【豊田市立稲武小学校】1年生「うまれたての いのち」

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 最近、不慮の事故で幼い命が奪われてしまう事故・事件が多い。その現状を分かりやすく児童に伝え、自分自身が元気でいられることを喜び、全ての生命あるものを大切にしようとする心情を育てるために、赤ちゃんを題材にした授業を実践した。
 授業では、赤ちゃんのお面を用意し、児童に赤ちゃん役をさせて、どのような言葉をかけてあげるのがよいかを考えさせた。動作化を取り入れたことで、児童の本音を引き出すことができた。
 授業の終末では、担任の娘が生まれた瞬間の動画を視聴させた。振り返りの児童の感想で、「たったひとつしかないいのちを、もっと大切にしていきたい」という意見から、命の尊さを感じ取ることができたことが分かった。

【豊川市立一宮中学校】参観日の道徳科授業公開

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 本校では、例年、初めての授業参観は、道徳科の授業を公開しています。
 入学や進級をし、新しいクラス、新しい担任のもとで行う道徳科の授業を、保護者の皆様に参観していただきました。
 本年度から、中学校でも道徳が教科化され、生徒の発達に応じた指導の工夫が求められています。特に、今回は、年度当初ということもあり、「集団や社会との関わり」に関する内容の授業が多くありました。
 1年生「選手に選ばれて」では、権利と義務について、体育祭のリレー選手を選ぶ場面を通して、「自分だったら…」「どちらも納得できるよりよい方法はないか」などを考えていました。参観をしていた方々からは、「大人にとっても考えさせられる内容だった」と御意見をいただくことができました。
 このように、教科書を中心に授業を組み立てる学級や、自作教材や教育書を参考にした授業を行う学級もあり、職員室では、4月から道徳についての話題が積極的に交わされています。

【一宮市立三条小学校】体験を取り入れた道徳科の授業実践

 昨年度より、「道徳」が「特別の教科道徳」として教科化されました。本校では、「特別の教科道徳」を四期「(1) 自己を見つめる (2)他者とのかかわりを見つめる (3)成長する自己と向き合う (4)より広く人や社会との関わりについて考える」に分けています。各期の道徳科において、児童がどのように変容したかを児童自身が捉えられるように、ポートフォリオ評価を取り入れています。
 「ポートフォリオ評価」とは、児童生徒の学習の過程や成果などの記録を、計画的にファイル等に集積して学習状況を把握する評価法です。初めに、各期を通した問い(例「相手の立場に立って、考えたり行動したりする」とはどういうことだと思いますか)に答え、学習前の思いや考えを記述します。次に、毎時間、教材を終えるごとに授業で大切だと思ったことを記述していきます。各期の最後に、学習する前と同じ問いに答え、学習前と学習後で自分の考え方がどのように変容したかとらえられるようにしています。
 また、授業の中に役割演技を取り入れたり、体験的な学習や話合い活動を取り入れたりといった指導方法の工夫も行っています。2年生の「ぴかぴかがかり」の授業実践を紹介します。この題材は、内容項目:C主として集団や社会とのかかわりに関すること・「勤労、公共の精神」についての学習です。「ぴかぴかがかり」の疑似体験として教室のごみを拾う活動を行いました。児童は、ごみやほこりを探し、「すっきりして気持ちよい」「楽しい」と口々に言いながら大切そうに捨てていました。
 その後、「ぴかぴかがかり」の活動が人の役に立っているのを知る場面の役割演技を通して、人のためにはたらくことが評価される体験をしました。体験した後だけに、「これからも頑張ろう」「役に立ててよかった」といったせりふを考えていました。児童は、みんなのために働く活動の気持ちよさと、人の役に立つことのよさという多面的な価値を体験することができました。
 本校では、自らの成長を振り返ることのできるポートフォリオ評価と、児童の学びを深める授業改善を続けることで、よりよく生きるための基盤となる道徳性を育んでいきます。
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【一宮市立貴船小学校】ひとりよがりの使い方にならないように

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 本校の5年生は、インターネット上のやり取りをする際に気をつけなければいけないことを、事例をもとに考えました。
 SNSのやり取りの際、返信をするタイミングが原因でトラブルになってしまった女子児童の事例を取り上げ、「どうすればトラブルを防ぐことができたのか」を考えました。
 子供たちからは、「SNSだと、相手の状況が分からないから、メッセージを送るときには、時間帯を考えた方がよい」「返信がないだけで、すぐに嫌われたと思わずに、『忙しくしているのかもしれない』と相手のことを気遣う必要がある」など、インターネット上のやり取りだけでなく、ふだんの生活でも大切な「相手の気持ちや状況を考えること」の必要性も再確認しました。
 この授業は、保護者にも公開し、家庭の協力も呼びかけることができました。

【尾張旭市立渋川小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 本校では、5月21日(火)に、外部の講師を招いて、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。この講座は、毎年3・4年生と5・6年生を対象に行っています。スマートフォンを持っている児童の割合が以前と比べてかなり増え、将来なりたい職業にも「ユーチューバー」と答える児童も少なくありません。SNSを利用している児童もいます。6年生の家庭科の時間に生活時間を調べたところ、休日に10時間以上ゲームをしている児童もいました。
 講師の方からは、「スタンプと引き替えに写真を送る」「課金をしてしまいネット依存で病気に」「勝手に人の悪口をアップすると人権侵害?」など、実際にあったトラブル動画を見た後、それぞれの事例について詳しく話をしていただきました。また、なぜこのようなことになってしまったかを、児童たちと一緒に考えました。はじめは、インターネットやSNS、ゲームを身近で楽しいものと考えていた児童たちも、動画を見て、話を聞くにつれ、使い方を間違えると大変なことになると理解することができました。インターネットやSNSは正しく使えば便利なツールです。今回の教室で学んだことを忘れず、安全に利用してほしいです。

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【岩倉市立岩倉中学校】スマホ・携帯安全教室

 超スマート社会が到来すると言われ、スマートフォン等の通信機器利用が増えることは確実です。ネットモラルを高め、トラブルを未然に防ぐため、5月25日(土)の学校公開日に、外部講師による中学校1年生向けの「スマホ・携帯安全教室」を行いました。
 生徒向け講座の終了後に、保護者向けの「ミニ・スマホ安全教室」も行っていただきました。

(生徒の感想)
 インターネットやSNSなどでは、個人を特定するヒントがないかを確かめるなど、気を付けることがたくさんあることが分かりました。メールや無料通信アプリなどでは、一つの言葉でも、いろいろな意味があるので、きちんと考えて送信することが大切だと分かりました。何かあったら、一人で悩まず、親や先生に相談した方がよいことも分かりました。

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【知多市立新知小学校】インターネットやゲームをする時間を考えよう

 3年生に、無料通信アプリが無償提供している教育教材「SNSノート」を用いて情報モラル教育実践を行いました。「SNSノート」は、児童同士が話合いを通じて学べる教材になっており、インターネットの特性を理解するだけでなく、人による認識の違いに気付き、より適切なSNS、インターネットとの関わり方について当事者意識をもって考えを深める内容になっています。   
 今回は、「インターネットやゲームをする時間は多くないか」という内容で授業を行いました。下の写真にあるカードを用いて,児童がインターネットやゲームを使いすぎている順番に並べ替え、「なぜ、そのカードがインターネットやゲームを使いすぎていると思ったのか」という観点で話合いを行いました。それぞれの児童で考えが違うため、話合いを通して、多様な考え方があることを学ぶことができました。
 「使いすぎないためにどうすればよいか」という問いに対して、「タイマーを設定する」「曜日を決めて行う」などの意見が出ました。授業後には「友達の考えは、私の考えと違っていて勉強になった。これからはインターネットやゲームの使いすぎに気を付けたい」という感想が聞かれました。
 インターネットやゲームの「使いすぎ」や「適切な行動」について考えるよい機会となりました。今後も、情報モラル教育を積極的に行い、児童に情報モラルを身に付けさせていきたいと思います。

 
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【新城市立東郷中学校】地域を支える一人として「在宅医療と介護を考える会」

 本校では、市内一斉学校公開日に合わせて、「在宅医療と介護を考える会」を実施しています。
 新城市の高齢化率は、現在のところ37%を超えています。このような超高齢化社会において、地域ぐるみの助け合いが必要であると考え、新城市訪問看護ステーションの協力を得て実施しています。
 市内はもとより、市街からも医師、薬剤師、在宅管理栄養士、介護支援施設、福祉用具メーカーなど全部で24事業所の専門職の方々によって、「医師の仕事って?在宅看取りの現場から」「高齢者疑似体験」「ウィッグの試着体験」「介護ロボットで創る新しい介護のあり方」など、魅力ある19の講座が開かれます。生徒は、その中で三つの講座を選び、体験します。生徒だけではなく、保護者や地域の方々も広く参加していただくように呼びかけています。
(昨年度の生徒の感想)
 高齢者の気持ちが分かりました。目が見えにくいことや、腰が曲がることなどお年寄りの大変さが分かりました。これからは高齢者の方々に少しでもよい生活が送ってもらえるように、自分にできることをがんばりたいです。これから困っている人がいたら、助けたいと思いました。
 どの講座にも、生徒たちが意欲的に体験している姿が見られました。生徒たちは、体験や在宅医療に携わる方々、一緒に参加した地域の人々とのふれあいを通して、地域の一員としての自覚を高めています。また、在宅医療を行っていくことの大変さや大切さを学ぶとともに、学んだことをこれからの生活に生かしていこうという意欲や、高齢者に対する気持ちに変化を感じることができました。
 保護者の方からも、「在宅医療について理解しました。医師や歯科衛生士等の多くの方々が準備をしてくださったり、分かりやすく説明していただいたりして、感謝しています。大人も楽しかったです」という感想をいただきました。
 本校の取組をモデルに、学校と在宅医療関係者とのつながりが他地域へも広がっていくことを願っています。本年度は、6月8日(土)の午後に開催します。

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【春日井市立神屋小学校】 ツバメ調査

 本校の校舎の渡り廊下には、毎年、ツバメが巣を作ります。また、4年生は、毎年5月下旬の総合的な学習の時間に、「つばめ調査実行委員会」の皆さんの指導のもと、校区の「ツバメ調査」を行うなど、ツバメはとても身近に感じる環境にあります。
 動物や自然を大切にする気持ちを高めてから「ツバメ調査」を行うために、調査の直前に、道徳科で「いのちをつなぐ岬」を教材に授業を実践しました。
 この教材は、日本で最も北にあるウミガメの大産卵地である、静岡県御前崎市の保護活動に取り組む人々の思いや様子を通して、自然愛護について考える内容です。
 導入では、命をつなぐ意味を問うことで、生命の連続性や生きることの使命に気付かせました。
 その後、保護監視員や子ガメを飼育・観察する地元小学生の気持ちを考えることによって、子ガメに対しての愛情、願い、思いやりを感じとることができました。そして、「ウミガメの存在は、神屋小学校のツバメだ」との声も聞こえてきました。
 最後に、「命をつないでいくために大切なことは何か」と問いかけました。「責任・愛情をもって育てる」「自然を大切にして、暮らしやすい環境を整える」「ポイ捨てをしない」「勝手にエサを与えない」「ストレスを与えずに、見守ることが大切」などの発言がありました。
 今後の「ツバメ調査」の際にも、自然を大切にする気持ちや、動植物への愛情をもって、取り組んでほしいと思います。

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【一宮市立今伊勢中学校】ピア・サポート活動

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 本校では、全学年で、「ピア・サポートプログラム」を組んで実施しています。その中で、人間関係作りや他者理解、意思の伝達などについて、生徒同士のペアやグループ活動を取り入れながら学ばせています。
 今回は、6月に入って初めての活動でした。1年生では、相手の表情や声色などから気持ちをくみ取る取組を、2年生では、言葉によるコミュニケーションと言葉以外のノンバーバルコミュニケーションを使って、自分の気持ちを伝える練習を、役割を変えながらグループで行いました。
 道徳科の授業を通して、道徳的な価値を高めるとともに、「ピア・サポート活動」で学んだ人との良好な関係作りを、日常生活で生かしてほしいと思います。

【常滑市立西浦北小学校】道徳科の授業実践

 6月の学校公開日の授業参観で、1年生は道徳科の授業を行いました。
 新しい友達との関係も築け、小学校生活にも慣れてきました。そこで、身近にいる人に温かい心で接し、親切にすることのよさに気付いてほしいと考え、授業実践を行いました。
 導入場面では、親切にしてもらってうれしかった経験を発表しました。「自分がけがをしたときに、『だいじょうぶ』と、声をかけてもらった」「困っているときに、手伝ってくれた」などが挙がりました。
 その後、「はしのうえのおおかみ」という教材を活用して、役割演技をしながら、各場面での「おおかみ」の気持ちを考えました。
 まず、おおかみがうさぎやきつねを追い返した場面では、「おれは強いぞ」「みんなを怖がらせるのはおもしろいな」と、おおかみになりきって演じることで、児童は、素直な言葉でおおかみの気持ちを発表することができました。
 次に、おおかみがくまに抱き上げられ、後ろに渡されたときの場面を、教師がくまの役になり、児童がおおかみの役を演じました。実際に、抱き上げられて通してもらうと「うれしい」「親切にされてよい気持ち」「自分も誰かにやってあげたい」という、おおかみになりきった感想が挙げられました。また、その後のおおかみの行動について、「どうして優しくなったのか」を話し合いました。役割演技を取り入れたことで、児童の素直な意見や感想が出しやすかったと思います。
 振り返りの場面では、児童から「悪いおおかみよりも、優しくて、親切なおおかみの方が、やっていて気持ちがよかった」「相手もうれしくて、自分もうれしくなる。これからも親切にしていきたい」という意見が発表されました。
 今後も、学校生活を送る上で、自分だけでなく相手のことも思った行動をして、優しい子に育ってほしいと思います。

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【江南市立古知野西小学校】1年生を迎える会での名刺交換ゲーム

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 本校では、毎年、「1年生を迎える会」の中で、「名刺交換ゲーム」を行っています。これは、児童だけでなく、見守りボランティアであるセーフティネットの方々と行うものです。それぞれが作った10枚前後の名刺を、「今年もよろしくお願いします」という気持ちとともに、あいさつを交わしながら名刺を交換するゲームです。ふだんから登下校を見守っていただいている地域の方々と、面と向かってお礼が言えたり、お話ができたりする心温まる時間となっています。
 見守りボランティアの方々も、多くの児童と関わることができ、児童の作った多くの名刺を手に、うれしそうに、その後の立ち番に出かけて行かれました。

【田原市立六連小学校】親子スマホ教室

 「スマートフォンの正しい使い方を、親子で学ぶ機会をつくりたい」「相手を意識したSNSの使い方を、親子で学ぶ機会をつくりたい」というPTA役員の提案により、PTA生活補導部と学校が連携して「親子スマートフォン教室」を開催しました。
 田原警察署交通安全課の方を講師に迎え、4年生以上の親子で一緒に話を聞きました。親子で共通理解し、学んだことを家庭でも広げ、正しいスマートフォンの使い方が身に付くことをねらいとして取り組みました。
 インターネットを使う上での五つの約束「人を傷つけない」「知らない人に自分の情報を教えない」「インターネットで知り合った人と会わない」「パスワードを教えない」「すぐ大人に相談する」や、ネット依存、インターネットが人に与える害などについて、プリントやフラッシュカードを用いて、丁寧に話をしていただきました。
 「親子スマホ教室」を終えた保護者からは、「最初にしっかりルールを決めたい」「参加していない下の子にも伝えたい」などの感想がありました。
 オンラインゲームやSNSの普及が、子供の生活や人間関係に影響していることを再確認でき、スマートフォンだけでなく、ゲームをする時間についても、家庭でルール作りをしていくことの大切さを実感することができました。

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【豊川市立一宮東部小学校】発問を工夫した道徳科の実践

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 子供たちは、新しい生活にも慣れ、元気に毎日を送っている。しかし、基本的な生活習慣は身についているものの、荷物の片付けや課題への取組等で、まだまだ十分とは言いがたいところがあった。そこで、道徳科で「ぬぎすてられたくつ」を教材に用い、主人公の生活態度や気持ちの変化を知ることで、節度ある生活の大切さについて気づかせたいと考えた。
 各場面で、「○○のときの誠也は、どんな気持ちか」という共感的発問で心情に迫り、誠也の気持ちを考える前に「こういうことなかった?」という投影的発問でふだんの生活と関連付け、自分を投影させながら誠也の気持ちを考えさせていった。
 続けて、「誠也の気づいた大切なものは何だろう」という分析的発問を行い、靴をそろえることを当たり前に感じて行動できるようになった誠也の心の成長に気づかせた。
 最後の、「自分だったら、どんなことに気をつけて今後生活していくか」という投影的発問によって、「いろいろなものを整頓すると、心が気持ちよくなるので、整頓していきたいと思いました」「ぼくは、くつではなく、宿題をめんどくさがらずにやりたいです」「自分も人に言われる前に何でもしたいと思いました」という誠也の気持ちに共感しながら、自分の生活をよりよくしていくために、どうしたらよいか考えることができた。このように、発問を三つに分けて効果的に使い分けるように実践をしている。

【蒲郡市立中央小学校】これであなたもサイバーポリス

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 愛知県警察本部サイバー犯罪対策課が作成した「サイバーポリスゲーム」を使って、情報モラルの向上を図る授業をしました。これは、小学校高学年を対象に、ゲーム形式で、日常生活で遭遇する恐れのあるインターネット犯罪への対処方法を学ぶことができるものです。
 このゲームで、子供たちは、「人を傷つけない」「自分の情報を教えない」「インターネットで知り合った人と会わない」「人のパスワードなどを勝手に使わない」「困ったことが起きたらすぐに大人に相談する」という「インターネット五つの約束」を理解することができました。
 授業後には、「自分の情報を、SNSやインターネットに載せられたらいやだから、自分はやらないし、また、やられないようにしたいです」「自分でもやってしまいそうなことがあった。でも、それがいけないことだと分かったので、やらないように気をつけます」などの感想がありました。
 本実践を通して、子供たちは、楽しみながらインターネットについて学ぶことができました。今後、子供たちの情報モラルが、更に向上してくれることを期待します。

【南知多町立内海小学校】 情報機器を扱う際のルールとマナー

 5月10日(金)、2年生を対象に、情報機器を扱う際に注意すべきことを学び、トラブルを未然に避けることを目的として、情報モラルの授業を行いました。情報教育アドバイザーを講師として、インターネットやネットゲームをするときのルールやマナーを学びました。児童は生活の中で、今後ますますコンピュータを活用する機会が増えていくものと考えられます。実際、夜遅くまで利用している児童もおり、睡眠不足等の健康被害も心配されます。
 また、インターネットやネットゲームでは、相手の顔が見えず、相手が発した情報が偽りであったり、安易に発した個人情報が悪用されたりする危険性を知りました。講師が、「誤って知らないサイトに入ってしまったり、ネット上で困ったりしたときは、お家の人に相談すること」を強調していました。児童の感想に、「話を聞いて、インターネットの怖さを感じた」「ネットゲームをよくするから、簡単に友達になったら危険だなと思った」とありました。児童には、今後、情報機器を上手に活用して、生活に生かしていってもらいたいです。

【豊田市立伊保小学校】2年生 道徳科の授業実践

 5月の道徳科で、「およげない りすさん」の授業を行いました。登場人物の気持ちを考えていく中で、仲間外れをせず、みんなで仲よく遊んだ方が楽しいということに気づき、友達と仲よくし助け合おうとする態度や心情を身につけてほしいと願い、本授業の実践をしました。
 授業前に、「どんな遊びをしていますか」「遊んでいるときはどんな気持ちですか」というアンケートをとりました。「もう一回やりたいな」「楽しいな」「誰と同じチームになるかな」等のわくわくした気持ちが出ました。
 本時で、りすさんを仲間外れにして遊んでいるときの登場人物たちの気持ちを問うと、「りすさんがいないから楽しくない」「りすさんもいればなあ」とりすさんがいないことが心に引っかかっている様子でした。
 まとめでは、りすさんもそろってみんなで遊びに出かけたときの登場人物の気持ちを問いました。「昨日よりも楽しくなりそう」「みんなで行くと楽しくなりそう」等、「みんなで仲よくした方が楽しめる」という意見が多く挙がりました。子供たちの言葉で、「仲よくして、仲間に入れてあげるとみんなにこにこになれる。なかよしよっし。(本学級の級訓)」とまとめました。
 振り返りでは、「一緒に遊んで笑顔にしてあげる」「大丈夫。一緒に遊ぼうと言ってあげたい」という意見が発表されました。互いに誘い合い、誰とでも仲よく遊べる子供たちになってほしいと思います。

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【豊田市立本城小学校】 情報モラルの授業

 5年生を対象に、ICT支援員のサポートを受けながら、情報モラルの授業を行った。本時のねらいは、ネット社会の特性を知り、インターネットの向こう側にいる相手に会ったり、個人情報を教えたりしない態度や判断力を身に付けたりしたことにある。
 今回使用した題材は、「えっ!こんな人だったの!」である。SNS上で知り合った人とやり取りを繰り返しているうちに実際に会うことになり、自分が思っていたような人物ではなく、怖い思いをしたという題材だった。
 本題材のアニメーションを視聴し、登場人物の気持ちや好ましい対処方法について考えた。5年生の児童からは、「インターネット上で知り合った人に会わない」「個人情報を簡単に教えない」「もし危険な目に遭いそうなときは、家族に相談する」「迷惑メールを削除する」「メールアドレスや名前を変える」など、具体的な考えが出てきた。最後に、まとめのアニメーションを視聴し、自分の考えを振り返った。
 今後も、メールやインターネット上の情報をうのみにするのではなく、正しく判断できる力を育てる指導を続けていきたい。
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【豊田市立足助中学校】ASK(Asuke Small Kindness)活動

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 本校では、「ASK(Asuke Small Kindness)活動」と呼ばれる、地域貢献活動を行っています。この活動は47年続いており、現在は、足助中学校区にある10の小学校区に分かれて活動しています。平成30年度は、集会所などの施設や道路脇の清掃など、地域に少しでも役立てるような活動を自治区長と相談して行いました。地域の文化財である歌舞伎舞台の清掃を小学生と協力しておこなったグループもありました。
 学校外の方々との交流を通して、生徒たちは、地域を支える一人であると自覚することもできました。
<生徒の感想より>
 自治区長さんをはじめ、地域の方々と共に活動しました。地域の方々は、取った草が残ってしまわないように、掃除もしてくださいました。自治区長さんは、荷物がぬれないようにシートをかけるようにと、声をかけていただきました。天気が悪く、予定よりも短い時間でしたが、地域の方々と地域のために取り組むことができ、充実した時間になりました。
 来年度のASK活動は、私たちが中心になって進めていきます。地域のために自分から積極的に参加できるようにしたいと考えています。また、地域の方々と共に地域のために役立ちたいと思います。

【豊田市立矢並小学校】地域の方と共に学ぶクラブ活動

 本校では、地域の方に講師をしていただき、クラブ活動(野鳥、棒の手、お茶)を行っています。本校は、学校の周辺が山で囲まれており、野鳥クラブでは、学校の近くに飛来するセグロセキレイやヒヨドリなど、数多くの野鳥を観察することができます。地域講師の方から、「ウグイスは、春はホーホケキョ、冬にはチィチィチィと鳴くんだよ」と野鳥の鳴き声についても教えていただいています。棒の手クラブでは、地域に伝わる鎌田流の棒の手の演技、お茶クラブでは、茶道の作法や和菓子作りについて教えていただいています。また、低学年のたけのこ掘りや田んぼでの泥んこ遊び、5年生の米作り、5・6年生の里芋作り、全校児童のさつまいも作りなど、様々な場面で、たくさんの地域の方にお世話になっています。地域の方に支えられ、楽しい思い出がたくさんできる、この矢並の地区が好きだと感じることのできる子供たちは、郷土愛にあふれることと思います。今後も地域に根づいた教育を続けていきます。
 「なかよし(異学年交流)班活動」では、毎月、高学年が班長としてリーダーシップをとり、「なかよし班遊び」を行ったり、誕生日カード作りを行ったりしています。なかよし班で作成した誕生日カードは、全校集会において、同じなかよし班の友達からお祝いのメッセージとともに渡します。誕生日の友達を、全校児童でお祝いすることで、温かい気持ちになるひとときを過ごすことができています。また、4月には、なかよし班で地域にある鞍ヶ池公園まで遠足に行きました。なかよし班の仲間で、動物を見たり、芝生広場で一緒に楽しく遊んだりすることができました。異学年交流を通して、互いに認め合う気持ちを高める心の教育を進めていきます。
 

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