【東海市立船島小学校】ネットトラブル防止教室

 本校では、4〜6年生の児童を対象に、東海市青少年センターの少年補導員を講師に迎え、「ネットトラブル防止教室」を実施しました。動画やプレゼンテーションソフトを用い、実例をもとに、「情報を公開するときに気を付けること」「知らない人とのやりとりで気を付けること」「使い過ぎに気を付けること」などについて、問題点や解決方法を考えていきました。講師からの実例を聞くことで、ネットトラブルを身近なものとして感じ、自分の立場に置き換えて考えている児童が多くいました。
 児童の感想では、「自分の情報を公開することが、こんなにも怖い事だとは知らなかった」など、個人情報を公開することの恐ろしさを感じるものが多くありました。5年生では、家庭でもネットトラブルについて話題にしてもらうために、今回学んだことをまとめたプリントを持ち帰り、保護者にコメントを書いてもらいました。保護者からは、「家庭でのルールを振り返るよい機会になりました」などと書いてあり、今回の教室が家庭でも情報機器の使い方について話し合うきっかけになりました。
 携帯電話やタブレット、パソコンなどの情報機器は、現代において欠かすことができなくなりつつある物の一つです。児童が安全に情報機器を利用できるよう、今後も、情報モラルを身に付けさせる活動を行っていきたいと考えています。
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【春日井市立山王小学校】思いやりの心を育てる縦割り班活動

 本校では、教育活動の一つとして、「縦割り班(異学年の児童で構成した班)」での活動を行っています。全校児童を縦割り班に分けて、一緒に遊んだり、「山王フェスティバル」を開催したりするときに活動しています。
 学年の異なる児童で班を構成することで、年齢に応じた役割や助け合いを経験的に学ぶことができます。縦割り班で遊ぶ場面では、高学年は、リーダーシップや、下級生に対する思いやりの気持ちを身に付けます。また、下級生は、上級生を敬い、協力して活動しようとします。
 「山王フェスティバル」の準備では、下級生が上級生に優しく教えてもらいながら活動する姿をたくさん見ることができました。一緒に活動していくうちに、児童同士でお互いの名前を覚えていき、より仲が深まっていきました。
 フェスティバル当日は、ゲームの遊び方を説明する人、受付をする人、呼び込みをする人、お客さんを誘導する人など、役割を分担して、班全員が「お客さんに楽しんでもらいたい」という気持ちで一生懸命取り組んでいました。


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【稲沢市立稲沢西小学校】定期教育相談

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 本校では、教師と児童の信頼関係及び児童相互の好ましい人間関係を育てたり、児童理解を深め児童が自主的に判断、行動できるよう指導や援助をしたりするために、6月25日から7月2日にかけて教育相談を実施しました。
 教育相談を行うにあたって、生活調査アンケート(わいわいがやがやアンケート)などを行い、児童の心の様子を把握しました。
 相談のときには、温かい雰囲気づくりに心がけ、悩みや困っていることを受容する姿勢で、どの児童とも5分間は話すようにしました。児童が話しやすいように寄り添いながら話を聞き、悩みや困っていることがある場合は、今後どのように行動するとよいかを主体的に考えられるよう、支援しました。
 児童一人一人の困り感を解消し、気持ちよく学校生活が送れるよう、職員間で連携をとりながら、継続的に指導や支援をしていきたいと思います。

【碧南市立棚尾小学校】道徳科の授業実践の様子

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 昨年度より、「道徳」が「特別の教科 道徳」として教科化されました。それに伴って作成された教科書を中心に授業実践を行っています。
 写真は、6月に行われた1年生「どうして こうなるのかな」(C規律の尊重)の実践の様子です。学校の中の困った出来事の挿絵をもとに、「どうしてこうなってしまったのかな」「この子(相手の子)は、どう思っているかな」と問いかけ、みんなが気持ちよく生活するためにはどのような点に気をつけて生活していけばよいか考えていきました。自分たちの生活を振り返りながら考えられる題材であり、子供たちは、はりきって発言し授業に参加していました。
 授業の終末には、気持ちよく生活するために、「ルールを守る」「友達の気持ちを考える」「好き勝手しない」などの意見が出てきました。
 これからも、自分の生活に振り返りながら、どうすればよりよく生活することができるかについて考える授業を実践していきたいと思います。

【江南市立古知野中学校】情報モラル学習週間の実践

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 本校では、「情報モラル週間」を、1学期と2学期に位置付け、全校一斉に情報モラルについて学ぶ機会を設けています。中学生になると、スマートフォン・携帯電話だけでなく、PCや通信機能のあるゲーム機などを含む情報端末を利用する機会がとても増えてきます。そこで、情報モラルについて、基本的な知識を学び、情報機器を使う上で必要となるモラル及び、危機管理能力の向上を目指しています。
 1学期には、映像資料を見ながら、インターネット上に個人情報を載せることや、ネット依存の危険性について学びました。また、昨今問題となっているSNSにおけるやりとりにおいて注意しなければいけないことについても考えました。
 事後の感想には、「どんな人かも分からずに関わるのは危険だ」「インターネット上には、たくさんの危険がある。学んだことを家でも一つ一つ確認しようと思う」などがありました。
 今後も、インターネットの基礎知識や危険性を伝えつつ、安全に利用できる力を身に付けられるよう、情報モラル教育を継続していきます。

【岡崎市立梅園小学校】 わたしの絵をかえないで

 本校の1年生は、入学から約3か月がたち、学校生活にも慣れてきた様子が見られる。そして、友達をたくさん作り、仲よく遊びたいという思いが強まってきていると感じる。しかしながら、時にはどうしても相手の気持ちを理解することができず、けんかになってしまう場面も見受けられる。
 そこで、本時では、友達のかいた絵によかれと思い、前髪を勝手に付け足しをしたことで、相手を傷つけてしまった事例を紹介した。そして、絵を描いた人の思いを尊重することを話し合う中で、日々の学校生活で友達の気持ちを考えて行動することの大切さを学んだ。
 今後は、著作権・肖像権についてのモラル意識向上に結び付けていきたい。

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【一宮市立浅井南小学校】楽しいクラスをつくるには…(4年生道徳科の実践)

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 4年生で、「みんな待っているよ」という教材を使って道徳科の授業を行いました。
 まず導入では、担任の「楽しいクラスのイメージは?」という問いかけに対し、子供たちからは、「けんかがない」「にこにこ」「思いやり」などの意見が出ました。
 次に、自分のクラスを離れて院内学級に通うことになった主人公の気持ちを、ペアでの対話を通して意見交換しました。「友達と離れる」「知らない子がいる」「いじめられる」など、どの子も主人公の心配な気持ちやさみしい気持ちに共感している様子でした。
 その後、大事な手術の前に届いた友達からの手紙に対して、「自分のことを心配してくれている」「待っていてくれる」「応援してくれるからがんばろう」など、自分なりに考えた主人公の気持ちを発表していました。
 最後に「楽しいクラスをつくるには、どんなことが大切だと思いますか」に対する自分の考えをワークシートに記入しました。「間違っても励ましてくれる」「困っていたら助け合う」「仲間外れがない」など、どの子も相手の気持ちを考えて過ごすことが楽しいクラスをつくることにつながるという考えをもつことができました。

【愛西市立開治小学校】相手や内容を安易に信じることの危険性

 本校では、5年生でインターネットでの情報収集時や、SNSなどのコミュニケーションアプリの利用時について、得られた情報が正しく、信頼できるものであるかどうかを確認することの重要性について考えました。
 特に、今後、ますます増加していくであろうSNSの利用について、映像資料を視聴しながら、安易に通信相手を信用して、自分の写真や所属学校などの個人情報を送ってしまうことの危険性について話し合いました。また、SNS上のなりすましや、児童の心理面の弱さをついた脅し文句など、気をつけなければならないことも多いということを確認しました。
 授業後には、「IDなどを他人に教えない」「インターネット上にあげられたら、大人になっても消せない」「顔の見えない人に、写真などを送ると怖い目にあうことがある」など、様々な意見や感想があがりました。
 4年生では、総合的な学習の時間「都道府県マスターになろう」において、児童一人一人がインターネットを使って調べ学習を行っています。その際、書かれていることが正しいかどうかを確認したり、出典を意識したりすることが重要であると伝えています。
 6年生では、道徳科や社会科において、近年問題となっているフェイクニュースの事例を取り上げ、何が正しい情報であるかを調べ直したり、情報を取捨選択する力を身につけたりできるように指導しています
 このように、特に高学年においては、相手や対象が不確実な情報に対しては、できる限り客観的な方法を用いて確認することや、危険なことから自分を遠ざけることなどを丁寧に指導し、児童が便利さと危険性について理解した上で、効果的にインターネットを利用できるようにしていきたいと思います。

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【蒲郡市立形原中学校】情報モラル授業「こんなときどうする?(無料通信アプリ編)」

 中学生になると、自分専用のスマートフォンやゲーム機、タブレット等を所持する生徒が増える傾向にあります。本校では、SNSや無料通信アプリでのトラブルが、毎年のように報告されています。正しく使えば暮らしを豊かにしてくれるものですが、使い方を間違うと自分が嫌な思いをしたり他人を傷つけてしまうことにつながったりします。
 そこで、今年度も、道徳科の授業で、情報モラル教材を取り上げたり、各学年で、使い方の指導を行ったりしています。
 下の写真は、1年生を対象に行った情報モラルについての授業の様子です。「無料通信アプリ」でのトラブル事例から、どうすればよかったかを考え、ペアで話し合いました。自分の発信内容をよく確認したり、トラブル解決時には、直接顔を合わせて話したりすること、想像力と思いやりの気持ちを高めて相手の人権を大切にしていくことを学びました。
 今後は、11月に、携帯電話会社から講師を招いて、全校生徒に「スマートフォン安全教室」を実施する予定です。
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【豊田市立朝日丘中学校】正しく使おう!インターネット 事例に学ぶ情報モラル

 本校では、1年生を対象に、情報モラルの意味と情報の取扱いについて学習する授業を行っている。夏休みは、携帯電話やスマートフォンを使用する時間が多くなると考えられるため、7月に授業を実施し、生徒の注意喚起に努めている。
 「正しく使おう!インターネット 事例に学ぶ情報モラル」という教材を使い、生徒とともに、正しいインターネットの使い方を考えている。無意識のうちに位置情報をさらしていること、サイトの炎上が、その後の人生に大きな影響を与えること、個人が特定される危険性があることなどを学んでいる。
 教材の最後のには、「インターネットに載せられる情報は、玄関に貼れるものだけ」という言葉が示され、情報を発信する際の明確な基準として生徒の心に強く印象づけられる。
 本校の生徒の多くが、スマートフォンを所持し、毎日のように使用しており、インターネットを通じての人間関係のトラブルも見受けられるようになってきた。この授業を、情報モラルの正しい理解と活用へとつなげていきたい。

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【あま市立七宝中学校】サイバー犯罪防止教室

 本校では、毎年、第1学年を対象に、インターネット上におけるコミュニケーションマナーやルール、情報発信の際の責任等について学んでいる。本年度は、携帯電話会社から講師を招いての講習を行った。
 特に、携帯電話やスマートフォンでのトラブルが増える中で、中学生としてどんなことに注意しなければならないのか、問題が発生した場合どんな対応をすればよいのかなど、大切な点や覚えておくべきことなどを、具体的な事例を挙げた説明を聞き、理解を深めました。
 また、インターネットによるコミュニケーションでの三つの約束、「人の嫌がることをしない」「簡単に信用しない」「困ったら相談する」を確認し、「インターネットは、マナーとルールを守り活用することが大切」という意識を高め、自身のスマートフォンの使い方を見直すよい機会となった。

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【新城市立舟着小学校】郷土を愛する心を育む共育の日

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 新城市では、「学校、家庭、地域の老若男女が共に過ごし、共に学び、共に育つ」を合い言葉に、6月の学校公開日を「共育の日」と呼んでいます。この日は、新城市内の方なら、誰でも、どこの学校も参観することができます。
 本校では、この「共育の日」に合わせて、「防犯・防災教室」と「お楽しみ会」がありました。更生保護女性会の方々をはじめ、地域の16団体の方々に行事の準備を行っていただきました。お楽しみ会では、各地域の団体が、駄菓子屋さん、カレー屋さん、飲物屋さん、お茶席、ゲームコーナーなどを、担当してくださいました。また、5、6年生は、地域の一員としてお手伝いをしました。お茶席では、作法を教えていただき、たくさんの方にお抹茶や和菓子をふるまいました。
 本校では、花の苗植えや米作り、ぶどう栽培など、ふだんから地域の方にゲストティーチャーとして協力していただいています。6年生が、地域の方とともに育てたじゃがいもは、カレーの具になりました。お楽しみ会の最後には、全校合唱や器楽演奏で感謝の気持ちを伝えました。「ありがとう」の言葉が会場全体を包む、笑顔いっぱいの一日を過ごすことができました。
 子供の頃の楽しい思い出は、一生の宝物になります。子供たちに郷土を愛する心が芽生え、大人から子供へ、また、次の世代に伝えられていくことを期待します。

【半田市立青山中学校ならわ学園分校】心を育むオペラ鑑賞教室

 6月6日に、半田市「オペラ鑑賞教室」学校招待講演があり、全学年の生徒が参加しました。今回の活動のねらいは、次の三点です。
・音楽や演劇などの芸術を楽しむ気持ちを育み、関心をもつ。
・本物の芸術に触れる機会を通して、自分や自己の成長に気付き、自己効力感を高める。
・公共の場所での社会性、マナーや立ち居振る舞いを身に付ける。
 事前の朝会では、音楽科の先生から「オペラ」についての話を聞きました。初めに、「オペラとはどういうもの(芸術)なのか?」「オペラはどこで始まり、どのような歴史があるのか?」などを聞き、次に、今回のオペラ鑑賞教室で登場する人物について電子黒板の映像を見ることで、生徒たちは、「オペラ」について興味をもち、関心を高めることができました。また、当日は半田市文化会館(雁宿ホール)での鑑賞になるため、公共の場所やバス・電車などの交通機関でのマナーや立ち居振る舞いを意識することを事前に確認しました。
 当日、生徒たちは、時間やマナーを守ることを意識して「オペラ鑑賞教室」に参加し、プロフェッショナルのオペラ歌手の声やピアノ奏者の見事な演奏、ダンサーの躍動する踊りなどを体感することができました。生徒たちからは、自然に笑顔があふれ、楽しんでいる様子が多く見られました。また、ただ楽しむだけでなく、「オペラ」という芸術に懸命に向き合い、「いつまでもチャレンジする気持ちが大切だ」という主催者の方の言葉を真剣に受け止める姿がありました。
 今回の「オペラ鑑賞教室」は、生徒たちの感性や創造性、自己効力感、心を育むための貴重な契機の一つとなりました。