、ゲーム機の通信機能を使ったことがある子は5人)、インターネットに接続することの危険性を認識しないままゲーム機を使っている。
 そこで、インターネットへの接続の危険性と注意すべきことを、疑似体験を通して知るために、「ゲーム機の情報モラル指導用ソフト」を用いて、情報モラル授業を実践した。インターネットの危険回避の方法、個人情報の発信の危険性、IPアドレス等の情報が記録される仕組み、違法ソフトや音楽ダウンロードが犯罪であることなどを学習した。
 一人一人が、タブレットPC上で疑似ゲーム機を使って、疑似インターネット接続を体験した。「ワンクリック詐欺」「違法ダウンロード」「個人情報送信」などに遭遇すると、慌ててしまう子が多かった。
 授業後には、「インターネットは楽しいけれど、危険なこともあると知りました」「今までは、知らない人と通信していたけれど、危ないと分かりました」と感想を述べていた。楽しさの裏に危険が潜んでいることに気付くことができた時間であった。

【蒲郡市立竹島小学校】地域資料を活用した授業実践

 蒲郡市では、道徳科における地域資料の開発に力を入れて取り組んでおり、市内各地域にまつわる人、もの、ことを題材とした教材集があります。3年生では、教材集の中にある資料、「七福神おどり」をもとに、子供たちが住んでいる地域の伝統的な祭り「三谷祭」と自分たち、地域とのかかわりについて考える授業を設定しました。
 導入に、「三谷祭」の様子の写真を見せながら、子供の意識を掘り起こしました。身近な「三谷祭」について考えることに、高揚感を感じている子供の様子が見られました。資料「七福神おどり」に出会った子供たちは、七福神おどりが300年も続いていることに驚きをもっていました。そこで「どうして300年たった今でも、七福神おどりを『三谷祭』で踊るのか」と投げかけました。考えを交流する中で、「祭りを残したい、続けたい」という思いや、「地元の神様への感謝の思い」など、様々な三谷の町の人の思いがあるからだという意見に、多くの子供が納得していました。
 終末の感想交流では、「私はこれまでも蒲郡が好きだったけれど、もっともっと好きになりました。前まではただの大きい祭りだなと思っていたのですが、今は、すごくたくさんの思いがつまった祭りだと思っています。次の祭りの時は、じっくり七福神おどりを見たいと思いました」という子供の感想があり、自分たちが住んでいる地域に対する愛着を深めた授業になりました。

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【春日井市立春日井小学校】保護者のための「スマホ教室」

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 高学年では、スマートフォンやゲーム機などを、コミュニケーションや情報検索、オンラインゲームのために利用していることが多い。本校でも、毎年のようにインターネットによるトラブルが起こり、メッセージアプリを介してのいじめや、ゲームなどの課金による高額な支払いを請求されることなどが懸念される。そこで、昨年度も実施した、保護者のための「スマホ教室」を実施し、スマートフォンに潜む危険性を、大人が知ることで子供を守ることができると考えた。
 具体的には、「スマートフォンや情報機器の管理について」「カメラ機能の位置情報について」「メッセージアプリの使用について」の内容だった。インターネット上で、知らない人とつながってしまう危険性を、保護者が子供とともに、十分に理解することが大切である。今後、実態に応じて、子ども向けの「スマホ教室」を実施していきたい。

【豊川市立東部小学校】4年生道徳科授業実践「思いがけないあいさつ」の実践

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 4年生の道徳科で、資料「思いがけないあいさつ」を用いて授業を行いました。
 資料は、二度の礼儀正しい行いを受けたゆきおが、その人たちの影響を受け、自分も礼儀正しい行いをするようになるという内容です。一度目は、お父さんの車に乗っている際、横断歩道を渡ろうとする高校生に道をゆずった場面。二度目は、ゆきおたちが、広場で遊んでいた場面です。
 この資料は、「わたしもあなたもいい気持ち」を主題とし、「あいさつをしなくても済んでしまいそうな場面において、自分なら礼儀正しくするかどうか」を考える。さらに、「登場人物の心の変化をとらえさせることで、真心のこもった行いが、互いの心を気持ちよくすることに気付き、進んで礼儀正しい行いをしようする心情を育てる」ことをねらいとしています。
 「あいさつ」は、子供にとって身近な行動ですが、この資料の場面を、よりイメージしやすいように、日常生活でお世話になっている「子供見守り隊」を取り上げました。そして、「自分なら見守り隊の方に、あいさつやお礼をするか」を考えさせることによって、どの子も主体的に考え、立場を示すことができるようにしました。
 「おばあさんがうれしいのはどうしてだろう」という主発問に対し、個人でワークシートに記入し、グループごとに意見交換をしました。全体の発表では、「すてきなあいさつだったから」「相手の目を見てあいさつしたから」などの意見が出ました。
 終末の振り返りの場面では、「あいさつはとても大切だと思う」「あいさつすると気持ちがすっきりする」「あいさつは自分や相手の心をぽかぽかさせる」「これからは、大きな声で気持ちのこもったあいさつを意識したい」などの意見が聞かれ、あいさつのよさに気づき、今後の生活に生かそうとする気持ちが感じられました。

【刈谷市立小垣江小学校】インターネットの上手な使い方を考えよう

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 3年生に、スマートフォンやゲームを、1日にどの程度利用しているか調査したところ、5分未満から2時間ほどまでと利用状況に差はあるものの、ほとんどの児童が、毎日、利用していることが分かりました。利用内容としては、動画閲覧やゲームが主でした。このような児童の実態を受け、この先、更に利用が増えるであろうインターネットの適切な利用の仕方を学び、情報モラルの基礎を身に付けることが必要と考え、「インターネットの上手な使い方を考えよう」という授業を実践しました。
 授業の冒頭で、「やめられないスマホ・ゲーム」という映像を視聴し、登場人物の行動で気になったことについて意見を交流すると、「親との約束を守っていない」「親の目を盗んで夜遅くまでやっている」という意見が多く出され、登場人物がSNSにのめり込んでいく様子に気付くことができました。
 「これからみんなが上手に使うためには、どうすればよいかな」と教師が問うと、「親と決めた時間を守る」「どうしても使ってしまうなら、親に預ける」「保護者管理機能を使って、親に管理してもらう」という意見が出ました。スマートフォンやゲームの利用を、自分だけの力で我慢することに難しさを感じているものの、保護者の協力のもと時間を守って利用したいという思いを感じることができました。3年生で、インターネットの使い方の授業に取り組んだことで、情報モラルの基礎を養うことができたと感じます。
 12月には、3〜6年生児童を対象とした「スマートフォンの使い方講座」が予定されています。今後も、学年ごとの利用状況に応じて、系統的に情報モラル教育を実践していきたいと考えています。

【田原市立清田小学校】祖父母とふれあう「ひだまり教室」

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 10月17日に、「ひだまり教室」を行いました。祖父母中心の行事ですが、保護者も多く参加していただき、授業参観と観劇会を行いました。
 授業参観では、どの学年も家の人と一緒に授業を行いました。
 1年生は、ブンブンごま作り。形や模様を相談しながら楽しそうに作っていました。
 2年生は、こま回しに挑戦。こま名人のおじいさんたちが教えてくれたおかげで、とても上手になりました。
 3年生は、百人一首大会。最初は、友達と、その後は、家の人と対戦しました。本気勝負の家もあれば、手加減する家もあり、みんなとても楽しそうに勝負していました。
 4年生は、そろばんで小数のたし算、ひき算に挑戦。問題をビンゴ形式にして、できたらサインをしてもらいました。家の人に教えてもらえたおかげで、無事、みんなビンゴしました。
 5年生は、自分たちで育てたもち米を使ってのもちつき。きなこ、あんこ、おかしの3種類で味付けをしました。急須でお茶も入れて、家の人と一緒に、おいしそうに食べていました。
 6年生は、国語「清田の未来をえがこう」。清田校区の未来をどんな姿にしていきたいか、家の人にインタビューをしながら考えました。
 授業の後は、観劇会。劇団による劇を見ました。笑いあり、感動ありの楽しい劇で、心が温かくなりました。