【豊田市立若園中学校】 心もきれいに 美化ピカ活動

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 本校では毎年、全校生徒が地域に出かけて清掃活動「美化ピカ活動」を行っています。
 地域との橋渡しをしている、「地域メッセンジャー」が、自治区に出かけ、区長さんと打合わせを行っています。「○○神社の落ち葉が多くて手伝ってほしい」などの地域の声をもとに、3年生がリーダーになって、当日の活動内容を考えました。
 当日は、地域に出かけて、3学年が縦割り活動で清掃を行いました。
 地域の方から、「中学生が来てくれて助かる」「中学生が地域のために活動する姿を見ているととてもうれしい」という声をいただきました。感謝の声を励みにして、地域を愛する心と、勤労奉仕作業をする尊い心を磨いています。
 地域からも生徒からも、「ぜひ来年も」という声が上がる活動です。

【豊田市立西広瀬小学校】絆(きずな)を深めるわくわく班活動

 本校では、1〜6年生までの全ての児童が、縦割り(異学年の交流)で作られた班活動である「わくわく班(縦割り班)活動」に参加しています。縦割り班で活動を行うことにより、高学年は、リーダーとしての自覚を高め、下級生をお世話する喜びややりがいを感じること、中学年は、高学年がリーダー性を発揮する姿から、集団の一員として自分にできることを考えて行動すること、低学年は、仲間と関わる喜びを味わうとともに、上級生への憧れや感謝の気持ちを高めることをねらいとして、活動を行っています。
 「わくわく遠足」(4月)、「運動会」(5月)、「図書館まつり」(12月)などの行事も「わくわく班活動」で行ったり、定期的に、5、6年生が下級生に本の読み聞かせを行ったりしています。
 この他の活動として、「わくわくランチ」と「わくわく遊び」について紹介します。
 六つの「わくわく班」を、2つのグループに分けて、図工室と理科室で楽しく食べる「わくわくランチ」では、学級で食べる給食とは違い、他学年の児童と一緒に食べる楽しさから、会話もはずみ、ほとんどの子が残さずに時間内に完食することができました。
 「わくわく遊び」では、4月に「わくわく班誕生会」と題して、教室で自己紹介やレクレーションをしました。その後、体育館へ移動してフープくぐりや新聞紙を使ったゲームなどしました。高学年の子が低学年の子に教えてあげる姿が見られ、みんなが楽しい時間を過ごすことができました。また、1月には、わくわく班で、「縄跳び大会」を行いました。「心を一つに跳びつづけよう」をテーマに、長放課に練習を行い、本番まで班で計画的に協力して練習する姿が見られました。8の字跳びと全員跳びの二種類があり、わくわく班の中で声をかけ合い、タイミングを合わせながら跳ぶことができました。
 今後も、このような絆(きずな)を深める活動を続けています。

【幸田町立南部中学校】情報モラル教育〜継続した講師による学びの広がり〜

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 携帯電話やスマートフォン、ゲーム機器が普及し、インターネットを便利に活用する時代になりました。しかし、便利になる一方で、インターネットに関した事件やトラブルも増えてきているのが現状です。
 本校では、SNSを利用している生徒の割合は8割を超えています。そこで、外部から講師を招き、「情報モラル教室(スマホ・ネットモラル教室)」を行いました。継続した取組により、生徒たちは毎年、視野を広げることができています。インターネットの安全な利用の仕方や、トラブルに巻き込まれないために気をつけることなど、具体的な事例を基にした話に、生徒たちは真剣に聞き入っていました。何げなく友達の写真をアップしたことで、取り返しのつかないことになってしまった事例を聞く中で、自分自身の認識の低さを痛感している生徒も多数いました。無料通信アプリでのトラブルの話は、生徒たちの日常に寄り添ったもので、自分の行動に責任をもって活用する大切さを学びました。1年生、2・3年生、保護者と講座を分けて実施しているため、それぞれの発達段階や立場に応じた貴重な話を聞くことができました。また、保護者同士で情報交換する姿も見られ、有意義な時間となりました。
 今後も、インターネットやスマートフォンを上手に活用し、生活を豊かにするための知識を生徒たちとともに学んでいきたいと思います。

【一宮市立葉栗中学校】よりよい人間関係を築くためのピアサポート

 2年生の3学期に、よりよい人間関係について考えるため、ピアサポートの活動を3回にわたり行いました。
 簡単なアイスブレークから始まり、相手の話をどう聞くべきか、場面ごとでどんな言葉掛けをするべきかなど、よりよい人間関係づくりについて考えることができました。
 実施後は、どのクラスも温かい雰囲気になり、互いを思いやる様子が見られました。生徒の感想からも、「人それぞれ感じ方が違うことが分かり、勉強になった」「楽しかったのでこれからもピアサポートをやっていきたい」などの前向きな感想が多くありました。
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【江南市立古知野北小学校】 やさしい無視

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 4年生では、長久手市にある介助犬総合訓練施設より、職員の方と介助犬に来てもらい、介助犬について学びました。初めて介助犬を間近で見る児童が多く、講義や体験を通してたくさんのことを学びました。その中で、職員の方から「やさしい無視」の話をしていただきました。介助犬が頑張っている姿を見ると、なでたり声をかけたりして応援したくなります。しかし、そうした行動は、介助犬が誤って学習したり、びっくりさせてしまったりすることにつながってしまうんだそうです。そんなときは、心の中で応援する「やさしい無視」をするとよいことを教えていただきました。

【西尾市立吉良中学校】 あふれる愛の実践

 「人間愛の精神」と「思いやりの心」の大切さを理解し、自他ともにかけがえのない存在であることを自覚するために、全校研究授業で、2年生がマザーテレサの「あふれる愛」を実践しました。
 また、本校は、授業力の向上をねらいとし、教師が交代で学年の全学級を回って授業を行う「ローテーション道徳」を取り入れ、3人で1教材を研究しました。今回は、全校研究授業ということで、ティーチャー1の実践を基に事前の発問を再検討し、ティーチャー2が授業を実践しました。その授業について、本校が招へいしている講師の先生に、御指導をいただきました。事前の研究全体会では、練り上げた指導案を全職員に提示し、ねらいや手だて、授業の流れ、発問などを共通理解して全校研究授業に臨みました。
<生徒の振り返りから>
・最初は、路上で死にそうな人がいても、「自分のことで精一杯だから、助けられない」という意見でした。でも、今日の授業でどんな人にも命があり、人間らしく最期を迎えるということが幸せなんだと思いました。私もマザーテレサのように他人の命を尊重できる人になりたいです。
・マザーテレサは、誰もが幸せでいてほしいと心から望んでいるということが分かりました。私も他の人への優しさを忘れず、助けを求められたら助けたいです。

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【西尾市立吉田小学校】よしよしタイム

 本校では、月に2回、火曜日に、人間関係づくりを目的とした「よしよしタイム」を実施しています。
 「よしよしタイム」では、2〜4人のグループでテーマに沿った話合いをします。話し合うテーマは、構成的グループエンカウンターのエクササイズの一つである「アドジャン」や「質問じゃんけん」などで決まります。
 話し合うためには、相手の話をよく聞くことが大事です。その合い言葉は「うめらいす」です。

(話を聞くときの合い言葉)
・う…うなずいて
・め…目を見て
・ら…ラスト(最後)まで
・い…一生懸命に
・す…スマイル(笑顔)で

 クラスメイトの知らなかった一面を新しく発見できたり、自分の話をみんなが一生懸命聞いてくれたりするので、「よしよしタイム」では、どのクラスも笑顔があふれています。また、「よしよしタイム」以外の授業時間でも、子どもたちは「うめらいす」を意識して話を聞けるようになってきました。
 さらに、今年度は、異学年交流をしたり、保護者が参加する「よしよしタイム」を実践したりしました。









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【岩倉市立南部中学校】SNSのトラブルをさけるには…

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 3年生の生徒に、NHKの「いじめをノックアウト」という番組を活用した情報モラル教育の授業をしました。
 授業の導入では、「SNSでコミュニケーションをとる中で、トラブルになったことはないか」という発問をしました。「ある」と答えた生徒の中には、「勝手に画像を公開された」というものや、「悪口がエスカレートした」という意見がありました。
 そして、番組の中で出てくる「グループでのSNS上の会話に、どう返信したら、その後どのように展開をしていくのか」を予想しました。いじめやトラブルに発展しないようにするには、どのような返信がよいのかを考えるよい機会になりました。
 生徒からは、「SNSは、自分の意見を簡単に発表できる便利なものだが、裏を返せば簡単に人に伝わり、広まってしまうということなので、今まで以上にいろいろな人の顔を思い浮かべて発信していかなければならない」という感想がありました。コミュニケーションをとる上で、その手段に関係なく相手を思いやる気持ちが大切だということを確認する機会になりました。

【西尾市立一色西部小学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 本校では、5・6年生とその保護者を対象に、スマートフォンや携帯電話に対する、正しい知識を身につけ、安全に使用していくことを目的に、平成31年2月12日に、携帯電話会社から講師を招き、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。
 事前調査の結果では、5・6年の児童の半数以上が、「スマートフォンを持っている」または、「自分のものではなくても、保護者のものを利用している」という状況でした。
 当日は、「無料通信アプリやメールでのやりとりは、顔が見えない文字だけのコミュニケーションなので、文字だけでは相手に勘違いされてしまう」ことや、「短すぎる言葉も伝えたいことが正しく伝わらないということ」また、「写真1枚で、見ている人に居場所や状況が分かってしまうこと」などを分かりやすく教えていただきました。
 児童たちは、いつもは何げなく手にしていたものが、いろいろなトラブルを引き起こすものだということを知り、「便利だけれど、怖さもあるので、これからは気をつけて使用したい」という感想をもち、安全に使用しようという気持ちを高めました。

【北名古屋市立師勝中学校】 いのちの授業

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 平成30年11月15日(木)に、講師を招き、「命はそんなにやわじゃない 〜がん余命半年からの生還の軌跡〜」と題し、講演を行っていただきました。「命の大切さ」に加えて、「周りで支えてくれる人からもらえる勇気」「自分だけは自分の味方でいよう」「マイナスをプラスに捉える」など、生きることについて改めて考えるよい機会になりました。多くの生徒が真剣に講演を聴きました。講演後の生徒たちからは、次のような感想がありました。
・親の「絶対にお前は死なない」の言葉で、講師が生きたいと思い、夢を実現させたことに言葉の影響力のすごさを感じた。自分を信じることの大切さを学んだ。
・たった一つしかない命の大切さに気付かされた。自分に何ができるかを見つけるために、失敗を恐れず、目標をもって挑戦することを忘れずに生きていこうと思う。
・自分の命や存在を、親や家族がどれほど大切に思ってくれているかがよく分かり、感謝の言葉を伝えたいと思った。何だか自分の存在が誇らしく感じた。
 これからもこのような機会を設け、「命の大切さ」について生徒たちに深く考えさせていきたいです。

【扶桑町立扶桑東小学校】 ネットモラル向上に向けて

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 本校では、年間計画のもと、外部の指導者を計画的に招き、ネットモラルについて学んだり、コンピュータを活用する力の向上に努めています。最先端の情報を得ながら、文書作成や、計算等にも取り組んでいます。
 平成30年度は、扶桑町内全ての小中学校でコンピュータ機器の更新がされました。タブレットコンピュータも多数導入され、今後は、児童生徒の学習内容に合わせて計画的に活用していきます。
 写真は、6年生がネットモラルについての学習をしているところで、担任と専門家のティームティーチングの形で実施しています。

【岡崎市立東海中学校】 スマホ教室

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 本校では、「スマホ教室」を実施しました。中学生のよく利用するスマートフォンの正しい使い方を知ることが目的です。生徒たちは、講演者の方からの話を聞いて、自分たちのスマートフォンの利用の仕方について振り返る機会になりました。
 講演会の中では、「インターネットに投稿した画像からどのような情報が得られるのか」「アプリの本物と不正なものの見分けがつくか」などの質問が生徒に投げかけられます。生徒たちは興味をもって話を聞き、投げかけられた質問に対して真剣に考えていました。
 「画像には、多くの情報が詰まっており、個人や場所を特定することができる」「アプリの中には不正に作られたものがある」など、ふだん何げなく使っているものにも危険があるということを再認識していました。
 また、「使い方に気を付けないと危険なことになる」「自分のスマートフォンの使い方を見直すよい機会になった」などの感想が生徒から出されました。
 こうした機会を大切にして、生徒たちが安全にインターネットを利用をできるようにしていきたいと考えています。

【豊田市立朝日丘中学校】豊かな心を育む〜朝日丘人権集会の実践〜

1.人権集会を通じて、豊かな心を育む
 本校では、毎年12月に「人権集会」を行い、様々な講師を招いて人権について考える機会を設けています。講師として、伊藤真波(いとうまなみ)さんをお招きしました。伊藤さんは、学生時代、不慮の事故に遭われ、右腕を複雑骨折し切断、絶望の淵に立たされながらも、看護師になるという夢を実現しました。その後も、色々なことにチャレンジし、北京パラリンピック、ロンドンパラリンピックにも競泳の100メートル平泳ぎ選手として出場しました。その後、御結婚され、一児の母となった伊藤さんによる講演が行われました。
 伊藤さん御自身の経験から、「ありのままに」「自分らしく」生きる大切さを教えていただき、最後に弾かれたバイオリンの音色は感慨深いものがありました。そして、公演の終わりには「キラキラした人生を歩んでほしい」という伊藤さんからのメッセージがありました。
 また、生徒からは、「今しかできないことをがんばり、笑って歩んでいきたいです。自分と向き合う時間を大切にしていきます」という言葉がありました。
 この「人権集会」を受けて、「伊藤さんの話で心に残っていることは、支えてくれている人が必ずいるということです。伊藤さんが夢をあきらめなかったのは、家族や先生の支えがあったからこそなので、身近にいる人を大切にしていきたいと思いました。また、その人たちに恩返しをしたいという気持ちが生まれることで、その夢に向かって今まで以上にがんばっていくことができるかなと思いました」という感想や、「ありのままをさらけ出して生きていくことは勇気が必要だけれど、とてもかっこよいと思いました。また、伊藤さんを支えてきたお父さんお母さんはすごいと思った」といった感想をもつ生徒もいました。「諦めない心」をもつことの大切さや「周囲への感謝」を忘れないことの重要性を再確認することができました。

2.高齢者の方との交流を通じ、地域とのかかわりを大切にして地域に貢献できる生徒を育てる
 本校の3年生は、毎年、ボランティア体験として、高齢者の方々との交流の機会を設けています。「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症についての正しい理解と、接し方の気遣いを学びました。そして、道徳の授業では「一冊のノート」を実践し、中学生の主人公が認知症の祖母に対してどのように接していくことがいいのか、考えながら授業に臨むことができました。
 高齢者の方々との交流では、独居老人のお宅へ伺って家の片付けを手伝ったり、話し相手になったりして意欲的に活動することができました。そこで、「認知症サポーター養成講座」や、道徳の授業で学んだことを生かして、お年寄りの声をよく聞いて、どんなことに困っているのかを考えながら接することができました。
 この活動を通して、今後も、地域のお年寄りの方との交流を継続したいと考える生徒を育むことができました。


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